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愛…そして交わり
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:愛…そして交わり
投稿者: ともひさ
山の草花が色めき始め冬の訪れを感じられるようになった12月。この時期になると私は毎年のように思い出すことがある。それは忘れもしない私が心底愛した女性との出会いであった。当時はまだ珍しい出会い系サイトでしたが、この頃は男性よりもむしろ女性の方が出会いに飢えていたのだと思われた。

現にサイトに登録するとすぐに色々な女性からメッセージが送られてきて毎日楽しく会話を交わすといったことが当たり前だった。しかも、業者がまだ参入していなかったこともあり、今のように疑いをもってメッセージを読むということは皆無でした。

9月に彼女と別れて落ち込んでいた私はインターネットで検索していた時に見つけた出会い系サイト。初めはネット内での関係だと思っていたが、それはどうやらネットだけにとどまらずリアルでも会えるのだということがわかった。当時はLINEなどなくメールのやり取りが一般的であったため、サイト内のメッセージを何度かやり取りをした後メールアドレスの交換をしたものだった。

私がまず最初に出会ったのが、サイトを初めてほんの数分でメッセージが送られてきた真由20歳だった。当時の私は27歳であったので歳下の女の子からメッセージが送られてきた、そしてこんなにも早くにメッセージが来ることに喜びを感じていた。それからというもの、1日で数名の女性からメッセージが送られてきましたが、やはり一番最初にメッセージをくれた女性というのは思いも強くなるもので、真由と色々とやりとりをした。もちろん、他の女性ともやりとりはしましたが…

真由は彼氏がいたのですが、仕事をし始めてから彼氏と出会う時間が減ってきて身体が疼くといきなり過激なことを言ってきました。その後も彼氏とデートしてると外でもお尻をスカートの上から触られたり、人がいなくなるとおっぱいを服の上から揉まれたりされるとか。

そして、一番私を興奮させた話が、壁を背にして座っている真由の前に彼氏が立って、彼氏の着ていたロングコートで周りから真由が見えないように隠して、真由が彼氏のちん棒をフェラをしたという話であった。27まで特に変わった性癖はなくただセックスをするのが気持ちいいといった普通の生活を送っていたが、真由の経験はまるでAVの中の話のようであると思ったが、リアルにそういうことをしている人がいると思うと、それだけでちん棒がいきり勃ってしまった。

真由は私の家から10分ぐらいのところに一人暮らしをしている新米幼稚園教諭であった。初めての仕事で子どもの相手に慣れない書類でストレスがマックスになっているにも関わらず、彼氏と出会えないということでサイトに登録して男を漁っているようだった。大半がメールの交換をしたと言っていたが、写メを見て断っていたそうだったが果たしてそれが本当のことなのかどうなのか?

私と写メを交換した真由はすぐに会いたいとメールが来た。どうやら私は真由のお眼鏡にかなったみたいだった。社会人として数年も働いている私はそれなりに貯金もあり自由に使える金もあったので、真由の言う待ち合わせ場所に行くまでに銀行のATMに立ち寄り
3万ほど用立てた。この時代のサイトでは援はあまりなく、純粋に男と女の駆け引きから身体の関係に発展するといったことが普通だった。もちろん、援絡みのメッセージが送られてきても無視はしていた。食事代、ガソリン代、それにホテル代…真由とのメールですでに私の欲棒は硬度を増していた。

一足先に待ち合わせ場所に着くと車から降りてタバコをふかしていた。程よい人の流れがあるショッピングセンターの入り口が待ち合わせ場所だった。当時は店の入り口に灰皿もあって喫煙者にとっては嬉しかった。私は行き交う人の手を見ていた。まだガラケー時代であったので、携帯の画面を見ながら歩いている人など少なかった。私は待ち合わせ場所に着いたことを真由にメールした。それから数分、携帯を手にした若い女性が辺りをキョロキョロしながらこちらに近づいてきた。写メを交換していたのでそれが真由だとすぐにわかった。私は手を挙げて真由の方に手を振った。それを見た真由は小走りに私の方に近づいてきて「ごめん、待った?」と言ってきた。

「ううん、さっき着てタバコを吸っていたから全然待ってない。」
「あっちょっと待って、私も吸っていい?」

真由はそういうとカバンからタバコケースを取り出しメンソールの細めのタバコを取り出して唇に咥えた。程よく発達した唇が真由がいやらしい女ということを物語っていた。真由の口から吐き出される煙が空気中で絡み合いながら上へと昇って行く姿がこれから私と真由の間に起こるであろう事柄に思えたのは、真由のことを事前に聞かされていたからであろう…
 
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2019/12/04 11:06:06(tTNYOes6)
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