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(無題)
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:(無題)
投稿者: (無名)
僕の初恋は中学1年生の最初。
正に入学式の時で相手は学校の先生だった。

新入生…入場…

入学式というのはある程度の緊張や期待、新生活への不安感などが入り雑じるが、その中で大きな割合を占めるのは倦怠感だったりする。

寒かったり、花粉症が辛かったりする中を長時間同じ姿勢で座らされ…等という式典に反抗期の子供を付き合わせれば7~8割は『かったるい』という反応になるだろう。

国旗・校旗掲揚

校長の長話…
PTA役員長話…
お次は在校生による校歌斉唱…

新入生180人の大半が『どうでもいいわ』とうんざりした空気が流れる中、二人の先生が壇上に上がった。

一人はスーツで初老の男性教員。
もう一人はブラウスにロングスカートの女性教員。

二人は一礼をすると、男性は指揮台に、女性はピアノの前に姿勢よく座ると目を閉じて鍵盤に指を置く。

指揮者がタクトを振り上げるのに合わせて、彼女の白い手がふわりと舞ってから音色を伴いながら鍵盤に落ち、彼女はそれを吸収するかの様に気持ち良さげな笑みを浮かべて音楽を紡いでゆく。


僕はその凛とした立ち振舞いを見た瞬間、あまりに儚く、美しく、あまりに温かい…それなのにまるで全身に雷でも落ちたかのような衝撃を受け、心の全てを鷲掴みにされた。

これが僕の人生初の一目惚れにして、人生史上で一番好きだったと今でも断言できる女性との出会いだった。


先生は36歳の既婚。音楽の教科担当で僕のクラスも受け持ちであった為、生徒と教師として面識が出来て言葉を交わせる程度の間柄にはなった。とはいえ当然の事ながらそれ以上は特に何の進展もなく一年が過ぎ、僕は悶々とした恋心を抱えながら二年生になった。


中学二年生。第二次成長期が始まり、僕の身体は急激に大人に近付く。変声期を経て声が低くなり、関節痛を伴いながら身長が30cm近く伸びる。

それは僕のみならず周りの友人も同様であるが、皆が大人の階段を駆け上がる中、必然的に皆が性に興味を持ちはじめるが、この中で一つの事件が起きた。


ある日の事、級友の男子3~4人が教室でスマホを眺めており、その内の一人が近くの女子に画面を見せると、その女子は「やだ~!最低!」と悲鳴を上げる。

するとその女子の友達が「なになに?」と覗き込んで先の女子と同様の悲鳴を上げると、クラス中が集まって、男子のスマホを覗き込んだ。


スマホには先生が裸で開脚して、その股で男根を咥え込んでいる画像が写っていた。


所謂"粗悪なコラージュ画像"であるが、好きな人を汚された気がした僕は瞬間的に怒りの沸点を越えて理性を失ってしまい、スマホの持ち主を引き摺り倒して馬乗りになり、何度も殴打して酷い怪我をさせる。

幸い命に別状はなく障害も残らなかったが、この事件を切っ掛けに僕の先生への想いは周囲に感付かれる事となると同時に、クラスメートは僕にあまり近付かなくなった。
 
2023/12/17 05:37:32(eJqLvlJx)
2
投稿者: (無名)
コラージュの件は先生に伝えられなかったのか、その後も先生の授業は続き、先生側には特に変わった様子は見られなかった。

但し変わった様子がないのは先生側だけで、クラスメートの雰囲気は好奇的でどことなくざわつき、僕は責任を感じつつ、好きであるが故に先生に近付き難く、言葉を交わす事に戸惑いを覚える様になった。

事件発生が5月後半。それから6~7月の2ヶ月を先生と言葉を交わす事もなく、クラスでも浮いた存在のまま夏休みに突入する。

僕は学校に居心地の悪さを感じていたので長期休みはホッとするものの、心の中は常に先生への思いで一杯だ。

悶々…モヤモヤ…何と表現して良いのか解らない感情が溢れて胸が苦しく、部屋で一人でいると余計に苦しく塞ぎ込んでしまいゲームも漫画も頭に入ってこない。

部活を辞め、遊ぶ友人もいない僕は気晴らしに駅前の大型商業施設の本屋に出掛けた。



大型商業施設は駅のロータリー内に建っていて、この街では一番多きな施設であり、僕が行き付けていた本屋もこの中にあった。
売り場面積が広く品揃えも豊富で、僕が好きな大人向けの図鑑や実用書、旅行誌なども多数揃っている。

私が実用書コーナーで適当な本を探していると、店の入り口付近に見慣れた人物…僕が恋い焦がれ、一番会いたい人であった。


先生は僕に気が付かず何冊か雑誌を物色して店を出て、見失いたくない一心で僕はその後を遠目に追う。


追ったからと言って何もない。
これじゃあまるでストーカーだ…。

何て声を掛ける?
怪しまれないか?

既に買い物を終えているのか、大きな荷物を抱えた先生はショッピングエリアを抜けてエレベーターホールに立つ。

僕は意を決して先生に声を掛けた。


「先生、買い物?」

「あれ~○○じゃん!こんな所で会うなんて奇遇だね~。○○も買い物?」
先生は言葉を交わしていた頃と何も変わらない様子で明るい笑顔で僕に返す。

「あぁ…まあ…。ところで何階ですか?」
僕は後を着けた事を誤魔化しつつ話を逸らす。

「じゃあ屋上お願い」
屋上は駐車場である。エレベーターはなかなか来ない。


この状況に僕ははっとする。

二人きり…
言葉を伝えられる…
こんなチャンスが早々あるだろうか?

今この時を逃がしたら一生後悔する…。


僕は【告白しよう】と決意を固めた。

相手は教師で大人の女性。ましてや既婚者。
到底叶わない…。
想いを告げる事は謂わば玉砕だ。


エレベーターの扉が開き先生と供に乗り込み、僕は屋上で先生に想いの丈をぶつけた。

「あ…あの…入学式で初めて会った時からずっと先生の事が…本当に…本当に好きでした…」

付き合いたいとは言えず、恋人になってくれとも言えない中で、14歳の僕が精一杯考えた言葉であった。先生は僕の言葉を聞いた後、悲しそうな笑顔を浮かべ、少し考えてから静かな声で言った。


「ありがとう。嬉しいよ。でもごめんね…」


それは僕が想像していた通りの言葉だった。
先生は俯いて更に続ける。


「悪戯のあの写真の件…本気で怒ってくれたんだってね。嬉しかったよ…ありがとう。私の為に喧嘩させちゃってごめんね…」

「こっちこそすいません…」

「ふふ。そうだ。気持ちには応えられないけど交換日記でもしようか?本当はダメなんだけど…」

そう言うと先生は手に持った荷物から買ったばかりの真新しいノートを僕に手渡した。

「じゃあまた新学期にね」
「じゃあまた」

そう言うと先生は立ち去り、僕は屋上で一人、ぽつんと晴れた空を見渡すと、夕暮れが近付く夏の空は群青に染まり、入道雲から離れてできた白い浮き雲が風に流れてゆっくりと形を変えてゆく。

失恋と言えば失恋であったが、不思議と心は軽かった。
23/12/17 16:55 (eJqLvlJx)
3
投稿者: (無名)
新学期。僕と先生の交換日記が始まる。

内容はとても何気ないもので、その日の出来事や食べた物の報告や観たTVの感想等であったが、僕にとっては先生の事を先生の直筆の字で知れるのが嬉しかった。

告白以降、僕は自分の気持ちを整理したつもりであったが、やはり先生の事が好きだ。交換日記という二人だけのやり取りを通して、その気持ちは穏やかではあったが大きく募った。

僕は時折、その気持ちを隠さずに日記に認める。
それからまた暫くやり取りを重ねる中で、先生もまた教師としてでない一人の女性としての心の内を明かすようになり、僕たちは立場を越えて確実に近付いていき、交換日記の開始から2ヶ月が経過した11月某日…。僕たちは先生の車で、知人が居ない少し離れた隣の県の自然公園へ出掛ける事になった。


当日。天気は生憎の小雨。僕は初デートの緊張と高揚から、待ち合わせよりもかなり早めに着いてしまった。まだ薄暗い早朝の空気は肌寒い。

僕は雨宿りがてら建物の庇の下に入り、約束の時間まではまだ随分と先だ…と時計を見るが、その矢先、シルバーの軽自動車がハザードランプを点滅させながら僕の前に停車し助手席側の窓が開いた。

「おはよー。乗ってー」
先生もまた時間よりもかなり早く到着した。僕は促されるままにドアを開けて車に乗り込む。

「おはようございます」
「おはよう。○○君ちょっと早くない?」
「いや、自分だって早いし!」

「ちゃんと寝てきたの?」
「緊張であんまり眠れなかったかも…先生は?」
「寝たよ。10時には寝てた」
「早っ!」

先生は他愛ないお喋りを続けながら運転し、車は人影の少ない駅前の繁華街を抜け、国道から高速道路に入った。
23/12/18 02:51 (BzM43nSe)
4
投稿者: (無名)
道が空いていて、1時間もしない内に目的の公園に到着する。

雨のせいか、時間が早いせいか駐車場はガラガラで他の車は停まっておらず、歩いている人影もない。僕たちはゲートでチケットを買い、ほぼ貸し切り状態の園内に入る。

鉛色の空と白雨に包まれた広大な敷地はただただ静かで、僕は先生と二人だけの世界に居るような錯覚に囚われた。

赤や黄色に色付いた木々を眺めながら暫く静かに歩いた後、先生が口を開いた。

「あのさ…○○君はどうして私を好きになってくれたの?もうこんなにオバサンなのに」

「初めてピアノを弾く先生を見た時に、この世界にこんな綺麗な人が居るんだなって感動して…。本当に好きになるのに歳なんて関係ないよ」

「綺麗かどうかは別にしてピアノを評価してくれるのは嬉しいなぁ」

「あれはほんとにすっごい感動した。手がこうフワッとして…なんかパーっと気持ち良さそうに弾いてて…上手く言えないんだけど…」

「うふふ。ありがとう」


僕は先生の傘を持ち相合傘で雨を凌ぎ、僕から差し出して空いた手を繋いだ。

先生の白く柔らかい手は凍える程に冷たかったが、繋ぐ内に温かさが戻る。それに合わせるように僕たちの距離は縮まり肩を寄せて歩きながら沢山話をした。

「そろそろ車に戻ろうか?」
「うん。そうだね。先生寒くない?」

「温かいよ~?」先生は冗談ぽく僕の頬に繋いで温まった手を当てた刹那、僕は先生に顔を寄せ唇を重ねた。


「ん…」微かに甘い声を上げる先生。
傘に隠れて僕たちは何度もキスをする。

「ダメだよ…」
「先生の事すっごい好きです」

視線を合わせ、顔を寄せると先生は拒まずに僕の唇を受け入れた。


帰りの車、僕たちはキスの事はあまり話題にせずに、想像以上だった公園の規模や、綺麗な景色について話しつつ次のデートの約束をし、途中で美味しいと評判のラーメンを食べて帰った。



23/12/19 09:05 (EkfCarkD)
5
投稿者: (無名)
デートでのキス以降、柔らかく温かい湿った唇や舌の感触が忘れられず、僕の中で清純潔癖の天使であり聖母だった先生に、僕は強い劣情を抱くようになった。

「あぁ…先生…。先生…。」
先生を思う度に僕のぺニスは太い血管を浮き立たせつつ、先端から涎の様なヌルヌルした透明の液を滲ませて赤黒く硬く勃起する。

僕はそんなペニスを右手で持って上下に大きくしごくと、先生を汚すことに罪悪感を感じつつも腰が蕩けそうな快感に見舞われる。

「先生…先生…」

呻く様に呟きながらペニスを握る手が強く激しくなる。

「ううっ…」

刹那、僕のペニスは更に硬く膨張し 尿道口から勢いよく白い精液が飛び出した。

僕の衝動は収まらず、1日に3~4回は連続で先生を思いながらオナニーをした。



次のデートの日も雨だった。
前回同様、僕は早朝に人目を避けて先生の車でピックアップしてもらい、暫しドライブをする。

この日は海浜公園に来たものの、低気圧の影響で海が時化ており、浜辺に降りるのを断念して車内に戻る。

雨の帳に包まれた2人きりの薄暗い密室で、僕は決意して先生に抱いた劣情を打ち明けた。


「先生…あの…」

「ん?どうした?」先生は僕の硬く真剣な表情を読み取ったのか、真面目な顔で僕を見詰める。

「自分…あ…本当はいけないと…思ってはいるんだけど…」決意をしながらもなかなか言いづらい。僕は先生から目を反らして言葉を選びながら続ける。


「先生を…先生の事を考えると堪らない気持ちになって…。だから…先生とセックスしたい」

「そっか…。男の子だもんね。○○はセックスした事はあるの?」


僕は黙って首を振る。


「○○はこれから先、いろんな女の子と恋をするから…。こんなおばちゃんじゃなくて、セックスは本当に好きになった子としなさい?」先生は優しい目で諭すように静かに僕に言ったが、僕はすこしカチンときて思わず反論する。

「本当に好きだから!先生以上に女の人を好きになる事なんてないから!」

「そっか…ありがとう…。私も○○の事好きよ」

「本当に…本っ当に…好きなんです…」
僕は小さく震えながら拳を握り締めて俯く。先生は暫く何かを考え込む様に沈黙した後に口を開く。


「私なんかで良ければいいよ。セックスしようか…」


僕たちは駐車場を出て最寄りのラブホテルに移動する。
23/12/28 12:11 (EflR9QA2)
6
投稿者: アイゼン
続きを楽しみにしています
24/01/19 06:05 (pPibhQv2)
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