2006/02/06 19:52:21
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亜魔は、一般にずる賢い生きもので、大概は人型で人間社会に溶け込んでいる。
だがほとんどは淫乱、碌でなしと言われるような存在として蔑まれつつも、確かに人間社会で生きている…。
「カオリ、帰ろう」
「あ、亜佐ちゃん、ちょっと待って」
亜佐ちゃんと私は長い付き合いで、高校も一緒。亜佐ちゃんは背も高くてキリッとしてて、女から見ても綺麗で格好いい。すごくモテるのに、地味な私と仲良くしてくれている。
「ねぇ今夜、うちに泊まらない?親がいないから思いっきり遊べるよ!」
亜佐ちゃんの両親は出張が多い仕事をしていて、あまり家には来ない。
淋しいのだろうと思って、私は快く了承した。
亜佐ちゃんの家では、高校生だけど、こっそりお酒を飲んだりしながら楽しくお喋りしていた。
そして話は好きな人の話になった。
「亜佐ちゃんはさ~、何でモテるのに誰とも付き合わないの~?」
「何でって…。興味ないしねぇ」
「勿体ないよぉ、亜佐ちゃん美人なのにさぁ」
「うーん…」
「まさか…好きな人でもいるの?」
「うーん…」
「あっ、いるんだ?!ほらほら、正直にお姉さんに言ってみなさい?」
私は亜佐ちゃんに顔を近づけて笑いかけた。
すると、
「どーなっても知らないよ?」
と言われ、次の瞬間私の世界は反転し、天を仰いでいた。
「ぁ…?」
訳も分からないうちに、私は亜佐ちゃんにキスをされていた。
憧れの亜佐ちゃんに。
抵抗なんて出来ないから、私は暫らく亜佐ちゃんにされるがままにしていた。
亜佐ちゃんは手で私の身体をあちこち探りだした。
まだ誰にも触られたことのない胸の膨らみを揉まれたり、腹部を擽るように撫でられたり……。
やがて亜佐ちゃんの手が秘所へと伸びてきた。
「ぁ…っ亜、佐ちゃん…!」
「カオリ……好きよ」
「私も…亜佐ちゃん…が…好きだよぉ…」
「可愛い、カオリ」
亜佐ちゃんは私の秘所を丁寧に、優しく撫で上げ、私は気持ち良くてたまらなくなってきた。
「ひゃあ…ッ気持ちいいよぉ…」
「カオリ…私が何をしても、私のこと嫌いにならない?」
「え…?何で?」
「嫌いにならないなら、私の秘密、教えてあげるわ」
「嫌いになんてならないよ…私、亜佐ちゃんのためなら何してもいいもん…」
「ありがとう…カオリ。じゃあ見せてあげる」
亜佐ちゃんは着ていた衣服を全て取り払った。
そこに見えるのは、綺麗な引き締まった肉体だが…。
「え………?」
亜佐ちゃんの下肢には男性器のようなものが脈打っていた。
亜佐ちゃんの白い肌からは想像もつかないような赤黒いグロテスクなモノで、すでにかなりの大きさと硬度を持っている。
「私、人間じゃないのよ。‘亜魔’なの…」
「!!そんな…」
「ごめんね、私、こんな身体なのに…カオリのこと好きなの。カオリと一つになりたくて…もう…もう…!」
亜佐ちゃんの大きなモノが私のまだ処女の入り口にあてがわれ、にちにちと音を立てた。
「きゃあ!待って、アッ…あぁ!」
「カオリ…んッ」
少々乱暴に、カオリの中に亜佐のモノが収められた。
カオリは苦痛に呻き、手足をもぞもぞさせている。処女膜を破られ貫かれ、言葉も出ない。
亜佐は腰を前後に振り、更に奥地に侵入を果たした。恐らく先端は子宮口に食い込んでいるだろう。
「カオリの中…あったかいよ…すぐ出ちゃうわ…んッ」
ぶるっと身体を奮わせ、亜佐のモノはびゅくんびゅくんと多量の‘何か’を吐き出している。
「ヒッ…何か出てるよぉ…アッ…!」
それは精液と言うには固く、寒天状の固形物のような感触がした。
圧倒的な体積をしているその‘固形物’…。亜佐の先端からとめどなく溢れてきて、カオリの子宮を満たしていく。瞬く間に腹部は妊婦のように膨れ上がった。
「な…いやぁぁぁ!?何よコレぇ…!」
「‘亜魔’はね、気に入った人間の女に、自分の卵と子種を仕込んで孕ませて使い魔を増やすの。
今は卵を出したの…こんなにいっぱい出るなんて、きっと私がカオリを好きだからだわ…フフ…」
そういうと間髪入れずに腰を振り出した。これが卵ということは、この後精子を吐き出すのだろう…もしこのまま射精されてしまえば、カオリは亜魔の子を身籠ることになってしまう。
「ヒィ…ッやだ!やだよぉ!」
カオリは泣きながら抵抗したが、亜魔の力にかなう筈もなかった。繰り返される出し入れに、次第に意識もそちらに集まってしまう。
「カオリのおま○こ熱くて狭くて最高よ…フフ…やっぱり初めてはカオリでよかった…ハアッ」
「んぁ…やっ…あんまり突かれると…卵が…」
突かれる衝撃で子宮の卵がぐにゅぐにゅと動いてしまうのが、何とも複雑な切ない感覚を生み出す。
「そろそろ…出すわよ…しっかり受け取って、ね…ッ」
「あ、だめッ…アヒィ…!」
亜佐のモノが再び激しく痙攣して、ドクドクと精子を放出している。
「だめだったら…んっ。妊娠しちゃう…亜佐ちゃんの子供妊娠しちゃうよぉ…」
「妊娠しなさいカオリッ!愛してるなら私の子供を妊娠しなさいっ!」
子宮の奥深くにまで染み込むよう充分な量の精液を放出して、亜佐はゆっくりと自らの生殖器を抜いた。
「ふぅ…っ!」
「ぁ…ぁ…ッ」
カオリは自分の胎内で生命が今まさに誕生していると思うと、複雑な気持ちだ。
憧れの亜佐の子供。しかしそれは‘亜魔’の忌むべき使い魔…。それを自分は、亜佐に望まれて孕ませられてしまった。
「カオリ…すごいお腹ね…臨月みたい…」
亜佐が大量に産卵・射精したおかげで、受精卵で満たされた腹部は膨れ上がり見る影もない程になった。
ちょっと腹部を押せば中身が溢れ出てしまいそうな圧迫感と重量感だ。恐らくかなりの重さを伴っているのだろう。カオリは起き上がろうとしたが、ずっしりと重い腹部に、手足をじたばたさせるだけだった。
「…!起き上がれ…ない」
「そりゃあこれだけ出したら重いわね。でもじきに慣れるわよ」
亜佐は、もう普段どおりの美しい顔で微笑み、カオリの腕と背中を支えてカオリの身体を起こした。
「うぁ…ッ…すごく、重いわ…歩くの大変ね……」
「いいのよ、カオリの世話は私がするわ。カオリは産まれてくる私の子供のことだけ心配していればいいのよ」
「亜佐ちゃん…。私、頑張るから。頑張っていっぱい、亜佐ちゃんの子供を産むから」
「ありがとう、カオリ」
二人はまたキスをした。
亜佐ちゃん曰く、卵が孵化するのには2・3ヵ月程かかるらしい。
それからは、学校に行けなくなった私を、亜佐ちゃんが付きっきりで世話してくれる生活が始まった。
それでも試しに制服を着てみると、スカートのファスナーはウエストではしめられず、下腹の少し上でやっととまる感じだった。ブラウスも、胸までしかボタンがとまらず、臨月並の腹部を露出するような格好になってしまった。
今まであった他の洋服もほとんど入らなかったので、とりあえずゆとりのあったワンピースを着ておくことにした。腹部がキツキツで少し締め付けられるが、何とかマトモにきることが出来た。
私と亜佐ちゃんの一日は、亜佐ちゃんが胎内の受精卵に養分を与えることから始まる。
(私の身体はあくまで苗床なので、私の胎盤から栄養を与えることは出来ないのだ)
一日に何度も、あの赤黒い大きな生殖器で私の膣を蹂躙し、妊娠子宮に向かって養分を吐き出す。そのたびに私の腹は卵に栄養が吸収されるまでの間、また一回り大きくなる。
時には栄養を行き渡らせるため、子宮口の更に奥まで入ってきて掻き混ぜることもある。そのたびに私は仰け反り、喘ぎ、禁断の快感に酔い痴れる。
「あッ…ああぁ…亜佐ちゃん、イイ!」
「私もカオリの中、好きよッ」
「何か…出ちゃいそう…あぁッ」
「大丈夫よ…ほらっ」
「きゃあぁ」
亜佐ちゃんの長い長い生殖器の亀頭にあたる部分が、私の子宮口を突破した。
子宮口のキツイ締め付けに、亜佐ちゃんは気持ち良くてたまらない様子だ。
「カオリの子宮、本当にキツくて最高だわ…!出そうよ…」
「あ…っいっぱい下さい!妊娠卵に栄養いっぱい下さいぃぃ!」
どくどくっ、と勢いよく養分が吹き出したのが子宮の中に拡がり、浸透していく。まだ出続けているようで、胎内の体積が増し、お腹が張り詰めてくる…。
「ぁあ…っ」
「いいでしょ…美味しい?」
「美味しいよ…亜佐ちゃんのお汁美味しいから、お腹張っちゃう…」
これを二人きりの家で一日に何度も繰り返す。そのたびに少しずつ私のお腹は張り詰めては大きさを増している。きっと卵が順調に育っているんだ。
何日たったのか?たぶん一ヵ月位は経った頃だと思う。私のお腹は産卵されたての頃の1.5倍くらいになった。
「卵…順調に育ってるみたいね…よかったわ」
亜佐ちゃんはするすると私のお腹を撫で擦った。私はもう自分だけでは満足に歩けなくて、全裸のまま(服はもう着ていない…必要ないから)座っているか、横になっているかしか出来ない。
「この分だと予定より早く産まれるかもしれないわ…カオリ、早く沢山子供を産んでね」
亜佐ちゃんはそっと私を抱き締めた。私も亜佐ちゃんを抱き締めた。幸せだった。亜佐ちゃんの子供を、腹から出したくないくらいに…。
そんな平和も束の間。
カオリは夜中に、自分の胎内で不審な蠢きを感じて目を覚ました。
見ると、腹部がぼこぼこと出っ張っては引っ込み、膨張・伸縮を繰り返している。
「うぁ…!?あぁぁッ!」
「始まったのね…‘寄生’が…」
亜佐ちゃんが微笑みながら私の腹部の蠢きを見ていた。
どうやらこの変化も亜佐ちゃんの卵の成長過程らしい。
「何…これ…ぁぁ!」
お腹の中から、ブチン、ブチンという嫌な音がしては、細長いうねうねしたモノがひっきりなしに蠢いているようだ。
「卵が孵ってカオリの子宮を住みかとして適切か判断してるのよ…大丈夫よ、じきにおさまるわ…」
「そんな…もう卵が…孵化したっていうの…?」
「お腹の中で一度孵化してから外部に出てくるのよ…。もう少し先だと思ってたけど…ちょっと早いわね、カオリの中が居心地がいいのね…」
カオリの暴れる腹部を見つめている亜佐は、恍惚とした表情だ。
やがてお腹の暴走は収まり、私のお腹はいつもどおり平穏を取り戻した。
ただ…大きさは今までとは比べものにならないくらいになった。まるで五つ子でも妊娠したみたいだ。腹の中にはもっとおびただしい数の生命が居るのだから、仕方ないことなのだろうが。
子宮に胃や腸が圧迫されているのだろう…胸焼けや排便感が強まるようになった。
そして…小振りだった私の胸ははちきれんばかりになり、乳首が突出し、ちょっと摘むと刺激で、ぷしゅっと噴乳した。
亜佐ちゃんからの栄養は、今度は私にも与えられるようになった。(拒絶反応を防ぐものらしい)
亜佐ちゃんの大きなモノを口に加えると、白っぽいゲル状の甘い液体が喉の奥に向かって多量に放出され続ける。ソレを、溢さないようにごくごくと何度も飲み込む。
そしてぱんぱんに張り詰めて苦しい胸を、亜佐ちゃんが搾乳してくれる。
亜佐ちゃんに乳首を舌でちろちろと舐められるだけでも、私は堪らずお乳を流してしまう。それを亜佐ちゃんは舐め取り、綺麗にしてくれる。
「あふぅ…ッお乳いっぱい出ちゃうぅ…」
「薄甘くて青臭いお乳ねぇ…美味しいわカオリ…」
ちゅうっと吸われるともうそれだけで、気がおかしくなりそうなくらい噴射していた。
何度も何度も噴乳させられて、へとへとの私のお口に、大きなモノを押し込まれる。亀頭だけでもう口はいっぱいだ。
「ん…、亜佐ちゃんのお汁も、おいひぃよ…」
急いでごくごくっと飲むが飲みきれない液体が口から溢れてくる。
「はぁ…ッ!亜佐ちゃん、私もうお腹いっぱいだよぉ…」
「まだ下のお口は飲んでないわよ?カオリ」
「あヒィ…ッ!子宮入れないでぇぇ…!」
亜佐ちゃんのモノから噴出する養分を求めて、胎内の生物が子宮口に集まってくる。それは今にも排泄してしまいそうな切ない感覚だ。
もうすぐ‘臨月’だ。
ときどきコンコンと胎内から子宮口をこづいている。この亜佐ちゃんの子供が産まれてしまうのが楽しみだが、今は少し淋しい。
ずっとこのままならいいのに。