刃堂【はどう】「セックスはプラトニックが根底なんだろ？
じゃあ、恋愛の相談したり乗ったりするとセックスに持っていけんのか？」
由香「まぁ相談ってプラトニックな部分だから、場合に寄っては慰めがセックスみたいになるかもね。私はありえないけど」
刃堂「仮に慰めでセックスやれるなら、付き合えよって話になるんじゃね？」
由香「自信を持たせる方法ってセックスしかないよね、結果論として。だからセックスなんじゃないかな」
刃堂「自信？そんなもん必要ねーよ、噛み砕いた感じで良いんだよ。自信は後からついてくるんだぜ」
由香「付き合う前のセックスと慰めのセックスは違うよね」
刃堂「おまえ、俺の事を鈍感って言うだろ」
由香「私の事で鈍感って意味ね」
刃堂「セックスって漢字一文字言うと(読)って思うんだよな」
由香「イケるって読むみたいな感じ？」
刃堂「読む事に自信なんて不要、本能的にやれるって思うかどうか、あとは女を聖書だと思って読むしかねーんだよ。
聖書の中身はおのおの違うけど、何かを読めた時が男にとってチャンスなんだよ」
女「そのお互いを察する場面が、あんたには馴れ合いなんでしょ？」
男「結局、セックスってよ、(しかり)なんだよ。お互い様、馴染ませたセックスでも良いんだよ、納得するしないも互いにしかり。しかりだからこそセックスって対等な時間なんだよ。んで対等であるゆえの馴れ合いが生まれるっつうわけだ」
由香「じゃあ、私も鈍感なんだ？」
刃堂「お姉さん、そういうことだぞぉぉお」
由香「モノマネしてるのも何かちゃんとした理由があるの？」
刃堂「しかり、であるならよ、馴れ合いしてる事って茶番だよな。なに探りの寸劇やってんだって話じゃん。
地雷を踏むか、墓穴掘るしかねーんだよ、茶番の先には。
どちらかに寄せる必要もねーし、どちらかが譲る必要もねーし、ペタンペタン馴らす必要無し」
由香「だから、場違いなモノマネなの？」
刃堂「おまえに寄せて譲って、そこからどうやってセックスに持ち込むんだよ？やりたいように振る舞えるから、雰囲気もガラッと変わるだろ」
由香「寄せない、譲らない、この目線は何？」
刃堂「ずっと俺ちゃまのターンでちゅ」
由香「あんたが一番、読む気ないでしょ」
刃堂「お姉さんの事読めるなら、履いてるパンツ透視したいー」
由香「いきなり、砕けすぎでしょ。バカ」
刃堂「３秒だけ、おふざけ」
由香「おぉぉ、あんたのおふざけぇぇ」
刃堂「クソ真面目に自信が！とか言う前に、ふざけていりゃ真の部分って誰か見てんだよ。それが他人から見た自信だったりするだろ、てめぇが自信なくても他人には自信に映る事もあるんだよ」
由香「ほんとはさ、最終的ゴールってキスだと思うんだよね
。セックスよりキスの方が色気あるしね、一番雰囲気あったりし、そう思わない？」
刃堂「始まりがキスじゃなくてもいいよな」
由香「人間のセックスって、どこかで進化してキスでセックスするんじゃないかな」
刃堂「じゃあ、第一のマンコはどうすんだ？」
由香「手マンがキスだよね」
刃堂「毎日ノーパンキス、悪かないなー」
由香「その想像に私は居るの？」
刃堂「出演料、千円になります」
由香「でも、セックスがキスになった場合、どっちがオスなんだろーね？」
刃堂「男のツバが精子を作るんだよ」
由香「じゃあ、鼻がアナルだ」
刃堂「ケツ毛より鼻毛の方がマシかな」
由香「世の中、キスを何より大切にしてる人って居るのかな？」
刃堂「居るよ」
由香「そうなの？」
刃堂「お姉さんだぞ、今パンツ見えてるお姉さんだぞ」
由香「一言多い、バカ」

Tweet