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1:『堕ちる』~私は雄(おす)から雌(めす)へ堕ちた~
【閲覧注意】
同性愛に関する表現を含んでいます。 不快に感じる方は読まないでください。 エピソード1「真矢」(シンヤからマヤへ)(1) 湯川秀樹、その新入社員はノーベル賞受賞者と同姓同名なので印象に残っていた。 人事部での二週間の集合研修を終え、私の課へ配属になって来た。 整った顔立ち、有名私立K大卒、将来の幹部候補の一人だ。 爽やかな笑顔で挨拶するその若者に、女子社員は皆、関心を寄せている。 私は神崎真矢(かんざきしんや)46歳、バツイチ現在独身彼女なし。 総合商社の本社営業課長、地方の国立大卒としては順当なポジションだろう。 私は将来性豊かなその若者に妬みがあったのかもしれない。 配属初日から、得意先への挨拶回りに同行させ、必要以上に厳しく指導した。 東北地方への二泊三日の出張、得意先への挨拶回りに二人で行った最終日の夜、 ホテルについた時 「神崎課長、明日は土曜日、休みですし、予定が無いようでしたら、バーで少し飲みませんか?」 湯川が誘ってきた。 「いいね、君は初めての出張だし、よく頑張ってくれているから、二人で慰労会するか。」 それぞれの部屋に荷物を置き、シャワーを浴び、軽装に着替えて、最上階のバーで杯を酌み交わした。 私は疲れが溜まっていたためか、甘いカクテルを何杯か飲む内に酔いつぶれて寝てしまった。 気が付いた時、全裸で湯川の部屋のベッドにうつ伏せで寝ていた。 驚いて起きようとしたが、酔いが覚めていないのか、思うように力が入らない。 「あっ、無理しないで、まだそのまま寝ていてください。」 彼がオイルを掌で背中に塗りながらマッサージしてくれている。 「いい香りがするでしょう?」 「あぁ。」ほのかに甘い香りがする。 「僕、結構、マッサージが上手いんですよ、気持ちよくしてあげます。」 確かに心地よかった。目を瞑ると寝てしまいそうになる。 私が寝そうになると、くすぐるように指先でスゥーッとなぞられ、鋭敏な快感に思わずビクンと海老反ってしまう。 心地よさに身を任せ、半覚醒の状態で彼を見ると、鮮やかなオレンジ色の小さなビキニパンツ一枚だ。 着衣の状態では分らなかったが、裸の彼の体は水泳選手のように引き締まり、筋肉が隆起していた。 股間はモッコリと膨らみ、大きいのが判る。 (勃起しているのかな?いや、男をマッサージするのに、そんなことはないだろう。) 尻たぶから太股の内側を撫で始めた。 「うっ。」気持ちよさに声が漏れてしまい、勃起してきた。 彼は、お尻の割れ目をなぞり始めた。 「あっ、そこは!」 「もっと、気持ちよくしてあげます。僕に任せてください。」 爽やかな笑顔で、何でもない事のように言う。 他人に触れられた事が無いところを初めて撫でられ、不思議な快感を感じる。 お尻の穴の周りを指先でなぞり始めた。 「あっ、そこは!」 言い終わらないうちに、指が穴の中にニュルッと入って来た。 「ダメッ、あっ!」 お尻の中のある部分(前立腺)を指でプニュッと押された時 「あんっ!」 私はこれまで経験したことのない、不思議な快感に、女の子のような声を出してしまった。 恥ずかしくて、顔が赤らんでくるのが判る。 「気持ちいいでしょう?ここが、男のGスポットです。」 「あっ、あん、あんっ!」 感じる部分をプニプニと押される度に、抑えようとしても我慢できずに声が出る。 「可愛い声出して、凄く気持ちいいんですね?もっと、もっと気持ちよくしてあげます。」 少し強く、キューッと押される 「あ~んっ!」 ペニスの先からトロッと液が溢れてくるのを感じた。 彼の空いている方の手が、スッと腰の下に入ってきて、ペニスの先を握る。 「あっ!何するっ!」 「ほーら、射精してる、ペニスに触れなくても射精するのをトコロテンって言うんですよ。」 そう言っている間も敏感な部分を刺激され、精液が溢れてくる。 「はっ、はぁん、あん、あんっ!」 声を抑えようと堪えているのに、快感のため、意に反して喘いでしまう。 「仰向けになってもらいますね、よいしょっ!」 アナルに指を入れられたまま、片腕でクルッと仰向けにされてしまった。 「今度は、僕のモノを入れさせてください。」と言いながら、彼は器用にスルッとパンツを脱ぎ、 私の太股を両手で大きく広げて、身体を寄せて来た。 大きく反り返った大砲のようなペニスを私のペニスに重ねる。 ピストルと大砲くらいの差があるように見える。 「えっ!」(デカいっ!) 「むっ、無理です!そんな大きなモノ、入るわけ無いっ。」必死に叫んだ。 「大丈夫ですよ、指三本も入ったんだから。」 (えっ、いつの間に?) 「目を瞑って、力を抜いてください。」 太股をガッチリと掴まれ身動きできない。 圧倒的な力の差を感じて、言われるまま、眼を瞑った。 太股を掴む彼の手の力が抜けると、自然とお尻の力も抜けた感じがした。 穴の入口にペニスの先が添えられる。 太股を掴んでいた一方の手が外れて、私のペニスを掴み亀頭をクリッと撫でられ、ビクッとした瞬間 アナルの中に硬いペニスの先がググッと入って来た。 「あうっ!」 「先っぽが入りましたよ。」 彼が覆いかぶさってきて、顔を耳元に寄せ、優しく囁く。 私は、言葉を発することができずに、黙って頷いた。 彼は、また体を起こし、私の亀頭をクリクリと扱く。 「あぁーっ。」 亀頭の快感に意識が行っている間に、ゆっくりと彼のペニスが私の中に入って来る。 「あぁ~んっ!」 男のGスポット(前立腺)を刺激されて声が出てしまう。 巨根が根元まで納まり、下腹部に杭を打たれたような圧迫感を感じた。 彼が、また、体を重ねて来て、耳元で囁く 「真矢(シンヤ)さん、いや、こうして繋がる時は、女の子として真矢(マヤ)になってください。」 「入社して初めて会った時から、貴方とこうして繋がりたかった。僕の恋人になってください。」 私は、突然、若い男から恋の告白を受け、頭が真っ白になり返答することができなかった。 しかし、目の前の若くてイケメンの男に犯され、恋人になってくれと言われたことに、不思議な興奮を感じた。 「マヤ、いいかい?」 彼の顔が、私の唇を求めて迫ってくる。 下腹部から甘酸っぱい何かが胸に湧き上がって来る。 もう一度、目を瞑り、唇を重ねた。 彼の舌が口の中に入って来て、私の舌と絡まる。 その瞬間、私の中で何かが堕ちた。 そして、私は両腕を彼の背中に回して抱きつき、自分から彼の舌を貪り絡めていった。 私はアナルで彼の巨大なペニスを咥え、彼に抱きつきながら、彼の唾液を啜り、舌を貪り絡めた。 脳の奥から、私自身の声で、恐ろしい言葉が体中を駆け巡った。 『お前の本性は、猛々しい雄(おす)に犯されて喜ぶ、淫乱な雌(めす)なんだ!』 私は、マヤとして、自分の部下である青年の恋人になろうと決心した。
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2018/04/20 06:43:18(xTrWv85H)
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