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1:妻の覚悟 夫の決意
投稿者:
(無名)
「あなた、ごめん…。じゃあ行ってくる…。ここで待ってて」
榊大輔の妻、華子は、不安げな表情を残し、常務室に入ってしまった。 JAZZピアニストである華子のリーダーCDリリースと引き換えに、プロデューサーの寺沼常務が身体を要求したのだ。 それを聞いた夫の大輔は無論、始めは反対した。 しかし華子にとって、自分のCD発表は、最も大きな夢であった。 「絶対、心までは奪われない。中にも出させない。勿論逝かされない。だからお願い。私を許して…」 華子に懇願された大輔は、妻の決意の重さを知り彼女の言葉を信じることにしたのだ。 売れない作曲家の自分にもう少し財力があったら、妻をこんな目に合わさず済むのに…。そういう自責もあった。 汚い業界だがCD不況は極まり、こうでもしないとマイナージャンルのCVDなど日の目を見ないのが現実だ。 それに華子は、性に関しては淡白で、言って悪いがマグロだ…。 寺沼も扱いに困惑し、早々に投げ出すだろうという読みもあった。 常務室と廊下の壁は存外安普請だった。しばらくすると (ああ…、くあああ…、むううう…) 切なく激しい華子の喘ぎや悲鳴が、中から聞こえてきた。 妻が、自分ではない別の屈強な男に犯され、身悶えする様が、大輔の脳裏を占有した。 大輔は堪らなくなった。華子、少しの我慢だ… (いやあああ…、ああ!、あああ!…) 大輔は華子の辛さを慮る一方、少し当惑もしていた。 大輔と華子の性行為は新婚以来、正常位オンリーの、いたってオーソドックスで大人しいものだった。 過ぎた女房との自覚から、華子に対して遠慮する部分もあり、回数も多くは無く、最近では2,3ヶ月に一回程度となっていた。 華子は、大輔との性では声を上げることはなく、小さく喘ぐくらいだった。 なので、今繰り広げられている寺沼との戦いで、華子が大きな悶声を上げていることに大輔は驚いていたのだ。 いわば始めて聞く妻の性の声であった。その声の間隔が縮まってきた。 華子は、「絶対、心までは奪われない。中にも出させない。勿論逝かされない」と誓ったのだが… 暫くすると一際大きな悲鳴が轟いた。 (うわあああああ…、許して!…) 挿入されたかのようだった。 (ああっ!、くわあっ!、いやあっ!、) 短い間隔で聞こえてくる妻の声。その合間に、うっ、はっ、おっ、という男の気合の様な声が交差する。 寺沼が妻を組み伏し、激しく上下運動を行っている状況が想像できた。 (むはっ!、あうっ!、あんっ!、あはんっ!、) 華子の小振りな乳房が寺沼の手や唇で嬲られ、片足は彼の方の上に抱えられたまま、上下運動が終局を迎えつつある。 そんな悪夢であり現実であろうを隠微な状況を、大輔は脳裏に描き苦悶していた。 そしてついに、 (あああ!、だめ!、中はやめて!…、い、いやあああああ!!!…) (うおおお!) 男女の激しい絶叫が交錯した。寺沼が激しく発射したことは明らかだった。 ま、まさか、華子の膣内に?!…、大輔は立ち上がり呆然とした。 (うわあああ…、うわあああ…、うわあああ…) 妻の泣き声が扉を震わせている。 大輔はへなへなと濡れた床にしゃがみこんでしまった。何も出来ない自分が情けなかった。 しかし妻の受難はまだまだ続いた。 (うわあああ…、いやあああ…、そんな格好はやめて!…) 二回戦目に突入したようだった。 そんな格好…、恐らく、慣れないバックから責め立てられているような感じがした。 妻の悲鳴は前にも増して大きくなっていった… そしてやはり発射され号泣。 さらに三回戦。こんどは横からか…。 悲鳴が徐々に妖艶な響きを加え、悶え声に、そして嬌声へと変質しているようにも思えた。 いずれにせよ、妻が陵辱されているという事実のみは変質しようがない。 大輔も泣きながら、妻の恥態を想像し受け入れるしかなかった。 二時間経過し、ようやく常務室の中が静かになった。 ガチャリ。ドアが開いた。 「いやあ、華子ちゃんサイコーだったぜ。濡れまくり、噴きまくりだったぜ。いつもああなのかい?おかげで久しぶりに3発も出やがった。あんたは果報者だね、あんな奥さんといつもヤレて」 寺沼がスポーツした後のような爽快な表情で出てきた。 「約束通り、出すからさ、CD!」 寺沼のご機嫌な声を背中に聞いて、大輔は恐る恐る常務室に足を踏み入れた。 妻が全裸で大きなソファの上に仰向けになっていた。 片手は乳房を押さえ、もう一方の手で顔を隠すようにして嗚咽していた。 全身汗に塗れ、秘部からは白濁した粘り気ある液体が大量に流れ出し、黒い茂みをてからせ、膝の辺りまで汚していた。 衣服はベッド下に散乱し、ブラは片腕にひっかかりショーツは右足首にからまっていた。 まるで強引にレイプされたかのような凄絶な有様だった。 いや、これはレイプそのものだ。合意の上のレイプ。合意以上のレイプ。 華子は大輔に気がつくと、うわあああ、と大声を上げて泣き呻いた。 いいように味わい尽くされた悔しさ、悶絶し声を高らかに上げてしまった恥かしさ、潮まで噴き上げ自分を見失った情けなさ… 大輔には華子の気持ちが痛いほど分った。 「華子、よく頑張ったね…、もう大丈夫だから…」 大輔は泣き震える華子をがっしりと抱き占めた。 「うわあああ…、あ、あなた、ごめんなさい…、わ、私、耐えられなかった…」 「華子は悪くない。悪いのは僕だ…。カネが無いだけでなく、妻を喜ばせる甲斐性もなかったんだから…」 「あああ、あなた…」 「華子、僕ももっと頑張って働く。そして君をもっとちゃんと愛する。華子がいっぱい噴き上げるくらいに…」 大輔は改めて妻の肉感的な身体の重みを感じ決意を新たにしたのだった。
2012/04/08 14:43:31(.KuQPJlh)
投稿者:
おじさん
これで終わり、そのまま奥様を愛してあげないの、
12/04/08 15:16
(JqBW2CX0)
投稿者:
(無名)
なかなかに萌えるのお。
12/04/10 07:22
(LSx/thvr)
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