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自分で自分を汚し続けた記憶
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:自分で自分を汚し続けた記憶
投稿者: 貴之
高校の時に付き合った男は、弱いくせにプライドの高い男だった。
親しい友人の前でしか偉そうに振舞えない男は、自分の顕示欲を満たすために私を使った。

男の本性にはすぐに気づいた。
けれど私は、何もしなかった。

付き合い始めて数日でファーストキスを奪った男は、すぐに体を求めてきた。
私はその要求を断るためだけに、男の携帯のカメラの前でスカートを捲った。

クラスメートにまで、私は大人しいと思われている。
腰まであるストレートの黒髪や校則通りの制服も、その印象を強めているのかもしれない。
本当は、心の中はこんなにもモヤモヤとしているのに。
こんなクズな男の告白さえ「なんとなく」で受け入れてしまうほど、自分自身の価値など微塵も感じられず自暴自棄の極みになっているというのに。


大人しくて真面目な女生徒が 教室の中でスカートを捲る光景は、男に充分な満足を与えたらしい。
カメラのレンズを私に向ける手の震えと、興奮に血走った男の目から それが伝わってきた。
その画像の使い道を想像すると気持ちが沈んだが、露骨すぎる下品な欲望を向けられている事実にはゾクリと、体の中を熱い何かが這い上がっていくのを感じていた。

(・・・また、あの男達からも好奇の視線を向けられるのか・・・)

そんな言葉を心の中で呟き、落胆した。
けれどすぐに 男の友人達の目を・・・オスの性欲に染まった熱い視線を思い出し、また腰から背筋に、背筋から首を通って後頭部に、熱い何かが這い上がってくるのを感じてゾクリとした。

(・・・私も同類のクズだ)

そう思った瞬間の写真には、教室の真ん中でスカートを捲り、幸せそうに微笑む私が刻まれた。


  ・・・な?だからコイツ、マゾなんだよ

脳裏に、明日には行われるだろう この教室の隅での自慢大会の光景が浮かんだ。

  本人も悦んでるんだって・・・ほら、見ろよこの顔・・・・

男は満足そうな笑顔で、携帯の画面を友人達に見せつけながら 話し続けるだろう。

  お前だって誘ったらいけるんじゃね?・・・こんど、試してみるか?

その言葉がどんな結末を招くのか、想像すらしないまま 話し続けるのだろう。


 
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2021/07/10 11:01:17(9bcvhO8v)
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