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ほえー
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:ほえー
雨上がりの水溜まりに人間では想像もできない愛が転がっていたら、その愛が悲しみに浮かんだものと捉えるのか、愛というのは洪水でその中で溺れるか否かを愛だと捉えるのか。
青空が広がれば水溜まりは無くなる、本来人間は誰かを一度愛するとその身は滅びる、だから罪や憎しみもない
水溜まりが出来ないように捌け口を作る、無限容量というものが存在しないから溢れてしまう。無限容量のような愛がありながら、それを溢れないようにする術を知らないのが人間の愛。溢れるものが未練なのかもしれない、溢れるものが忘れられないものかもしれない、ただいくら溢れても過去のもの。人はそれを想い出という、その想い出ですら無限容量ではない。どんなに誰かを純粋に愛しても刻み込む事は出来ない、刺青でも入れない限り。人間の心には色んなノイズがあって様々な情報をキャッチする、それゆえに誰か1人を純粋に愛するというのは難儀なもの。ましてや男女というのは、わかり合えない。わかり合えないから罪が存在したりする、
寄り添えないから罰が存在したりする。罪や罰を代償しているのが欲望とも言えるセックス。どんなに傷ついても人間はセックスをやめない、どんなに悲しい思いをしても人間はセックスをやめない、もし一度セックスすれば滅びると言われればセックスはしないはず。愛が成立するセックスではなく、所詮興味本位の下心垂れ流し。愛というものが存在しないから、愛を作る。もしそれがやがて水溜まりになると人間の意識にあれば想い出すら水溜まり、人の想いすら水溜まり、水溜まりだからいつかは無くなる。
過去愛した人が水溜まり、何のけない雨の日に誰かを想い、それが水溜まりを作り、切ないものが空に消えていく
消えていくのに、また現れるのも人の心が繰り返している事。1人膝を抱えて切ない顔しても切ないだけ、1人バカみたいに誰かを愛しても所詮バカみたい。人間の気分というものが幻想である愛をばらまいているに過ぎない
やれ愛されたいという幻想、この幻想も水溜まりであれば人間は刹那を大切にするはず
幻想的刹那、これ鼻歌に置き換えるなら、ラブイズオーバー。終わりにしよう、きりがないから♪

 
2023/01/12 01:54:30(i8w3Fg1A)
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