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1:お猿のタク君
投稿者:
人のみさき
三十路。
女だって、無性に欲しくなる時だってあるんです。 彼氏は居ないけど。 男友達と呼べる人は何人かいました。 ~でもなー、友達としちゃうのはなぁー~ ~かと言って、アプリもなぁー~ 等と逡巡してると、あんまりタイプではない、むしろ、苦手な上司から飲みのお誘い。 「すみません、今夜は友達と予定入ってまして」と嘘をつく。 上司も「そっか、また今度な」 アレ?いつもしつこいのに。 そっか、飲んで晴らすかな! そう思って、飲み友にLINEする。 「ごめーん!俺、今夜だめだわー!」 アレ?? 「よぉ!久しぶりじゃん!でも、悪ぃー!今日、残業。」 ん?アレレ??? 「マジかっ!」 おおおーっ! 期待して「これからだけど、〇〇でどうかな?」と返すと・・・ 「行きたいのは、山々なんだけど、俺、出張中でいないんだわー!また、さそってよぉー」 万策尽きた。 大人しく、帰って寝ますか。 家に着き。 スマホとにらめっこする。 開いている画面は、マッチングアプリ! マッチングする男性は、どいつもこいつも脳内猿人。 ち〇こ自慢やろーか、ホ別男。 ~あー!!!もうっ!~ 全てに見切りを付け、スウェットにカーディガンでコンビニに行き、やっすーいワインを2本。 適当におつまみになりそうなカニカマとか、カニカマとか、カニカマを買う。 あと、チーカマも。 あ、そうだ!ポテチも。レジに並び、肉まんが目に入る。 「あと、肉まんを2つ下さい。」 帰宅し、テレビをつけ、ソファにどっかり座り、ワインを空ける。 どうせ独りだし。 ラッパ飲み。 テレビから、昭和歌謡なんちゃらかんちゃら。 ♪槌.槌槌 ワインボトルをマイクに 「・・・のぉ、こーいわぁ、みなみーのぉ・・・」 LINEが鳴る。 メッセージを見ると 「早く終わった!まだ飲んでる?何処?」 ああー、2人目だ。 「家。」と共にテーブルに散りばめられたカニカマやカニカマ、ワインボトルを映し、送信する。 「なんだよwあれてんなぁーwまいっか、今行くわw」 ピンポーン! 「よぉ!なに?1人じゃん!〇〇ちゃんとかいねーの?」 「うん。1人。」 「そっか。ってか、カニカマしかねーじゃんよw」 「だって好きなんだもん」 「どうした?なんか荒れてる?」 「かもねー」 「怖っ。お兄ちゃんが慰めてあげまちゅよー」 「キモっ」 「呼んどいて、キモってw」 なんだか、こんな普通のやり取りが染みた。 ワインのせいって事で。 まじかで男の人顔を見る 「懐かしいよね」って、今来た男友達に言ってみる。 「はぁ?もう酔ってんの?先々週、一緒にのんだばっかじゃんw」 「タクぅー」 「なんだよ。絡み酒よせっw」 からかい半分に甘えてみる 「あはは、なんだよ、欲求不満かよっw」 ハッ!と思った。 「・・・うん。」口が滑ったとは、この事。 「はへっ!?」タクと呼んだ友達が、あらぬ返答が来て、返しに困って変な声を出す。 「あ、いや、俺。帰るわ・・・」 と立ち上がるタクの手を握る。 「えっ!?ちょ、おま、あ、おーい・・・」 ドサッ。 「まぢ?なの?」 タクの上に乗って見つめるとタクも案外真面目な顔で言った。 私が目を閉じるとタクも多分、閉じてくれたと思う。 タクは、男の腕でわたしをぐるりと抱きしめる。 ~あったかい~ 「なぁ?みさき?今日だけ?・・・・たよなw」ちゅっ 「わかんないよー」 「俺、今日だけで終われるか自信ないけど」 「どして?」 「どしてって、聞くのかよw」 「うん、知りたいもん」 「言ってろw」 「いぢ悪」 「そんな事言ってると入れてやんねーぞぉ」 「じゃ、あたしも舐めてあげない」 「ちょ、舐めてよぉ」 「じゃ、言って」 「いぢ悪は、どっちだよw」 「もーわかった、舐めてあげない」 「わーったよ、もう、負けたよー」 「じゃ、言って」 「あのさぁ・・・前からさぁ・・・好き・かも」 「まぢのまぢ?あたし?」 「他に誰がいんだよw」 ちょっと意外だった。 普段、こうやってちょっと悪びれて見せて。 からかうのに丁度面白い女くらいに思ってるのかと思ってた。 「タク?そこに。寝て?」 「う、うん。こう?」 「うん、打ち明けてくれてありがとう。」 ぢゅぶ。 っちゅ、んぼっ!んっぢゅっ 「・・・や、ヤバっ!ちょ、み、みさき!ストッ!で、出ちゃうって」 「ひぃいよほぉ(いいよ)」 「あっ!や、やべっ、出るっ!」 ビュクっビュクっ! 口の中にわっと放出されたモノが広がる。 途端に口中にアノ、栗の花みたいな匂いが鼻を突いてくる。 「おおおお!みさき!みさき!悪ぃ!出ちまった!ごめんごめん」と言って枕元のティッシュをカサカサと何枚が引き抜いて私の口元に持ってきてくれる。 んべぇえええと、白いヤツを吐き出す。 まじまじとタクはソレをみて 「ヤバっ!めっちゃ出た!」 ~やばいのは私よっ!コイツ、めっちゃ楽しいセックスするじゃん~ 「タク?あたしもシテよ」 と今度は私が寝転がる。 「をしっ!目にもの、見せてやる!」 豪語するも、「ヤバっ!出る!」と始まったのは10分経つか経たないか。 出る時の男の人の気持ちよさそうな顔を見るの、好き。 膣の中でアレが動く。 腰は止まってるのに。 ~あぁー、出たんだぁ~ 満足感を得る。 「あ、みさき・・・ごめん、また、出ちゃったw」 ~ぬぬぬっ!タクの癖に!可愛いかよっ!~ すると、タクは1度抜き出して ペリっ! ん?タク?何してる? 私の顔の前に新たにゴムを装着された、ち〇こを差し出して、タクはドヤ顔で 「みさき!リベーーーんじ!」 「えっ!えっ!まっ!ちょ!ちょっ!きゅ、きゅうけいっ!やっ!あっ!ああっ!」 ~あぁー、早漏絶倫猿だったぁー~ タクは、この日。 人から猿へと退化した。 朝。 チュン槌 チュン槌 「ね!みさき!も1回!リベンジ!」 「も、もぅ・・・ゆ、ゆる・・・して・・・くだ・・・さ・・・」 私は猿に退化出来ませんでした。
2023/11/18 20:48:02(UVcjmx4N)
投稿者:
(無名)
テンポよくて面白かった
普通の恋愛漫画読んでるようだった
23/11/20 23:43
(WYo7ozh9)
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