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1:番外編
投稿者:
銀狼のスレ主
◆Df3LS3WJTE
私は新婚時代にルカに料理をならった。 今日は肉じゃがを作る。
「ふんふーん・・」 美空は地下で研究中。 美月は居間でテレビを見ている。 ベル君とランちゃんは師匠の所に修行に行った。 二人とも強いけどまだまだ未熟。 私に勝てるようになるまで修行に行かせる事になった ま、師匠の修行は凄まじいから・・・・耐えられるか心配。 肉じゃがをお皿に盛る。 味見をしてみる。 「うむ・・・うみゃい!」 テーブルに運んでごはんを盛る。 母親って感じ。 「美月、美空にごはんできたって言ってきて」 「あ、うん」 美月は地下に向かった。 私はテレビを眺める。 ダイエットの番組か。 私には必要ない。 これ以上若く見られても困る。 30歳を少し過ぎた今でも女子高生に思われてナンパされまくるんだから・・。 もう少し大人っぽくなんなきゃね。 「もぉ!テレパシー使えばいいじゃん、ばか!」 「僕は直接呼びに行きたかったの!」 美空と美月が居間に戻ってきた。 ちょっともめている。 「能力は有効に活用しなきゃ、美月は・・ばか」 「ばかって言うなよ・・僕は美空のために・・」 私はパチンと手を叩く。 「はぃはーい!そこまで!ごはん食べよ!」 「あぅ・・」 「むぅ・・」 二人共もくもくと夕飯を食べている。 可愛いなぁ・・私の子供。ルカと私の・・・。 ルカ・・・・。 「ママ、美味しかった!」 「うん、良かった」 美空はまた地下に行く。 また何やら研究しているらしい。 「美空は可愛いねぇ・・・あの子はアイドルになったら凄い事になりそう」 私はボソッと呟く。 美月は少し黙った。 「うん、でもアイドルになんてなって欲しくない」 美月はムスッとしている。私は肉じゃがを口に運ぶ。「美空は僕のそばにいて欲しい。だから、やだ・・」私は美月の隣に座って頭を撫でた。 「美月はいいお兄ちゃんだね・・・」 「うん・・・」 美月もアイドルになれば間違いく凄い事になる。 こんな可愛いのが売れない訳がない。 ルカと私の子供だ。 親バカかもしれないけど私とルカのいい所取り。 でも面影はルカにそっくり・・・。 「僕はアイドルになんかならない・・綾も嫌でしょ?僕がアイドルになるのは」ビールを一口飲む。 相変わらずお酒は好き。 「まぁ・・嫌だね」 「でしょ?」 私は心を読まれるのには慣れた。 ルカもそうだったし。 「ふぅー美味しかった」 「デザート食べる?」 「えっ?あるの?」 「うん、ケーキがあるよ」 「ほしい!食べたいよっ」 「ははっ、待ってて」 甘党は私譲りか。 目をキラキラさせて私を見つめる。 冷蔵庫からケーキを取り出す。 美空の分もある。 私と美月の二皿を持って行く。 私は二人共愛してる。 けれど・・・やはり、美月には特別な感情がある。 息子としてではなく・・異性として見てしまう。 だってルカにそっくり。 愛した人とそっくり。 「美空も呼んでくる!」 「美月・・二人で・・食べようよ・・」 美月は私を見て黙った。 「うん、綾と二人で食べる・・・二人きりで」 「ありがと・・・」 美空には悪いけど私も美月が好きだよ・・・。 とっても・・・好き。 私はレアチーズケーキを一口食べてビールを飲む。 「ビールとケーキって合うの?」 「合わない・・かな。私は好きだけど」 「ははっ、ビールって美味しい?飲んでみたいな」 美月はビールを見つめる。「だぁーめ」 「なんで?」 「お子ちゃまには分からないよ」 「僕はお子ちゃまじゃないもん!」 ムスッとしてしまった。 可愛い・・・。 「美月・・・」 「ふぇ?」 「愛してるって言って・・嘘でもいい」 「・・・綾?」 「言って・・お願い・・」 美月は私を見つめる。 少し照れながら。 「綾、愛してる」 「・・私も・・美月を愛してる・・」 ルカと暮らしてなんども聞いた言葉。 聞いたというか・・頭に浮かぶ言葉。 美月は照れてチョコレートケーキを一口食べた。 「美月、私にも一口食べたいな」 「えっ、うん・・はい!」 美月はフォークで一口分のケーキを口元に近づける。私は美月の手を握って美月の口元にやる。 「えっ?僕は・・んっ」 私はケーキを食べてすぐに美月にキスをした。 舌を絡めて味わう。 「んっ、ちゅっ・・」 「あっ、んんっ・・」 美月を抱き寄せる。 長い長いキス。 普通じゃないのは分かってる。 親子でしちゃいけない事。私も我慢してる。 でも無理。 ゆっくり離れる。 「甘いよ・・美味しい」 「綾・・えっちぃよ・・」 美月は美空を好き。 私はどうかな? 愛してくれてるかな? 「綾・・やめて・・僕は・・選びたくない」 また心を読まれた。 「僕は・・綾も愛してる・・・美空も・・・」 美月が欲しい。 たまらなく。 「今日は美空と寝るの?」 美月は首を横に振る。 「ううん、今日は徹夜で研究するって・・」 「じゃあ・・今日は私を愛して・・・エッチしよ」 私は男を誘惑するテクニックなら誰にも負けない。 そんじょそこらの女には絶対に負けない。 「あぅ・・・」 「ねっ・・しよ・・気持ちよくなろ?」 「うん・・僕も・・エッチしたかった・・綾と」 「じゃあ、お風呂行こっか・・・二人で」 「あ、うん・・・」 私は美月とお風呂に向かう「あ、綾・・」 「なに?」 「お風呂でエッチはしないでね・・・ベットでしたい・・・」 「ふふっ・・いいよ」 美月は私の手を握ってついてくる。 昔もこんな事があったな。ルカとお風呂に入った。 二人でシャワーを浴びる。ボディソープで美月を綺麗にする。 「気持ちいい?」 「うん、気持ちいいよ」 だんだんと下半身へ。 「あっ、下は自分で・・」 「・・・そう・・じゃあ自分で洗いなさい」 「えっ?」 美月は残念そうな顔をした、私の腕を握ったまま離さない。 「どうしたの?」 「あのっ・・・」 「洗って欲しいの?」 美月はコクりと頷く。 ルカと同じ。 可愛い・・・。 ゆっくりと洗う。 チンコに触れるとあの切ない声。 ルカと同じ・・切ない声。「んっ・・・」 「もっと強くする?」 美月は黙って頷く。 ゴシゴシと強めに擦る。 美月のはまだ皮が完全にむけきれていない。 勃起してもまだ可愛らしいチンコだ。 まだまだ子供。 首筋を舐めてあげる。 「んっ・・はっ」 「もっと・・いっぱい聞かせて」 先っぽをクリクリ苛める。「んあっ!」 切ない声と共に射精した。「あはっ、いっぱい出たね・・・」 「・・・っ・・」 「お風呂入ろう・・」 二人で湯船に浸かる。 美月は私の膝の上。 「綾・・・ママ・・」 「美月・・・」 この体勢でのキス。 あの時のルカと同じ。 初めて愛しくなった・・・人を好きになったあの時と・・・・。 唯一違うのは。 美月は息子・・・。 私の・・実の息子。 罪悪感も少し薄れてきた。けれどもイケナイ事なんだって思う。 私とルカの思い出。 なんとなく頭をよぎった。
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2010/12/08 00:55:37(rQugZWpC)
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