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魔法使い体験告白 RSS icon
※私は魔法使い、そんな私の空想H体験告白

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2010/07/12 04:25:42 (qS5c6k8F)
健二です。

沙也ちゃんに告白され、いろいろな意味で驚きの体験を重ねているのですが、正直自分がこれからどうなって行くかの不安な気
持ちも大きくなっている事に多少戸惑いも感じています。
ここまでの数日で激変して行く自分の周囲に対して自分自身の事に目を向けると、何も変わっていなはずなのに「力」があると
か、その力が「目立つほどに増大」しているとか言われても、自覚する事すら出来ないでいます。
もしかして沙也ちゃんは僕を通じてその「力」を邪悪なことに使おうとしている存在を知らしめるためにここに投稿させている
のではないかとさえも勘繰りたくなります。
個人的にはそんな面倒な問題に巻き込まれたくはないのですが、やはり少し怖くもあります。


沙也ちゃんと初めて結ばれた翌朝。
この日目が覚めた僕は、いつもと違う部屋の風景に多少の戸惑いを覚えた。
しかし、昨晩の事を思い出すのにそれほど時間はかからなかった。
なぜなら、心地よい疲れを伴ってはいるが、体中に残るめくるめく快感の余韻がそれが純然たる事実だと認識をもたせてくれて
いるのと共に、さわやかな寝覚めを提供してくれていたからだ。
昨晩、処女を失った(で有ろう...と僕は思っている)沙也ちゃんの姿はすでにこのベットルームにはなく、洒落たドアで仕切ら
れたダイニングの方から、何やら支度をしている様子が伺えた。
「彼女」と言える存在を得られたのと同時にお互いの初体験を分かち合えた喜びもひとしお、初めてとは思えない究極の快感を
彼女が与えてくれた事を思い出すと、あんなに疲れていたはずの僕の分身がまたぞろ大きくなってしまうのを止める事は出来な
かった。

「健二君!」

ダイニングの方から少し怒こった様な声が聞こえて来た。

「朝からエッチな想像はそれくらいにして、顔でも洗って来たら?」

その瞬間、最大限の勃起を迎えようとしていた僕のチンコは、一瞬で朝顔の蕾み位の大きさに変わってしまった。
中学生の時の水泳の授業の後でもあるまいに、今更こんなのは情けない。
どうやら沙也ちゃんの機嫌をとらないと元には戻してくれなさそうだ。
気を取り直してパンツを履きなおし、Tシャツに袖を通してダイニングへと顔を出す。

今日も一日良い天気に恵まれるであろう事が想像に難くない快晴の海岸線の風景を映し出す大きな窓から溢れる光の中で、昨日
よりさらに、確実に美しさを増している沙也ちゃんがホットパンツにちょっと大きめのTシャツ姿でキッチンに立っていた。

「お・は・よ。朝食を用意するから、一緒に大学行こ? ボサッとしてないでサッとシャワーでも浴びたら? 健二君用のアメ
ニティー、洗面所のところに用意してあるから...」
「あ、うん、でも今日はいいかな...」

忙しそうに支度をする沙也ちゃんの後ろ姿にも愛おしさを感じつつ、チンコの事を流されてしまった僕はけだるさからシャワー
を浴びるのはやめることにしてそれ以上会話する事もなく洗面所とバスルームの有る方へ行くしかなかった。

「シャワー浴びないと、汗臭いでしょ...不潔」

そう言われたものの、透明なガラス製の大きな洗面台の横に真新しいタオルやハミガキセットからドライヤーまで用意してくれ
た沙也ちゃんの優しさに自然と笑顔になっている自分に気がついた。
が、とりあえずトイレを済ませてからともう一つ扉をくぐる。
そこは、彼女に魔法が使えると告白されたあの日のままだった。
女の子の一人暮らしのはずなのに、ちょっとしたホテルのロビーように男女に分かれ、なおかつ男用の小便器まであるこの場所
で魔法にかけられ、まるで小便小僧のオブジェのようにオシッコを噴射させ続けられた事を思い出した僕の顔は、笑顔から苦笑
いに変わっていたに違いない。

「でもこれじゃあ、本当に小便小僧だな。。」

パンツのなかから指先でつまみ出したチンコは、今や彼女の魔法でやっとそこから顔を出す程度のものに変わっていた。
「ハァ~」と短いため息をついて昨日からの事を思い出しながら朝一番の用を足そうと小便器の前に立ち、ゆっくりと目をつ
むったのだがすぐに異変に気づく。
気分良く放尿を始めたつもりだったのだが、便器に流れて行く音がしない。
それどころか、チンコの先の方に痛みさえ感じる。
慌てて目をおろして見ると、朝顔の蕾み状態だったチンコの先っぽが大きく膨らんでいるではないか。
包茎なんて状態ではない。
先が閉じられたソーセージのように、いや、閉じている場所もない状態でチンコの皮がテニスボールのように膨らんでいて、そ
れが放尿とともにどんどん大きくなって行くではないか。

「うわ、うわーっ!」

慌てて止めようと思っても、一度始めた放尿は止まらない...というか止められない。
既に放尿の快感は無く、薄く血管の浮き出たチンコの皮が延びながら多少の痛みを伴って益々大きくなって行く。
ついにサッカーボール大の大きさになったところでようやく放尿は止まったが、そんなものを又の間にぶら下げて歩く訳にもい
かず、
僕はただ呆然とパンパンに膨らんだ自分のチンコを男性用小便器の上に乗せたまま、そこから一歩も動けなくなってしまった。

「沙也ちゃん...助けてよ...」

弱々しくうめく事しか出来ない僕は、背後に感じた人の気配に哀願した。

「朝からエッチで不潔な健二君、ちょっとは反省したかな?」

妙に明るい様子で語りかける沙也ちゃん。
意外とイタズラ好きの彼女の性格は、可愛くも有るしうっとおしくもある。
それで魔法使いなのだから始末に負えない。

「わかったよ、シャワーを浴びて行くから、コレをなんとかして...」

おそらく恐ろしく情けない顔をしていたであろう僕の横に回り込んで、愛くるしい笑顔で自分のかけた魔法の結果を覗き込む沙
也ちゃん。

「健二君のオチンチン、立派よね。」
「こんなので立派もしょうがないでしょ! 早く戻して」

お願いする僕の顔を真顔で覗き込んだ沙也ちゃんが答える。

「今まであまり気にした事はなかったのだけど、健二君の彼女としてあんまりだらしない姿を見せたくなくなったの。だから、
魔法で少し...」

たしかに、ここ数日の沙也ちゃんの変わり様といったら見違えるようだと言う言葉がこれほどまでにふさわしい状態はない感じ
がする。
出会った頃の沙也ちゃんだったら、他に女の子が5人もいればほぼ目立たなかっただろう。
でも、今の沙也ちゃんは他に1万人女の子がいても、1万人の男が間違いなく認識するであろうと行っても過言ではない。
沙也ちゃんは沙也ちゃんのままである事は確かなのだが、以前と今とを比べるとすると確実に違うのである。

「でも、健二君にもちゃんとしてて欲しいの。だから、もう少し自分にも気を使って...」

そう言えば以前隆が女の子とつき合い始めた頃に「女ってカノジョになると突然女房づらするんだよね」と言っていた事が思い
出されたが、コレもそんな所か。

「解った、シャワー、浴びるよ...」

そう答えると沙也ちゃんの顔が自然な笑顔に戻る。

「じゃあ、ちゃんとキレイキレイになって来てね!」

言うが速いが唐突に僕の頬にチュッと口づけする。
その瞬間、便器の中で「パン」という音とともに僕のチンコが破裂すると、バシャッという音を立てて開放された大量のオシッ
コが便器に跳ね返り、僕は自分のものを浴びる結果になってしまったのだが、もちろん沙也ちゃんの姿は既に消えていたのだっ
た。

アクリル製の重厚なシャワーヘッドからあふれるたっぷりとしたお湯に打たれながら自分の体を流し、さっき思い出した隆の言
葉に付いて考えていると、女の子って複雑な上に面倒くさいんだなという認識を持たずにはいられなくなっていた。
昨日隆たちとの別れ際に直也が「あんな跳ねっ返り相手にしてたら、命がいくつ有ってもたりないって....」と言っていた事も
思い出し、意外とそのとおりだとも思うと同時に慣れない朝シャンなんかしている自分を可笑しく思うも、面倒臭さがつい口を
ついて出てしまった。

「沙也ちゃんて、意外とウザイ所あるのかなぁ...魔法できれいにしてくれれば良いのに...」

そう呟いた刹那だった。
手にしていた硬質のシャワーヘッドがぐにゃりとした感触にかわったと同時に、あの強制的な排尿感が襲って来た。
さらに頭から浴びていたお湯にかすかな塩分を感じる。

「えええ~っ」

アクリル製だったシャワーヘッドは肌色に変わっていて、メタル製だったものとそっくり入れ替わっていたホースの根元へ目を
運ぶと、そこは自分の股間へと繋がっていた。
つまり、僕は再び自分のものを浴びるはめになってしまっていたのだった。

「冗談キツいよ...」と自分に向けていた5メートルはあろうかというチンコを床に転がし、大きくため息をつくと今度は一瞬で
視界が真っ白になった。
手で顔を拭うとどうやら全身きめ細かい泡に包まれているようだった。
もう放尿感は無い。
磨りガラスの向こうからクスクスと笑っている沙也ちゃんが話しかけてきた。

「魔法にたよらずに、自分できれいにして来て! 汚してほしいのならいくらでも。」
「自分の好きな人に、こんな仕打ちするかぁ、普通」
「私、普通じゃないから。健二君はよーく知っているでしょ?」

そんな言葉を残し、彼女はダイニングの方へ行ってしまった。
やっぱり結構跳ねっ返りなのかも....
いわれの無い不安感に襲われながらも、なかなか無くならない泡と格闘しながらなぜか幸せを感じている僕だった。
116
2010/07/08 04:23:45 (p.uAX2/T)
健二です。

夏休みになって今までの事を精力的に整理している状況を含め、ここに投稿する事によって沙也ちゃんが何かを伝えようとして
いるのではないかとさえ思えて来ました。
今は彼女との生活が楽しいし世の中がバラ色に見えてはいますが、ここに投稿する文章を書いている時の集中力も含め、なにか
大きな力に突き動かされている様な薄気味悪い感覚があるのも事実です。
何せ今までこんなに文章を書いて人に何かを伝えようと思った事もないし、経験ももちろんなかった僕が一心不乱に投稿してい
る姿は、投稿が終わった時に振り返ると自分自身でも不思議に思えてなりません。
でも、魔法という力が実在する事こそ一番の不思議なのかも知れませんが...

初体験となった風俗でさらに信じられない体験を重ねてしまった僕は、悪友3人組と別れた後、沙也ちゃんと食事をしてから2
回目の訪問となる彼女の家へ行く事にした。

お互いにホテルの中であった事を事細かく振り返る事を避け、とりとめのない会話で楽しく食事をした駅前のファミレスを後に
して彼女の家へ向かう前に本屋に寄る事にした。
将来、宇宙の根本を解明する仕事に就きたいので今の学部を選んだのだが、元々色々な物に興味があったので専門的な講義を受
ける前に量子論の専門書を手に入れておきたかったのだ。
本屋で何冊かの専門書を手にしている僕に、沙也ちゃんが話しかけて来た。

「量子論、解るの?」
「うん、凄く興味は有るし、面白く感じるよ」
「私もね、魔法を使うことによって物性がどうなるのかを理解してみたかったからこの学部に来てみたの」

そう、彼女は魔法が使えるのだった。
魔法とは全ての物理法則を無視した効果を発揮するように思うのだが、魔法がかかった物でも物理的に世の中に存在しているの
だから、その過程を知りたいと思う彼女の好奇心に感心してみたりもした。

1冊の本を選び、連れ立って本屋を後にした僕たちは大学方向へのバス停へ向かって歩こうとしたのだが、ロータリーの有る方
向へ向かう道の手前にあるビルとビルの路地の前で沙也ちゃんが立ち止まる。

「健二君、家へ行くならここが近道」

と、僕の返事を待つ事もなく何個かゴミ箱の並ぶ路地に1人で入って行ってしまう沙也ちゃん。
僕も迷う事なく後を付いて行くと、路地を出た所に見慣れた白いアパートが有った。

「こっちから来ると、意外と近いでしょ?」

もはや返事をする気力もない。
ただ苦笑いを返すのみで彼女の家へと入って行った。

今日は魔法ではなく沙也ちゃん自身が入れてくれているコーヒーを待つ間、僕はリビングのテーブルで今買って来た量子論の前
書きなどをパラパラめくっていた。
窓の外は穏やかな月明かりを反射する海面が静かにそよいでいる。

コーヒーを入れてきて向かい側の席に沙也ちゃんが着いた時に、二人がそれぞれ同時に口を開いた。

「魔法ってさ...」
「魔法ってね...」

同じように切り出した二人ともが、お互いに顔を見合わせて笑い合う。
その可愛さにごまかしの意味も含めてコーヒーを口に含んだ僕に、沙也ちゃんが話しかける。

「ごめんね、じゃあ、健二君の質問から受付まーす。何でも聞いて」

この感じが、明るさが大好きだ。

「うん、じゃあまず沙也ちゃんはいつから魔法が使えるようになったの?」
「そう来ましたか。多分...生まれた時から」
「魔法を使う時って、どんな感じ?」

すると沙也ちゃんは手元にある量子論の本をパラパラめくりながら、素粒子の図解のページを開いてみせて僕にこう言った。

「小さい頃から感覚的には宇宙の全ての素粒子の動きが解っていたような気がするの。魔法を使うと限定された時空内ではもの
凄いエネルギーがやり取りされたように見かけ上は見えるけど、宇宙全体の様な巨視的スケールで見ると、ほんの少しの紐の振
動が変わっただけ...解る?」
「なんか、講義みたいだね...」
「わたしも、ここまで理解するのにいろいろな本を読んだから。みんな良い線行ってるけど、私が感覚的に理解しているのとは
ちょっと違うみたい」
「つまり、魔法を使う事でエネルギーが消費されると...」
「うーん、相対論で定義される公式では説明できないけど...」

そう言うと沙也ちゃんはテーブルの上に手をかざした。
するとそこに突然お皿にのった2個のエクレアが音もなく出現した。

「細かい事を言えば、ここにエクレアという物を出現させるのに当然ほかの物質やエネルギーから変換された物である事は正し
いのだけど、物は同じ場所に共存できないからその空間を占めていた空気を消さないと存在は不可能だし、正しく等体積でない
と爆縮したり風が起こったり大変なのは理解できるでしょ?」

何となく解るが、本当に講義みたいになって来た。

「でも、私の感覚上ではそこにお皿に載ったエクレア2個をイメージするだけで、そんな面倒臭い事はしてないの。魔法に関し
てはこの宇宙の摂理が自然に調整してくれているイメージかしら」
「でも、君が僕の力を必要だと言ったのは...」
「それは...もしあなたと全く同じ分子構造を持った人を魔法でこの場に出現させても、自我は同じにはならないの。だから、お
のおのの健二さんが同じ時間軸の中で別々に行動していくことになるの。それを魔法で同じ行動をするようにコントロールする
事はできても、根本は別みたいなの。その辺は今の私にも解らない。でも、魔法で強制されなかった意識の元で形成された優し
さの生命エネルギーが、より強力な魔法の源になることは正しいみたい。さらに、それがこれから生命を宿すエネルギーを持っ
た精子に集約される事も確かね」
「僕にその力があるというのか...」
「そう...でも健二君の力が私を朦朧とさせるほどの物だとは想像もできなかったの...そして、あなたを好きになってしまう事
も...」

そう言って沙也ちゃんは僕の方へと近づいて来た。
コーヒーカップをテーブルの上に置いた沙也ちゃんは、どんな男も魅了してしまうであろう瞳を閉じて柔らかな唇を僕に重ねて
きた。

甘い口づけにとろけそうになりながらも、二人でベットへと向かう間にさっきの沙也ちゃんの解説を必死に理解しようとしてい
る自分がいた。
ベットルームのドアを開けて可愛い仕草で僕を迎え入れようとしている沙也ちゃんに、場違いとも思えるお願いをしてみた。

「ねえ、なんか僕に魔法をかけてみて...」

そう言ってはみたものの、どんな結果になるのか想像もできない怖さと自発的に魔法を体感してみたい好奇心とが同居してドキ
ドキしているのに気がついた。
ちょっと怪訝そうな顔をした沙也ちゃんだったが、ふっと息をついたかと思うと両手を開いた状態で自分の前に突き出した。

「もう10時ね...じゃあ、解りやすいように手を叩いた瞬間に魔法をかけてあげる...覚悟はいい?」

そんな聞き方をされたら、ちょっと意地悪されるのではないかと背筋に悪寒が走った。
僕の目の前で沙也ちゃんが手を叩いた瞬間、手の届きそうな所に立っていた沙也ちゃんが消え、ベットの上で全裸で僕を見つめ
ている状況に変わった。

「あの。。自分に魔法をかけるのじゃなくて...」

きょとんとしている僕にこともなげに沙也ちゃんが言う。

「あら、あなたに魔法をかけたのよ? あなたの体も、思考も時間も止めてあげたの。その間に私はシャワーも浴びて、寝る準
備十分! 魔法も物理の相対論と同じというわけ、結果は同じでも魔法をかけたのはあなたにというのが事実」

そう言われて時計を見ると、僕にとっては一瞬で10時40分になってしまった感覚しかない。

「じゃあ、今度は...ちょっと嫌だけど、コレ!」

そう言って手を叩かれた瞬間から、僕は一歩も動けなくなってしまったのと同時に沙也ちゃんに悪態をついていた。

「もう良いからやめろよブス! 裸見せたって気持ち悪いんだよ!」

さっきまでドキドキしていたのに、本当に不快な気分になっていた。
彼女自身は何も変わっていないのは解っているのだけど。
でも、言い終わったとたんに手を叩く音が聞こえると、今度は彼女に対してすまない気持ちで一杯になった。

「やっぱり魔法の力とは解っていても、健二君にそんなこと言われるのは凄くイヤ...この気持ちは...魔法で作った物ではないの
を信じて欲しい...事実はちょっと健二君の脳の中の分泌物質の配分を替えただけなんだけど...」

物悲しげに体の大事な所を隠しながらそう言う沙也ちゃんを、今は凄く愛しくおもえるし、守ってあげたくなる。

「さあ、もう大学の講義の延長はやめて...素直になろう!」

と次に沙也ちゃんが手を叩いた瞬間、もの凄い衝動に耐えられなくなって口が勝手に動く。

「沙也ちゃん、大好きだっ!」

その言葉に笑顔を浮かべながら敏感に反応する沙也ちゃん。

「解説しまーす! 今かけた魔法は”私を好きだと言いなさい”ではなくて”私に対する気持ちを素直に言いなさい”ですから
ねっ!」
「変な事言わせないでよ」

大声で女の子に向かって好きだなんて言った事などなかったので、恥ずかしさからそう口走ってしまった。

「変なことなんだ...じゃあ、もう言わせないけど、行動で示してもらいましょうか...健二くん、今度こそ覚悟してね!」
「えっ」

と返事をする間もなく沙也ちゃんが手を叩いた瞬間、僕の来ていた服は全て消え、アソコは既に最大限に勃起して例のごとく出
口は無くなってしまっていた。
戸惑っている僕は次に手を叩かれた瞬間、ベットの上に移動させられて強烈な彼女の愛撫を受けるはめになった。

「沙也ちゃ、あ、ああーっ」
「これは昨日私を午前中機能不全に落とした事への償い!」

彼女の激しいフェラになす術もなく声を上げ、もだえてしまう。
そして、例のごとく無限の射精。

「はあはあ、そして今度は、あんなところへ行ったから...私の事も...舐めて感じさせて...」

そして沙也ちゃんは体をぐるっと回転させたかと思うと、僕の顔の上に自らの大事なところを持って来た。
初めてま近に見るその部分からはしっとりとした女の子の香りが漂って来たのだが、決して不快には感じなかった。
でも、どのようにしたら彼女が気持ち良くなってくれるのかが解らなかったし、本当に舐めていいのか遠慮もあってモジモジし
ていると、一生懸命僕を愛撫してくれていた沙也ちゃんが僕の物から口をはなして呟いた。

「いつまで見ているの?...恥ずかしい...」
「だって...本当に舐めていいの?...」

その問いにふぅーとため息をついた沙也ちゃんが答える。

「健二君のバカ...死んじゃえ...」

そう言われた途端だった。
僕の顔が凄い勢いで沙也ちゃんのお尻に吸い付くのと同時に、舌がもの凄い速さで彼女の敏感な部分を舐め上げ始めていた。

(うぐー、止まらない...)

彼女の香りに包まれて幸せな気分ではあったが、限界を超えたクン二を強要されては次第に舌の根元が痺れてくる。

「あん、あー、健二君...大好き...」

彼女の感じている声が励みになり、それがもの凄く嬉しいと思った時、不思議な事に舌の動きが更に激しくなる。
彼女の魔法と僕の感情の共同作業のようだった。

「ああっ、もう...だめ...イク...イクーっ」

一段大きな声で感じていた沙也ちゃんの体が僕の顔の上で一度大きくは跳ね上がり、戻って来た時には小刻みに震えながら両足
の太ももで僕の顔をぎゅーっと挟んで来た。
僕は得体の知れない満足感で一杯になったが、困った事は舐め続けている舌が止まらない事だった。

「あっ、健二くん...もう。。。助けて...」

そう呟きながら沙也ちゃんはまだヒクヒクしている体をけだるそうに反転させながら僕の顔を覗き込むのと同時に両手で優しく
包んでくれる。
しかしその指が僕の唇に触れると、指先から手のひらに至るまで即座に舐め続けてしまう僕にかけた魔法をおもいだしたのか、
感じてヒクついていた体の震えが、次第に笑いのそれへと変わっていった。

「ごめんなさい...忘れてた...」

沙也ちゃんが髪を掻き上げペロっと舌を出して見せた瞬間、僕の舌は開放された。

「魔法って...怖いね...」

そんなこと、魔法使いの君に言われたくないよという心境だったが、どんな男も虜にするような眼差しで見つめられては言葉も
出ない。

「健二君の力...凄く強くなっているのを感じる...今までは優しさだけだったけど...今は...」

そう言って恥ずかしがる沙也ちゃんに、頭に浮かんだ言葉を思い切って発してみた。

「愛するってこと....」

それが正解だったかどうかは、小さく彼女が頷く事で解った。

「でも、ちょっと心配...こんなに強くては...目立ち過ぎる....」
「それ、どういうこと?」

さっきまで上気していた彼女の顔が、今は神々しいが真剣な表情に変わっていた。

「この世界には私の様な宇宙の森羅万象の一分を操作して力を具現化できる人が常に何人かいるはずなの。でも、心の本質を変
えられないように、さらに大きな力を得る為に間違った伝承を信じて力を集める人たちがいるはず。その人たちに取って、今の
健二君は間違いなく大きなエネルギー源...」
「それって、僕が色々な人に犯されちゃうってこと?」
「私のように聖液から力を得る方法を実践している人ならそうでしょうけど、私がイヤ。それに、その他の方法として....」

顔を曇らせて僕を心配してくれているであろう沙也ちゃんの表情でさえ、今の僕には愛おしく感じられてしまう。

「昔から、生け贄という儀式が人類には有ったでしょ? あれは人の憎悪や慙愧の念が持つ力を血液を通して吸収する事。だか
らドラキュラの伝説なんかも生まれた...その力も強大だわ...人1人の生命をかけたものだからみたい...私には出来ないけど...」
「そんな、それじゃあそんな事をして力を使っている人がこの世の中にいるというの?」
「私も...出会った事はないけれど、確実にいるはず。目立たないように大きな事はしないで、自分の快楽や指向の為だけに力を
使い生きて行く。でも、こんな力を持ってしまえば麻薬と同じ。自分の能力が枯れてしまえば、一度にたくさんの力を手に入れ
たい衝動に陥るみたい...自分の近くで....私が思うに例えば...秋葉原とか....」

沙也ちゃんの告白に脳みそがひっくり返る。
という事はこの日本にも彼女の他に魔法が使える人間がいる事になる。
しかも、人間の基準で考えると邪悪な...

「だから、健二君は私が護るわ。この家にいる間は、絶対安全だから...そのかわり私に力をちょうだい...ううん、私を愛し
て!」

潤んだ瞳に見つめられると恐怖心がさっと引いて行くのが解った。
同時に僕のアソコが大きくなるのを見届けた沙也ちゃんは、とびきりの笑顔で僕を迎えてくれた。

「もう魔法はいいの?」
「大丈夫。精一杯沙也ちゃんを愛してみせるから...それに、沙也ちゃんが気持ち悪く感じる様な魔法は...もう二度とかけないで
欲しいから...」
「じゃあ、健二君におまかせね...」

僕の初めての経験は処女の魔法使いと言う事になった。
117
2010/07/07 07:33:15 (B3acgRN8)
健二です。

魔法が使える沙也ちゃんと出会ってすぐに、彼女の事を話そうと決心して打ち明けようとする度に、まるで物忘れしたように言
葉に詰まり,相手には何も伝わらないことが判りました。
その時に筆談しようとしても字が思い出せなくなったりするのに日記だけは書く事ができてはいたのですが、それを人に見せよ
うとするとなぜか見つからなくなってしまう。
それらが沙也ちゃんの魔法である事は容易に想像はつきましたが、なぜかパソコンに記したメモ書きはこのサイトに限り投稿で
きる事が判り、読んだ方からの反応も返って来たりで少々ビックリしています。
最初、今年の春にこのサイトに投稿しようと思った時は無理だったのですが、ここではみなさんが物語だと思ってくれるような
ので許容されているのかも知れません。
でも、沙也ちゃんに尋ねることはしないで、再び投稿してみます。

沙也ちゃんという彼女が出来たという認識は、とても充実したものでした。
もちろん、「つき合っているのか?」と誰かに聞かれれば、「まあね」と言えるほどに自信はあったものの、自分が「好きで
す」と告った訳でもないし、彼女から「好き」という言葉を直接聞いたわけでもない。
もしかしたら、彼女の言う「聖液」だけが目当てなのかも知れないし、さらに普通の恋愛とは言えない体験をいきなりしたもの
だから、その部分では多少の不安はあった。

僕らの年頃は、性行為に対する意識は相当尖っているのは当然だとは思うが、精力が旺盛なこの時期に沙也ちゃんに与えられた
刺激が忘れられず、それこそ猿のように自慰行為にふける度に彼女の事を思い出すはめになる。
なにせ射精する出口が無くなってしまうのだから。
それはそれで今まで経験した事の無い快感だったし、いつまでも勃起して何度もイける体になってしまったのだから、1人でい
る時は様々な刺激物をオカズにそれこそ猿のようにし続ける事が多くなってしまったようにも思う。

イクことが無いのだから、いくらエッチしても妊娠させる心配は無いし、いくらでも回復するのだからどんな女の子でもイカせ
られるんだろうなどと不埒な思いも考えてしまうのだが、沙也ちゃんが嫉妬深かったらどうなるのか想像するのも怖い。
でも、外見は何でも無いと言い切る彼女のこと、普通の女の子では無い訳だから嫉妬などという感情も静観できるのだろうか。
それにしても何度も自分でする度にアソコが大きく膨らみ、回復し、また快感に浸る事を繰り返しているうちに、自然とサイズ
が大きくなったような気がするのと同時に、突然酷使し始めたチンコが多少勃起時に痛くなるのは自業自得と言った所か。

沙也ちゃんと出会って3日目。
初日は彼女の不思議な言動で寝られず、翌日は強烈な体験で疲れ果てて寝たものの、夜中に目が醒めてからのオナニー三昧で朝
までに体力を消耗し切っていたから、次に目が覚めた時は友人の隆からかかって来た携帯の着信音に反応しての事で、既に昼を
過ぎていた。

「よ、健二、何処にいるんだ?」
「え、自分の家だけど...」
「午前中来ないし、何回連絡しても電話出ないし、何してたんだよ!」
「あ、ちょっと疲れて寝てた...」
「うわー、お前、あの沙也ちゃんと昨日やり過ぎちゃったんじゃないのー?」
「そんなんじゃないよ! 今一人だし...」
「あの子も今日来てないぜ、怪しいなぁ」
「だから、昨日は法事だって言っただろ」

とっさに、昨日沙也ちゃんが魔法で隆たちに信じ込ませた言い訳が口をついて出た。

「冗談だってば。ところで、今日来るのか? 良い事が有るから出てこいよ」
「うん、午後の講義は行くつもりでいたけど...」
「講義? そんなんじゃないよ、ちょっと直也にかわるからさ...」

そう言って隆は電話をスケベ好きの直也に渡した。

「健二~、お前来ないうちに俺と隆とヒロで大勝利だぜぇ~」
「何が勝利だって?」
「パチンコだよ、今までの3時間で俺が4万、隆が3万、ヒロも3万だっけ? 大学ハネたらみんなでどっか行こうって話だ
よ」

そう言えば仕送り前だから、最近連中とも飲んでないやと思いつつも、今日大学に顔をみせなかったという沙也ちゃんの事も気
になって、二つ返事で思い腰を上げることにした。

「じゃあ、2時に正門の前に行くよ」

そう返事して電話を切り身支度を始めたが、そう言えばまだ沙也ちゃんの連絡先も知らない事に気づき、今日欠席していたとい
う事も相まって彼女の事が心配になり、もしやと思い携帯の着信履歴を見てみたが、隆の言うとおり今日の午前中は隆からの着
信が3回とどうでもいいようなウザメが10件ほど入っているだけだった。

学校までのバスの中でも、沙也ちゃんの事だから教えていなくとも連絡をくれるのでは無いかと気にして携帯を握りしめたまま
だった。

約束の時間より30分以上も早く大学前のバス停に着いたのだが、驚いたのは悪友3人組が既にそこで待っていた事だった。

「おーい健二、降りるな! このまま駅前に行くから」

そう言いながらドヤドヤと隆たち3人が乗って来て、昼時で空いているバスの最後尾の席に僕を連れ立って座った。

「次の講義もサボるの?」

彼らとは確かにいつもつるんでは居るが、積極的に講義をパスすることはあまり好きでは無い僕は、当然という様な質問を浴び
せる。

「固い事言うなって、こんな事年に何回も有る訳では無いし、3年になったら就職探しで厳しいから、ハネ伸ばすなら今でしょ
う!」

3人が3人ともにやけているのによからぬ企みを感じはしたが、みんなそこそこの成績だし、直也とヒロと僕のバイトの休日が
合う事も滅多に無いからあまり深く考えないようにした。

駅前の繁華街へ繰り出し、直也先頭でくだらない話をしながら歩を進めていた僕たちだったが、夜になるとネオンでいっぱいに
なる一角で直也が足を止め、携帯を取り出した。

「ここらで一発決めますか!」

なれた様子でどこかに電話する直也。

「もしもしー、あの、今から4人なんですけど大丈夫ですか?」

どうやらどこかの店に電話をかけているようだったが、次の質問に背筋が凍った。

「隆はどうする? 20代?」
「うん、で、スレンダーがいいな」

慌ててヒロに問いただす。

「何処に電話してんだよ」
「ホテヘルに決まってるじゃないか。あ、俺30代のオネーサンタイプでよろしく!」

開いた口が塞がらない。逃げ出したい気持ちになっている僕に、直也が訪ねる。

「健二はどーすんの?」
「俺はいいよ、帰る!」
「まあ、固い事言うなって。遊びだよ、遊び。本番が有る訳じゃないんだから」

あっという間に隆とヒロに両腕を拘束されてしまう。

「こんなチャンス、二度と無いぜ。健二君は彼女も出来た事だし、チョッチ経験しといた方が良いんじゃない??」
「じゃあ、最後の1人はチェリーちゃんなので、テクのある人でよろしく!」

無責任な電話を切った直也が再び先頭をきって、うらぶれた一角にあるファッションホテルへと入って行く。
僕はというとその後を隆とヒロに引きずられる様な格好でズルズルと連れ込まれてしまった。
昔からいざという時に押しの弱い自分の性格を恨んではいたが、どこか男である事を捨てきれない部分もあっただろうか。

手慣れた様子でフロントで支払いを済ませ、キーを4つ受け取った隆が仕切る。

「402,403,404,405。みんな並びだな。じゃあ、まずは4回へGO!」

狭いエレベーターの中でもピッタリ両脇を支えられた僕は、402号室に連れ込まれ部屋の鍵と2万円を渡された。
脇で直也が再び電話をしている。

「エーと、テク希望の健二ですが、402号室にはいりましたー。よろしくです」

最悪なセッティングをされ、「5分ぐらいで来るってさ」との言葉を残して3人はそれぞれの部屋へと散って行った。
風俗も初めてなら、この手のホテルも初めて。
放心状態でベットに暫く腰をかけていたが、沙也ちゃんの事を思い出し、更に僕にかけられている魔法の事を考えたとき、申し
訳ないがこのまま逃げようと言う決心がついた。
勃起して穴の無いチンコを見られてパニクられるのも面倒だが、予約をして来てくれる嬢にも後ろめたい気がして、握らされた
2万円を部屋の鍵とともにテーブルの上に置き、まさに部屋を出ようとドアに近づいたその時だった。

コンコンというノックと共に「失礼しまーす」と言いながら入って来た麗しい女性と鉢合わせしてしまった。

「健二さん...ね。どうしたの? 待ちきれなかった?」

30代半ばと思われる女性が、色香を漂わせながら両手で僕の胸を突いて部屋の中へと押し戻す。

「こういう所、初めて...?」

そう言いながら今度は僕の手を取り、ベットへと誘う。

「やっぱり、彼女の手前帰ります...」

そう言うのが精一杯だったが、彼女は意に介さない様子で会話を続けた。

「ここまで来たのだから、ちょっとは大人の経験をしても良いんじゃない?」

ベットで僕の横に座りながら、彼女の手が僕の内股をまさぐる。
背が高く、宝塚出身の女優に見まがうほど整った顔立ちの女性の積極的な行動に太刀打ちできない自分を認識しながら、体中が
熱くなるのを止められない別人格を恨んだ。

「もう準備万端じゃない。お金の事は後にして、気持ちよくしてあげるわ。」

テーブルの上のお金を一瞥したであろう彼女は、既に僕の首筋に唇を這わせ、ズボンを脱がせにかかった。
されるがままの僕は、心の中で沙也ちゃんに申し訳なく思いつつも、その甘美な行為に酔っていた。
これはある意味魔法に近い感覚かも知れない。

「石鹸の匂いがするわ...」

既に下半身はパンツも脱がされ、卓越した手管でTシャツも脱がされてしまった僕は、震える声で答える。

「さっき家を出てくる前にシャワーを浴びたばかりだから...」

にこりと微笑みながら、彼女は立ち上がって部屋の電気を暗くし、自らも裸になった。

「じゃあ、このまましてあげる...」

靴下をつけたままベット脇に立たされ、彼女は密着して来るのと同時にゆっくりと手をチンコに這わせて来た。

「緊張してるの? でも、優子が全部溶かして上げるわ...」

耳元でそう言うと彼女の頭が少しづつ下へ降がって行ったと思うと、股間に熱い息吹を感じた。
魔法では無くても、一歩も動けない状況にされてしまっている自分に、昨日の状況が重なる。

沙也ちゃん...僕はどうすれば良いの? 本当にごめんなさい。

心の中で叫んだ瞬間、優子と名乗った彼女の口が、まだ小さくおびえている僕のものを根元まで含んだ。
クチュクチュと口の中で転がされているうちに、堪え難い血流が一点に集中し始める。
目をつむり冷静さを保とうとするが、余計に感覚がそこに集中して体積の増加を加速させる。

ところが、それまで妖艶に動いていた彼女の舌が止まったかとおもうと、ゴキッという音とともに「ううっ」といううなり声が
聞こえてきたのに驚いて目を開けると、常識では考えられない大きさに開けられた口一杯にハムぐらいの太さになった僕のチン
コをくわえながら大きく目を見開いている優子さんがそこにはいた。
どうやらさっきの音はあごが外れた音らしい。
さらに驚いた事に、両手が後ろに回っていて動けないようだ。
同じように自分も本当に動けなくなっている事に気づいた僕は、沙也ちゃんが魔法を使った事を確信した。

「ううーっ、ううー」と言いながら必死に口からはずそうともがく優子さんだが、魔法に叶うはずは無い。
そのうちに、自分自身もまずい事に気がついた。
先日沙也ちゃんの家で経験した感覚が少しずつ迫って来ているのである。

「そんな...沙也ちゃん」

そうつぶやいてみたものの、限界は近い。
下腹部の圧力が増し、全身から汗が吹き出る。

「優子さん、ごめんなさい!」

そう言った瞬間、堰を切ったように太くなったものの先端から、オシッコが吹き出していた。
しかし、それは部屋に飛び散る事無く、上から見ていてもはっきり判るくらいの大きな喉仏の動きで全て彼女の体内に収まって
行くのが判った。

「そんな...」

目を白黒させながら飲み続けている...いや、飲まされ続けている優子さんの下腹部が次第に大きくふくれても、その噴射は収ま
らなかった。
僕は目をつぶるしかなかったが、あまりにも大量に出続けていてどうなっているのかを確認せずにはいられない誘惑に負けて、
放尿しながら済まない気持ちで目を開けてみた。

既に、大きくなっていたのは下腹部だけではなかった。
涙を流しながらゴクゴク飲み続けているその顔は、既にアンコ型の力士の様に太り、乳房は150は有りそうかという勢いで垂れ
下がり、乳輪の大きさは直径20センチくらいは有りそうだ。
正座していた太ももも、後ろ手に固定された二の腕も既にお歳暮のハムが繋がった様な体型に変化していた。

「かわいそう...」

そうつぶやいた瞬間に、おもむろに噴射はとまり、通常のチンコに戻った僕と巨体化した優子さんに自由が訪れた。
彼女はその体型から正座をしている事が難しいらしく、四肢を大きく放り出して「ダーン」という音とともに床に仰向けに倒れ
た。

その唇は小声で「なんで...なんで...」を繰り返し、視点は定まらないままあさっての方向を向いていていたのだが、暫くすると
真上に向いた状態で固定された。
そのままの状態で彼女は右手、右足、左手、左足という順番で、まるで自分の手足を確かめる様な運動を繰り返していた。
その彼女の視線方向である天井に目をやった僕は顔を曇らせるしか無かった。
天井が鏡張りになっていたのである。
彼女はそこに映った体重が200キロはあろう己の姿を認識できないでいるにちがいないが、ほどなく彼女の目に理解の火が灯っ
た。

「きゃああああっ!」

狼狽する彼女を助ける術を知らない僕だったが、原因を知っている者として勇気づけてあげられずにはいられなかった。

「優子さん、ごめんなさい。大丈夫ですよ、必ず元に戻りますから...」

ひととおり嗚咽を繰り返した彼女だったが、暫くたってから弱々しい声で僕に聞いて来た。

「ごめんなさいって...これはあなたのしわざなの...」

僕は首を横に振るしかなかった。

「元に戻れるって...どうすれば...」

僕は沙也ちゃんがそこまで激しい性格では無いと思っていたから、彼女はしばらくして必ず元に戻ると妙な確信をしていた。

「多分、いや、必ず戻りますよ...」
「私が、あなたを誘惑したから?...そうなのね...」

女性の感というのはなんて鋭いのだとこのとき初めて思ったが、明確な回答は避けた。

「ただ...あなたは優しそうだったから...一生懸命感じさせてあげようと言う気持ちにはなったの...不思議ね...」

なぜか吹っ切れた様な感じで鏡に映った自分の現状をまじまじと観察し始めた優子さん。

「そうね...世の中にはやせたくてもやせられない人もいるのだもんね...私だって...したくなくても相手をしなきゃいけない世界
にいるのだもの...でも、あなたの清々しさは何?...何処から来たの...」

やるせない問いに、妙な沈黙の時間が流れる。

「あなたの様な人と一緒になれたら...私も本当の意味で感じられるかも...」

大人の事情は複雑なんだなと思うと同時に、哀れだと思っていた彼女の体型にも愛着が湧いて来た。

「ここでは私、おごっていたかも。男なんて皆同じって。でも、強くなれる気がする。あなたの様な人が必ずいるからって思え
ば」

なんか一方的に持ち上げられても、むずがゆいだけの虚無な気持ちになった。
いったい僕に何が出来るのだろうと...そう思っていた矢先、優子さんの体に変化が起こった。

「なに、何...今度はどうなるっていうの...」

目に見えない強大な力に支配され、優子さんの手が秘部へと誘われる。

「そんな、健二君の前で...恥ずかしい....助け...あああーっ」

優子さんはその巨体を揺らしながら、僕の目の前でオナニーを始めてしまった。
次第にそれは人間業とは思えないスピードと動きに変化して行く。

「ああーっ、いい、助けて....逝っちゃう.....ああーーーっ」

彼女の叫びと同時に、巨体がビクンと跳ね上がり、床がドスンと答える。

「助けて...止まらない....イク....いくーーーーっ」

再び逝ってしまって体を跳ね上げる彼女だが、両手は一向に止まる気配を見せない。
ただ、彼女は感じながら大量の汗や愛液を放出し、絶頂を迎える度に体が小さくなって行ってるのが判るようになって来た。

「やめないで...あああーーっ....いくうううーーーっ」

何度目か、いや、何十度目かの絶頂を迎えた彼女の目は既に焦点は定まらずにいるが、顔全体は至福とも言える表情を浮かべて
いた。
不遜にも僕はその表情をみて「美しい」と感じてしまった。

息も絶え絶えの彼女が魔法による(であろう)強制自慰から開放された時、姿形は最初に僕の前に現れた優子さんの状態に戻っ
ていた。
いや、むしろケバケバしさが消え、穏やかな表情で気高さえ感じるスッピンに芯の強さを感じる顔立ちになっていた。
その時、突然優子さんの携帯が鳴った。

「店からの電話なの....健二君、携帯取ってくれる?」

システムの判らなかった僕は、無言で彼女の鞄から携帯を取り出して渡した。

「ハアハア...優子です...はい。終わりました。あの、この後入っていなければ上がっても良いでしょうか....」

息も絶え絶えで電話で報告する彼女に、またちょっと深い大人の世界をかいま見た様な気がした。

「ちょっと頭痛がするので...はい...すみません...ちょっとお待ちください」

突然優子さんが電話を僕に差し出し、変われという。

「もしもし....」
「あ、ご利用ありがとうございました。今回ご指名の優子、サービスの方はいかがでしたでしょうか?」

場にそぐわない会話に閉口しながら優子さんの方を見ると、輝く様な笑顔であごをしゃくって見せる。

「あの、大変美しい方でした....」
「そうですか、それでは健二様、又のご来店をお待ちしております。ありがとうございました」

そう言って店の男は電話を切った。

「美しい方ねぇ...ぷっ」

やっとの事で起き上がり、ビショビショになった体を座った態勢のまま拭きながら、優子さんが笑いかける。

「はァ~凄く感じた...こんなの初めて」

その顔には、何か吹っ切れた様子が見て取れた。

「またのご来店をって言われたでしょ? 又は.....多分無いでしょ?」
「うん、掃除するのが大変だからね」

二人は濡れた床の上で微笑み合った。

ホテルの出口で優子さんと別れ、道路に出ると悪友3人が待ちわびていた。

「健二、お前が一番遅いってどういう事?」
「俺となりだったけど、凄い声が聞こえて来たぜ!」
「意外と健二が一番スケベでテクニシャンだったりするんだよなー」

茶化す彼らに平静を装っていつものペースで返答した。

「何もしなかった...出来なかったよ...恥ずかしくて」
「じゃあ、何してたんだよ」

バカ話をしながら駅への方向へ角を曲がると、そこには沙也ちゃんがいた。
というか、沙也ちゃんは沙也ちゃんだけど、昨日までとはまた違い、バックパックを背負っている様なタイプでは無く、さりげ
なくブランド物を着こなしたうえで清楚な立ち振る舞いを見せるエレガントな少女に変身していた。
これならミスキャンパスに出ても良い線行くだろうというくらい、街角では光っていた。

「やっと見つけた、健二君と3馬鹿トリオ。何処へいってたのよ」

そんな女の子がフランクな会話をするものだから、近くを通る若者たちが羨望の眼差しを向けるのがわかった。
それにしても隆たちを3バカ呼ばわりとは、いつの間にそんなに親しくなったのだろう。
僕は僕で、今までどこにいたか判っているはずであろう沙也ちゃんが平静を装う姿を、直視できないでいた。

「ちょっと買い物...みんなで次のパソコン見に行ってたの」
「サーヤだって、今日どうしたんだよ」
「あんたたちにいちいち言う必要ないの! さっさとダーリン渡して帰って勉強すればっ」
「あーあ、ブスは気が短いって言うけど、こんなのが嫁になったら健二の方がかわいそうだよな」

もう何年もつるんでいるかの様な会話にあっけにとられている僕の腕を沙也ちゃんがとって彼らに言う

「健二君もいつまでもあんなのとつるんでいると、脳みそ腐るわよ」
「そうかな....」

そして全て話が出来ていたかのように、3人は駅に向かって歩き出した。
少し行った所で隆が振り向く。

「健二、また明日な。沙也ちゃんには気をつけろよ! 気が強いから。」
「サーヤ! 健二に飽きたら僕がいつでもお相手になって差し上げますわよー」
「バーカ、あんな跳ねっ返り相手にしてたら、命がいくつ有ってもたりないって....」

そんな会話をしながらさって行く3人に向かって、沙也ちゃんが「あっかんべー」をした瞬間だった。
心無しか彼らの足取りがよろけたように見えたので、おそるおそる沙也ちゃんに聞いてみた。

「彼らに何かした?」
「聞きたい?」

斜め上目使いで僕を見上げる沙也ちゃんの顔は、イタズラが旺盛な少女のそれだった。

「3人には...うーん恥ずかしいな、1週間くらいすっっご~いインキンタムシになってもらったのと、隆君はもの凄い包茎で、
ヒロ君は小学校2年生くらいかなぁ、健二君をあんなとこに誘った一番星の直也君は...パンツを脱いだだけで部屋中臭うくらい
の....もう良いでしょ!」

僕にはどんな魔法をかけられちゃうのかと心配していると

「健二君はさすがだわ。実は私、昨日健二君の聖液を受け止めた後、そのあまりの力に今朝まで放心状態だったの。そしたら健
二君の声が聞こえて、見て見たらあんな所に...まだ朦朧としたまま魔法を使っちゃったからあんなことに...自分でも嫉妬するな
んて思っても見なかったけど...でも健二君の心に触れて、優子さんも立ち直るきっかけをつかんだみたいだから...あの人の旦
那、働かない上に暴力をふるう人みたいなの。でも、その人にあなたは勇気を与えた。言葉でも、行動でもないけれど、あなた
の存在にはそんな力があるのよ」
「やっぱり、他人事なんだよな、解らないや」

まだ自分を理解していないと言われても、自覚がないのにどうしようもない。
でも、一つだけ今聞かなくてはならない事が有ると思い、勇気を出して切り出してみた。

「僕たちって...」

その唇を、彼女の手が遮る。

「つき合っているの。健二君、大好きよ。あの日、私たちは他人から友情と恋愛の境目までを一気に超えたの。私にも想像でき
なかったけれど、私こそあなたの魔法にかかっちゃったみたい」

そう言って沙也ちゃんは背伸びをしながら僕の唇に自らの唇を重ねて来た。
118
2010/07/05 21:40:02 (LWzk6hNX)
20才の学生、健二と言います。
割と平凡で、目立つ訳でも引きこもる訳でもない人生を送って来ました。
今、自分を含めた環境が激変しそうで少し怖いので、現状をここに投稿しておく事にしました。

きっかけは1人の女の子との出会いでした。
今年の春、たまたま乗って来た親父のクルマで一度キャンパスに寄って帰る際にバックしていた時、1台の自転車の前輪が曲が
るほど押してしまった僕は、申し訳無い気持ちにさいなまれ、自転車置き場の正面にクルマを止めて持ち主を待つ事にした。

霧雨がそぶり、日も傾き始め、さすがに今日は現れないかと思い始めた頃、警備員が叩く窓ガラスの音に気を取られる。

「誰か待っているんですかね?ここは駐車禁止だから、長く止めるなら駐車場に移動してくださいね」

そう訪ねてきた警備員に事情を説明している時だった、僕が前輪を大きく曲げてしまった自転車の所に小さなバックパックを背
負った小柄な女の子が、今にもロックをはずそうとしている光景が目に入った。

「あ、あの自転車です、すいませんがちょっと行ってとにかく謝って来ます!」

警備員の制止を気に留めず、申し訳ない気持ちで彼女に駆け寄る。

「すいません、自転車、押しちゃったのは僕なんです。あの、修理は僕の方でやらせてもらいますから、今日は送って行きます
し、ちょっと雨も降っているので、それにここは駐車禁止ですから...」

積極的に女の子に話しかけた事などあまり経験がないから、途中で何を言っているのか自分でも解らなくなってきていた。

彼女は、自転車の後輪ロックを開け、駐輪場から何も無かったかのように自転車を引っ張り出しながら微笑んだ。

「それって、ナンパのつもり?」

おとなしそうで生真面目な性格である事が容易に想像つく顔立ちと、妙に落ち着きはらったその言い回しに、自分とさほど変わ
らない人生を歩んで来た子なんだろうなという変な確信が生まれて少し安心したのか

「ほんとうにごめんなさい。貴方の大切な自転車をこんな風にしてしまって。謝りたくてここで待っていました」

といった言葉が素直に口をついて出ていた。

「何時からここで?」

優しそうな笑みを浮かべて、彼女が訪ねる。

「3時半くらいでした、ぶつけたのは...」

クルマにはダメージも無く、大きな音こそしなかったが、じわじわとフレームを押し曲げてしまった感覚を思い出し、下を向
き、声も小さくなる。

「2時間近くもここにいたの...で、何の為に?」

思いもよらない言葉に「はあ?」と疑問を抱きつつ顔を上げると、彼女は既に車列の中から自転車を引き出し、今にもまたがろ
うとしていた。

「え?あれ?この自転車さっきまで...」
「何ともないですよ、大丈夫。」

屈託の無い笑顔でこともなげに乗ってみせる彼女

「いったいどの自転車を壊したの?それにとにかくあの自動車をどかして下さい!」

突然割って入って来た警備員にも、彼女の方が冷静に応対した。

「大丈夫です、何もありませんでした。それにクルマもすぐどかしますから、ね。」

と同意を僕に求めてくる。
戸惑って言い訳をしようとした僕を、警備員の声が遮る。

「もし事故があったのなら、学生課に届ける決まりがあるからその手続きと、話が長くなるならとにかく先にあのクルマを...」

そう言いかけた警備員の言葉を、今度は彼女の言葉が遮った。

「ここでは何も無かったんです。あなたは警備の仕事に戻ってくださいね」

彼女がそう言い終わると、納得したのか警備員は正門横の小部屋へ踵を返して戻って行った。

「返しちゃった。」

彼女の言った一言に疑問を感じた僕は、われに帰っていま起こっている事を整理しようとしていた。

「健二君、ありがとう。優しい人なのは判るわ。でもここでは何も無かったの。だからこの事は忘れて」

そう言ってしばらく僕の瞳をじっと見ている彼女。平凡な彼女の顔に魅力を見つけるとすれば、小さめな目に隠された大きな黒
い瞳というところだろうか。
それにしても、なぜ僕の名前を知っているのだろうという疑問に気がついた瞬間に再び彼女が話しかける。

「うーん、忘れさせなくてもいいや、とにかくまた明日ね」

と言いながら、何事も無かったかのように自転車にのって行こうとする。
ポカーンしてしまいそうな雰囲気の中で立ちすくむ僕に、10mくらい先に自転車を止めて彼女が叫ぶ。

「私は沙也。変な言い方だけど壊れてもいなかった私の自転車を心配してくれた気持ちに...感謝です。」

それだけ言うと、右手にVサインを作りながら裏門の方へと走り去ってしまった。

実家にクルマを返却しに帰り、母親の料理を久しぶりに堪能した後、大学近くのアパートへ帰る電車の中でも、アパートへ着い
てからもずっと今日の出来事が自分の頭の中で整理できないでいた。
あのクルマでメリメリと自転車を曲げてしまった感覚、確実にひしゃげていた彼女の自転車の前輪部分をみてもの凄く済まない
と思った気持ち。どちらも毅然とした事実として認識しているのに、何事も無かったかのように彼女の言う通りに帰って行って
しまった警備員やその時の彼女の言葉、そして僕に向かって言った「忘れさせなくてもいいや」というあまりにも能動的な会話
の不思議さ。
全てが理解できず、あれこれ考えているうちに朝を迎えてしまった。

それらがある意味解決したのが、まさにこの日だった。
午前中、一般教養のマスで講堂に集まっていた同級生たちの話題は、突然他の学部から転科して来た「星野沙也」という女の子
の話題で持ち切りだったのだ。
冴えない大学とはいえ理工学部応用物理学科の理論物理専攻を目指すゼミに来ようなどという女性は、よっぽど堅物か変わり者
がステレオタイプとの評判通りの状態だったし、もちろん女性は圧倒的に少ない。
この日講堂の後ろの方にちょこんと一人で座っていた彼女に、みんながちらちらと視線をなげかけ、勝手な事を言うという状態
が自然な流れとなっていた。

「健二、今日来た彼女も、何かさえないよなぁ」

高校からの友人で大学でも一番中の良い隆が小声で聞いて来た。
「うん、まあね」と訂の良い返事で返したものの、本当の意味で彼女の事が気になっているのは、どうやら僕ぐらいのようであ
る。

何となくつるんでいる仲間たち3人と学食でくつろいでいた時だった、突然沙也ちゃんがやって来て

「健二君、ちょっと良い?」

なんて僕の隣に座ったものだから、僕は仲間3人の格好の餌食となってしまう。

「おや、健二、意外と手が早いね~」
「いつナンパしたんだよ!」
「ねえ、沙也ちゃんは健二のどこがいいの?」

矢継ぎ早の質問、あげくの果てには

「なんか、結構お似合いじゃない? 地味な所とか、あか抜けないところとかさ」
「まあ、健二にも春がきたってことさ、めでたしめでたし」

「そんな関係じゃないよ」

と否定はしてみたが、みんなのチャチは止まらない。

「ねえ、沙也ちゃんだっけ。午後の心理学、代返効くからさ、みんなでゲーセンにでも行こうよ」

と一番のお調子者の隆がはやした所で、沙也ちゃんが口を開いた。

「みんな、今日の午後、健二君にはご家族の法事があるって知ってるでしょ?」

この子、何を言い出すんだと思った瞬間、3人が口を揃える。

「そうだったな」
「忘れてた」
「悪い、健二」

あっけにとられている僕を尻目に、沙也ちゃんは更に

「心理学の講義は、健二君の代返してくれると嬉しいんだけど」

彼女に言われた途端、3人は時計を見合わせ

「やべー、もうすぐ始まっちゃうぜ!」
「おう、行こう行こう!」
「健二、気をつけて行ってこいよ!」

と凄い勢いで席を立って行ってしまった。
今まで1年ちょっとつき合って来たが、隆たちが僕の代返をしてくれるなんて想像もできない。
戸惑っている僕に沙也ちゃんが言った。

「健二君、ちょっとつき合ってくれる? というか、ついて来て」

彼女が言い終わって席を立つと、僕も無意識に席を立ち、彼女の後をついて行ってしまう。

「どこへ行くの?」
「私の家、すぐ近くだから」
「自転車の件?」
「あはは、あれは忘れて」

彼女の家へ行くなどと、想像もしなかった展開に異常に緊張が高まると同時に、トイレへ行きたくなってしまった。
でも、なぜか彼女について歩いて行ってしまう事しか出来ない。
思いきって切り出してみた。

「ちょっとトイレへ行きたいんだけど...」

すると、前を歩いていた沙也ちゃんがこちらを振り向き、後ろ向きに歩きながら

「それも、忘れたら...」

意味が分からない。言葉の意味だけでは無く、その瞬間に尿意も無くなってしまった。
というか、体内に溜まっていたオシッコが一瞬で無くなってしまったようだ。

「うふふ、もうすぐそこが家だから...」

憎めない笑顔でそう言うと、沙也ちゃんは再び前を向いて歩き出した。
少し早足になった彼女の歩みに、僕はただ着いて行く事しかできない。
それにしても、まだ構内を出ていないのにすぐそこが家だと言う。
大学内でもはずれにあり特に人気の少ない10号館の入り口を超えて、さらに奥にある農学部の実験ハウスの方へ彼女は曲がっ
た。
しかし、そこには瀟酒な2階建ての白いアパートがこじんまりした庭に囲まれてぽつんと佇んでいるではないか。
大学の構内案内にもないその建物に入って行く彼女に続いて、僕は玄関の扉をくぐった。

「健二君、コーヒーで良いよね。そこに用意してあるから、どうぞ座って」

広いリビングの木の椅子とテーブルセットに2客置かれたコーヒーカップから、洩れたての良い香りが漂う。
勧められたとおりに椅子に座った瞬間に、奥にある厚手のカーテンがひとりでに左右に開いた。
そこには大きなガラス越しに陽光広がる海岸風景が広がっていた。
僕にはもうコーヒーを味わう余裕など無かった。

「あの、こ、こ、ここは?」

間抜けに裏返った声に、いつの間にか正面に座ってコーヒーカップをくゆらせた彼女が冷静に答える。

「私の家だけど」
「あの、外、どこ?」

パニクる僕に、たおやかに波が打ち寄せる海の方にちらりと視線を投げて彼女が答える。

「海、だけど...」
「でも、ここは...」

大学は最近のトレンドか都市郊外の丘陵地帯に有り、海までは少なくとも50キロはある。
起こっている事が理解できずにポカーンとして固まっている僕に、イタズラっぽい笑顔で彼女が囁く。

「健二君、私、魔法が使えるの」
「ま、魔法???」
「そう、だから、ここに住んでる。良いでしょ?」

そんな事突然言われても、とても理解できない。

「じゃあ、思い出して。まず、自転車。あんなの直すのカンタン」
「じゃあ、やっぱり...」
「そう、健二君がクルマで曲げちゃったやつ、そして、警備員のオジさんも返しちゃったし」

彼女の言葉に、きのうからの出来事が走馬灯のように蘇る。

「じゃあ、隆たちも...」
「そうね」
「ここへ来たのも...」
「そう」
「でも、やっぱりなにか...」
「偶然だって言うの?」

はあ~とため息をついた彼女が、コーヒーを一口飲んでからかちゃりとカップを置くのと同時に僕の顔を覗き込んで言った。

「来る途中、おトイレ行きたかったんでしょ? 今は大丈夫?」

その瞬間、僕の両足は小刻みに震え出すのと同時に下腹部に異常な圧力を覚え、括約筋を自力で閉める事に注力せざるを得ない
状況になってしまっていた。
全身から汗が噴き出す。

「あっ、あの...」
「おトイレならあそこよ」

彼女が指差した方向に、可愛いく装飾された木の扉が有った。

「失礼するよ...」

言うのと同時に、小走りでトイレに駆け込む。
ホテルでもあるまいに、そこは男子用、女子用に別れていてなぜか小便器まであった。
僕は迷わずその前に立ち、震える指先でチャックを開けて破裂寸前の尿意を開放した。

しかし、開放感の余韻に浸っていた僕に違和感がすぐに襲って来た。
オシッコが止まらないのである。
無限の時間が起ったようにも感じるのだが、勢いは一向に収まらない。
もう既に自分の体重以上のオシッコを放出しているだろうか...

「どう? 信じてくれたかな?」

突然現れた彼女に動揺したが、止まらない状態で一物をしまう訳にも便器から離れる訳にもいかず
羞恥の感情を押さえつつ彼女に聞いた。

「これも、君の...」
「そう、魔法。」
「あの...なんで僕に...」
「うーん、いずれ必要になったんだけど、心の奇麗な人だったから」
「君が必要としているの? 僕を?」
「そう。あの健二君、沙也って呼んで。」
「だって、まだ会ったばかりだし、それに...」

そこまで言いかけた時、沙也ちゃんがそっと横に近づいてきて僕のほっぺに軽く唇を当てた。
すると、今までも勢い良く出ていたオシッコが更に激しい噴射状態になり、その反動すら感じるようになってしまった。

「うわー、沙也ちゃん、わかった、判ったから止めて...」

叫び声を上げる事しか出来ない僕に、にっこり笑いながら沙也ちゃんはウインクを返す。

「やっと沙也って呼んでくれたね」

その言葉と同時に、あんなに勢い良くで続けていたほとばしりが終焉をむかえる。
跳ね返りで前面が少し濡れてしまったジーンズにチンコを仕舞おうとしたそのとき、
僕の体はクルリと180度ターンして沙也ちゃんと向き合った。
チンコを出したまま。

「まだしまっちゃダメ、君が必要って言ったでしょ?」

女の子の前でアソコを出したまま突っ立っているのに、それ以上僕は何もする事が出来ない。
顔が熱く感じるので、おそらく異常に赤面しているのだろう。

「健二君、まだ女の人知らないんでしょ?」
「うん、まあ...」
「それでそこまで優しいのなら、申し分なし。私に力を少し分けてほしいの」

どういう事か、魔法の使える女の子が力を分けてと言う。
僕のどこにそんな力があるというのか。

「セイエキって言うでしょ?」

僕と真っ正面で対峙している沙也ちゃんは、そう言うと空間に指を這わせた。
指先から出た光の帯が、「精液」という漢字を作り出す。

「汚れていなくて、心の優しい人の精液は、私にとっては...」

そこまで言うと沙也ちゃんは、目の前の空間に浮かび上がった漢字にふーっと息を吹きかける。
すると「精」の文字がぼやけ、新たに「聖液」という2文字を形成してから煙のように消えていった。

「私の力を強めてくれる大切なもの...だから、誰でも良いという訳では無いの」

でも、魔法が使えるのならいくらでも集められそうなものなのにと思った僕に、沙也ちゃんは話続ける。

「そう、魔法で聖液を集めるのは簡単だし実際にしているけれど、直接奪い取る魔法で集めたものより
私を感じて、我慢して、思いを溜め込んだこころの奇麗なひとから得られる力は、絶大なの...だから私は...」

そんな告白をしている沙也ちゃんが少しずつ変化しているのに気がついたのはその時だった。
なんと言ったら良いのか、沙也ちゃんは沙也ちゃんのままであるのに、細かな外見的ディテールが自分好みになっている様だっ
た。
短かった髪の毛が輝く様なストレートのロングへヤーに、僕にとって華奢だと思われていたボディーが見事なくびれを形成し、
胸は大きすぎずしかし立派な谷間を覗かせるようになった。

「私にとって外見は何でもないことなの。でも、貴方の憧れの人に変わってしまえばそれは私ではなくなってしまう...
あなたに魔法をかけて私に好意を抱かせるのも簡単だけど、それでは聖液の力が落ちてしまう...だからこれが私の精一杯...」

そう言い終わった彼女は、既に一糸纏わぬ姿となって僕の前に立ちすくんでいた。

「お願い、沙也を感じて。そして、私のそばに居て...」

もの凄く奇妙な告白を受けているのは理解しているが、上気した沙也ちゃんの放つ色香に心臓が張り裂けそうになる。
体の自由を奪われている恐怖は薄れ、最も正直な部分が堅さを増して来るのが判ったが、同時にそれが沙也ちゃんの魔法でない
ことも確信できた。

「僕で...良ければ...」

その後がどうなろうと考えた訳では無い。ただ自分に正直になれて口をついた言葉に、沙也ちゃんは天使の笑顔を返してくれ
た。

「ありがとう、健二くん...」

そう言うが速いが、沙也ちゃんは僕の前に膝おってかしづいた。

「沙也を...感じてくれてる...」

既に天井方向を向いている僕のものを両手で愛おしそうに包み、次の瞬間には大きな瞳を僕の目に合わせながら一気にそれを口
にほおばった。
既に僕も全裸になっている事にそのとき初めて気がついたが、想像もしなかったシチュエーションでの初めてのフェラ体験に、
既に限界を迎えそうになっていた。
決して硬直しているわけではないのに一歩も動けない僕の体に、自然と硬直感が増して来たその時。

「まだいかないで...出来るだけ我慢してほしいの...」

そう言って再びくわえながら舌を這わしてくる沙也ちゃんに、言葉ともうめきともわからない返事を返すのが精一杯だった。

「もう...あ、だ...め...」

体内で高まっていた圧力に抵抗する術をなくした僕は、一気に駆け上がってくる感情をその先端から開放したつもりだったが、
射精運動が起こる度に自分のものが太くなっていく様な奇妙な感覚が絶頂の快感とともに脳裏を駆け巡る。

「ちょっとズルいけど、もっと健二君に感じて欲しいから...」

愛おしそうに亀頭の先端を指でなぞっている沙也ちゃんを見下ろしたとき、自分のものが異常に膨らんでいるのと同時に先端に
ある鈴口が無くなっている事に気がついて僕は狼狽した。
射精運動が終了すると同時に、今度は少しずつ精液が体内に戻って行く感触があるのと同時に、もう一度感じたいという衝動が
蘇ってくる。

「魔法でイカせてるのじゃないから...私の思いを...たくさん感じて...」

言い終わるのと同時に、再び僕の分身をくわえた沙也ちゃんの頭が前後に激しく動き出す。

「うわー、あーあーあー...」

すでに僕はその動きにシンクロして声を上げる事しか出来なくなっていたが、これも魔法で強制されているわけではない。
すぐに限界に達して再び射精しても、沙也ちゃんは手を緩める事無くしごき、舐め続ける。
何度か限界を超え、無限に続くと思われた快感の波に終止符が打たれたのは、僕が体の力が抜けて気を失いそうになる寸前だっ
た。
自分の体のサイズピッタリの空気の型紙に支えらている感覚の中、沙也ちゃんがくわえたまま動きを止めた。
今度の射精は壁にぶち当たる事もなく、全てが彼女の体内に向かって噴出されていった。
もう出るものが無くなっているのに暫く射精運動は続き、その感覚が次第に長くなって行く中、僕の視界もホワイトアウトして
いった。

目が覚めた時、僕は自分のアパートの布団の上で寝ていた。
凄い夢だったなと最初はおもった。
しかし自分のものがぽってりとしている感覚が残っているので、現実かどうか自問自答しながら自慰にふけりはじめると異変に
気づいた。
今までの出来事を思い出しながら固くなり始めたチンコの先端の穴が...無くなっている。
さっきまではあったのだから、どうやらこれは沙也ちゃんの”私の居る前以外で勝手にイカないで”という意思表示のようであ
る。
この先どうなってしまうのかという不安もあるが、純粋に自分に取って愛すべき人ができたという幸福感は実感している。
119
2002/06/07 21:03:28 (a5N2L57s)
俺は愛内里奈のマネージャー。今日は新曲のレコーディングだがちょっとした細工をさせてもらった。スタッフたちに魔法をかけ里奈を犯すようにしむけた。
もう、始まってる頃だろうか。俺はスタジオへ向かった。
「いやああああああああ、止めてください! きゃあああああ!!」どうやら始まったみたいだ。ガラス越しに中の様子を伺うと里奈は5人の男たちに囲まれていた。
一人の男が里奈に覆い被さり体をまさぐりだした。他の男たちも一斉に里奈に襲い掛かった。服の上から胸を揉みはじめる者、スカートから伸びた足に舌を這わせる者、髪の香りを嗅ぐ者など様々だ。
「お前、華奢と思っていたけど結構胸がでかいな。彼氏に揉まれているのか?んー?」それに同調するように、スカートの中に手を突っ込みワレメのあたりを触っていた男も言葉で責める。「ここにもいつも黒くて太いのを突っ込まれているんだろう?」「いやあああああああ止めて!触らないでえええ!!!」里奈は涙を流して首を左右に振っている。
男「止めてって言われたってこんな気持ちいいこと止めれるわけないジャン」里奈の泣き顔も男たちの興奮をますます増長させるだけだった。男の手がブラウスの前に手がかかり一気に左右に引っ張った。ブチブチッとボタンが弾け飛び前がはだけピンクのブラに覆われた里奈の豊かな胸があらわになった。「いやあああ見ないでぇぇぇ!もうやだあああぁぁぁ!!!」   男「何言ってるの?これからだよ」
男は里奈のブラを上にたくしあげた。白い肌とは対照なピンクの乳首現れ男たちはすぐにその乳首に吸い付いた。  男「へへー うめえなあ 里奈の乳首はよ」
「やだぁ 気持ち悪い! やめてよう!」  男「そんなこと言ってもほうら、乳首がたってきたよ? 里奈ぁ 感じてんじゃないの?」  「・・・そんなこと・・ない  くっ・・」里奈は異様な感覚に襲われた。胸を愛撫されたからではなく、男たちの10本の手と舌が体中を這いまわっていたからだ。 男「どれだけ感じたかパンティをぬがしてみろよ。」  「お願い!止めて!もう許して!!」里奈はひっしになって哀願するがもちろん聞き入れてもらえない。パンティを脱がされまいと太股を必死に閉じているが男の力にかなうはずはなかった。  男「そーれ愛内里奈のマンコ丸出しだぜぇぇえ!!」一気に足から白のパンティが抜き取られ男たちに股を痛いくらい広げられた。  「ウワアァァァァ やだあああ見ないでぇぇぇぇぇ!!!」黒々とした陰毛に覆われた秘局部があらわになり男たちは顔を近づけて覗き込んだ。  男「すげえな、ヒクヒクしてるよ。」「へー、使い込んでそうだけどきれいなピンクじゃん。」「今日はここに何発ぶち込まれるんだろう」
男たちの容赦ない言葉に里奈はただ泣きじゃくるだけだった。男の指が膣口あたりを触り始める。  「ひやっ!」里奈の体がピクンと振るえた。指は膣口あたりから奥に進み膣壁を擦りだす。しだいに指を出し入れし1本が2本になる。
「くううぅぅぅ あ・・あん・・・くはあぁぁぁ」里奈の口から喘ぎ声が漏れ出す。   男「まあ、あまり濡れてないけどまあいいか」男はズボンのジッパーを下げいきり立つイチモツを取り出し里奈に覆い被さった。  「いや!それだけは止めて!!お願い!!」里奈は挿入を拒もうと必死に抵抗する。  男「おい!押さえつけてろ!」男たちは手足を押さえつけ里奈は身動きとれなくなった。
「やだやだやだ!止めて!入れないでぇぇぇ!!!」次の瞬間、里奈は頭を押さえつけられ唇に男の匂いのするペニスを咥えさせられた。  男「へへっ これで静かになるだろ。」  「ぶぐうぅぅぅぅ・・・・」里奈に無理やり咥えさせた男は里奈の髪を掴み強引にペニスを出し入れさせた。さらに膣口には男のペニスをあてがわれた。   男「さあ 里奈 行くぜぇぇ!」男は自分の腰を里奈の股に沈めていきズブズブと秘局部はペニスを飲みこんでいった。
(うわぁぁぁぁぁぁ!!!!)上と下の口にペニスを埋め込まれ里奈は咽び泣いた。子宮口まで亀頭の先端が届くと、男は激しく腰を使い出した。グチュグチュグチュと音を立ててペニスを出し入れする。ペニスが抜けかかるほど腰を引いたと思ったら一気に子宮まで突きたてる。  男「気持ちいいぜ!里奈のマンコはよ」
何度も何度も突きたられた膣は充血し赤みを帯びていた。(ふわあああああああ!うああああああああぁぁぁぁぁぁくうううううぅぅぅ!!!!)里奈はレイプされた嫌悪感とじわじわ溢れる恍惚感に気が狂いそうになった。  男「よく締まるぜぇぇ里奈! お前のファンもお前とこうやってセックスするのを想像しながら毎晩チンポをしごいてんだぜ!くぅぅたまんねえ!!」ペニスを里奈の愛液で濡らしながら抜き差しをする。(ああああ!!ッぁぁぁ  うわあぁぁ! ひいいぃぃぃぃぃぃぃ!)亀頭のエラが何度も擦れいきそうになる。
「じゃあ、そろそろイクゼ! 里奈ぁ 中にだしてやるよ!」
(!!!!いやあ!中はダメ! 赤ちゃんができちゃうぅぅぅぅ!!)男は射精に向けさらに激しくピストンをする。男の体が震え動きが止まりペニスを一番奥まで突き入れた次の瞬間、ドピュ!ドピュ!ドピュ!ドクドクドクドク・・・・・(でてる・・・中に・・・・)
勢いよく放たれた精液は愛内里奈の子宮に次々と注ぎ込まれた。  男「じゃあ、こっちも出すぜ」喉の奥までペニスを挿入され、熱い精液がぶちまかされた。
「まだまだ終わりじゃないんだよ・・・・・・」
男の非情なセリフが里奈の頭をかけめぐった。
時間が無かったので雑になりました。感想を聞かせてくれたら嬉しいです。
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