朝から金曜日の出来事が頭から離れない…明日は月曜日、気持ち切り替えて仕事を頑張らなくては…あの出来事がなければいつものマッタリ日曜日だったのに…刺激が欲しい、顔が引きつる程緊張したい…朝７時、いつもの日曜日ならまだ熟睡タイムなのに爛々と研ぎ澄まされ起きている…天気はいい。こんな気持ちの時は雨降りがいい…なんとなくそう思う。久々に観る日曜日早朝のテレビ（はあ～何もかも耳障り!）部屋の前を通り過ぎるバイクの音も何故だかイライラ…馬鹿みたいね私…久しぶりに近所の大きな公園のランニングコースにウォーキングに行く事にした。支度を整えて８時に部屋を出る。キャップを深めに被り歩き出す。デニスカの下はレギンスその下は素肌…何も履いていない…ジョギングする人、ご夫婦でウォーキング、犬のお散歩、家族連れもちらほら…絵に描いた様な平和な光景の中、爽やかな朝の日差しの中、澄ました涼しい顔をして、下着を履かない女がウォーキング…誰一人として気がつかない…ときめきに似た高揚感、つま先から昇り来るようなある種の悦楽感…確かに私は今、金曜日の晩と異なる上気を感じている。ブラの中で乳首が隆起し圧縮され固くなる…乳房にも若干張りが出て来た。まるで生理の何日か前…排卵期の時の身体の状態…訳も無く熱くなったり、訳も無く疼いたり…身体の底から一気に湧き上がる様な疼きではないが…初めて感じる感覚にときめいていた…約２kのコースを２周して、自動販売機でミネラルを買ってベンチに座る・・・座って間もなく細かい汗が染み出てくる・・・首筋、脇の下、乳房の下、お尻の割れ目の上の方・・・ジワーっと汗ばむ。脈は心持速い・・・首筋だけはウエットティシュで拭う。犬のお散歩の初老の男性が「おはよう御座います」って挨拶を してくれた。私も会釈して応える・・・通り過ぎたその男性に心の中で叫んだ(おじいちゃん・・・私、下着つけてないのよ・・・汗ばんだ私の大切な部分・・・匂い嗅いでもいいよ・・・)次の瞬間、悪寒にも似た寒気が身体全体を覆い鳥肌が立った・・・平静を装い、ウエスト・ポーチからイャホンを取り出し唄を聴く、読みかけ の小説を開く・・・でも読んでない読んでるふり。中学２年の夏を回想していた・・・田舎町の厳格な家庭で育った私、特に性については直接的ではないが、かなり両親から抑圧されていたと思う。続きは後ほど…

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