ようこそゲストさん。
ナンネットIDにログインしていません。
ID: PASS:
IDを保存 
ナンネットIDは完全無料のサービスです。ナンネットIDを取得するとナンネットの様々なサービスをご利用いただけます。
新規登録はこちら
ID・パスワードの再発行はこちら
平和な日々
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
投稿の削除 パスワード:
1:平和な日々
投稿者: 美月 ◆mihNCtl4W2
ID:magfose
もぞもぞと布団の中で動く・・・。
美空と激しく愛し合うのはこれで何回目だろうか・・数えたらきりがない。
「あっ、あ・・美月・・もぅ・・?いくの?」
「あ・・がまん・・させるから・・も・・だめ」
腰を激しく振って美空の奥深くで・・。
「あ・・っ・・!!」
「んぁ・・出てる」
どくっ・・どくっ・・。
キューッと締まる膣内。
たまらない・・・。
体に電撃がはしったようにビクッとなる。
美空にしがみついて耐える・・。
「あ・・あっ・・美空・・」「うん?」
「気持ちいい・・っ」
美空の顔を見た。
微笑んでくれる。
僕を愛してくれる。
愛しいよ・・・。

少し汗をかいてしまった。「あんまり激しいのもあれだね・・」
「だね・・またお風呂入ろっか?」
「そだね・・」
美空が汗を拭った。
「ママには言うの?」
「美空・・やっぱり幻覚装置を使うのは・・」
「私も・・やめた方がいいと思ってた・・」
僕たちは子供だけどちゃんと分かってる。
あれは兵器。
何の罪も無い人に使ってはいけない。
それは分かっている。
でも・・・。
「お化け屋敷はやだ!」
「だよね・・はぁ」
美空はため息をついてから窓を開けた。
空を見上げている。
「はぁ・・変な双子だよね・・私たちって」
「うん?」
「ま・・変なほうが楽しいか・・」
美空と並んで空を見上げた・・。
満月だ・・。
月見団子食べたい・・。

ガラッと障子が開いた。
「ふぁ、いいお湯だった!」綾がバスタオルで紙を乾かしながら部屋に入ってきた・・。
僕たちを見てニヤッとした・・。
「気持ち良かった?」
「ちょっ!?」
美空と同じタイミングで顔が赤くなって声を出した。「綾、何の事?」
「ママ、言ってる意味が分からないよ!」
綾は口元をおさえてクスクスと笑う。
なんてかわいいんだろう・・・。
美空は僕を睨んだ。
嫉妬すんなよ・・。
「お風呂・・行ってくる!」美空は綾の横を通りすぎて障子をピシッとしめた。
綾は髪乾かしながら僕のそばに来た。
「美月・・もう平気かな?」「えっ?」
「胸・・苦しくならない?」「まだ・・・苦しいよ」
綾はやっぱり気にしてるみたいだ。
行為の後にやってくる罪悪感・・。
綾は僕を抱き締めて頭を撫でた。
「私も・・消えないなぁ」
「そっか・・」
「考えすぎ・・でもないよね・・」
「うん・・」
悪い事・・だもんね。
他にも悪い事したけど。

ぐいっ・・。

綾に押し倒された。
布団の上で手首を掴まれた・・。
「またお風呂行くんでしょ?」
「綾・・美空が戻ってきたら睨まれるよ」
「うーん・・そだね」
そういいながら綾が唇を近づけてきた。
綺麗な顔・・。
可愛いし・・美人だし。
「ちゅっ、んっ・・」
「んぁ・・ふっ・・」
綾が唇を離した。
もっと欲しくて僕からまた重ねる。
「んんっ・・ふっ・・」
「ちゅっ・・ん・・」
「はぁ・・今日はこれでいいよ」
「綾・・」
綾はニコッと笑った。
「私は大人だからね」
ギュッと抱き締められる。綾も好き・・大好き。
シャンプーのいいにおいがする。

美空が戻ってきた。
僕を睨んだ。
「な、なんだよ」
「気持ち良かった?」
「してないよっ!」
美空は吹き出すように笑った。
「知ってるよ・・ママッ」
綾の所に走って行った。
綾は受け止めて頭を撫でている。
僕もお風呂に行こう。
障子を閉めた。
廊下は薄暗い。
「はぁ・・」
ため息をついて歩く。
二度風呂はあんまり好きじゃないんだよなぁ。
「美月くん、お風呂?」
「あ・・うん」
春だ・・。
どうしたんだろ。
「そっか・・」
「春はどうしたの?」
「うーん・・寝れなくって外に行こうかなって」
「大丈夫?しっかり寝ないと・・」
春に近づく。
少しだるそうだ。
「美空と少し喋ったら?」
「あ・・そうだね・・うん・・そうする」
春は嬉しそうに綾と美空のいる部屋に向かった。
まだ好き・・かな・・。
美空の事・・。

脱衣場で服を脱いでお風呂に入る。
「はふぅ・・」
お湯に浸かってポケーッとする。
たくさん汗かいたし・・さっぱりしなきゃ。

ガラッ

脱衣場の扉が開いた。
「あ、入ってまーす」
返事はない・・。
誰・・・?
においがない・・。

黒い人影・・。

怖い・・これって・・。

ゆ、幽霊・・。

【美空!助けて!!】
テレパシーで美空に助けを求めた。
怖い・・なんなの?
黒い人影は僕と同じくらいの大きさ。
立ったままだ。
ブルブル震える・・。

「美月・・」

声がした・・。
僕・・・?
僕とそっくりな声。

「綾を・・お願いね」

黒い人影から聞こえる。

「だ、誰・・なの?」
「君の・・お父さん」
恐怖から・・嬉しさに変わった。
お父さん・・パパ・・。
「パパ・・」
「美月・・綾と美空を・・お願い・・」

黒い人影は消えていった。
「パパ・・待って!」

「二人を・・愛してあげて」
完全に消えた・・。

足音が聞こえた。

美空だ。

「美月!?」
美空が風呂場の扉を開けた・・。
僕はお湯につかっている。美空は僕を睨んだ。
「なによ・・もぅ・・」
「美空・・パパが・・」
「な、なに?」
涙が・・出てきた。
幽霊・・だけど。
嬉しかった・・。
パパ・・・。

美空は脱衣場で待っててくれていた。
さっき起こった事は話した・・。
「パパ・・怒ってなかったよ」
「そっか・・」
「美空・・見ないでね」
「分かってる・・」
風呂場から脱衣場に入って体を拭く。
「綾には・・」
「言わない方がいい・・ママは・・」
「うん・・」

部屋に戻ると綾は春とゲームをしていた。
綾の方がはしゃいでる。
「にゃあ・・負けた・・」
「えへへ・・」
「美空、美月もやる?」
僕と美空は首を横に振った・・。
春はあくびをした。
「そろそろ・・寝ますね・・お騒がせしました」
春はペコっとお辞儀をして部屋を出ていった。

僕と美空は布団の上に座った。
綾はため息をついた。
「ふぅ・・負けるとは思わなかった・・」
どうしよう・・。
やっぱり言おうかな。
綾は布団に寝転がった。
「・・今日はね・・君たちのパパの命日だよ」
「えっ!?」
びっくりした・・。
綾は少し笑った。
悲しそうに・・。
「ルカ・・あっちで元気にやってるかなぁ」
言おうか・・。
そう思った。
でも・・冗談に思われるかも・・。

綾は布団を被った。
泣いている・・・。
僕と美空は顔を見合わせた・・。
部屋の電気を消して綾の布団に潜り込んだ。
「あは・・可愛い我が子・・優しいね」
綾に抱きついて。
ゆっくりと眠りについた。

翌朝。
目が覚めると綾はまだ寝ていた。
僕はしっかりと抱きついた・・。
体の大きさも綾の方が大人・・。
僕が幸せにしなきゃ。
美空も・・綾も・・。
「んにゃ?」
「綾・・おはよ」
「どしたの?」
「なんでもないよ?」
「ふーん・・する?」
「いい・・しばらくこのまま・・」
「うん・・」
パパ・・お父さん。
頑張ってみるよ・・。


 
2011/04/13 08:13:19(W2E/h6/T)
7
投稿者: 無名
最近更新が遅くて寂しいくらい
俺は楽しく読ませてもらってるから
11/04/17 16:42 (yzaiXNDw)
8
投稿者: 読者
ネットなので長く投稿していると批判的なコメントが増えますが美月・美空と同様に強く負けないで続けて下さいね。
毎回更新が楽しみです。
11/04/17 18:54 (3Z1F7Tax)
9
投稿者: 美月 ◆mihNCtl4W2
ありがとうございます
なかなか暇が無くて更新できません・・
別の新作を考えています。
このお話はずっと続けて行こうかと思います
ペースはかなり落ちますが・・
もう美月、美空、綾に辛い出来事は起こしたくない・・・
書いててつらい・・
だからこうやって何気無い日々で繋いでいます
私のわがままですが
どうか・・お願いします たとえ私の文字の中で生きる彼らですが
愛しくてたまりません
暇があれば書いていきます・・ありがとうございました
11/04/17 21:52 (nJw3dVJ0)
10
投稿者: 美月 ◆mihNCtl4W2
土曜日・・・
沙弥先生と待ち合わせの場所に向かう。
僕、一人・・・ではない。「なんでついて来るの?」
美空に問いかけた。
美空はムスッとしながら僕の背中をつまんだ。
「教師と生徒がデートしてたのがバレたらどうなるか分かる?沙弥先生は促クビよ?」
「あぁ・・たしかに」
そりゃマズイ・・・。
って沙弥先生もそれくらい分かってたはず。
そんなに僕とデートしたかったのかな・・。
美空はさらに背中をつねった。
「いったい・・なんだよ」
「それに・・私が嫌なの・・ふんっ!バカ!!」
そっぽを向いてしまった。美空ってやっぱりかわいいなぁ・・

駅前に噴水がある。
そこで沙弥先生が待っていた。
可愛らしい服を着ている。僕を見て微笑んだけど。
美空を見て首を傾げた。
「ん・・?美空ちゃん?」
「これも先生のため・・」
「・・・あ、あぁ・・うん」美空の言いたい事はわかったようだ。
とりあえず電車に乗って近くの遊園地に行く事になった。
切符を買わないとな・・。小銭を入れてボタンを押せば切符が出てくる。
「落としちゃダメだよ?」
「分かってます」
沙弥先生はこういう時もやっぱり先生だな・・。
売店があったので電車が来る前に何か買う事にした。
かごにサンドイッチとおにぎり、飲み物を入れていく・・常人なら食べきれないくらい。
「こらっ!買いすぎ!」
沙弥先生は僕と美空からかごを奪って棚に商品を戻していった。
僕と美空はむーっとむくれて待っていた。
沙弥先生が袋を持って戻ってきた。
「はい、これで十分!」
「ふぇ・・お茶とおにぎりとサンドイッチしかない!?」
「あんまり食べると動けなくなるよ!」
美空と顔を見合わせたが・・・仕方ないか・・。

ベンチに座って電車を待つ・・。
この駅は最近改築された。前に見た時よりは綺麗だ。
売店で買った物はまだ食べない。
それよりもとっておきの物があるのだ・・。
電車で景色を眺めながら食べると一味違う。

沙弥先生はどこかガッカリしてる様子。
そりゃそうだ。
こんな小姑がついて・・。
むぎゅっ!!

横腹を思いっきりつままれた。
「・・・・っ!!!!」
痛すぎて声もでない 。
「誰が小姑だ・・」
「ごめん・・」

横腹から痛みが消えた。
沙弥先生の隣に非難する。今日の美空・・怖い。
「美月くんは遊園地行ったら何に乗る?」
「うーん・・観覧車とか」
「そっかそっか・・私はゴーカートかなぁ」
「ふーん、どんなの?」
「ちっこいレーシングカーみたいなのに乗って走るのよ」
「へぇ!!楽しそう!」
車には一度乗ってみたいと思ってた。
沙弥先生はクスッと笑った・・。
僕は凄く嬉しそうな顔になってるからかな・・。
美空はムスッとしている。ヤキモチ・・・。

電車がやってきた。

三人で乗って席に座った。
袋からおにぎりとサンドイッチを取り出す。
そして・・・。
かばんの中から・・。
「じゃん!春特製手作り弁当!」
沙弥先生は呆気にとられている。
今朝、春が作ってくれた。
沙弥先生の分もある。

「あ、ありがとう・・」
沙弥先生はお弁当箱を受け取ってカパッと開いた。
「おぉ!!」
中身は栗おこわ、鶏肉の煮物だ。
さすが春・・。
美味しそう。
美空はもうすでに食べている。
僕は窓の景色を眺めながらゆっくり味わう。
これぞ大人の食事ってやつか・・
美空みたいにガツガツ食べるのは子供・・。
「うっさい・・」
「・・・ほら、一緒に見よ」「むぅ・・」
美空をなんとかなだめながら外の景色を見る。

沙弥先生はもくもくと食べている。
「いや・・これは美味しいよ・・すごいなぁ」
「でしょ?春は凄い料理人だもん!私、大好きだよ」美空がはしゃいでいる。

むーっ・・・。

そんなに褒めるな・・。
僕だって料理はできるぞ。美空は僕を横目で見た。
少し笑ってそっぽを向いた・・。
嫉妬させられた・・。

お弁当を食べてからトランプをした。
昔懐かしい?ババ抜きだ。
この時は美空と僕の能力はシャットダウン・・。
読めてしまってはつまらない。

ババはどっちだ・・。

沙弥先生からカードを取った。

ババ引いた・・。

美空は僕をジーッと見ている。

ババ引け・・。
ババ引け・・。

パシッ・・。

美空がババを引いた。

美空の表情が曇る。

そんなこんなで時間は過ぎた。
まだかかる。
美空は僕の肩にもたれて寝ている。
僕も美空に体を預ける。
沙弥先生はクスッと笑った・・・。
「起こしてあげるから少し寝なさい」
僕は返事を返す前に目をつむった。
列車の揺れが心地よくて。眠りについた・・・。


11/04/28 03:44 (CHVZzw9q)
コメントを投稿
投稿前に利用規定をお読みください。
名前
メール
本文
スレッドを上げない
画像認証

上に表示されている文字を半角英数字で入力してください。
 
官能小説 掲示板
官能小説 月間人気
官能小説 最近の人気
作品検索
動画掲示板
画像で見せたい女
その他の新着投稿
人気の話題・ネタ
ナンネット人気カテゴリ
information

ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられております。

Copyright © ナンネット All Rights Reserved.