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キングスネークブルース 2
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:キングスネークブルース 2
投稿者: メグ
時は流れて
俊二は大学を卒業して哲男の会社に就職した
友人の孝太郎は満男と同じ会社に就職することができた

「俊二! 大変だ大変だ」
「なんだよ」
「会社に 会社に居た」
「家の親父か?」
「そんなの最初からしっとるわ!」
「誰が居たんだよ」
「小島!小島美怜だよ」
「え?」
短大を卒業して海山商事に就職していたようだ
「やっぱ 運命だよなー」
「たまたまだろ」
「うっせー 運命だよ!」
孝太郎の母親 紗友里との関係は終わっていた
どうやら今は旦那とラブラブらしい
「近所で噂の仲良し夫婦だよ」
「へー」
「仲が良いのはいいけどよ 息子の前でイチャイチャすんなって話しだよ」
「夫婦円満なら いいだろ?」
「でもよー」
「お前も結婚すりゃあわかるんじゃね?」
「て!未婚のお前に言われてもー」

真由美とは 時々関係をもっていた
遥からの情報によると哲男の出張がめっきり無くなったという
(叔父さん女遊び止めたのかなぁ)
真由美はあまり二人の時に哲男の話しをしたがらない
罪悪感からなのかもしれない

「俊二 今週末家に泊まりに来い」
「週末ですか?」
哲男に誘われた
「予定があるのか?」
「別にありませんが 出張ですか?」
「いや お前が来ると遥が喜ぶ」
「え?」
遥ももう高校生になっている
「真由美もな!」

哲男の家へ向かう車中
「俊二 お前には感謝してる」
「え?」
「俺が知らないとでも?」
「いや・・・」
「お前が真由美を磨いてくれたおかげで 俺は真由美の魅力を再確認できた」
「すいません」
「謝るな 皮肉でもなんでもなく 本当にそう思ってる」
「・・・」
「しかし 小学生のお前がなあ」
哲男は笑った
典子とノアールの話しをしても さすがに信用されないと思い止めた
「まぁ 流れと言うか・・・勢いと言うか・・・」
「フッ・・・オイ!俊二」
「ハイ」
「今晩 真由美と寝ろ」
「え? さすがにそれは・・・」
「なにも言わず 俺に見せろ」
「み 見るんですか?」
「お前がどうやって真由美を磨いたのか知りたい」
「でも 真由ちゃんが・・・」
「それを誘い込むのも楽しみにしてる」

哲男の家で食事をし酒を呑み語らった
(どう誘うんだぁ?)
哲男の眼を盗みキスをしたりタッチしてみた
真由美もなにも言わず受け入れてくれる
(ど どうすれば・・・)
結局誘う事が出来ず深夜になった
(叔父さん 怒るかなぁ)
布団の中でそんな事を考えていると スーッと客間の襖が開いた
「俊君」
真由美が俊二の布団に入ってきた
「ま 真由ちゃん ヤバいよ」
「俊君が悪戯するから悪いのよ」
「叔父さんは?」
「フフ ぐっすり」
真由美の手が俊二のチンポを握る
「パパが側に居ると思うとなんかドキドキするね」
俊二は真由美の乳房を揉んだ
「ドキドキ?興奮しちゃうんでしょ?」
「はッはッあッ そ そう 興奮してるの ずっと 濡れてるの」
「悪い奥さんだね」
「そ そんな女 嫌い?あッあッあ~」
「嫌いならこんな事しないよ」
俊二は肉芽を責める力を強めた
「俊君 きて」
「なにが ほしい?」
「いや 焦らさないで」
「真由ちゃん おねだりしてよ」
「あッあ~ん 俊君 真由美の 真由美のオマンコにください」
「なにを?何がほしいの?」
「お オチンポ オチンポください」
「チンポ 挿れてほしいのか?」
「ほしい 硬いチンポ 真由美のイヤらしいオマンコに挿れて~」
俊二のチンポが真由美の濡れたオマンコを貫く
いつもより真由美は乱れた
何度も何度も逝かされ のたうち回る 呼吸が出来なくなるほど逝きまくった
俊二も狂ったように真由美を責め続けた
「許して 許して 許してください」
まだ責め続ける俊二
「も もう ダメ ゆ る し   ギャ~~~」
真由美は絶叫し白眼を剥いた
横たわる真由美の目から涙がつたう
俊二は何故真由美が部屋へ来たのか薄々気づいていた
真由美の頬の涙を拭った
「真由ちゃん ありがとうございました」
俊二は頭を下げ泣いた







 
2021/05/17 20:18:10(I6KFy9HM)
7
投稿者: メグ
週末 風間は家族で温泉旅行へ行くらしい
旅館についた風間家
姫香も琴音もあまり楽しそうには見えない
「あれー 部長ー」
孝太郎が少しオーバーに声をかける
「た 田所君!」
驚く風間 少し辺りを見廻す
(美怜 探してんじゃねーよ!)
「家族サービスですか?」
「あ あぁ たまにはね」
俊二を見つけ少し微笑む姫香
「田所君 奥さんは?」
「今日は来てないです」
「そ そうなんだね」
「最近上手くいってないんですよ 部長 後で相談に乗ってもらっていいですか?」
「お おぉ 話しを聞くよ」
つまらなそうな琴音に俊二が声をかける
「大学生ですか?」
「はい」
「どこの大学?」
「○○です」
「え!○○?僕の従兄妹が行ってる」
「そうなんですか?」
「生徒も多いから知らないと思うけど 槙原遥って・・・」
「えー!遥の従兄妹なんですか?」
俊二はとっくに下調べ済
極力姫香を無視し続ける
みんなで昼食をとる事に
風間 孝太郎 姫香が並んで座り 俊二は琴音の隣に座った
孝太郎は風間に美怜の事を話している
「アイツ浮気してるんですかね?」
「美怜君はしないだろ?」
「手帳に好きな人がいる とか書いてたんです」
「おいおい いくら奥さんでも手帳は見ないほうがいいぞ」
(オイオイ 少し嬉しそうだな!)
「俺の出張中にその野郎と会ってるみたいなんです」
「そ そうなのか? このところ出張が多かったからなぁ」
(テメーが仕組んでんだろが!)

俊二の向かいに座る姫香が時折俊二の足を突いてくるが無視した
向かいの三人が話してる隙に俊二は
「かわいいね」
そう言って琴音の手を握った
頬を染め握り返す琴音
風間の携帯が鳴る
「失礼」
戻ってきた風間
「すまん 会社に行かなきゃならない」
「なんなの!」
不満を表す姫香
気にせず手を握り合う琴音
「週明けのプレゼンの資料に不備が」
「あのプロジェクトですか?」
「谷川から連絡があった」
(親父 上手くやってくれたな)
会社に向かう風間が孝太郎に声をかける
「すまんが 二人を頼む」
「おまかせください!」
俊二と孝太郎は腹の中で爆笑しながら慌てて去る風間を見送った
周りを観光する四人
琴音と孝太郎がトイレに向かう
不満顔の姫香が俊二に詰め寄る
「ど どうして無視するの!」
俊二の手が伸び姫香の髪をあげる
露出した耳元へ
「夜は長いよ」
そう言って耳にキスをした

食事を終え部屋で呑み始める
さすがに営業マンの孝太郎は話しが上手い
俊二は隣の琴音の手を握り向かいの姫香に足を伸ばす
姫香が少し足を開く
爪先が姫香の肉芽を探り当てる
孝太郎の話しに相槌をうちながら時折ピクピクと身体を反応させる姫香
肉芽の下の湿り気が爪先に伝わる
琴音が進んで指を絡めてきた
「そろそろ寝るか」
部屋へ戻る俊二と孝太郎
俊二は姫香に
「琴音ちゃんが寝たら連絡してね」
と告げると牝の顔をした女が小さく頷いた
深夜
俊二の携帯に連絡が
俊二は部屋へ入るなり姫香を抱きしめキスをした
「ちょ ちょっと 俊二君・・・」
「待ちきれなかったよ 姫香」
「え!あッあッ」
俊二は乱暴に姫香の浴衣を剥ぎ取る
「随分とエロい下着だね」
「え?あッあッあ~」
「旦那とヤル気満々だった?」
「ち ち 違う」
俊二の絶妙な愛撫に姫香の身体の力が抜ける
下着を脱がし全身に舌を這わせる
足の指一本一本までも全身を舐める
姫香が俊二のチンポを握りしごく
「か 硬い」
姫香が呟く
69で互いの秘部を舐め合う
俊二の舌技に姫香は軽く逝ってしまう
「挿れて?」
囁やく姫香に
「まだだよ」
そう言ってチンポを目の前にだす
「舐めろ」
顔を近づける姫香
「返事は!」
「は ハイ」
姫香は口に含んだ
姫香は一人娘子供の頃から名前の如くお姫様のように育てられたためか 少しわがままに育ちそれが姫香のSっ気を増長させている
俊二はそんな姫香の逆を突く事にした
「もっと舌 使って」
舌を這わせる姫香
「姫香!ちゃんと返事しろ!」
「は ハイ」
姫香にとってこんな男は初めてだった
今まで付き合ってきた男はみんな姫香に従順に尽くしてくれた
命令される事に慣れてない
でも俊二の手に舌に言葉に従わされる
俊二は徐々に身体の位置を変えるとチンポは眠る琴音の目の前に
「姫香 琴音にチンポの舐め方教えてやれ」
チンポを咥えたまま小さく首を振る姫香
「早く!」
口を離す姫香に
「返事!」
「は ハイ」
怯えているようだが 感じているのもたしか
「いい 琴音 よく見てね」
眠る琴音に話しかけながらフェラチオを始める
しゃぶり 舐め 吸い しごく それを全て琴音に説明するように命じた
娘の目の前で男のチンポをしゃぶる 自分に興奮していく姫香
愛液が滴り落ちる
「こうやって玉を口に含んでぇ」 
玉を舌で転がしながら 涎でベトベトのチンポをしごく
我慢出来ないといった表情で顔ををあげる姫香
「欲しいか?」
頷く
「イヤラシくお願いしてごらん?」
「あ~ は 早く 姫香のオマンコに挿れてぇ」
ねっとりとした口調がそそる
「俊二のチンポが欲しくて欲しくてたまらないのぉ」
「姫香のグショグショのイヤラシいオマンコにちょうだ~い」
自らの淫語に興奮を高めていく姫香
俊二は姫香の濡れたオマンコにチンポを沈めた
「あッあッあ~~~」
「そんな大きな声を出したら 琴音が起きるぞ」
慌てて口を抑える姫香を激しく突き捲くる
次々と体位を変え逝かせまくる
「イクイク また イッちゃう~」
「逝け!何回でも逝っていいぞ」
全身を震わせ逝きまくる姫香
バックで突く俊二がフト見ると
琴音と目があった
毛布がモソモソと動いている
半開きの唇から時折舌が覗く
俊二が指を差し出すとうっとりとした顔で舐め始める
(そろそろいいかな) 
俊二は姫香を上に乗せ下から突上げる
後ろを向かせ仰け反らせると結合部が琴音の目の前に
「イヤ!ダメ 恥ずかしい」
「ちゃんと見てもらえ」
「ハぁハぁあッあッダメ!あ~ ダメ俊二 出ちゃう」
「出せ ほら 出せ」
「ダメダメ 琴音に」
俊二は激しく突上げた
「あッあ~~~」
口を抑えても抑えきれない大きな声をあげ潮を吹き出す
とろけるような顔でそれを浴びる琴音
「姫香 もう一回だ」
「はい」
大人しく俊二に跨がり自らチンポを挿れる姫香
「琴音に教えてやれ」
「あッあッあッ琴音 ママ ママ 出ちゃう 出ちゃうの」
下から突き姫香の腕を抑える俊二
「琴音~ 見て~ ママのママの逝くところ見て~」
「あッあッあ~~~~~~~!」
口を抑えられず大きな声をあげ潮を撒き散らし逝き果てる姫香
布団から少し見えた足がピーンと伸びた琴音
そっと姫香を横たえチンポを抜く俊二
撮影を終え戸を閉め部屋を出る孝太郎

俊二は琴音を立ち上がらせ浴衣を捲くる
ピンクのパンティはグッショリと濡れている
「ママのエッチで興奮しちゃった?」
耳元で囁やくと小さく頷く
「もう少し気持ち良くなりたい?」
乳首をトントンと軽く突く
「あッはい」
「いいお返事だね」
俊二は潮で濡れた琴音の頬にキスをした

俊二達の部屋
「ちょっと待ってて」
琴音を廊下に待たせる
部屋へ入ると孝太郎は布団に転がっていた
「上手く撮れたか?」
「もお サイコーだよ 気分は全裸監督」
「うるせー」
「でも お前の恐ろしさもわかった」
「え?」
「ほん~と!お前と友達でよかった~」
「オイ孝太郎 作戦変更だ」
「なに?」
俊二は琴音を部屋に入れた
「ここに来たってことは 二人でもいい ってことだよね」
俊二の言葉に頷く琴音
「え?え!俺も?」
驚く孝太郎
「独身だもの 問題ないだろ?」
「いや!しかし だなぁ」
俊二が琴音になにか耳打ちする
妖しい微笑みで孝太郎に近づくと首に腕を廻しキスをする琴音
手が浴衣の裾を割りチンポに触れる
「イヤ あッ いや」
「覚悟を決めろ!」
三人の宴は夜が白々明けてくるまで続いた もちろん撮影込みで
美人で大人しそうだった琴音が変わっていく
積極的に乱れ始める
二本同時フェラから始まり 自分から跨がり腰を振る
挿れて~ 舐めて~ 突いて~ 次々と要求を口にする
何度逝っても求め続ける
そして俊二と孝太郎を驚愕させる言葉が
「ねぇ 後ろもお願い」
まさか自分からアナルをおねだりするとは・・・
二人は浴室でシャワーを浴びながら琴音の綺麗なアナルを犯した

琴音をお姫様抱っこで部屋ヘ運ぶ孝太郎
なかなか戻ってこない
「あの野郎ぉ」
俊二は笑った
「まいった まいった」
戻って来た孝太郎はやはり部屋で一発ヤッたらしい
「手間が省けたな」
元々琴音は後日落とすつもりでいた
翌日
朝食はビュッフェスタイル
二人は姫香と琴音にノーパンノーブラを指示した
「あの男 気がついたかなぁ ずっと姫香を見てるよ」
「琴音 乳首目立ってるぞ」
「姫香 こんなに濡れてたらスカート汚れるぞ」
「琴音 もう少し足を開いてごらんよ」
二人は次々とイヤらしい言葉を浴びせていった
俊二と姫香 孝太郎と琴音
部屋を別れチェックアウトまで楽しんだ
帰りのバスの中でも 姫香は俊二の琴音は孝太郎の上に座って腰を小さく振り到着までチンポを堪能した

週明け
「いや~ 田所君 すまなかったね」
(ば~か!)
「妻も娘も喜んでたよ」
(たしかに ヒィヒィ言って喜んでました)
「いえイエ 部長のお役に立てたなら・・・」
「ん?そうか 君も・・・」
(誰がテメーの取り巻きになんかなるかよ!)
「いづれは・・・ね」
(テメーはいづれ地獄行きだよ)



つづく

 


















21/05/24 10:56 (fvnIMyor)
8
投稿者: メグ
俊二は社長の哲男に呼ばれた
「お呼びでしょうか?」
「まあ座れ」
向かい合って座る
「なにやら忙しそうだな」
「少し込み入った事が」
「まあ いい」
少し間が開く
「ここからは叔父と甥の会話だ」
「はい」
「お前 遥をどう思ってる?」
「どう・・・って?」
「どう・・・だよ?」
なにか上手く会話が成立していない
「遥ちゃんは可愛いと思います 親類の贔屓目無しで見ても可愛いですね」
「うーん そう言う事を聞いているんじゃ無い!女としてどうだ?」
「叔父さんがなにを聞きたいのかわからない」
「お前 遥と結婚しろ!」
「は~あ?」
「もちろん 今すぐではない 近い将来にだ」
困惑する俊二
「何を言い出すかと思ったら」
笑いながら言う
「真面目な話しだ!」
哲男に睨まれた
「真面目な話しって?どうして?」
哲男は自分の思い 真由美の思い 満男の事 そして典子の事を話してくれた
「遥に不満があるのか?」
「まさか!でも遥ちゃんの気持ちもあるでしょ?」
「遥には小さい頃から言ってある」
「え!嘘でしょ?」
「あの娘はお前だけを見て育ってきた」
「窮屈に生活させたんですね」
俊二の言葉に怒りが滲む
「遥は窮屈だとは思っていない」
「何故叔父さんにわかるんです?」
哲男は1通の手紙を俊二に渡した
手紙は真由美からだった
そこには真由美と遥 親子だけがわかる気持ちと 二人の思いが綴られていた
「お前は知らないだろうが 遥が大病した時 あの娘はお前と一緒になるまではタヒなないと誓っていたよ」
俊二の頭に遥の笑顔が浮かんだ

復讐は大詰めに来ていた
満男からもゴーサインが出た
俊二が集めた風間の浮気の証拠を姫香に渡した
温泉旅行の日会社に向かった風間は仕事を終えると谷川や石井その他とキャバクラへ
そこのキャバ嬢をホテルに連れ込んでいた
それも俊二達が仕掛けた罠
証拠を手にワナワナと震える姫香
(あらら~ 御自分の事は棚に上げちゃう?)
同じ頃風間の元にファイルと共にメールが送られた
ファイルをみた風間が驚愕する
自分の娘が嬉しそうにチンポを舐め 嬉々としてチンポを受け入れている動画
「パパ~ 見て~ 琴音凄い気持ちいいの~ あッあッ凄い また イッちゃう~」
「パパ~ 琴音おかしくなっちゃう~」
最後はアナルでチンポを受け入れている
「あ~ん パパ~琴音 アナルも大好きなの~」

帰宅した風間
「ただいま」
琴音はチラリと見ただけで何も言わない
(この子のアナルが・・・)
「アナタ 座ってください」
姫香が声を抑えて言う

翌日
姫香から切り出された離婚と頭から離れない愛おしい娘の痴態
で一睡も出来なかった
風間のデスクの電話が鳴る
社長に呼ばれた
「貴様!姫香を裏切ったらしいな!」
「ち 違います 社長 信じて下さい 私はハメられたんです」
「ふざけるな!女にハメたのは貴様だろ!」
「社長 信じてください!」
「フッ そんな事はどうでもいい! これはなんだ!」
風間めがけて書類の束が飛んで来る
全て風間の悪行の数々が書かれている
「こ これは・・・」
さらには経理の女性社員を利用した着服や使途不明金のあらましも書かれていた
「貴様 俺を破滅させる気か!」
金は社長にも流れていた
「いいか 今まで目をかけてやっていたのも 姫香を思ってこそだ 今や貴様になんの思いもない!」
静かな口調に背筋に冷たい汗が流れる
「どうするかは お前が判断しろ!」
ブルブルと震える風間
「足掻いても 何を言っても無駄だ 俺の方はすでに手はうった」
「社長!お願いします!助けて下さい!」
土下座をする風間に
「今すぐ 出て行け! 二度と俺の前に現れるな!」
冷たく言い放った
部署に戻った風間は何も考えられずデスクを片付けていた
話しかける者は誰もいない
琴音の動画!
思い出しPCを起ち上げるがいつの間にか動画は消されていた
会社を去る風間 見上げた社屋の窓に孝太郎の姿が見えた
「ヤツか・・・」

「久しぶり」
孝太郎との離婚以来会っていなかった美怜と会った俊二
「少し話さない?」
今はキャバクラで働いていると言う
「慰謝料って結構大変!」
そう言って笑う
「孝太郎は要らないって言ってくれたんだけど ケジメだからね」
「どうして別れた?」
「知ってるでしょ?」
「孝太郎は別れたく無いって言ったと」
「あぁ 孝太郎優し過ぎるんだよ 私みたいなダメな女はもったいないよ」
「だとしても・・・」
「槙原!アナタなら気づいたよね あの動画を見て」
何も言えず視線を逸らす俊二
「やっぱりね そう 私喜んであの男に抱かれてたの」
やはりそうか
「最初は薬だったけど 途中から薬が無くても・・・ね」
「家に誘ったのも私」
「最後は私の方が積極的だったかも」
無理におどけたように話す美怜
「止めろ!」
美怜の頬に涙がつたう
沈黙が流れる
「でも アナタだけは信じてほしい 私は孝太郎を愛していたわ 誰よりも」
「ただ 私の中のなにかを抑えきれなかった」
「なにか?」
「そう ドス黒いなにか フフ そんな事言っても信用出来ないよね いいや ただの淫乱女で」
「わかるよ」
「え?」
「それは俺の中にもあるし 俺のタヒんだ母親の中にもあった」
俊二は典子と満男と哲男の話しをした
「そう・・・ふぅ~ 槙原に話せてよかった」
「お役に立ててなにより」
別れ際
「槙原 アナタ 中学の時 私を避けてたよね?」
「まさかぁ そんな事ないよ 避けてたのは 美怜ちゃんだろ?」
「私?避けてた?」
「ああ あれだろ 何を考えてるのかわからないって」
「そんな事言ったかなぁ?」
「すこ~し 傷ついたんだぜ」
「アハハ・・・ねぇ 本当の事教えてあげようか?」
「本当の事?」
「なんで槙原を避けてたか?それはね・・・アナタの側に居ると濡れちゃうから」
「え?」
「アナタの側で下着が汚れるのが嫌!だったの」
わかっていたのかもしれない だから 美怜に脳揺れを起こさないようにしていたのかもしれない

「槙原ぁ 今度お店に来てよ そうだ!接待かなにかに使ってぇ」
「営業用のしゃべり方をするな!」
「こう見えて 今はNo2争いしてるのよ・・・歳ごまかしてますけど」
二人は笑った
「本当に来てね」
美怜に名刺を渡された
"キャバクラ ノアール”
(の ノアール!)
俊二はめまいに襲われた
気がつくと
ホテルのベッドの上に
隣にはグッタリと横たわる美怜
部屋には淫臭が漂っていた
(・・・ノアール)
ヤツのニヤリとした口元を思い出した


つづく



















21/05/24 22:29 (fvnIMyor)
9
投稿者: メグ
「俊兄 風間琴音って知ってる?」
遥から呼び出された
「あっ あぁ 孝太郎の会社の上司・・・元上司の娘さんな!」
「俊兄 いろいろ聞きましたけど?」
「え!!!いろいろ・・・って?」
遥は少しふくれ顔で横を向いた
(ヤベー 遥ちゃんの名前出すんじゃ無かったー)
「別に 俊兄が何したっていいんだよ 私・・・関係ないし」
哲男の言葉が頭に浮かぶ
(遥はお前だけを・・・)
俊二は事の経緯を遥に話した
「でも それって 琴音利用したって事でしょ?」
「まあ そうなるね」
「最低!」
「復讐するためには 仕方無かった まあ 言い訳だがな」
「琴音 可哀想」
(イヤイヤ ノリノリだったんだって 自分からカメラ目線でパパ~とか言ってたし アナルだって・・・)
俊二は言葉を呑み込んだ
(てか 俺と姫香さんの事は聞いてるのか?)
「遥ちゃん!琴音ちゃん傷付いてるようだった?」
「うーん あまり・・・」
「だよねー 彼女 孝太郎と付き合ってるんだよ」
「えーーーっ! それは聞いてない」

あの後 何をどうしたのか孝太郎は琴音と付き合い始めた
「いっそ お前も姫香さんとつきあったら?」
「バカ言うな!」
「将来 海山の社長かもよ」
「うん そうしたら 親父にデカイ顔が出来る・・・ってバカ!」

「父さん いろいろありがとうございました」
満男に礼を言う
「いやぁ 礼には及ばん いや 礼を言うのはコッチかもな」
「?」
「俊二 会社や組織って大きくなると派閥が出来る」
「ハイ」
「社長と言えども安泰では無いんだよ」
「え えぇ」
「今回の件で 社長の首に鈴を着けられた」
「え?」
「もう あまり好き勝手は出来ないだろう」

「って 親父が言ってた」
「あー そうだろうな」
「親父は?」
「槙原部長は専務派寄りのアウトローってところ」
(親父らしいな)
「お前は?」
「俺?・・・槙原派かな?」
「え?」
「ゆくゆくは・・・琴音もその一歩だ」
(お前 たくましくなったな)

遥との帰り道
気不味い空気が流れる
「俊兄?」
「ん?」
「私 もう子供じゃナイよ」
俊二の胸に飛び込む遥
「ずっと ずっと 待ってたんだから!」
震える遥を抱きしめた
「遥 俺は逃げも隠れもしない だから もう少し待って」
「もう少し?」
「遥の大切なものはちゃんとした形で受け取りたい」
俊二は遥のおでこにキスをした

数日後
高級ホテルの一室
「遥 緊張してる?」
コクリと頷く
「一緒にお風呂入ろうか?」
俊二は丁寧に遥の身体を洗う
頭のテッペンから足の指一本一本まで
後ろから抱きしめながら湯船に浸かり ごくごく普通の会話をしていた
ベッドで震える遥を抱きしめ
キスをする
「本当に俺でいいんだね?」
強く抱きしめ返す遥が
「しゅ 俊兄 お願い」
震えながら小さく呟く
俊二はゆっくり優しく愛撫を始める
小さなあえぎ声がカワイイ唇から漏れる
俊二のゆっくりとした愛撫は少しづつ遥を快感の波へと運ぶ
その波が徐々に大きくなっていく
俊二が遥の足の間に顔を埋める
「イヤ!俊兄 は 恥ずかしい」
「遥 とっても綺麗だよ」
舌技は遥の快感の波を一層大きくしていく
「あッ 俊兄 あッうッあッ」
少しづつ声が大きくなっていく
俊二はチンポの先端を遥のピンクのオマンコに
徐々に埋め込まれていくチンポ
「いっ いた・・・」
「痛い?」
「だ 大丈夫 俊兄 きて」
半分も入っただろうか
遥の顔が痛みに歪む
その顔も可愛いく愛しく思えた
抵抗する肉壁を押し拡げ奥へと進める
時折キスをすると痛みに耐えるためか激しく舌を絡めてきた
どれ位の時間だったのか
俊二はチンポを抜いた
シーツに拡がる染み
毛布に包まり遥を抱きしめた
時間を置きもう一度挿入
今度はゆっくりと腰を振る
痛みと共に快感が遥に訪れる
逝くまでには至らなかった
俊二もイク事は無く
それでも満足だった

「俊兄?」
「なに?」
「別に気にしないでね」
「何を?」
「私の事」
「どうして?」
「私は俊兄は自由にしてもらいたい パパが何を言っても俊兄は俊兄の思うとおりに」
「そうか・・・ありがとう そう言って貰えて助かるよ」
俊二の胸に遥の涙が落ちる
「俺の自由にさせてもらう」
一瞬 遥の手に力が入った
「遥 一緒になろう」
「え?」
「学校卒業したら結婚しよう」
ポロポロと涙を落とす遥
「遥ぁ 返事は~」
わざとおどけた俊二
「は ハイ」
涙と笑顔の遥の顔は美しかった

駅のホーム 電車を待つ俊二と孝太郎
「そうかぁ 遥ちゃんとねぇ」
「ああ」
「遥ちゃんなら大丈夫だな」
「何が?」
「しっかりお前の手綱を握りそうだ」
「やかましいわ!」
笑い合う二人
電車が近づく
「田所~~~!!!」
叫び声と共に男が突進してくる
「危ない!」
孝太郎を庇った俊二に男が体当たりをした
ホームに落ちた俊二に電車が迫る
キギィィィィィィ
急ブレーキの音 ホームにあがる悲鳴
一瞬立ち上がった俊二は轢タヒを免れたが弾き飛ばされ線路の上を転がった
「うっうわ~~~~~」
叫び声をあげ逃げ出す男

(あれ?)
病室のベッドの上 包帯でグルグル巻の俊二
ベッドの横の器械が時折ピッピッと鳴っている
それを俯瞰で眺めている俊二
(あらら 悲惨だねー)
病室の前の廊下
満男が居る哲男も真由美も居る紗友里も来て居る
孝太郎が泣きながら満男に謝っている
「すいません すいません 俺の 俺のせいで・・・」
「君のせいじゃないよ」
孝太郎の肩を叩きながら満男が言う
(そうだぞ!お前のせいじゃねぇーよ)
みんな泣いている中ただ一人病室のドアを見つめている遥
真由美が遥の肩に手を置く
「俊兄はタヒなない 絶対!」
力強い目で遥は言った

病室に戻り包帯だらけの自分を眺めている
犯人はその後身を投げたらしい
(風間の野郎ー!)

「オイ!」
声がした
「久しぶりだな」
「ノアール!」
「覚えててくれたんだな 光栄だな」
「マ 母さんはどうした?」
「ママでいいぜ」
口元が笑う
「ママは?」
「知らねぇ」
「し 知らないって・・・」
「好きにしてるんじゃねぇの」
「捨てたのか?」
ノアールは肩をすぼめた
ベッドの俊二の包帯の隙間から黒いモヤが出ている
「俺はタヒぬのか?」
「いいや お前はタヒなねえよ」
モヤが人の形に変わる
「見な!」
病室前の長椅子で祈っている遥
「お前は強い女神に守られている だ・か・ら タヒなねえ」
「遥・・・」
「さぁて 行くとするか」
「どこ行くんだよ」
「帰るんだよ」
モヤは形を崩しノアールに取り込まれた
「じゃあな」
「待ってくれ 待てよ ノアール!」
遠ざかる黒い影
「ノアール!!!ありがとう」
黒い影は後ろ手に手を振った

なにかを感じ病室に飛び込む遥
俊二の目が開いている
「せ 先生ー 先生ー」
病室を駆け出していった

数ヶ月後
医師も驚くほどの回復を見せる俊二
病室のベッドの上 キスをする俊二と遥
「ねぇ遥ぁ」
布団を捲ると勃起したチンポが
「もぉ!俊兄 エッチなんだからぁ」
「いいだろ?少しだけ?先っちょだけ?」
「バカ!」
遥は時計に目をやる
「看護師さん来るまで時間あるから・・・」
遥は俊二のパジャマを降ろした
「無理しちゃダメだから お口でね」
遥の舌技に興奮が高まる
「あッあッいいよ遥」
遥の可愛い舌が亀頭を竿を這い回る
射精感が迫る
「え!」
突然 脳揺れが起きる
(な なんで今頃 ノアールも居ないのに?)
段々と激しくなる脳揺れ
射精も近づく
「あッあッママ~」
すべて飲み込んだ遥
「気持ち良かった?俊ちゃん」
「え?しゅ 俊ちゃん?」
俊二を俊ちゃんと呼んだのはただ一人だった
「ま、ママ?」
「もお 俊ちゃん 気づくの遅過ぎ~」
「ど どうして?いつから?遥は?」
「質問し過ぎだぞ!」
遥イヤ典子は笑った
激しさを増す脳揺れに俊二は気を失った
夢の中 黒い影に抱かれる典子 その黒い影に色が付いていく
あえぎ声をあげる典子
黒い影はハッキリとした人になった
黒い影は大人になった俊二だった
目を覚ます俊二
「起きた?」
笑顔の遥
「は?ま?」
「遥でいいよ」
戸惑う俊二
「じゃあ 学校行くね」
「あ あぁ」
「また 夕方ね ノアール」


終わり

長い長い話しになってしまいました
お付き合い頂いた皆様ありがとうございました
次からはもう少し短くしたいと思っています













21/05/25 11:56 (klNzr5lL)
10
投稿者: 屑
次回作楽しみにしてます
21/05/26 06:57 (swp3kBMX)
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