ようこそゲストさん。
ナンネットIDにログインしていません。
ID: PASS:
IDを保存 
ナンネットIDは完全無料のサービスです。ナンネットIDを取得するとナンネットの様々なサービスをご利用いただけます。
新規登録はこちら
ID・パスワードの再発行はこちら
ある会社の思い出 1
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
投稿の削除 パスワード:
1:ある会社の思い出 1
投稿者: ススム ◆/9re7J6MDo
もう五年も前の話。今でもあれは夢だったのか、自分の頬をつねってみることがある。

でも、机の引き出しに捨てないで残しておいた給料明細が事実だったことを物語っている。

僕は北九州の専門学校で、ウェブデザイナーとアクセス解析の技術を学んで、いくつかの会社の新採用枠を受けたけれど全部落ちてしまって、大手の派遣会社に登録した。

派遣会社から最初に回された仕事は、地元のコンピュータ販売の会社の営業で、自分の技能を活かせなかった。3ヶ月、不満を抱えながら、辛抱して営業の仕事をしたけれど、どうしてもウェブデザインかアクセス解析の仕事がしたくて、派遣会社にその気持ちを打ち明けた。

派遣会社の人事担当者から、うちの愛知支店に信じられない条件がいい求人が来てる。すぐに埋まってしまいそうだけれど、向こうの面接官が厳しいらしくて、まだふさがってない。今ならば、チャンスはあると思うので、受けるだけ受けてみてはと言われた。

翌日の午後1時に面接ということで、資格の証明書の実物と派遣会社から渡された茶封筒だけを薄いカバンに入れて、新幹線で名古屋まで行き、そこから私鉄で北上した。

辺鄙な駅のホームから畑と所々に見える新しいビルが見えた。

駅に着いたら電話を入れる約束だったので、携帯で電話をした。女性が出たが、それは受け付けの人ではなくて、黄金原律子という社長さんだった。

わたしがお迎えにまいりますね。その声を聞いて、社長とは思えないくらい若くて、おしゃれな声の人だと思った。

何もない駅前のロータリーで10分ぐらい待っていたら、真っ赤なベンツアバンギャルドが目の前に優雅に止まった。

目を疑うような美人が左ハンドルの運転席から、きれいな脚をそろえて降りてきた。

君が林葉宗介くんね?
わたし、有限会社シナプスパレット101の社長、黄金原です。

真っ赤なベンツと同じ色をしたドレスを身にまとったその社長の美しさに僕は驚かされた。

身のこなしは優雅で、しゃべり方も洗練されていた。

助手席に乗ると、若い社長なんで驚いたでしょうと気さくに話しかけてくる。

はい、お若くてそれにお綺麗ですと、僕は本音を言った。

あら、あなただって、とってもイケメンだわ。わたし、どんなに能力があっても、ブ男はダメなの。うちの社員もみんなブサ面嫌いよ

そうそう、うちの会社は全員、女性。みんな次の派遣の人がどんなかしらって興味津々よ

会社のデータは四季報で確かめたけれど、全員、女性従業員だとは知らなかった。

 
2018/03/26 02:01:52(2tQXIADP)
107
投稿者: トマト
今度は思い出の会社の話になるのかな?

楽しみに待ってます♪
18/07/04 00:55 (ed3.yQat)
108
投稿者: ススム ◆/9re7J6MDo
(前回68回目
移動34回でした)
ある会社の思い出69
社員寮1

小倉とは比べものにならない大きな街の中でバスを降りた僕は、大きなビルの方に向かって歩き始めたけど、こっちの方向でいいのか、ちょっと不安。

振り返ると、ちょうどラブトリーがバスから降りてくるところだったのて、待ってたけれど、森内さんと長々話していて、なかなか来ない。

お互いに携帯を取り出して、連絡先交換みたいなことしてる。2人とも本当はレズビアンだったのかな?
ラブちゃんはそう言ってたけど、乗務員の森内芽衣沙も本当はレズビアンだったんじゃないのかな?

そんなことをぼんやり考えながら、ラブちゃんがこちらに歩いて来て、一緒に駅まで案内してくれることを期待してたけど、森内さんと別れると彼女は別の方向に歩いて行っちゃった。

かなり距離があったのに、森内さんが僕に気づいてくれたので、大きく腕を伸ばして駅の方かなと思う方を指差してから、わからないという感じで首をかしげてみた。

森内さん、両手の指で小さな輪を胸のあたりで作って、首を縦に、、、
仕草がかわいらしい。
それから、また深々と頭を下げて礼をした。やっぱり運転手さんを意識してるのかな?
でも、こういう感じも嫌いじゃないな、、、なんて思いながら、森内さんがOKのサインを出してくれた線路沿いの道を歩いて行く。

大きな家電の量販店が右手に見えてきたと思ったら、左側に駅の入り口が見えてきた。

駅構内の大きな通路には、まだ朝6時なのに通勤客や観光客がかなり歩いている。面接の時もそう思ったけど、やっぱり大都会はちがうなあと思った。

通路を抜けて私鉄に乗り換えて、数日前に黄金原社長と初めて会った小さな駅に降りた。まだ寝ぼけてるのか、駅前のロータリーをぼんやり見てると、面接の日のことが遠い昔のことのような気がした。

でも、駅の右手に見える立派な公衆トイレを見たとたん、リアルにいろんなことがはっきりよみがえって来た。

あの黄金原社長のおしゃれなドレスや車、僕好みの顔やおっぱい。なぜか、おあずけ状態の彼女とのセックスのことも思い出した。なんだかワクワクして来た。でもその前に、この駅に近い社員寮に行って、明日までに部屋を整えておかないと、、、

ボストンバッグがだんだん重くなって来たなと思って歩いていたら、突然、ちょっとこぎれいなマンションが目の前に現れた。

マンションの入り口のガラス張りの扉はロックされていて入れない。入り口の左横の壁にカメラ付きのインターホンがあったので、ボタンを押してみた。

今日からこちらでお世話になる林葉宗介と言います。玄関がロックされてて入れなくて、、、

(溌剌とした女性の声)
お待ちしてました。今、玄関開けますね。入ったら3階の301号室に行ってください。ドア開きますから、、、そうそう、わたし寮長の小池真知子と言います。あとでお邪魔しますね。

僕はエレベーターで3階に。各階が2軒という贅沢な造り。

扉も立派。頑丈そうなあずき色の金属でできていて、雪の結晶みたいなかたちの浮き彫り調。ドアノブを回して重い扉を開けた。

扉を開けて、マンションとは思えないくらい広い玄関。でも、いきなり目に飛び込んで来たのは、ちょっと段差がついた玄関奥のフロアーで、きちんと正座して少し頭を下げて、こちらを見つめる女性がいたことだ。

(見知らぬ女性)
お待ちしてました。わたし、同じ会社の杉原美久と言います。お引越しのお手伝いさせていただいてます。

僕は驚いて、口もきけなかった。
自分の部屋に女性がいたことに驚いただけじゃない。

彼女の顔が、僕が好きで好きでたまらない女優の日賀愛里そっくりだったから。なぜ、こんなとびきりいい肉感的な女が僕の部屋にいるのかな?もう、頭がパニック状態になった。

でも、もっとびっくりしたのは、彼女の服装、、、というか、これは服と呼べるのかな?

全裸の上に、シースルーのルームウェアだけ。すとんと頭からかぶるかたちのもの。それだけ着て、正座して軽く手を膝腕に置いて、こちらを見上げるその表情は、もう何年も一緒に暮らしてるかのように、なごんでいる。シースルーの生地越しに見えるのは、もうむしゃぶりつきたくなるほど熟れた女のからだ。

ど、どうしたらいい?自分、、、。

でも、ココは、じ、自分の部屋だ。
と、とりあえず、挨拶して中に入ろう。

そう思ったとたん、日賀愛里似の杉原美久が口を開いた。

「お疲れなのに、気が利かないわたしってダメね。

お荷物持ちますから、中に入ってくつろいでください」

日賀愛里そっくりのイイおんな(杉原さん)が立ち上がって、僕のボストンバッグを持って、部屋の中に入って行く。
その後ろ姿を僕は失礼なくらい舐めるように見た。

お尻は大きめだけど全然垂れてない。ウェストはしつかりくびれてる。脚は長くて引き締まってるけれど、太ももには適度に肉がついている。全体にとがった印象がなくて、抱き心地がよさそう。男を求めてるような官能的なからだ。

杉原美久が振り返って、わたしのからだ見てましたねみたいないたずらっぽい笑みを浮かべた。

部屋に入るとびっくり。運び出した荷物は全部、梱包がほどかれて、なにもかも暮らしやすそうな場所にきちんと収まっている。

(僕)
これ、誰がしてくれたんですか?

(杉原美久)
あっ、ぜんぶ、わたしがしました。
林葉さん、大変かなって思って、、、

不思議なもので、それを聞いただけで、感謝というよりも、この女性が急にいとおしくなってきた。
18/07/05 07:25 (.UcPC5Ne)
109
投稿者: ススム ◆/9re7J6MDo
ある会社の思い出70
社員寮2

部屋のつくりは、前の安アパートとは比べものにならないくらい高級感溢れてる。持ち込んだテレビも食器戸棚もなんだか肩身が狭いと感じてんじゃないかな?

ダイニングキッチン形式の居間にはふわふわした毛足の長い絨毯。クリーム色に淡いブルーの模様。よく見ると扉のレリーフと同じ雪の結晶みたいな模様。カーテンは遮光型でクリーム色。小さな鳥と花と星の青いシルエットが全体に散らばってる。趣味がいい。

部屋の中央にお洒落なテーブルと椅子が二脚。テーブルは、専門学校の作図実習で使った雲型定規みたいな不思議な形のガラス面が上になってる。足は3本。青いスチール製のパイプで出来てる。椅子は、全部が一体化したブルーのプラスチック製。

じっとテーブルを見てると、杉原美久がすかさず説明した。

きれいでしょう?
全部、黄金原社長がこの社員寮のためにイタリアの家具メーカーに特注したんですよ。

そうなんですね、と僕。

その時、別の感覚が働き始めた。食欲をそそるベーコンと卵焼きの匂い。

(杉原美久)
ご朝食まだかと思って、簡単なもの作っておきました。一緒に食べません?

作ったばかりだけど、ちょっとレンジであっためますね。

僕は急にお腹が空いてきた。
まるで同棲してる恋人か新妻のように、居間に続くキッチンで、シースルーのルームウェアのまま、甲斐甲斐しく動き回ってる女の後ろ姿がセクシーだった。

すぐに僕の大好物のベーコンエッグと小ぶりなスコーン2つとコーヒーが目の前に2セット揃った。

さあ、食べましょう。
目の前に座った杉原美久に促されて、僕はカリカリに焼けたベーコンを頬張った。美味しくて不意に涙があふれてきた。いきなり、こんなイイ女にこんな優しいことされたら、誰だって僕みたいに感動しちゃうよ。そう思った。

日賀愛里似の優しい目をした杉原美久が僕の目をじっと見つめながら、スコーンを両手で持って、リスのようなかわいらしい食べ方で少しずつ食べている。

(僕)
こんなに優しくしてもらって、、、いいのかな?

(杉原美久)
ええ、もっと優しくしたいくらい。
わたし、自分からあなたのお役にたちたいって、社長に申し出たのよ。

(僕)
優しくされると、僕はダメなんです。
すぐに惚れちゃうし、すぐにアレしたくなる、、、

杉原美久の顔がみるみる真っ赤になった。

(杉原美久)
わたしと同じかも、、、わたし、林葉さんに似てるのかも、、、恥ずかしいけど、正直に言っちゃいます。

わたしも惚れやすいし、すぐにアレがしたくなっちゃう。

食欲を満たした僕のアソコが疼き始めた。

シースルーのルームウェア越しに見える杉原美久のおっぱいは、成熟した女の熟れきったいやらしさではちきれそうだった。
18/07/06 01:05 (.c5hY62J)
110
投稿者: トマト
中々エロい展開になって来ましたね♪

続きが楽しみです!!

18/07/06 23:18 (qNFLxOKe)
111
投稿者: まさ ◆zEGpD4VZDY
益々続きが楽しみになって来ました!

18/07/07 06:57 (DppGjmm6)
≪ 前 120 21 22 23 2469 次 ≫
コメントを投稿
投稿前に利用規定をお読みください。
名前
メール
本文
スレッドを上げない
画像認証

上に表示されている文字を半角英数字で入力してください。
 
官能小説 掲示板
官能小説 月間人気
官能小説 最近の人気
作品検索
動画掲示板
画像で見せたい女
その他の新着投稿
人気の話題・ネタ
ナンネット人気カテゴリ
information

ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられております。

Copyright © ナンネット All Rights Reserved.