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1:青く黒い経験
投稿者:
ずる
青く黒い経験 5
「やだぁ、何だかクラクラするぅ、結構 度がキツくない?山根くんのメガネ」 そぅ言った たぬ子が、俺と根岸を交互に見比べている。 「まぁちゃん」、そぅ言った たぬ子が 根岸を見つめている。 俺は手を伸ばして マットレスの下に隠してある とっておきの雑誌を探った。 た 「いぃい?、『練習』だよ」 互いに反対方向に頭をかしげて ほんの一瞬 たぬ子と根岸の唇が くっついた。 た 「どぅだった?山根くん」 俺 「どぅだった?、って そんなもんじゃ分かんねぇよ、もっと ちゃんと シテくんないとさぁ、だろ?」 根 「ちょっと山根くん、なに?その雑誌」 俺 「ああ、これ?。ちゃんと合ってるかどぅかと思ってさ」 根 「ちょっと、見せて。変な事考えてんでしょ、どうせ、違う?」 俺 「違うよ。『練習』なんだろ?、答えが先に分かってたら『練習』になんねぇだろうよ」 「だいち ほんの一瞬で 全然分かんなかったしさ、な、もぅ1回。な」 た 「もぉぉ」 たぬ子と根岸が もぅ1回 唇を合わせた。 た 「どぅだった?」 俺 「何かね、違うよ。大人ってほら『舌』も…、って言うからさ。たぬ子だって そんな事言ってただろぅよ」 た 「それは そぅだけどさぁ。どぅしたら良いか分かんないもん そんなの」 俺「ほら、見てみ これ」 根 「何これぇ、こんなの隠してたの?山根くん、やぁらしい」 俺 「やぁらしい ってさぁ、お前らだって読むんだろ? 大人の雑誌 女性なんとか とか、だろ?」 根 「それは そぅだけどさぁ」 俺 「俺らが見る様な 週刊なんとかより 女の人達が読む雑誌の方がずっと『キワドイ』ってさ 言ってたぞ山口とかが、違うの?」 根 「そんなの分かんないよ 男性誌なんて読んだ事ないもん私、ねぇ幸ちゃん?」 た 「キワドイかどうかは分かんないけど、どぅなんだろ?、男性のは 山根くんのみたく写真とかが多いじゃない?、女性のは『読み物』の方が多いかもしんないね」 「で何?、そんなに『やぁらしい』の?、山根くんの 私にも見せて まぁちゃん」 たぬ子の言葉に『呆気』にとられている俺と根岸をしり目に 俺の『とっておき』をマジマジと見ていた たぬ子がつづけた。 「凄ぉい、『大人のチュー』って こんなふうにするんだぁ、本当だ全然(私達と)違う!、山根くんの言うとおりなんだぁ」 ソファーに座った男女がキスをしている。 男性の頬を押さえ見下ろしてる女性。 女性の方から男性にキスをする。 その唇は むしろ離れている。 その離れた隙間で男女の舌が重なっている。 男女の顔が少し離れて女性は男性の舌をついばんでいるのか?吸っているのか?。 そして また男女の唇が重なりあう。 その間に不思議な事に女性の着ているものが 1枚づつ無くなって裸になってゆく。 そして男性は知らぬまに全裸になっていた。 次のページでは ソファーに座る女性の前に男性が立ち、その男性の股間に女性の顔があった、が、何をどぅしているのかはモザイクで見えない。 更にその男女はソファーの上で頭と足が逆さまになって重なりあっていた。 そんな連続写真のページだった。 「私達のと全然違うね、これじゃぁ何だか『食べる』みたいなチューだよね」 そぅ言いながら次のページをめくった たぬ子が クチ元に手をやった。 「『舐め合う』って これの事?、ねぇ山根くん?。でも、アレね、『肝心なとこ』、分かんないのね…」 クチ元から指を離せずにいた たぬ子が そぅつづけた。 た 「やっぱり もっと『練習』しとかなきゃ駄目よ まぁちゃん。山根くんも ちゃんと『練習』しといた方が良いかもね」 根 「『練習』って幸ちゃん、まだするの?、何処まで『練習』する気?、幸ちゃん まさか… …、怖い事考えてないよね?」 た 「とりあえず まぁちゃんと『食べるチュー』の練習してみようかな?って。嫌? まぁちゃん、駄目?」 「そぅだよ、ちゃんと『練習』しといた方が良いって。『練習』しとけよ お前ら」 根岸には答えさせない様に 俺が 割って入った。 「そぅだよね」 たぬ子の方から根岸に顔を寄せた。 互いの頭が 右にいったり 左にいったり 離れたり、が、ずくに根岸が 「駄目だよ幸ちゃん、駄目だってば、駄目!」 た 「どうして?、変な気になっちゃう?」 「私なら さっきから『変な気』に なっちゃってるよ、山根くんの雑誌見せてもらった時から。まぁちゃんは? 何ともなかったの? あんな凄いの見せてられて」 根 「……(答えられずにいる)……」 た 「私だって知りたいよ、あの『モザイク』の向こうが どんなか、本当は まぁちゃんだって知りたいんじゃないの?、違う?」 「山根くんだって そぅでしょ?、知りたいでしょ?。私 山根くんとだったら良いよ、その…、チューの練習とかまでなら、まぁちゃんは?、まぁちゃんは どぅなの?、ねぇ?」 根岸は また答えられずにいる。 た 「そう。じゃぁ しちゃうよ私、山根くんと『練習』、しちゃうからね 良いよね?」 根岸は たぬ子の顔と俺の顔とを交互に見るばかり、何も答えられずにいた。 た 「山根くん、ここ、座って」 俺も 一瞬 躊躇ってしまった。 た 「お願い…。私だって怖いんだよ。だから、ね、座って、山根くん」 俺は 心臓が飛び出るかと思う程『バクバク』しながら、1人分 あけてくれた たぬ子と根岸の間に座った。
2020/02/10 17:44:47(urcCOd5.)
投稿者:
ずる
青く黒い経験 6
「ちょっと、本気なの幸ちゃん?」 「本気じゃないよね?。山根くんも 本気じゃないんでしょ?、ねぇ2人とも」 根岸が そぅ狼狽えている。 た 「本気だよ」 「私が先に山根くんとチューしちゃう、大人のやつ。山根くんのファーストキス まぁちゃんになんか あげない。良いよね?山根くん?」 そぅ言った たぬ子が 雑誌の様に俺の頬に手を添えて いきなり唇を押し当ててきた。 『痛かった』、それぞれの唇を それぞれの歯が押して『ガチン』といぅ様な そんな衝撃があった。その反動で根岸にもたれる様に倒れてしまった。 憧れて 思い描いていたファーストキスとは 随分違っていた。 たぬ子の舌が俺の唇に触れた。 それに応えようと俺も唇をひらいた。 たぬ子が更に押しつけてくる。 歯が『ガチガチ』と当たった。 たぬ子と俺の荒い鼻息と 『カチカチ』と当たる歯の音が 背伸びをするだけの 幼稚な俺には この上なく卑猥に聞こえていた。 歯が当たって『ガチガチ』と言うよりは、極度の緊張と興奮から、もっと ハッキリ言ってしまえば『ビビって』しまって たぬ子も俺も震えが止まらなかった。 根岸の事など てんで 眼中になかった。 たぬ子を押し戻し やっとのことで起きあがった。 たぬ子のTシャツの裾に両手を掛けると たぬ子は俺を見つめると 意を決した様に目を瞑り万歳をした。 Tシャツを脱がせると 抱き抱える様に たぬ子の背中に両手を回した、が 外れない、初めての事 それ以上に手がブルブルと震えて 何処をどぅしたら良いのか分からない、焦りで一層手が震える。 その 震える俺の手を、同じように震える たぬ子の手がつつんだ。 震えるその手で そっと俺の手を払った たぬ子が、自らブラをはずした。 そして 恥ずかしそぅに両手で隠した。 俺はあわててTシャツを脱ぎ捨てた。 たぬ子の両手を掴んで引いた。 たぬ子は 震えていた、が、抵抗はなかった。 初めて見た 女性の胸。 震えながら生唾を飲んだ。 たぬ子のスカートに手を掛けた、が 要領が分からない。 「恥ずかしぃ」 「一緒に…」 たぬ子が消え入りそぅな声で言った。 「あ、ああ」 俺は 精一杯 強がってみせた。 慌ててパンツごと短パンを脱いだ。 今にも爆発しそぅだった。 生まれたままの姿になった たぬ子は、左手で胸を 右手で股間を隠していた。 俺が たぬ子に手を伸ばすと、たぬ子はそのまま背中からベッドに倒れた。 ベッドに倒れた たぬ子に重なり、両足をこじあけて間に入った。 が、場所が分からない。 愛撫などとは程遠い、場所を確認する為の作業だった、が、初めて触れる女性のそこは 例え様もない程ヌルヌルしていた。 熱くカチカチになった勃起に手を添えて ヌルヌルを狙った。 じっと俺を見ていた たぬ子が目を瞑った。 俺は手を添えたまま ゆっくりと腰をだした。 「いっ…」 一瞬 たぬ子の顔が歪んだ様に見えた。 と、すぐに俺にしがみついてきた。 たぬ子がしがみつく その力は、俺が進むごとに強くなってくる。 大人がするはずの『舐め合う』など そんな余裕は有るはずもなかった。 目を強く瞑り クチを必死に結んで 俺にしがみついてくる たぬ子の中で、じっとしているのが 精一杯だった。
20/02/13 00:44
(tsIbTQV8)
投稿者:
ずる
青く黒い経験 7
次の日、朝からずっと電話を待っていた、たぬ子でも根岸でも どっちでもいい、たぬ子の事が気になってしかたなかった。 夕方近くになって ようやく電話が鳴った たぬ子だった。 一言で言ってしまえば『バツが悪くて…』そんな事を言っていた。 明日は弟と何やら…、『宿題見てやれ』とかも親に言われてるらしい。 その次は土日、なので、『月曜日に行っていい?』、そんな電話だった、少しホッとした。 土曜日、父親は仕事 母親は昼で帰ってきた、母親と遅めの昼食をとると部屋に籠った。 暫くしてチャイムの音がした、 「根岸さんと綿貫さん…」、と母親が俺の部屋をノックした。 玄関には 赤ら顔のたぬ子と 困り顔の根岸が立っていた、「宿題、まだ終わってなくて、私達…」、赤い顔のたぬ子が言った。 部屋に入ってテーブルに宿題を広げた たぬ子が『フーッ』と、大きなため息をついて 「山根くんの顔みるより お母さんの顔みる方が ずっと恥ずかしかったぁ」と言っていた。 女心とは そんなもん なんなんだろぅか?。 「ちょっとぉ、(ドア)開けてぇ」 母親がそぅ言っている。 恥ずかしがっていた たぬ子がドアをあけた。 「はい、どぅぞ」 俺が ジュースとお菓子を受け取って 机の上に置いた。 「関心関心、頑張ってね」 テーブル一杯に宿題を広げてる俺達を見て 母親がそぅ言って出ていった。 とは言っても たぬ子は宿題のほとんどを終わらせていた、俺と根岸は それを丸写し していただけ なのだが。 「あえて親が居る時に2人で来たのは、『健全な関係』を印象づける為…」 たぬ子がそんな風な事を言った以外、『あの事』には 誰も触れられずにいた。 重い空気に支配され シャーペンの走る音が やけに大きく聞こえていた。 そんな状況でも最後には「…また月曜日ね…」、そぅ言ったのは意外にも根岸だった。 『根岸が…?』、根岸が言った事が凄く気になっていた。 両親と夕食を済ませ、部屋に籠って あれこれ思い悩んでいた。 ふと思いたって部屋を出た。 母 「どぅしたの?」 俺 「自販機、コーラ買ってくる」 母 「あら珍しい、コーラなんて」 俺 「ん?、うん、何だかね、行ってくる」 そぅ言って歩いて向かった。 目的はコーラなどでは無かった。 少し歩いた所に 個人商店の古びた薬屋さんが有る。飲み物の自販機の隣にもぅ1つ 小さな自販機が隠れる様に並んでいる。 今は見る事も無くなってしまったが、そう コンドームの自販機、それが目的だった。 『ガタッ』とコンドームの小さな箱が落ちてきた、俺は あたりを見回しながらポケットにしまった。 帰りは 大家さんの親戚がやってるという 畑の中の道を帰ってきた。 門脇さんちのプレハブが 段々と近づいてきた、今夜は珍しく灯りがついている。 畑の中から帰る時にはいつも門脇さんちの駐車場を抜けて帰る。今夜もそのつもりだった。 が、『ジャリッ』と1歩踏み入れて 慌てて戻ってしまった。 プレハブに横づけされた1ボックス、明るいうちは その車から段ボール箱を運び入れている所を何度か見かけた事があった。 しかし今夜は人影が有った、抱き合っている様な人影、門脇さんちのオバサンたった。 俺の『ジャリッ』に気付いたオバサンが 慌てて男の人から離れて 「あ、あら健ちゃん、今かえり?、お帰りぃ、買い物?」と、聞いてきた。 俺 「あっ、こんばんは、喉 乾いちゃって」 必死に『見てない』体を装った。 そして『…でね、…、…』 門脇さんちのオバサンが男の人に『さも仕事の話』を話しかけていた。 畑の中など 車は勿論 人さえも、この時間は通らない、きっと油断をしていたのだろう?。 そぅ言えば以前、門脇さんちの『噂』を両親がしていたのを偶然聞いた事が有った、その『噂』を思い返していた。 盗み聞きした『噂』と、越してきたばかりの頃の、両親の話しをまとめると、 《23で俺を産んだ母より4つか5つ年上のオバサン、そのオバサンより 更に一回り位上の旦那さん、きっとオバサンは40前半 旦那さんは50後半、新車で買った大型トラック それの返済を少しでも早くと 昼も夜もなく 長距離もいとわず旦那さんは頑張ってるらしい、『それを良いことに…』。『訳あり』らしく 籍を入れていない夫婦》そんな話しをしていたのを思い出していた。 『人影…』、ガキの俺でも だいたいの想像はついた。
20/02/15 16:46
(rbjyBD6J)
投稿者:
ずる
青く黒い経験 7
月曜日、午前中 早々と2人がやってきた。 ベッドに俺が座り、テーブルを挟んで 左に根岸 右にたぬ子、いつしかそれが定位置になっていた。またもや重い空気に支配されていた。 「あのね、山根くん、まぁちゃんがね、見てみたいんだって、その、山根くんの、その、アレ、山根くんの…」 たぬ子が突然話しはじめた。 「ちょっ、幸ちゃん、いきなりそんな」 根岸は狼狽え様は想像だった。 た 「ゴメン。でも 何から話したら良いか分かんなくて、ゴメンね まぁちゃん」 根 「ううん、ゴメン」 「あのね、私達 話してたの。その…、夏休みの間に その、『卒業したいね』って、そのぉ山根くんと…」 「でも私、勇気が無くて、怖いの凄く」 「このあいだ、幸ちゃんと山根くんが その…。帰りとか 幸ちゃん 凄く辛そうだったし、チャリ乗って帰る時とかも、で 余計怖くなっちゃって…」 「でもね、興味は有るのよ 凄く。2人の見てたらね、怖いんだけど 何だか凄く『変な気』になっちゃって。家帰ってからも思い出しちゃって、夜 寝る前とか…」 「でも、幸ちゃんと約束したし、その、一緒に『卒業しよう』って。でも 怖くて…」 た 「そんなの良いよぉ、私との約束なんて全然いいよ、私との約束なんかで 焦ってそんな事しちゃダメだよ、そんな事で『する』事じゃないよ、ね まぁちゃん、そぅでしょ?」 「私だってね 怖かったよ、『チュー』とか どぅして良いんだか分かんなかったし、その…『アレ』の時なんて もっと…、頭が真っ白だったし、痛かったし…」 俺 「…、ゴメン。ゴメンな綿貫」 た 「そんな 山根くんが謝らないで」 「私達ね、話してたの『初めて』は山根くんと…って。変かもしんないけど 2人で決めたの。ホントは 見たり 見られたり そんな風に『する』もんじゃないんだと思うけど、その方が怖く無いって言うか…、決めたの その方が安心出来るって 2人で…」 「それにね、まぁちゃん だけじゃないよ、私だって『変な気』になったよ、山根くんと『そう』なる前も なってからも」 根 「私なんて『今も』だよ。こんな大事な話ししてるのに 今も なんだよ」 た 「そんなの 私だって そうだよ」 「分かるよ、まぁちゃんの その…、『見てみたい』って言うの、興味もそうだろうけど『知識』として って言うかさ、でしょ?、私だって そぅ思ってたもん『どうなってるだろう』って、その…男の人の『アレ』どぅなってるんだろう?、って。この前 山根くんとの『アレ』の時は 怖くて怖くて ただ夢中で見てないけど家帰ってからとか想像してたし…」 根 「でもさ、私なんて『幸ちゃんのも』だよ、私のと違うのかなぁ?とか 大人の女の人のって どぅなってるんだろう?とか、幸ちゃんのと違ってたら山根くんに嫌われちゃう とか、鏡で見たりしたんだよ、自分で、幸ちゃん そんな事したこと有る?無いでしょ?」 た 「… …(鏡で)それはぁ…」 根 「やっぱり凄く『いやらしい』んだと思う私、変態なんだよ私 きっと、でしょ?」 俺 「そ、そんな事ねぇんじゃねぇか、なぁ綿貫?(たぬ子は黙って頷いていた)。俺だってさ『変な気』になってるよ、今だって、ほら」 俺は そぅ言って立ち上がった。 ビンビンになった『勃起』がパンツと短パンを持ちあげて『テント』を張っていた。 俺 「な?、分かんだろ?。これが何だか どぅなってんだか 想像つくだろ?」 2人は黙って頷いた。 俺は 短パンだけをさげた、『先っぽ』から滲みだしてパンツを濡らして『シミ』になっているのが感触でわかっていた。 俺は その『シミ』を根岸に見せた。 俺 「な?、分かんだろ?、オシッコ漏らした訳じゃねぇぞ コレ。な?、俺なんて こんなになってんだぞ、根岸が『変態』なんて事はねぇよ、なぁ綿貫?」 た 「そ、そぅだよ。まぁちゃんだけが『変態』なんて そんな事無いって…。私達だって その…、分かるもん… 自分で… その…、山根くんみたく…。だから まぁちゃんだけなんて事ないよぉ」 俺 「…根岸?。見てみたいってコレだろ?、パンツの中だろ?、どぅなってんだか?。…だろ?綿貫?」 2人は また 黙って頷いた。 俺 「しかたねぇなぁ、ほらっ、すきなだけ『観察』しろよ、見せてやっから」 と、精一杯強がってパンツと短パンを脱いだ。 「ほらこっち、近くきて ちゃんと見れば?」 と、足でテーブルを押した。 「まぁちゃん、ね…」 たぬ子が根岸を促し テーブルをカラーボックス側に押しやり ベッドとの隙間を広げた。 そぅやって出来た隙間 俺の前に2人が並んで正座をした。 さぁ、どうしたもんか?。 そこから どうするかなんて俺達には分かるはずもなかった。 「ねぇ山根くん?、今日はどぅして幸ちゃんのこと『綿貫』って、ねぇどうして?」 今にして思えば丸だしのチンチンを目の前にした質問としては どぅかと思うが、場を和ませ様とした根岸の これが精一杯だったのだろう、と思う。 俺 「な、何だよ急に。おふくろにさ 言われたんだよ、たぬ子だけ『たぬ子』じゃ可哀想だって。ちゃんと呼んでやれって、女の子は もっと ちゃんと ってさ…」 が、俺の その回答が 余計に空気を固まらせてしまった。 極度の緊張と興奮、嫌がおうにも身体のアチコチに力が入ってしまう。 パンパンに張った俺のソレは 何度もビクンビクンと跳ねあがった。 その度に 先っぽから透明な『汁』が滲み出てきて、やがて『糸』を引いて俺の腹に垂れた。 た 「山根くん、ソレ わざと?、それとも自然と そぅなっちやうモンなの?」 俺 「わざと な訳ねぇだろ、こうなっちゃうんだよ、勝手に なっちゃうんだよ」 た 「へぇ、そぅなんだ?」 俺 「男子は、男は皆そぅなんだよ、たぶん」 た 「へぇ、そぅなんだ?」 「そぅなんだって まぁちゃん」 「『変な気』になっちゃううと 『何か』出てくるのも私達と一緒なんだね?」 俺 「ああ、そうだよ。女の人だって なんだっけ?『濡れる』とかって言うんだろ?」 た 「そぅだよ、『濡れる』よ」 俺 「ぬ、濡れてんのかよ?、お前らも、どぅなんだよ、なぁ?」 た 「どぅなんだろ?、教えない そんな事、ねぇ まぁちゃん?」 「そんな事よりさ もっと良く見たい、良いい?、良く見て」 俺 「ああ良いよ、好きにしろよ、俺が見せてやるって言ったんだから」 た 「見せてもらお、まぁちゃん。もぅちょっと前に出てきて山根くん、ねぇ」 俺の尻は殆どマットレスから落ちそぅだった。 根 「凄い。初めて…。こんなのが入ったの?幸ちゃん?、怖くなかった?」 た 「…だから、怖かったってば。でも あの時は『見て』なかったし、怖くて。私だって初めて見るんだし…。でも、ホント怖いね、こぅやって 見てみると…。こんなのが入ってたの?怖ぁい」 そぅ言った たぬ子が 手を伸ばしてきた。 俺 「な、何すんだよ、綿貫?」 た 「触って見たい、どんなか、ダメ?」 俺 「ダメじゃねぇけど…」 た 「『じゃねぇけど』なに?、良いでしょ?、ね?。ほらっ、まぁちゃん、触って良いって、ねえ」 2人の手が伸びてきた瞬間 俺は目をつむってしまった。 極限まで敏感になったソレに2人の指が触れた時 ブルブルと震えた 震えが止まらなくなった。恐る恐る目を開けると2人の手も 震えている様に見えた。 た 「何か凄い、凄いこれ、ピクピクしてるし、ね?まぁちゃん」 チンチンを握った たぬ子の手に沿わせる様に根岸までもが握ってきた。 根 「…舐めてあげるんでしょ?これ、大人の人達って、で 舐めて貰うのよね?女の人も、でしょ?幸ちゃん」 た 「載ってたよね、山根くんの雑誌に、(男女が)反対向きになって…。へぇ、舐めるんだコレ、…へぇ」 たぬ子がそぅ言いながらチンチンを覗き込んできた、期待と興奮 それに加えて 2人の手の動き、愛撫とかのソレではないが 2人の手の動きに限界だった。 俺 「やめろ綿貫、やめろ」 そぅ言いながら 俺は 2人を はねのけた。 その瞬間『白いモノ』が、宙を舞って飛び散った。 2人が 目を見開いて 見合っている。 根 「凄い!。コレがアレなんだ?」 た 「…でしょ?山根くん?、そうでしょ?」 俺は答えられずにいた。 た 「男子って 出さないとダメなんでしょ?、自分で。書いてあったよ 何かに、そうなんでしょ?、そぅしないと夢見た時とかに『出ちゃう』って、そぅなんでしょ?」 俺 「うるせぇな、いいだろ そんな事」 「恥ずかしいだろ俺だけ、見せろよな お前らのも、俺にも見せろよ」 急に恥ずかしさが込み上げてきた。 それを隠したくて、平然を装おってティッシュを取って 拭いた。 「ズルいだろ?俺だけなんてよ…」 た 「やだ!」 「自分で脱ぐなんてヤダよ私、ちゃんとしたい、大人の人達みたいに ちゃんとしたい」 たぬ子が、綿貫幸子が、俺に抱きついてきた。 「舐めてあげる、山根くんの」 「まぁちゃんも、まぁちゃんも一緒に舐めてあげよ、山根くんの」 2人の頭が 俺の股間を隠した。
20/02/16 11:49
(6KILdglK)
投稿者:
ずる
青く黒い経験 9
(7が2つになっていました失礼しました。) ぎこちなく 幼稚な 裸の3人が『ジャレあって』いた。が、結局この日も根岸と『繋がる』ことはなかった。 ただ たぬ子との2回目、それは幾らか進歩した。フェラ クンニ 69、青く ぎこちない それだったが 俺が『2発目』という事も手伝ってか『ピストン』らしい事も たぬ子は受け入れてくれた。初めてコンドームを装け、たぬ子の中で果てた。 結局 根岸は『卒業』出来ないまま 夏休みが終わった。 たぬ子との3回目も、2学期が始まり なかなか 思う様にならなかった。 たぬ子との3回目が出来たのは クリスマス、家でクリスマスパーティーをすると 親に言ってはあったが、たぬ子だけが根岸よりも早く家きた その時だった。 たぬ子は 素知らぬ顔で家に戻り、根岸と一緒に出直してきた。 たぬ子にしてみれば 初めての 根岸との秘密 だったらしい。 年が開けたら受験、この中学校の多くは 地元の高校を受ける。普通科と商業 2校あったが、商業は受験区内で2校だけとあって人気だがあって 倍率もそれなりに高かった、『同じ点数なら地元が受かる』と噂の普通科の高校を3人とも受ける事にしていた。 が!根岸は 担任からも進路指導の先生からも その高校でさえ『不安視』されていた。 なので、都内の私立『名前を書いて 入学金を納めれば…』と言われていた所を『滑り止め』で受けるのだと言っていた。 そんな事もあってか、最近の根岸は 傍目にも『ピリピリ』しているのが分かった。 たぬ子とも 少し ギクシャクしている様に見えた。だからと言って たぬ子1人を家に迎える訳にもいかず 根岸を騙す結果になってしまった事を たぬ子は悔やんでいた。 3月 第1日曜日、合格発表。 先生方の予想通り 根岸は落ちてしまった。 俺もたぬ子も 慰める言葉を見つけられずに、3人で 肩を落として帰った。 卒業式がおわった。 春休み、3人3様に 入学準備を終えた頃、根岸から電話があった、たぬ子と2人で遊びに来ると言う。 1人だけ違う高校 それも吹っ切れた と言っていた。 夏休みの様に 2人で スーパーの袋を下げて、たぬ子と根岸が やってきた。 「…吹っ切れたなんて嘘なの」 「淋しいし、怖いし、… …」 突然 根岸が話しだした。 たぬ子と俺は顔を見合わせた。 た 「怖いって?」 根 「いじめ とか、ほら 皆な私みたいなさ(勉強)出来ない人達とか 悪い(ヤンキー)人達とか多いみたいだし」 「それに バスと電車だし、誰かが何処っかでカツアゲされたとか、それに痴漢とか…」 「どうせ痴漢とか されちゃうんなら その前に…、とか考えちゃつてて…」 た 「そんな、そんなの考えすぎだよ」 俺 「そうだよ、そんなのダメだよ。その…、『痴漢』される前に俺と…って事だろ?、そんなのダメだって」 「考えてみろよ、確かに知らない所は怖いかもしんないけどさ、何だ?広がるんだろ? 行動半径っていうかさ、『世界が広がる』って事だろ?それって。俺よりもっと…、って奴が居たらどうすんだよ?、後悔すんだろ そん時、『あの時 勢いでしちゃって…』ってさ、だろ?、後悔しねぇか?根岸」 た 「そうだよ、良くないよ そんなの。山根くんの事 一人占めしたい とか そんなんじゃないよ、まぁちゃん 約束破った事になんか なんないし、良くないって やけになんかなっちゃ、ね?」 「もしさ、もしそぅなら また遊びに来れば良いじゃない?、夏休みとか。私だってさ そうそう遊びになんか来れなくなるんだよ まぁちゃんが居なかったら、山根くんちだって 入れてくれないだろうし 私1人じゃ。だからね、焦っちゃダメだって、ね まぁちゃん」 根 「でもさ、最近 山根くん『綿貫』って」 俺 「…だから それは 親がさぁ」 たぬ子と根岸は2人して 大粒の涙を溢していた。3人の『中学3年』が終わった。 勝手な事ですが 今度はノンジャンルではなく『…人妻…』に移って続けよう と思ってます。 『門脇君子さん』が登場しますので…。
20/02/16 15:13
(6KILdglK)
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