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19年前に戻ったらモテモテだった件2
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:19年前に戻ったらモテモテだった件2
投稿者: ゆうた ◆mlpruS9L9.
すいません。
前回の投稿を誤ってレス禁止にしたので新規です。
続けていきます。


『2000年???』
 壁のカレンダーを凝視するが特に古いものという感じはしない。
 ましてや19年間もそこに貼られていたとは全く思えない。

 ふと自分の手を見つめる、皺やふしくれはなく、柔道ダコの薄い関節…
 俺は小学校の時から柔道を始め、生まれ育ったこの街に帰って接骨院を始めてからも週に三度、師の道場に通い、後輩である子供たちに指導している。
 柔道をずっと続けていると、指の関節の上にタコができてくる。ずっと稽古をしている以上、厚くなることはあっても薄くなることはない。
 だとすると… 若返った?
 俺は19年前にタイムスリップしたのだろうか?

 「ねえ、大丈夫なの?」
 立花先生の声が俺を思考の中から現実へと引き戻す。
 俺は確認をすべく、立花先生に尋ねた
「先生、今年は2000年…平成12年だっけ?」
 先生は一瞬キョトンとした顔で俺を見つめ
「そうよ。平成12年の4月21日金曜日よ。ついでに言うと、あなたは○○中学2年A組斉藤ゆうた君ね。」
と答え、微かに笑いながら
「どんな夢を見ていたの?」
と聞き返してきた。

 俺はそれには答えず
「俺は何で保健室にいるんですか?」
と聞き返す
「…記憶が混濁してるのかしら?あなたは体育の授業中にバスケの試合中、クラスメイトとぶつかって倒れたみたいよ。それで気を失って運ばれてきたのよ」
俺の記憶にもそんなことがあった記憶がある、仲の良かった友人でクラス一の巨漢、大山太とバスケの時に衝突して吹っ飛ばされたことがあった。
「太…いや、大山ですか?」
「あ、思い出したの?そうね大山君とぶつかったみたいね。体育の山口先生とその大山君、あと高岡君があなたを運んできたの。二人とも心配してたわよ。」
やはり記憶にある、あのときの事故の時のようだ。
確かこのあと病院に連れていかれるんだっけ…
「先生、この後は病院ですか?」
「そうね。話をしてたらだいぶはっきりしてきたようだけど、念のためしっかりと見てもらった方が安心できるでしょ」
「わかりました…」
「お母様にも連絡は取れているから病院に向かってるはずよ」
「はい」
「じゃあ、制服に着替えてね。あなたの制服はベッドの横にあるでしょ」
と指された方を見ると、ベッド脇に置かれたパイプ椅子に制服の上着がかけられ、畳まれたズボンとワイシャツが置いてあった。
 立花先生はベッド横のカーテンを閉め、自分の机に座り何処かに電話をかけているようだった。

 徐々に自分の置かれている状況は理解できてきた。
 信じられるかどうかは別にして、俺は今14歳…いや、まだ13歳のC2か…。
 正確にはタイムスリップというのかは解らないが、以前の記憶を持ったまま昔の身体に戻ったようだ。
 普通ならアレコレ考えたり悩んだりするのかも知れないが、考えようによってはこれはチャンスかもしれない。全く別の人生をいきることができるかも知れないし、最悪でも以前と同じように行動できれば元の人生には戻れる。

 33歳の俺は死んでしまったかも知れない、多少戻りすぎだとはいえ、やり直しができるのなら悪くはない…
 そんなことを考えているうちに着替えが終わった。

「着替えは終わった?」
 俺が着替えを済ませるとほぼ同時に立花先生から声がかかる。
 俺は
「終わりました」
と答え、カーテンを開けた。
 そこには先程まで着ていた白衣を脱いだ立花先生の姿があった。

 立花里英先生…
 確か年齢はこの時はまだ30歳にはなっておらず、独身だったはず…アラサーの割には童顔で大学を出たばかりと言われても違和感はない。
 学校の男子生徒からは、優しくてきれいなお姉さんという雰囲気の彼女はすこぶる人気があった。
 もっとも人気の要因は、それだけではなく彼女が抜群のスタイルを誇っていることによるものも大きかった。

 普段は白衣に隠されてはいるが、そのバストは推定Fカップ…いや、今白衣を脱いだグレーのニットの状態を確認すれば、G以上はあると推定を上方修正せねばなるまい。
 しかも彼女はぽっちゃり巨乳ではなく、平たく言えば『峰不○子体型』あの大泥棒が登場する国民的アニメのヒロインのような体型だった、
 それが童顔で優しいお姉さんなのだからC学生がその魅力に夢中になるのは当然とも言えた。
 もちろん、中身は33歳の俺が見ても魅力的なのは間違いのない事実だった。

「どうしたの?先生の顔に何かついてる?」
俺が見とれて固まっていると、そんな声がかかる。俺は慌てて
「あ、ごめんなさい。いや…、あの…、やっぱり先生はきれいな人だなと思って思わずガン見してました」
多分、C2だった頃の俺なら言わなかっただろうが、中身はおっさんなので普通にそんなことを言ってみた。
 立花先生は少し驚いた顔をしていたが、少し微笑んで
「そんなことが言えるなら、大丈夫みたいね。でもあなたは生徒で、私は先生ですよ」
と言い、続けて小さな声で
「…でも、嬉しいわ。ありがとう」
と言ってくれた。

 そして春物のコートを着て
「さあ、行きましょ」
と、俺を促した。
 
2019/12/19 23:47:16(.kQQtaJa)
7
投稿者: (無名)
あけおめ!
続きを楽しみに待ってます♪
20/01/05 05:01 (YF.4x92B)
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