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早川彩香編
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:早川彩香編
投稿者: にゃん ◆8obF4ZTPGk
ここは…俺の部屋か?
全身にアルコールが回っている。
そうだ、歓迎会…途中採用になったヤツの…
どうやって帰って来たのか全く記憶がない。

乗り気ではなかった。
なぜなら、俺は妻と離婚したばかりだ。
元妻と4年あまり暮らしたマンションを引き払い、この部屋に引越してまだ紐解いていない荷物もある。
明日は休みだという事もあり、深酒をした。

しかも、つい先日おかしな…と言うか気色悪い経験をした。
痴漢に遭ったのだ。

人気のない最終電車の車両。座席はガラガラだったが、俺はドアにもたれるように立ち、窓の外の闇を眺めていた。
ふと隣に小柄なお爺さんが立っていたのに気付いた瞬間、男は俺の股間に手を当て、何か呟いた。
あまりの驚きと衝撃に、俺は固まってしまった。
次の駅に着くやいなや、俺は一目散に逃げたんだ。

ハッキリと思い出し、すっかり覚醒してしまった。
水を飲もうと起き上がりかけた時、人の気配がしてビクッとした。
「……え?誰?」
まだ暗い室内で恐る恐る眼を凝らすと、そこで寝息を立てていたのは部内イチ可愛い(と俺は思っている)早川彩香であった。

途端に心臓がバクバクし出し、キッチンへすっ飛んで行くと水を3杯一気に飲み干した。
「なんで?なんでココに彩香ちゃんが??」
「わかんない」
自問に他答が返ってきた。
「三嶋さんすごく酔っ払ってたし、心配だったからついてきちゃった…あっもちろん会社の人には内緒だょ?」
彩香はしっかりと服を着ているから何もしていない…と思う。
「あっごめん、心配かけて。帰るにも電車…はないからタクシー呼ぼうか?」
「ううん、それよりシャワー借りたい」
「どーぞどーぞ」
「タオル…貸してもらっていい?」

なんだ、この流れは。
彩香ちゃんが俺んちのシャワーを浴びている。この後の想像をしては、打ち消す。
「勘違いすんな、俺。そんなつもりあるワケねーじゃん」
俺はシングルベッドに腰掛けそわそわして待った。

「ありがと」
「わぁ!!」
バスタオル一枚身に纏った彩香が壁からひょっこり半身を出した。
てっきり服を着て出て来るものと思っていた俺は、思わず声を上げてしまった。
胸元の谷間、バスタオルの裾でギリギリ隠れている太腿の付け根。
「俺もシャワー浴びるから、着替えてて」
目のやりどころに困り、そそくさとその場を離れて新居の狭い脱衣所へ滑り込んだ。

己の七分勃ちの下半身を凝視した。
おかしい。俺のってこんなだったっけ?ひと回り…いや、ふた回りくらい大きく見える。酔っているのか?はたまた、久しぶりのシチュエーションに興奮してしているからか。
あのバスタオルの向こう側を妄想しているうちに、ムスコは充血し、完勃ち状態になってしまった。
一応ボクサーパンツは穿いたものの、勃起しているのは明らかだ。
その上からバスタオルを巻いてごまかした。

寝室に戻ると、服を着て帰り支度しているとばかり思っていた彩香が、まだバスタオル一枚で俺が腰掛けていた位置に座っている。
「思ってたより早かったね」
肩より少し長いダークブラウンのまっすぐな髪、眉下あたりの前髪から上目遣いで見つめられた。これって…
「…いいの?」
念の為、同意を確認する。
コクリ、と頷き俺のバスタオルを取り払う。
『マジか!』
細い指先をパンツにかけゆっくりと下げると、恥ずかしいくらい元気になっていた俺のムスコが飛び出し、赤ベコのように彼女に挨拶をした。
「…スゴイ…」
徐ろに口を開けて舌を出し、俺の裏スジをレロリとひと舐めしたかと思うとパクっと咥え、フェラチオを始めた。
「あ…彩香ちゃん…!」
「んんっ、んはっ!おっきい…」
ハラリと彩香のバスタオルがはだけ、バストが露わになる。
Cカップくらいだろうか?薄紅色の乳首がツンと上を向いている。
「誰とでもこんなコトするわけじゃ…ないからねっ」
唾液でヌメるペニスを手で扱きながらする言い訳がエロくて妙に可愛い。
堪らず俺は彩香をベッドに押し倒し、唇を塞いだ。
「んっ!んんっ!…んはぁ」
そのまま首筋から乳房に向かい舌を這わせると、左の乳首の外側にホクロがあるのを見つけた。24歳の胸は若々しい弾力があり、突起を舌で執拗に転がすと異様な反応を見せた。
「あんっああっ!イヤっ!そこ弱いのォ…!」
下腹や太腿を撫で回し、あえて局部をはずす。彩香の肌質を手で届く範囲で堪能し、いよいよ焦らしまくった彼女のワレメへ指を這わせた。
「彩香ちゃん…スゴイよ」
「やあぁ~!」
恥ずかしさのあまり両手で顔を覆う。
洪水のような愛液がヘア、アナル、内腿、臀部までをも濡らしていた。
「ココに挿れたい…」
「はっはぅっ…はあんっ」
クリトリスを中指でコロコロと転がしそのままワレメの中へ滑り込ませた。充血し腫れ上がった膣肉が指をムチムチと締め付けてくる。
「もぉガマンできない…挿れて…三嶋さんっ」
仰向けの彩香の膝を割り、これから挿入する穴を露わにした。一面愛液でヌラヌラと光っている。
痛いくらいに膨らんだ自分のイチモツを彩香の襞にあてがった時、やはり違和感を感じた。
長さも太さも以前に比べ明らかに増している。しかし、そんな事よりも早く彩香に埋めたくて腰を進めた。
本当に久しぶりだ…元妻と最後に夜の営みをしたのは何年前の事だろうか?

「ひっ!いっ…ぁああっ!おっ…きぃ…!」
膣中は熱く、360度ずっぽりと包まれる感覚に脳天が痺れてどうにかなりそうだった。
「ああ…気持ちイイよ…彩香ちゃんの中すごく…」
迎え入れるような内壁の動きに従って腰を進めていくと先端が行き詰まった。まだ根元まで入っていない。
「ひあぁあ!」
あらかた飲み込んだところで膣口を基点に円を描くように腰をグラインドした。
コレがポルチオだろうか?やや固いどん詰まりを亀頭の先端で擦った。
「あっあっ!ナニこれ?気持ちイイぃ~!あいくっ…イクぅ~~~!!」
彩香は眉間にシワを寄せ、目を固く閉じ、苦悶のような表情で絶頂した。
全身がビクンビクンと規則的に痙攣している。
構わず抽挿を開始した。
張りのあるバストが俺の動きに合わせて揺れている。両乳首を捕まえ、クリクリと摘んだ。
「乳首はダメェ~!」
纏わりつく柔らかな肉とじゅんじゅんと溢れてくる粘液にすぐにでも射精してしまいそうだが、スピードの調整と精神力で耐えた。
「三嶋さん…っ!すごいっ…またイッちゃう!ああっ、あっ!」
「俺も…!」
制御を外し、一気にピストンを早めた。
「イヤっ!イヤぁあ!!」
「くうっ!」
つい勢いで根元まで突き差した。
「あぐぅ~!!」
溜まりに溜まっていた精液が管を迸るのがわかる。見えない部分で俺は大量に吐精し、彩香の奥底に浴びせた。
「ああ…ああ…」
このまま死んでもいいと思える程の快感に、暫く動けなかった。
彩香は目も口も半開きで意識を失いかけているようだ。
こんな表情、仕事中の彼女からは想像もつかない。

彩香から抜け出ると膣口は逆流してきた白濁液をとくとくと吐き出した。
それを見届けると、俺は彩香の傍らで再び意識を失った。

翌朝、彩香を駅まで送り、戻ってアパートの階段を登ると隣の部屋のドアが全開になっていた。
その向こう側が俺の部屋だ。
横切ろうとした時、住人が大量のゴミ袋を持って出てきた。
「あっ…えと…木崎さん」
2週間前に引っ越してきた時、挨拶したきりの少しぽっちゃりした隣人だ。
「こんにちは、大掃除ですか?」
「ああ…まぁ…模様替え…とゆうか…」
黒縁のメガネの奥の視線が泳ぐ。
チラッと見えた部屋の内部には、アニメのポスターが所狭しと貼られている。
「俺も引っ越しの荷物片付けないと。お互い様だし、物音気にせずやりましょ」
「あ、はい…」
汗だくの隣人に軽く会釈した。

自室に入ると2週間経つとは思えない程のダンボール。衣類も身の回りのものも必要最低限だけ、食器なんてマグカップしか出していない。
「俺もやるか!」
ちょっとイイ事があると俄然やる気が出てくるもんだ。
彩香と熱い一夜を過ごした寝室のベッドに腰掛けて、ダンボールのガムテープを剥がしていると、隣の部屋から何か重たい物を引き摺る音が聞こえる。
「壁…薄いんだな」
と言うことは昨夜の彩香の声も筒抜けだったんじゃ…
ゴトッと壁に何かぶつかる音がして、引き摺り音は止まった。
何となくだが、それはベッドなんじゃないか、と思った。
俺たちのまぐわう声を聴きながら、ひとりマスをかく木崎を勝手に想像してしまった。
「スンマセン」
俺は壁に謝った。

つづく
 
2021/02/27 17:54:21(RhrxFCU9)
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