ようこそゲストさん。
ナンネットIDにログインしていません。
ID: PASS:
IDを保存 
ナンネットIDは完全無料のサービスです。ナンネットIDを取得するとナンネットの様々なサービスをご利用いただけます。
新規登録はこちら
ID・パスワードの再発行はこちら
明日への道
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
投稿の削除 パスワード:
1:明日への道
投稿者: 理絵
意識が朦朧としてくる。息が上がる。
まだだ。まだ倒れるわけにはいかない。
走れ!走り続けろ!

女はもう,獣のような声を発している。
許容範囲を遥かに超えた快感は,拷問にも等しい。
何度も意識を失いかけ,そのたびに激しい快感が現実に呼び起こした。
気絶することも許されず,安住の地にもたどり着けず,エンドレスに続く快感と呼ぶにはあまりに残酷な,快楽地獄の海で女は溺れていた。


やがて終わりが見えてきた。あと三十メ-トル,あと十メ-トル,三メ-トル・・・ゴ--ルッ!

射精と共に,激しい快感が体を支配していた。

三十分ほどして女は「こんなんじゃ体が持たないわよ・・・三人若い子を相手にしたって平気なのに。
今日はもう,商売はむりだわ。
でも,久しぶりに気持ちよかった。お金はいいわ」
お礼のつもりなのか,金をおいていった。


朝になってホテルをでた。いく宛てもなく歩いて,信号待ちをしていた。
隣にジョギング途中の若者が息を弾ませ,足踏みをしていた。

懐かしい想いに捕われた。と,その時,一台の車が突っ込んできた。突然の出来事に若者は反応できない。

若者を突き飛ばした。
その刹那,体が宙を舞っていた。

空が見えた。若者の顔が見えた。風が頬をなでた。

地面が見えた・・・今はよく晴れた空しか見えない。

体は,なにも感じない。


そして,なにも見えなくなった。

2008/08/17 03:51:27(JeYxa7hW)
コメントを投稿
投稿前に利用規定をお読みください。
名前
メール
本文
スレッドを上げない
画像認証

上に表示されている文字を半角英数字で入力してください。
 
官能小説 掲示板
官能小説 月間人気
官能小説 最近の人気
作品検索
動画掲示板
画像で見せたい女
その他の新着投稿
人気の話題・ネタ
ナンネット人気カテゴリ
information

ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられております。

Copyright © ナンネット All Rights Reserved.