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1:アナルセックスの好きな女
投稿者:
(無名)
待ち合わせのイタリアンは土曜の夕方だけあってかなり盛況だ、店員の半分以上が外国人で雰囲気はそう海外旅行に来たような錯覚を覚える、知的な雰囲気を漂わせる30代後半の女性とそれよりは若いIT系エンジニアって風貌の二人が座ってる席に案内された、はじめましてと挨拶して二人の前に座ると、メニューに目を走らせる、白ワインの辛口でライトなのをボトルで頼む、とてリーズナブルだから別に飲みきらなくてもいい、酒が好きなのでわざわざ頼むのが面倒なのだ。 本当にアナルセックスが好きな人、そう掲示板に募集されてたのが昨夜の遅くだ、その意味がよくわかるよと、メールを送ると、他に興味あることはと返信が来た、好きな小説家を数人あげて映画と音楽に関しても、そして今日こうやって会うことになった。
「推理していいかしら、結婚は経験合って子供もいるけれど今は独身、セックスの相手には困っていない、どうかしら?」 素晴らしい眼力だ、推理小説が好きってのは伊達じゃなかった。 「じゃあお返しに、君はバツイチで子供はいない、横の彼はそうだなペットだね、少なくとも彼にとっては崇拝の対象の女王様的な存在だ、彼を同伴させたのはもちろん彼が心配したこともあるけれど、調教というかプレイでもある。」 彼女がイラッとしたのが伝わってくるし、彼は驚いた顔で私の顔をまじまじと見ている。 「ふーんそこまでわかっちゃうもの?」 スッと表情を戻すとこの知的なゲームを楽しむと決めたようだ。 「いやたまたまさ、若い頃にね女王様の健康のためにセフレを数ヶ月ね、夏に久しぶりにトーチャーガーデン開かれるね、どう三人で僕も君だったら下僕になってもかまわないさ。」 これで伝わることは多い、いいんじゃないかな左右に美しいイケメンと太った中年を連れて会場を歩くのは。 「とっても素敵な提案だわ、彼が嫉妬で震えちゃうもの、ねえ。」 そう言われた彼の表情が恍惚を浮かべる、太ももでも強くつねられてるのかい素敵なマゾボーイ。 「ねえその女王様とはどう出会ったの後学のために聞かせてもらえる?」 「ああとても素敵な出会いだったよ、ああ彼想像しただけで果てないようにね、とてもエロティックだから。」 まだあれは私が20代半ばだった、単独男性募集の掲示板に輪姦プレイの募集、条件は一つ美しい顔をしていること。 「大きなビジネスホテルのね一階で待ち合わせだったんだけどさ、アイドルグループのオーディションみたいでね、確か僕を入れて五人くらいいたかな、若い女性達はもう露骨にチェックしてるのわかったし、僕たちもねすぐに呼ばれた仲間だってわかったから、だっておかしいだろ、ビジネスホテルのラウンジにさ旅行カバンも持たない若い男が立ってるのって。」 そこから首実検、背の高いイケメンの男性 とても色っぽい女性、あれから女王様って人種を沢山見たから今だったら一発で見抜けるけれど、美男美女で変態なんだって、きっととても不思議な集団に見えていたとは思うよ。 若かったしね皆んながむしゃらにね、でもね向き不向きがあってさ、勃たなかったり、口でいってしまったりね、それでも使用済みコンドームがどんどんテーブルに並んでいってね、多い奴は三回出したかな、私もそれくらいしたかもしれない。 「そしたら三日後くらいかな、連絡が来てね、その女性と二人で会うことになってね、セックスの相性が良いって判断されたのか彼女がいるから安全だって思われたのかは今でも謎のまま。」 ラブホテルに連れ込まれた、驚いたのは支払いは彼女がしてくれた、輪姦プレイをされながらそれを彼のために耐えてるってのは全部演技だったよ、エレベーターの中からもう猛烈なキスされてね、もうそれは凄かったよ、今日は大丈夫な日だから生で受け止めてあげるって、そしたらね彼女が携帯渡してきてね、流れ出す姿を全身で写真とれって、風呂に二人で入りながらここでさやっとネタバラシだよ、あの男は旦那さんで一生奴隷を誓った奴隷だからセックスはしないって、そんな世界があるんだって初めて知ったからね、ドライオーガズムがあるから絶頂には達しても、どうも体調がおかしくなったって彼女は言っていた。 「まあこれは想像だけどさ、他の男子も呼び出されてたと思うけどね、三ヶ月くらいだったかな、振り返るとさ、あの時のメンツってサッカーでけっこう凄いとこまでいったとか、ダンスだったりアートだったりね、私もスポーツ万能だし楽器は上手だから、もしかしたら種付けプレイだったらって、これも想像だけどね、でもそうだな質問していいかな、君は彼女とセックスはしてるの?」 意地悪したかっただけだ、私と彼女のデートを邪魔した責任は取ってもらう。 下を向いて彼は答えない。 「もう駄目だってば、それは秘密ね、彼はもう今夜私が後ろだけどするってだけでギリギリなんだから。」 「そう、でも僕はそうだな君をお尻で満足させてね、求められたらそこは男の義務を果たすけれど。」 「あの、すいません自分トイレに。」 IT系の彼は、確認してないけどね、席を立った。 「やばっ、なんかねほら貴方ってさ図々しいっていうか、別に私としなくたって幾らだってアナルセックス出来るんだぞってオーラ出すからついねイジメたくなって、しないのよいつもは、股間の上にね手をおいていたの。」 「それは素敵なご褒美だね、今日一番感じてるのは彼かもしれないよ、とてもいいね。」 後編に続く
2023/06/18 01:45:04(6kHGQv5A)
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