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こんなんええかな?
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:こんなんええかな?
投稿者: ぐっさん

真鍋瑠璃はスポーツウェアのまま帰宅する。
さっきまで、男子生徒徒と一緒にバスケットをし、その汗と青い体臭を体に纏
うように。
瑠璃自身体を動かしたあとの火照りとそれとはまた別種類の違う火照りを体の
奥に感じていた。この火照りを沈める方法は一つしかない、それには誰の目も
気にしなくていい自分一人きりになれる自分の部屋に少しでも早く帰り着くこ
と。生理前のせいか、いつもより気が競る。

(こんなに疼かせて、今日はいつもよりたっぷりお仕置きしてやるから)

 そう考えた瞬間、股の奥がちょっと熱くなった。

瑠璃は校舎の3階の窓から六個の目に見られているとは、夢にもおもわず自分
の愛車にむかってまっすぐに歩いていく。
瑠璃の車は大型のオフロード車で職員用の駐車場はスペース的に使えないた
め、少し離れた敷地の外れの整地していない場所に停めてあった。

瑠璃が自分の車に近づくに連れ、車の後ろのバンパーの近くにうずくまってい
る人影が目に入る。
歩きながら注意深く観察すると、背中に黒いランドセルがみえる。小学生の男
の子のようだが、体つきだけを見ると高学年だとおもえた。

瑠璃は1メートルのところまで近づくとその少年に向かって声をかけた。

「どうしたの、ボク?」

少年がうずくまったまま顔を瑠璃に向けた。
その顔を見たとたん瑠璃の心臓の鼓動が早くなった。
髪がさらさらで白い中性的な肌、そしてなによりもマツ毛の長い大粒の瞳がう
るうると瑠璃に何かを訴えていた。
(何この子、ヤバイかも・・・。)

「おなかが・・・痛いんです、・・・歩いてたら急に・・・。」
切なそうな声。
「おなかが痛いのね?おなかのどのへん?」
「下のほう・・・。」
「まさか、ウンチじゃないよね?」
「ちがう・・、ウンチの痛さじゃない・・」
「お医者さんにいく?たぶん保健の先生も帰っちゃったし・・・お家どこ?近
いの?自分で立てる?。」

少年は答えずうずくまっている。

瑠璃は少年をとりあえず自分の車に乗せ、送っていくことにした。
小学生といってもみたところ160センチぐらいはありそうだ、でも華奢な肩と
腕を見てこれなら自分ひとりで抱えられると判断した。

瑠璃は少年の腕を自分の首に巻きつかすと、そのまま背中と脚をかかえて助手
席に乗せた。自分の顔と少年の唇がくっ付きそうになる。
心臓の鼓動がもう1テンポはやくなる。
2010/12/30 19:52:34(t7nuNgY.)
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