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1:ペンション17
投稿者:
マルボロ
忙しくて遅くなりました。
すみません。 《マズイ!》 《どうして?》 《何故、N美が?》 2人の顔色にそんな言葉が浮き出ていた。 『あなたぁ~…』『あなたぁ~…』じわじわと近付いて来るN美。 私はN美の声がする方へ向いて確認した。 肉眼ではまだ見えないが確実に近付いている事は確かでその証拠にN美の声が先程より大きくなり、因り鮮明に聞こえてくるからである。 S治「‥さぁ早く、こっちへ……」 S治さんの声が聞こえ、私が振り向いて見ると脱ぎ捨ててある衣服や下着を拾い集めた妻の手を引き、ちょうどこちら側の草むらに来ている所だった。 私は今更逃げ隠れる時間など無く、咄嗟的にその場で寝そべるしかなかった。 『ダメだ!見つかる!』 そう思い私は顔を伏せた。 『‥し~ん……』と静まり返った辺りに私はゆっくりと顔を上げた。 そして周りを見ると妻とS治さんの2人は私の居る横約5㍍先に身を隠していた。 緊迫感漂う表情の2人…荒い息遣いを無理矢理静止する2人…N美の声がする方へただただ黙って見ている2人の姿があった。 時間にしてどれほどだろうか?しばらくしてN美の姿が…妻とS治さんの2人が淫らな性交を繰り広げていた場所に現れた。 緊張する2人の姿…妻は頭を低くし下を向いたまま目を閉じ、S治さんも頭を低く下げて妻であるN美を恐々と見ていた。 N美『‥へぇ~こんな場所有ったんだぁ~……』 まさか夫であるS治さんと妻が一緒に隠れているとは…しかも2人が直ぐ傍にいるとは思いもしないN美がそう言って大きく背伸びをした。 妻とS治さんの2人は彫刻の様に固まり、ただじっとして時を過ぎるのを待っていた。 いや、待つしかなかった…と言うのが正しいだろう。 《息を殺し、早くN美が立ち去る事を思い…そしてこのまま見つからずに修羅場を避ける事を願い…》 こんな2人の思いが私にひしひしと伝わってきた。 N美『まったくぅ…何処行ったんだろ?』 2人の願いが通じた様でN美は一言言い残すとその場を足早に去って行った。 N美の去って行く後ろ姿をS治さんはじっと見つめている。 それは安堵感が漂い、笑顔が零れそうな表情で憎らしくも歯痒いとも思う表情だった。 S治「‥ふぅ~助かった~…」 妻「‥ハァ~ハァ~ハァ~…」 妻は本当に息を止めていた様で深い深呼吸をしていた。 S治「‥どうなるかと思ったよ……」 妻「‥びっくりしたわ…ハァ~ハァ~…まさかN美がこんな所まで来るなんて‥思いもしないし…ハァ~ハァ~…」 S治「‥本当だね…まさかこんな所まで……」 妻「‥ねぇ見つからないうちに帰りましょ…」 S治「…えっ!」 妻はN美が現れた事で現実に戻ったらしく、冷めた様子で手に持ったブラを装着しようとしていた。 そんな妻の言葉にS治さんは驚きの表情を見せた。 そして次の瞬間………。 妻「…キャッ!…止めて!」 S治さんが豹変した。 何の警戒も無く、ただブラを装着していた妻にS治さんが襲い掛かったのだ。 妻は座った状態から後方へ押し倒され仰向けの状態に…そしてS治さんは仰向けの妻の上でマウントポジションとなり妻の装着途中だったブラを引き取るとそのブラを紐代わりにして妻の両手を縛り始めたのだ。 妻「…止、止めて!S治さん!…イヤッ…」 妻の言葉など全く無視をし続けるS治さんは妻の両手を縛り終えると妻をマングリ返しにした。 妻「‥ヤ、ヤダッ…止めて……ァハッ」 どうあがいても無防備でオープンになる妻のアソコにS治さんはむしゃぶりついた。 『‥ピチャピチャ…ペチャペチャ……』 S治「…こんなに濡れてるココが嫌とは言ってないんだけど?」 妻「‥ィ、ィヤァ……ンンッ…ンンッ…ヤ…ャメ・・テ……」 妻の抵抗はみるみる弱まり、次第に抵抗は無くなっていく。 『…クチュクチュクチュ…ピチャピチャピチャ……』 妻のアソコに指で掻き回し始めたS治さん。 妻のアソコは淫らな汁で溢れ、卑猥な音が響いていた。 S治「…ココに何が欲しいの?」 妻「…ンンッ…ダメェ…ンンッンンッ……☆♂☆…」 S治「‥何?…よく聞こえないよ!」 妻「…ンアッ…アァッアァッ……☆、☆♂☆~!」 S「‥それをA希のココに入れて欲しいの?」 妻「‥アンッ…アンンッ…アァ~ンッ……欲、欲し・・いぃ~…」 N美が現れ、現実味を帯び、そして興ざめしていた妻が一瞬にして淫らな牝に変貌した瞬間だった。 『いや、ひょっとすると妻は…こうなる事を期待していたのではないか?』『N美が現れて冷めていくS治さんを…その気にする芝居をしたのでは?』変貌した妻を見ながら私はそんな事を思っていた。 段々と、今までの良妻賢母な妻が偽者の姿で、今の妻が本当の妻の姿ではないのか?…妻は私に今まで演技をし続けていたのでは?………。 妻を信じられなくなる自分がいる事に不安を感じる私だった。 妻「…アァッ…アァンッアァンッ…アァァ~ッ……」 私が2人から目を逸らし頭の中でそんな事を思っていると妻の淫声が私を再びあの病的な心へと導いたのだった。 気付けばマングリ返しにされていた妻は正常位からS治さんのいきり立つ肉棒で責められていた。 縛られた両手を頭の上に持っていき(上空から見ると万歳をしている恰好)、そして大股を開きS治さんを迎え入れている妻…そんな妻を先程の続きとばかりに妻の揺れ動く乳房を鷲掴みして揉みながら腰を打ち付けているS治さんの光景だった。 妻「‥アァッ…イィ~ッ…アァァンッアァァンッ……」 もう既に先程の妻…ただ快楽を追い求める牝に妻は成り下がっていた。 私との距離は約5㍍…そんな短距離で2人の光景を目の当たりに覗き見ている…よりリアルな声や言葉…リアル過ぎる性交に私の鼓動は高まり興奮度は最高潮に近付きつつあった。 S治「…ん?」 S治さんが突然動きを止め、恐々しい顔を見せると「ハッ」ととある方向に顔をやった。 その方向とはN美が立ち去った方向である。 妻はそんなS治さんの行動など無関心な感じで…いやらしくも自ら腰を振り、淫らな快楽を求めていた。 『‥アナタァ~……』『‥アナタドコォ~……』 それはN美の声……。 そうN美がまたこちらに近付いて来ているのだ。 妻「‥ねぇ…早くぅ…」 N美の声に全く気付いていない妻はS治さんにおねだりをする。 S治「‥ニヤッ……」 S治さんは少しにやけると体を低くし、妻の体に密着させ再び腰を振り始めた。 妻「‥ンンッンンッ…アンッアンッ……」 妻の首筋を舐めまわしながらゆっくりと腰を振るS治さん…目を閉じ官能的な表情を見せる妻の姿。 『‥ナタァ~……』『‥アナタァ~‥ドコにイルのォ~……』 その瞬間、「ハッ!」と妻が目を開けた。 ようやく妻がN美の声に気付いた様子で妻の表情が一変する。 …が、ここでS治さんは腰の動きを少し早く振り始め、そして妻の口を塞ぐように唇を重ね合わした。 妻「‥ンンッンンッ……」 妻はS治さんから逃れようとするがS治さんは妻を離さなかった。 寧ろピストン運動をさらに加速させていき妻を責め立てた。 『…グチュグチュ…ヌチャヌチャ……』 妻の蜜壷から卑猥な音が溢れ出て…妻の表情も牝の顔へと変わっていく。 そして妻は縛られた両手をS治さんの首に通すと積極的にキスをし始めたのだ。 私は今のこの2人を理解出来なかった。 危険が迫りつつある中で危険を避けるべき事を…いや避けなければいけない事を無視し、遭えて危険を承知で淫らな性交をし続ける妻とS治さんの2人に疑問を感じたのだった。 S治さんを縛られた両手で抱きしめ…S治さんの体を両脚で挟み込み…S治さんとディープキスをしながらセックスする妻の姿を私は別の意味で緊張しながら見ていた。 S治「‥どうする?…どんどん近付いてくるぞ!」 突然、キスを止めてS治さんが言った。 妻「…アァッ…アァンッアァンッ……」 口を開放された妻は喘ぎ声を上げるだけだ。 S治「‥ここで止めるか?」 妻「…アァンッ…い、いやぁ……止めないでぇ…アァァッ……」 S治「…いいのか?」 妻「…さ、最後ま・・で…アァッ…してぇ……」 S治「…いいんだな?」 妻「‥こ、このままぁ……もぅ‥お預けは…アァァッ…いやぁ……」 S治「‥フフッ……」 妻「…アグッ」 S治さんは妻の有り得ない言葉を聞くと不適な笑みを見せ、そしてたまたま手の届く位置に落ちていた妻のパンティを手に取るとそれを丸め妻の口に…妻に丸めたパンティを咥えさせたのだ。 妻「‥ンンッンンッ…ンンゥッンンゥッ……」 『一体何が、何が2人をそうさせているんだ?』 私の疑問は深まるばかりだった。 刻一刻とN美が近付いて来ている中…2人は己の欲望だけで危険な性交をし続けていた。 S治さんは振り続ける腰を時には早くそして時にはゆっくりと妻の潤みきった蜜壷に打ち付け…妻は口に咥えた己のパンティを噛みしめながらS治さんのいきり立つ肉棒を奥深く迎い入れ、見たことも無い表情を見せていた……。 そんな2人を見ている内に私にひとつの答えが思い浮かんだ。 2人が危険な性交をし続けるのは…『このままでは見つかるかもしれない!という危険な状況下でセックスをし続ける事による興奮を味わっているのではないだろうか?その興奮に2人は酔いしれ、後先何も考えずにただ欲望を獣化しているのではないだろうか?』 本当の答えは定かではないが…それが私の答えだった。 『‥あなたぁ~……』『‥あなた何処~……』 N美が直ぐ傍まで来ていた。 S治さんは更に身を低く妻に抱き着き、妻もS治さんをギュッと抱きしめた。 しかしこの状況下でもS治さんの肉棒は妻の蜜壷にズッポリと挿入されたままで…そして微かだがS治さんの腰は動いていた。 ………(続く)
レスを見る(9)
2009/10/22 15:44:11(jlUpwkG8)
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