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曼珠沙華 6
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:曼珠沙華 6
投稿者: 喜久江
「ダメ、それは出来ない・・主人を裏切るようなマネ、私には出来ない
の。」
夫を愛しているとか、義理立てしているつもりはないのです。ただ、結婚し
た女が、夫以外の男性を受け入れる事に、私の中の何かがブレーキをかけて
いるのです。
「怖いんですか・・? ご主人が・・?」
「違うの・・そう言う事じゃないけど・・出来ないの・・ゴメンナサイ。」
彼の顔に明らかに落胆の表情をみて取れました。それは・・可哀想な気持に
もさせられました。
「でも・・嬉しかったな。そんな事言われたの始めてだから。」
「好きなら・・欲しいと思うのは自然でしょう? 違いますか?」
「そうね、それが素直な気持ちだとは思うわよ。でも、でも私はそうじゃな
いの・・そう出来たら、楽なのかもしれないわね。」
「喜久江さんは素直じゃないよ・・自分を偽っている。」
「もう言わないでよ・・もう止めましょう・・。」
彼からそう言われる事が、何故か胸に突き刺さりました。
(そうかもしれない・・素直じゃないのね・・本当は違うのに・・)
帰る道すがら、私の心はそう私に言っているようでした。
翌日から副島さん態度が、気のせいか素っ気なくなった様に感じました。
あまり言葉を交わす事もなくなり、それがあの時の私の態度にあったのだと
思います。そして、彼が私から離れて行くように感じられたのです。
同時に、仕事に於いて、以前の様な、職場に来る楽しみは姿を消しておりま
した。
一瞬輝きかけた私の女の部分が、又元のいろあせたものに戻っておりまし
た。
(やっぱり、私にはこんな生き方しか出来ないのね。家族、家族って馬鹿み
たい・・。)
仕事をしながら、そんな自分自身に飽き飽きしていたのです。
そして・・3か月が過ぎておりました。
2008/06/26 20:33:31(EcRU0bbO)
2
投稿者: BK
続きわ?意外と面白いやん
08/07/28 17:16 (mD124keE)
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