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角部屋の女
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:角部屋の女
投稿者: 原田 ◆MkwHZc9SvQ
土曜日の夜、深夜スーパーで袋詰めしていると、レジ向こうの棚に薄着の女がいた。
薄いピンクのキャミワンピにショールを羽織り谷間をさらすように屈むなどしながら買い物をしている。
夜の仕事、教われちゃうよ、と思いながら店を出てレンタル屋に立ち寄り帰宅した。

最上階の5Fでエレベーターを降り歩いて行くと隣りの部屋のドア前で荷物を広げる人がいる。
(さっきの女?隣りの人?)
近付くと相手が気付き立ち上がり頭を下げた。
『こんばんは。どうかしました?』
やはり先ほど見掛けた女性だった。
『こんば…、…がなくて』
『え?何が無いって?』
『カギが無いんです』

こちらを見た顔は何度か見掛けた隣りの彼女とは別人に見えたが、名前で呼ぶと確かに本人の免許証を見せてくれた。
『この時間じゃ不動産屋も、ダメかぁ。』
思案していると霧雨が降り出したため部屋に招いて一息つかせる。

キーホルダーのネジが緩んでいてどこで落としたかわからないと言う。当然スペアは部屋にあり開錠できないと泣きそうな顔になる。
年齢は三十半ばか?まだきめの細かい白い肌に肩紐と薄い生地だけ、わずかに垂れた胸と谷間にあらぬ妄想がわいたが目をそらし窓を見る。
『まさか窓なんて開いて無いですよね?』
『あっ!開いてるかも』
顔を上げ叫ぶように声を出した彼女の潤む瞳から期待されたような気になってしまった。
『上の部屋だから時々鍵閉め忘れて…』
『じゃあ、見て見ますか』
ベランダは仕切りの外に50cmほどの枠がある。
『これなら行けるかな』
『でも危ない、雨だし』
『まぁやってみますよ』
仕切りの鉄枠を握り足元を確かめながら隣りに足を着くと無事に移動できた。手前の窓はダメだったが、奥の窓が開いた。
『○さん、開いた。やったね。じゃあ部屋入りますから玄関に』
『ありがとうございます!』
奥の部屋に入り顔に当たった照明の紐を引くとそちらは寝室だった。ざっと見回した瞬間目に飛び込んできたのはテーブルのバイブとSMのDVDだった。目を疑ったが急いで玄関にむかい明かりをつけ鍵を開けた。
『よかった、ありがとうございます!ありがとうございます!』
と泣きそうな顔で丁寧に頭を下げる姿と服装、寝室の光景と以前見掛けた野暮ったいOLの姿がぐるぐる回り動揺する。
『あ、いや、よかったですね。じゃあおやすみなさい。』

部屋に戻り、気付くと彼女の本当の姿はどれなのかぼんやり考えている自分がいた。
2014/10/26 15:07:14(Fe59strN)
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