蒔澤（まきさわ）麻衣は高校１年生。
幼馴染の墻山（かきやま）誠一と再会した。
誠一は二つ年上の高校３年生。
夏休みに誠一とデートをして、
誠一の部屋で初体験をした。
誠一のモノは雁高く、極太のモノで、
初めは多少の痛みはあったものの、
徐々に気持ちのいいものになっていった。
男がこんなにいいものだとは思わなかった。
その日は誠一の部屋に泊まった。
　翌朝、麻衣が目を覚ますと、
麻衣は誠一に抱かれていた。
二人は素っ裸だった。
「おはよう。」
誠一が声をかけた。
「おはよう。誠一お兄ちゃん…
起きてたの？」
「さっき起きたばかりだ。」
誠一がさり気なく麻衣の唇に
口づけをした。
誠一の舌が入ってきた。
誠一の指が麻衣の割れ目に触れた。
濡れている…
麻衣は誠一の股間のモノを触ると、
硬くて元気だった。
「誠一お兄ちゃん…あんなにたくさん
したのに、すごく元気…」
「そこがもっとしたいって…」
「して…」
誠一が股間のモノにローションを塗って、
麻衣の割れ目にゆっくりと挿入する。
誠一の極太のモノがすんなり入っていく。
麻衣の口の中に誠一の舌が入ってきた。
優しくて甘いキス。
誠一がゆっくりと腰を動かす。
昨夜は激しかったが、
これもいいと麻衣は感じた。
昼前に二人は風呂に入った。
湯船に一緒に浸かり、
麻衣は誠一にまたがって、
誠一の分厚い胸板の谷間に
顔を埋めて、とても幸せな気分だった。
「俺の女になってくれよ。」
誠一のその言葉に麻衣は戸惑いを感じた。
「誠一お兄ちゃん…ごめんなさい…
無理なの…」
「どうして無理なんだ?浩一がいるから…？」
「そう…」
「じゃあ、どうして俺とセックスした?」
「いずれ、浩一お兄ちゃんともするから、
慣れておきたかったの…」
「そうなのか?」
「そう…」
「分かった…また会えるか?」
「もう、会わないほうがいいかも…」
「残念だな…」
誠一が舌を絡ませてきた。
別れを名残惜しむように…
誠一と麻衣はランチを取り、別れた。
　１ヶ月後…
麻衣は浩一の部屋にいた。
浩一は誠一と同い年で、
かつては誠一の親友だった。
三人は幼馴染で、とても仲がよかった。
幼い頃はよかったが、
浩一が小学生の高学年になると、
性を意識し始め、
麻衣を女として見るようになった。
麻衣が好きになった。
でも、麻衣が好きなのは誠一だった。
誠一は整った顔立ちで、
女の子にモテていた。
浩一は誠一に嫉妬するようになった。
それから、二人の仲は険悪なものに。
誠一が家庭の事情で引越しして、
絶縁状態になった。
これで邪魔者はいなくなったと
浩一は安心したのだが…
それでも麻衣は浩一に
振り向いてはくれなかった。
浩一が高校生になってから、
麻衣の父親が経営する会社の
業績が悪くなり、
浩一の父親に借金をするようになった。
浩一の父親が脱サラして始めた
仕事が成功して、
浩一の家庭は裕福になったのだ。
昔は誠一と麻衣の家庭が裕福で、
浩一の家庭はごく普通の
サラリーマンの家庭だった。
浩一は二人に負い目を感じる事もあった。
それが、浩一が高校生になってから、
麻衣と立場は逆転した。
浩一の父親に麻衣の父親が借金しているのを
浩一は３年生になってから知った。
反れをネタに浩一は麻衣に
関係を持つように強要した。
麻衣はためらった。
浩一は家庭が裕福になって、
すっかり変わってしまった。
麻衣が好きなのは誠一だった。
それでも、もう断り続けるのは限界だった。
そんな時に麻衣は誠一と再会した。
誠一に処女をあげられてよかったと
麻衣は思っている。
そんな事は知らずに、
浩一は麻衣とセックスできる事に
興奮を感じていた。
浩一は麻衣が初めてだった。
麻衣は好きでもない男に抱かれた。
誠一は上手だった。
たっぷりと愛情を注いでくれ、
麻衣を満足させてくれた。
浩一は自分が満足するために麻衣を抱いた。
麻衣が誠一と関係を持った事は
全く気づいていないようだ。
満足して、眠ってしまった。
麻衣は誠一と熱く燃えたあの日を思い出した。
誠一お兄ちゃんに会いたい…
麻衣の目から涙がこぼれた。
　

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