その昔ジェンダーオカルトという痛快スケベ仙人が居た

女という女を欲しがり抱く女も日替わり

寝取りは文化　奪略は背徳にして至高の戯れ

ジェンダーオカルトの性欲は権力そのもの

抱かれる女も遺伝子を宿すなら強い遺伝子が欲しい

誰を愛しても貫く覚悟なら偏見不要　

それがジェンダーオカルト

そして、ジェンダーオカルトのどら息子ガイストには

美貌たる妻パステルがいる

ガイストのどこに惚れたのやら　これが美女と野獣

パステルとしては抱かれて長者ならいくらでも抱いて

どら息子のガイストはオカルトとは正反対で

女に興味なし　パステルの色仕掛けも黙視スルー

ある夜、パステルはいつものようにガイストの隣で

就寝していた　パステルの足元でゴソゴソ。

シーツを自分に被せたオカルトがパステルを夜這い

パステルは目が覚め小声で「ダメです、声が出ちゃう」

オカルト「夜這いはレディーファースト」と言って

パステルをむさぶりシーツは乱れ軋むベッド

パステルは口をふさぎ声を殺した　「イクゥゥ」

明かりを消された闇の中、弱肉強食は始まる

どら息子のガイストは嫁のパステルには性欲ゼロだった

しかし、羊の皮を被った立派なオス

オカルトが独占している女たちをランダムに味わっていた

ガイスト「愛を確かめたじゃなくて愛を保留した、だから嫁のパステルは初夜だけの女さ」

ガイストにはパステルに対してジェラシーが無かった

親父のオカルトに寝取られている事は知っていた

あんなに軋んだら！！

女は抱かれた男に獣を感じる　そして依存求め合い

互いの繁殖嗜好は違えど、メスはオスに主導権を与える

人を愛しまた人に恋する、誰かが所有している妻という

立場　人の妻であっても恋する乙女でいたい

誰を好きになる上で浮気という言葉は、おかしい

好きになってはいけない、そういう決まりはない

仮に始まった恋があるなら、奪われる恋もある

内容はケースバイケース

ドキドキするものを束縛して、ストレスを与えた末路が

背徳を生み出している可能性も。

　

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