生まれた女児には茜と名づけた。
２人は茜を溺愛した。
茜の表情や仕草が話題の中心になった。
一方、徹と加奈子の夜の営みにはやや変化が生じた。
産後一ヶ月は性交を控えるよう医師から言われていた。
加奈子は育児とホルモンの関係で一時的に性欲が落ちた。
が、徹は相変わらず性欲旺盛だった。
茜に授乳する加奈子にキスを与え、他方の乳房から母乳を吸った。
乳房を揉んで母乳を噴く乳首をまさぐりながら高級電動オナホールで自慰をした。
射精直前に男根を引き抜いて加奈子の口へ授精した。
産後の痛みが治まる一週間頃から加奈子の性欲は戻った。
電マを使ってのオナニーを始めた。
地下の「ファンタジールーム」に高級ラブドールがあった。
セックスができる等身大の人形だ。
徹のものは一体100万円超のシリコン素材一体型だった。
乳房や膣もしっとり吸いつくような肌触わりだ。
見た目も本物の女とほとんど変わらない。
加奈子の産後期間や生理中に備えて購入しておいた。
徹は加奈子を抱けない代わりに毎晩ラブドールを抱いた。
ラブドールを責め立て、ラブドールの股間に射精した。
加奈子専用のラブドールもあった。
電動で上下左右に動く腰、太いディルドをもつ若い男性型のイケメンラブドールだ。
産後一ヶ月経つと加奈子もこのラブドールを試し始めた。
仰向けの加奈子に男性型ラブドールを正常位で覆い被せる。
モーターの音はほとんどない。
動きはリモコンで操作する。
加奈子は長時間に渡って男性型ラブドールとの性行為に耽った。
自らも腰を動かし、イケメン男にキスしながら何度も絶頂を極めた。
が、２人がラブドールを相手にしたのは僅かな期間に過ぎなかった。
高級ラブドールとはいえ、相手が無反応ではやがて飽きる。
生身の人間の感触には敵わない。
生身の体温、生身の喘ぎ声、生身の感触……。
徹と加奈子はやがて互いの躰での性交を再開させた。

茜が生まれて２ヶ月が経った。
日中は徹と加奈子が仕事の合間を縫って交代で茜の世話をした。
が、夜間は使用人達が交代で茜を預かった。
以前と同様に夜は２人で淫奔な営みに耽るようになった。

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