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赤と黒
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:赤と黒
投稿者: メグ
真美は高校3年生
演劇部に所属している
最近は卒業公演のための練習が続いている
「ハイ!そこ!立ち位置違うでしょ!」
「しっかり セリフ覚えてよ!」
顧問の奈々未の声が響く
奈々未は英語教師 やや歳を重ねているが美人でスタイルが良く 生徒からの人気が高い
ブラウスにタイトな膝上スカート 黒いストッキングにヒール
奈々未のスタイルに鼻の下を伸ばす男子生徒多数
大人の魅力に憧れる女子生徒多数
だった
顧問である演劇部での指導は熱心で厳しい
そのおかげもあって 近隣県内でもかなり上位にランクされる演劇部だった
「いい!お客様に観られている事を意識して!」
「お客様は隅々まで観てるわよ」
「演じるだけじゃダメ!魅せる事も大切なの!」
「そこ!同じ間違いするな!!」
「出来ないなら舞台に立つな!」
「私は辞めろとは言わない 出来ないと思ったら自分から辞めろ!」
厳しい練習が続いた


「ヤダぁ アイツまた居るよ

「やだなぁ」
朝のバス停の真美達の会話の先に1人の男
名前は 信夫 
小太りで 脂ぎり いつも女子生徒を眺めニヤニヤと下品な笑いを浮かべている
着ているジャージの前を膨らませていても隠そうともしない
そんな信夫を真美達はキモ男と呼んで気味悪がっていた


演劇部には男子生徒もいる
その中の1人 真樹夫
真樹夫は舞台に立つのでは無く 裏方として演技を支えた
「上手く出来ないから 奈々未先生に言われる前に 自分から裏方になったよー」
そう言って笑う
細見の身体とよく見ると綺麗な顔立ちをしている 少し頼りなさけ


 
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2021/04/26 10:46:59(Vg64QuPx)
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