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僕の彼女
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:僕の彼女
投稿者:
「ん~っ美味しい!」
「それにしてもよく食べるね,ラ-メンにタコ焼きにじゃが芋クン?」

「バカね,旅の恥じはなんとかよ?張り込みじゃ暖かい物食べられないんだから・・ゴッフッ!ゴホッ!」


今は張り込みじゃないじゃん?あぁ~あ・・・鼻からタコが出てるよ。

先が長いのでトラックの中で休憩をしたんだよね・・・。


「ちょっと後ろで寝るね,友美ちゃん」
「あたしも寝るもん・・・二人一緒だとあったかいね,フフッ」
ティッシュを手に「友美ちゃん,鼻に・・」ビロ~ンと鼻水を引いてタコが出てきた。

「ふぁ~クシュッンッ! どうりで鼻がムズムズしてたんだ~♪」
「だらし無いな~,口の端にもソ-ス付けて・・・ペロッ♪舐めちゃった」

「いやん!バカ!」

「可愛い,ギュ~」

「フゥ~そんなにしたら変な気分になっちゃうよ~」

「ゴソゴソ・・・ここはどのへんだ?あっ,あのへんだ♪」

「あ~んバカ~エッチ♪」


まさにバカップルである。この後暫くはトラックが僅かに揺れていたのは,言うまでもない・・・数時間後,眠りから覚めた二人は座席でまだ眠い目を擦っていた。


「プチッ,はい友美ちゃんコ-ヒ-」

「ファ~♪ありがと,グビッ♪」

「さぁ~て,そろそろ出発するかな,ん?」
その時,サイドミラ-に猛烈なスピ-ドで近づく大型ダンプが目についた。

ヤバイ!!何故なのか,不思議とそう思った。全身に粟が立ち,友美ちゃんを見,もう一度ミラ-を見た。
・・・間に合わない。友美ちゃんを守るように抱きしめた。

強い衝撃と共に,僕の背中からフロントガラスを突き破り外に飛ばされていた。

友美ちゃんを抱きしめながら空中をにいる時,友美ちゃんと出会った頃から今日までの事が不思議と走馬灯のように思いだされた。

気がつくと友美ちゃんが泣きじゃくりながらなんか叫んでる。

あれ?なんで口パク?声が聞こえないぞ?
ん?体がなにも感じない,なんでだろう。
なんかが炎上してるみたい。あ,そうか,トラックだ。あぁ~僕のトラックが~。
ん?人だかりが凄いぞ,何だ?
でもよかった,友美ちゃんが無事で。
しがし何で泣いてるのかな?
なんか眠いや,ちょっと寝かせてね,友美ちゃん?・・・・・。
2008/08/30 19:29:56(i0GV9kO3)
2
投稿者: ゆか
秋葉原?
11/05/07 05:44 (nts3tbER)
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