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ひろみさんの事が気になる
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:ひろみさんの事が気になる
投稿者: お舐め
南州太郎を覚えてるかい?
小説「海水浴を強行するぅ」に出てきた主人公さ。
彼にはなお子ちゃんという彼女がいながら、他の女性に恋い焦がれている。
ひろみちゃんだ。
「あれ、名前変わったんじゃない?」
「そうよー、ウザイから変えたんだ(笑)」
ひろみちゃんは、海で溺れてる男の人を助けたんだ。
それも、砂山から颯爽と走って、海に入って助けたんだ。
ライフガードか?違うみたいだ。
いきなり砂浜に現れたんだ。
ウルトラマンみたいな女性さ。
でもやっぱり、普段から浜にいるのか、日焼けしてるよ。
コパトーン塗ってるんだろうな。

太郎は、そんな事を考え乍ら、前にひろみちゃんに出会った「田辺扇が浜海水浴場」に向かった。
でも、もう9月だよ。
誰も泳いでない。海の家だってたたんでるよ。
「ああ、ダメか。。。もっと早くに来るべきだった。」
太郎はしばらく海を見つめた。そしてため息をついて下を向く。
「仕方ない。来年また来るか?」
そう呟いて、太郎は立ち上がった。
すると、男女のペアが歩いてきた。少し涼しいからか、パーカーを着ている。
このペアは、女性の方が少し背が高そうだ。しかもよく日焼けしている。
「あ、これは!」
そう、間違いなく、ひろみちゃんだ!
1カ月前に見たんだもん。

「あのー」と太郎は声をかけた。
「何ですか?」とひろみちゃんは答えた。
「先月あなたの名前を尋ねたものですが、覚えてますか?」
すると、ひろみちゃんのペアの男性が少し眉をしかめた。
ひろみ「先月??・・・あ、溺れてる人を助けた時に声をかけた人ね。あなたと一緒にいた彼女は?」
太郎はばつの悪そうな表情で「いえ、今日は一人できました。」
ひ「一人?こんなとこに一人で来て、何か落とし物でもしたの?」
太郎「いえ実は、、、あ、あなたに会いに来たんです!」
するとすかさず、ひろみの連れの男が声をかけた。
「え?君は何の用でひろみに会いに来たんだ?」
太「いえ、あの、、こないだの救出劇が実にカッコよかったので、また会えるかと思いまして。」
ひろみはそれを聞いて、連れの男と笑い合った。

ひ「ちょっと、それだけのために一人で来たの?なんで、彼女と来ないのよ?」
太「いえ、彼女と一緒じゃなく一人でお会いしたかったんです。」
連れの男「それやダメだぞ。彼女が悲しむじゃないか。君がひろみと会いたいのも分らなくはないが。」
ひろみはニコニコしながら太郎の方を見向いた。やっぱ、背高いな。
ひ「あなた名前なんて言うの?」
太「太郎。南洲太郎です。」
ひ「私はひろみ、この人が彼氏のケニよ。」
あ、やっぱり彼氏持ちだったのか。太郎はがっかりした。
ケニ「がっかりするなよ、南洲君。いや太郎君でいいかな?」
太郎は少し、向き直って
「いえ、がっかりしてません!(でもやっぱり彼氏いるのか?」
ケ「君、大学生だろ?サーフィンとかやるの?」
太「いいえ、カナヅチなんです。泳げません。特にここの海は急に深いからダメです。」
ひ「そんなんじゃ、こんな海で泳いじゃ駄目よ。」
太「そうです。だから、他の仲間を見てただけでした。」

ケ「そうか。実は俺もひろみちゃんの彼氏でいながら、あんまり泳げないんだよ。だから、ライフガードには向いてないんだ。」
太「へえー、ひろみさんの彼氏なのに泳げないなんて」
ケ「そりゃ、関係ないだろー。自分の恋人に同じものを求めるとは限らないぞ。」
太「じゃあ、普段何してらっしゃるんですか?」
ケ「ミュージシャン!」
太郎は乗り出して興味を示した。
「へえー、どんな音楽やってるんですか?」
ケ「演歌」
太郎、ガクッとした。
ケ「嘘、たまに演歌とかやるわ、坂本冬美の『夜桜お七』とか。でも普段は、コンテンポラリーミュージックとかやってるよ。」
太「何ですかそれ?」
ケ「知らん」
またも太郎はずっこけた。
ケ「ハハハ、嘘嘘、現代音楽の事よ。コンピュータとか使う音楽よ。」
太「はあ、それなら知ってます。ゲームミュージックでっしゃろ?」
ケ「ちょっとちゃうなあ。もっと幅広いねん。」

太「ひろみさんは、どんな音楽を聴いてるんですか?やっぱりコンテンポラリー?」
ひ「いやあ、私はビートルズね。それからキャロル。永ちゃん。」
太「しぶいですやん。わて、パンクロックでんねん。」
ケ「おう、いかしてるじゃんかよ!なあ、この近くにスタジオあるからセッションせんか?」
太「いいえ、出来たら三人でセックスシヨンしたいです。」
ひ「うわぁー、このドスケベ!でも終わってからなら(笑)」
ケ「よっし、じゃあ三人でやろうか?」

こうして3人はパンクロックセッション&3Pセックスへと向かったのだ。


 
2021/04/02 19:40:08(PlsdfW9m)
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