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クワガタ虫の夜
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:クワガタ虫の夜
投稿者: 浦島プウ
その女性には実の姉のように接していただいた。
 近所に住むそのかわいいお姉さんの家に物心ついたころから出入りさせていただいた。
 「へ~。これ、クワガタじゃん。かっけ~。角立てろ」
 そうお姉さんが言うのでクワガタのお尻を指ではじくと怒ったのかクワガタは頭を持ち上げ角を目いっぱい開いて見せた。
 「ところで男の子もおしりをたたくとあれが立つのかな」
 「お姉ちゃん。下品だよ」
 「え。何が下品なんだ」
 出るところが出るというか膨らみかけていた胸が揺れ、お尻にも安定感が出てきた。
 「横になってみなよ」
 いわれたとおり横になるとお姉さんはあそこに手を差し入れ指であれをしごき始めた。
 「お。立ってきたよ」
 マジで驚いたように声を上げるお姉さんの手の中で愚息はけいれんし頭の中はまっしろになった。
 しばらくぼーっとした。
 「だいじょうぶかい。少し怖くなったよ」
 そんなことがあってからは遊びに行くこともなくなり、時が過ぎていった。
 
 「お。久しぶり~。元気してた~」
 大学受験を滑って元気してる場合じゃなかった。
 カチューシャが似合いそうな髪の長い少女も今ではショートカットのOLさん風情。
 胸のふくらみと下半身の安定感には見覚えがあり嬉しそうにしっぽを振る犬になった気分だった。
 「ドライブ行く。気分転換しなよ」
 いわれるまま車に乗り込むと着いた先はラブホだった。
 「お、お姉さんはこうゆうところはよく来るんですか」
 「まあね」
 返事はそっけなかった。
 お姉さんは浴室にあったマットを敷くとローションを塗った。
 カウパーが乾きカパカパになったパンツを脱いだ。
 「それじゃあいつかの続きをしようね」
 シックスナインスタイルで上になったお姉さん。あそこは驚くほどきれいなピンク色だった。
 ローションでぬるぬるになったあそこを必死で舐めた。
 「あ」
 たまっていたのかあっけなく放出してしまった。
 「二回め行く」
 ぼーっとしていると
 「次はないから」
 お姉さんはそそくさとマットを浴室の壁に立てかけた。

 それからまたまた時が過ぎ就職して会社のトイレで小用を足していた時
 「見ませんから」
 そう言いながら女性の清掃員がモップを持って入ってきた。
 それは紛れもなくかつてお姉さんと呼んで慕っていたあの女性だった。
 不覚にもあれが立ってきてしまった。
 若さゆえか反り返ったあれをお姉さんはばっちり見てしまったかのようだった。
 「旦那がいるんで」
 そう言ってまたトイレを出て行った。
 『結婚したと聞いていたがまた会えるなんて奇遇だなあ』
 しかしその日の晩家で飲もうといわれ訪れた上司の家でいらっしゃいと言って出てきたのは今では人妻となったかつてのお姉さんだった。
 「おビールでいいの」
 「お姉さんのミルク」
 旦那は席を外していた。
 まったく気づいていないといった風情で席に戻った旦那は
 「あ~。なんだか酔ってしまったな~。ゆっくりしてってくれ。止まっていってもいいぞ」
 そう言って退席してしまった。
 「まあ。奇遇だわ~」
 『来た』
 「私もあなたのミルクを飲んでみたいわね」
 すべてが懐かしく感じられた。
 そそり立つクワガタの角を容赦なく振るう時が来た。
 うつぶせになった奥さんの少し浮かせたお尻に交尾よろしくあれを挿し入れた。
 「たまっているなら出していいのよ」
 いわれるままに生でたっぷりと放出した。
 少し離れた寝室からは旦那の爆音のようないびきが聞こえてきた。

 「君、血液型は何型だったかな」
 「クワガタです」
 怪訝そうな顔をした上司は何かをつかんでいたのかもしれない。


 
2020/11/26 14:36:24(UtJ.DS.Z)
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