ナンネットID のアカウントをお持ちですか? ログイン ログイン
 
 

魔法使い体験告白 RSS icon
※私は魔法使い、そんな私の空想H体験告白

1 ... 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 ... 134
2010/09/05 11:01:27 (CzDiiqKf)
「藤森先輩、もう一つお願いごとが有るのですけれど...」

少しはにかむように言葉を詰まらせた沙也ちゃんだったが、それを聞いた先輩は小さく頷き

「私には魔法はつかえないけれど、多分、星野さんが必要としている事と、やろうとしている事は解るわ」

と短く答えると再び僕の方を向いてにっこり笑った。
今日まで何回か機転を利かせて危機を乗り切った先輩が勘が良いのは純然たる事実としても、二人が何を考えているのかその時
の僕には想像すらできなかった。

「でも、その前に...」

そう切り出した沙也ちゃんが、床に倒れている4人のスタッフの方を振り返り

「皆さん、お忙しい所ありがとうございました。藤森先輩が入局した際にはよろしくお願いいたします」

と声をかけると、4人はおもむろに立ち上がって僕たちに小さく挨拶を返しながら会長室を後にして行った。

「これでみんな...本当の意味で普通になって仕事に戻ったんだよね。なんか、平和を取り戻したヒーロー映画の結末みたいで気
持ちがいいね」

あっけらかんと話す僕を見ていた沙也ちゃんと藤森先輩がお互いに目配せをして頷くと、沙也ちゃんがゆっくりと僕の方に近づ
いてきた。

「まだ、やり残したことが一つあるの...それには、健二君の力が必要....」

そう言いながら沙也ちゃんは僕の首に腕を廻し、可愛く輝くピンク色の唇を僕の唇に重ねてきた。
慣れ親しんだ沙也ちゃんの香りを感じ取った僕の全身からゆっくりと力が抜けて行ったと思うと、下半身の大事な所を中心に恐
ろしいまでの快感がゆっくりと全身に広がり始めた。

「健二君に貰った力、やっとコントロールするコツを覚えたみたい...」

藤森先輩の声が聞こえたかと思うと、自分の意志に反して痛いぐらの勃起が始まる。
この快感は藤森先輩の力によるものだと直感した。
続いてゆっくりと唇を離した沙也ちゃんが、それだけで人を無力にする深い眼差しで僕を見つめながらささやく。

「沙也の...一世一代の魔法に...力をちょうだい....健二君、大好きよ...」

再び唇を重ねられた瞬間だった。
ぼくの体から全ての衣服が消えたのを感じた。
今度は沙也ちゃんの魔法だ。
全身に広がっていた心地よい快感は、突然暴力的なまでの快楽となって僕の全身を痙攣させたかと思うと、体が空中に浮き始め
る感覚と同時に、止めどない射精が始まる。
もちろんいつものように鈴口が無くなっているのだからそれは全て自分の体に跳ね返ってくる。
つまり、二人の女の子の特殊な能力によって僕は文字通り骨抜きにされてしまっていた。
沙也ちゃんが魔法によって強制的に射精させるのは簡単だが、魔法での強制射精で得られた精液の力は微々たるものになってし
まうということだった。
しかし、藤森先輩が得た「魔」による快楽で得た聖液の力の絶大さは、沙也ちゃんは身を以て死の淵から生還した事で証明され
ている。
しかも、射精を我慢させればさせるほど力が大きくなるみたいだが、魔法で射精を「させない」分にはその力は衰えない事も確
かなようだったから、沙也ちゃんの魔法にも遠慮はない。

「ううっ....あああーーっ....うむぅっ」

もの凄い快楽の波に喘ぎ声が自然とあがってしまうのだったが、突然声が上げられなくなってしまうのと同時に僕は何も見る事
も音を聞く事も出来なくなってしまったのだった。
正確に言うと、もの凄い快感で自然に声を上げていた僕の口と、恥じらいながら僕に口づけをしてくれている沙也ちゃんを見つ
めている僕の目と、音を聞いていた僕の耳が順番にただの皮膚と化し、無くなっていってしまう様な感じだった。
すると、その他の感覚が研ぎすまされたのか、物理的快楽を感じている下半身と自分の唇、精神的快楽を感じている自分の脳な
どとの物理的距離がどんどん近くなって行くのを感じると同時に、キスをしてくれている沙也ちゃんの唇の存在感がどんどん大
きくなって行く感触がはっきり解った。

「凄い!...」

僕に「魔」から受け継いだ力で快楽を送っていた藤森先輩が思わず叫んだ。
彼女の見ている前で抱き合いながら空中に浮かび始めた僕たち二人は、互いに生まれたままの姿になったかと思うと沙也ちゃん
のキスを浴びている僕の肉体は、大きく勃起しながら射精運動を繰り返している部分だけはそのままに、次第に小さくなりなが
ら人間としての形を失って行った。
小さくなり続けて行った僕の体は、キスの雨を降らせ続けている沙也ちゃんの顔の前に両手に包まれる形で凝縮していた。
その姿は大きく勃起して射精運動を繰り返すチンコそのものだった。

「健二君の全てを...受け止められる...」

そう言いながら沙也ちゃんは僕の存在を優しく口に受け入れてくれた。
見る事も聞く事も話す事も出来ない僕の意識は、射精の物理的快感と心理的快感が同居したまま、沙也ちゃんに包まれていると
いう感触がさらに大きな快感となり、今までの凶悪にまでに与え続けられる強制快感とは違う安らぎを感じていた。
目や口や耳などの器官は有っても、話したり見えなくさせられたり聞こえなくさせられるのとは明らかに違う、感覚器官自身を
無くされてしまうという魔法の洗礼を受けて、僕の沙也ちゃんへの思いはただただ愛されているという根拠の無い安心感と、沙
也ちゃんに包まれているという幸福感で一杯になる。

「感じる...ああっ、健二君の...優しさと愛情の力が...いつも以上にっ...」

官能的な唇で僕の全身を愛撫し続けていた沙也ちゃんは、続いてゆっくりと自分の一番大事な所へ僕の全てを導いた。
胎内回帰願望と言うのが言葉として有る。
それを体験出来る僕は至高の快楽を得られたと言っても過言でない思いだった。

「ああっ、凄い....感じ....あああーーーっ」

絶頂を迎えると同時に沙也ちゃんが一つの魔法を解き放つ。
僕の全身から迸ったと言っても間違いではない大量の「聖液」が沙也ちゃんの胎内に放たれるのと同時に、会長室の空間の一部
分が揺らぎ、藤森先輩をクローンで創造した時と同じように淡い光の中から人影が姿を現した。
僕と一体化した沙也ちゃんの美しい裸体はその光景を照らすかのように地上2メートルくらいの空中で優しく光り続けていた
が、次第に存在を確実にしてゆく「人間」の現実化に合わせてゆっくりと輝きを失って行く。
藤森先輩の肉体を創造した時と違っていたのは、その姿形、佇まいに既に人生があり、その瞳に知性が宿っていた事だった。

全てが終わったとき、新しい会長と同様に魔法で静止させられている荒川と呼ばれていた運転手の姿がそこにはあった。
沙也ちゃんはというと、既にここを訪ねた時の服装にはもどっているが、吸収と放出した魔法の力の大きさにか、至極疲れた様
子で壁に寄りかかっていた。
一部始終を見ていた藤森先輩は、目にうっすらと涙を浮かべて沙也ちゃんに駆け寄る。

「星野さん、すごいわ。これでみんな元に戻れるの...そして、星野さん...凄く奇麗だった...私...なんか、感動しちゃった...」
「先輩、ありがとう。先輩と私が居れば、なんでもできる...奢りとかじゃなくて、皆の幸せの為に...」

歓喜に抱き合った二人だったが、藤森先輩が涙を拭いながら付け加えた。

「あと、健二君という存在も...ね」

感動的な場面だったが、冗談じゃない。
沙也ちゃんが意地悪だと思うのはいつもこういう時だ。
結局僕は裸のまま部屋の隅で息を切らし、前を隠して小さくなって居るしか無い。
しかも全身...ぬるぬると来てる。

「健二君、カッコイイ!」

そう言って親指を立ててみせる沙也ちゃん。

「あのさぁ、早くー、なんとかしてよ、このままじゃ帰れないよ」
「あれ? そんな格好で1人で帰るつもりだった?」
「そんなこと言って無いじゃん!」

そのやり取りに「クスッ」と藤森先輩が笑顔を見せる。

「沙也と一緒になれて、幸せじゃなかったの?」
「それは...」

答えに屈していると、顔を突き合わせるほどの距離に一瞬で呼び寄せられる。

「ちゃんと言って」
「もちろん...幸せだったよ」
「じゃあ、一緒に帰ろ!」

そう言って沙也ちゃんが指先でチョンと僕の鼻先を小突いた瞬間、体全体がぎゅーっと温かい何かに締め付けられるような感覚
とともにに、うす暗い視界の先には太い毛のようなものが...

(えええーーーっ、一緒に帰ろうって....)

自分が何処に居るのかは上下の感覚も相まって何となく想像はできたが、声は出せないらしい。

「藤森君、では年が明けたら研修と言う事で、今日はお疲れさま」
「はい、ありがとうございます」

外の世界?では、どうやら別れの挨拶が始まっているらしい。

「では荒川君、藤森君を無事送って来てください」
「はい、会長。では、藤森君、行きましょう」
「では会長、失礼いたします」
「ご苦労さまでした。あと、星野くんだったかな? どうだろう、君も来年度、我が社への入社を前向きに検討してみる気はな
いのかね? もちろん、試験は受けてはもらうがね」
「はい、私は...」

一瞬戸惑った様な表情をみせた沙也ちゃんだったが、藤森先輩と軽くアイコンタクトを取ると、いつもの輝く様な笑顔にもどっ
て自信なさそうに答える。

「その、ゆっくり考えて....検討させて頂きます」
「そうか、まあ、二人とも健康には気をつけて、頑張って下さい」

新しい会長は、どうやら人となりもマルのようだ。
会長室を後にしてなぜか安心した僕は、仕返しのつもりで四肢をばたつかせてみた。

「あふっ、馬鹿、健二!」

小さい声で感じた沙也ちゃんだったが、藤森先輩は聞き逃さなかった。

「ははーん、星野さん、一緒に帰ろうってそういう魂胆だったんだ...突然健二君がいなくなったから直接帰したのかと思ったけ
ど、仲の良い事で...ちょっと悔しいかな」

勘の良い藤森先輩も沙也ちゃんと親密になるに従ってエロいイタズラの傾向が似てきた様な気がする。
なぜなら次の瞬間、僕は沙也ちゃんの中に居る状態のまま動けなくされたかと思うと一瞬で最大限に勃起させられ、強制的に永
遠射精させられるのはもちろん、全身の感覚に快楽を送り込まれ、まるで沙也ちゃんのあそこが生き物のように自分の全身を愛
撫させられているような感覚状態にさせられてしまったから。
もちろん、沙也ちゃんの魔法で鈴口は無いし、喋ることもゆるされないままに...

「先輩!ナイスアシスト」
「でしょ!」

そんなやり取りを微笑ましく見守りながら二人を先導する荒川さんがそこにはいた。
沙也ちゃんは割と平然として歩いているが、僕にとってはこの状態は一体感の幸せなどと言うものではない。
地獄の様な快感に次第に口から止めどなく溢れる泡と沙也ちゃんの愛液によって、すでに周りの空間が次第に湿気を帯びてきて
いる。
後で思ったのだが、確かにこの二人が居れば怖いものは無いのかもしれない。


健二です。

ここまで、沙也ちゃんとの出会いからほぼ10日間の間に起こった事を投稿して来ました。
今まではもの凄い勢いで誰かに伝えなくてはと言う思いが吹き出して来て一心不乱に書く事が多かったのですが、ここに来てそ
う言う状態になる事が無くなってしまいました。
多分、沙也ちゃんが伝えなくてはいけないと思った事が伝えられたからではないかと思っています。
「魔」の存在である事とか、魔法使いが実在すると言う事とか、愛情が不可侵なものである事とか、僕の想像ですが。
この部分に付いては、僕の書きたいという思いで行動しているつもりです。
もちろん登場人物については全て仮名ですが、キャンパスの様子や学部のこと、ミスコンがあってそれの出身者がそれなりに社
会で活躍していたり、現状有名なモデルが在籍していたり、学食でおしゃれなメニューがあったり、今読み返してみると僕たち
を特定できる要素はふんだんにあるのかなという思いです。
もちろん、僕は今も沙也ちゃんと楽しい(時として不思議な)キャンパスライフを送っています。
もし、自信があれば学内で「健二くんですか?」と声をかけて見て下さい。
僕自身は否定はしませんので。
ただし、沙也ちゃんが側にいたら(側にいなくても)どうなるかはわかりません。
もちろん、突然存在を消されてしまう様な事は絶対ないでしょうが、聞いた事自体無駄になることは有るかもしれません。
この投稿自体忘れてしまうように魔法をかけられたら、違う人生を歩む事になるからです。
でも、この投稿を読んでいる記憶があるうちは、まだ僕らと出会っていない可能性は大です。
とにかく皆さんも「魔」には気をつけて、素晴らしい人生を送ってください。
また機会があれば(沙也ちゃんの許可?があれば)ここに投稿してみようとは思っています。
慣れない事でしたので、乱文で失礼いたしました。

有沢健二
86
2010/11/21 11:57:50 (Sg.lLjHu)
突然自分の身に刻み込まれた強烈な快楽から平常心を取り戻すまでどのくらいの時が経ったのだろう。
誰も訪れる事の無い空きテナントの雑居ビル最上階のエレベーターホール前の踊り場に文字通り力尽きたまま座り込んでいた俺
が我に帰ったのは、階下のメイド喫茶に出入りする客を元気に送り迎えする萌え系の女の子たちの声を認識した時だった。
ほんの数十分ほど前までは、そのうちの一人、しかも俺好みの激カワな娘が強烈なフェラでゴックンしてくれる事など想像もで
きなかったし、数時間前まではそんな劇的な幸運が舞い込む事など、考えた事すら無かったのに。
でも、俺は今、本当に魔法とでも呼べる力を手にした事を実感していた。
自分の肉体の疲れもその一つだし、鞄の中にあるジョディちゃんのプレミアムフィキュアが、それが夢ではない事を物語ってい
る。
廻りの喧噪を意識しだして現実を取り戻し始めていた俺は、改めてポケットの中からマジカルビーズを取り出してみてしげしげ
と眺めて見た。
相変わらずの玩具っぽさの造形物の真ん中にはめ込まれた妖しく輝くガラス玉の中には、8という数字がまるで生きているかの
ようにゆっくりとうごめいている。
「願い事を叶えてくれる代償に数字が一つずつ減る…ってか。まあ、アラジンの魔法のランプよりは多いって事か」
誰に言う訳でもなく独り言をつぶやきながら、人間としての欲望が次々と芽生えてくる。
恐らくこいつに願えば、想像もできない金持ちになる事も簡単だろうし、美人をはべらせてハーレムを作り、ゴージャスな人生
を送る事も出来るだろう。
ただし、それもこのビーズの中に表示されている数字の回数分だけということになると、大切に使わないと無駄に魔法を消費す
ることになるなどと考えを巡らせていた俺は、ふとした妙案に行き着いて両手でそいつを優しく包み込み、目を閉じて精神を集
中させてから願い事を口に出してみた。
「俺を魔法が使えるようにしてくれ!」
すると、手の中のマジカルビーズが熱を帯びだしたのがはっきり解った。
限りない欲望が現実となる喜びに自然を笑みを浮かべたで有ろう俺は、ゆっくりと手を開いて熱くなり始めているビーズを眺め
て驚いた。
今までのような何色とにも例えられない妖しい光は陰を潜め、まるで小さな太陽のように眩しく光るビーズが両手のひらの中で
輝いているではないか。
「おおーっ」と思わず喚声を上げてしまった俺は、眩く光るそのビーズを覗き込む。
「ジョディのマジカルビーズは魔法使いにとっては魔法を増幅してくれる頼もしいアイテムだけど、人間にとっては魔法の源そ
のものであって、人間は魔法使いにはなれないの。魔法を使う時はビーズを握りしめて精神を同調させてから願い事を口に出し
てみてね。でも、魔法には制限があるから数字には気をつけて。良い事をすれば数字が変化するかもしれないから、頑張って。
ジョディ」
まるで街中の電光掲示板のような状態で文字が流れ、俺がそれを認識するのと同時にビ–ズは輝きを失い、見慣れた色に戻ると
同時に数字の「8」が再び浮かび上がって来た。
「やっぱり、そこまでのウマい話しはナシ……か」
多少落胆した俺は、そう呟きながらやっとの事で立ち上がると家路に付く事にした。
エレベーターを呼ぶのももどかしく感じた俺は、もの凄いフェラでイカせてくれたユキちゃんが働く店を見たいと言う好奇心も
手伝って、階段を下りて行く事にした。
一つ下の6階はユキちゃんの店とは別のタイプの萌え系カフェ・レストランが入居していた。
昔の砦風の入り口から中を覗くとくノ一風のコスプレをした女の子たちが飲み物をサーブしている。
入り口付近に待機していた女の子たちと目が合ったが、僕の趣味ではないので足早にさらに階下へと階段を下る。
5階にあるロボット工作専門店、4階にある鉄道模型専門店を一瞥しながら、世の中には様々なオタクが生息しているのだと改
めて実感する。
ユキちゃんが働いている3階の店の前では、お客様を出迎えるメイド風の女の子が二人で入り口前に待機していたのだが、階上
から階段で降りてくる人は珍しいらしく一瞬きょとんとした表情を浮かべた後、俺に向かって営業トークを仕掛けてきた。
「ご主人様、おいしい食べ物、飲み物がたくさん有りますから、是非お休みになって行って下さいませ」
眩しい笑顔で店へと誘う二人のメイド姿に一瞬誘われそうになったが、さっきあんな事が有ったばかりで恥ずかしさも手伝い、
振り切る事にした。
「今日はもうユキちゃんとデートしたから、また今度寄らせてもらうよ」
そう答えた俺に、彼女たちは意外な反応を示した。
「ユキちゃんは午後2時までなので、今日はもう帰ってしまいましたけど、またご主人様が来て頂ければ喜ぶと思いますよ」
「え、2時までなの? で、今は何時?」
「もう4時半になります」
その答えに俺はぶっ飛んだ。
ユキちゃんに誘われてここに足を運んだのは、どう考えても昼の12時前だったはず。
すると俺は彼女の与えてくれた快楽に気絶状態になり、4時間ほど7階で倒れていたことになる。
「ご主人様ぁ、どうなさいました?」
多分俺が驚いた顔をして考え込んでしまっていたから、心配した彼女たちがさらに近づいて来て、一人が俺のおでこに手をあて
て熱を測るような仕草を始めた。
「いや、大丈夫。ちょっと仕事の事を思い出してさ。とにかく、彼女には又来ると伝えておいて下さい」
そう言い残した俺は、ユキちゃんの働いている店の前から立ち去り、勢いを付けて階段を駆け下りて行った。
そのまま2階のメイド喫茶をやり過ごして表へ出ると、確かに既に日が傾き始めていた。
俺はポケットから携帯を取り出して急いで今の時刻を確認する。
4時46分だった。
会社には休みを告げていたし、別段重要な着歴もメールも無かったが、やはりマジカルビーズの事が気になって家に帰ってネッ
トをクグってみたくなった。
駅へと向かう道すがら、嬉しそうに真新しいパソコンやデジカメを持った人々や、お決まりの様にコスプレで様々な宣伝ビラを
配りながら声をかけてくる女の子たちとすれ違う度に、この街は人々の様々な欲望を満たしてくれる場所なんだと改めて感じ
た。
今の俺は、マジカルビーズを手に入れた事により、おそらくほとんどのその手の欲望は自分の思う通りに満たす事ができるのだ
という妙な自信により、第三者的な目で物事を見る事が出来るようになっていたのだと思う。
とりたてて急ぐ事も無く、様々な人間模様を観察しながら秋葉原の駅から総武線に乗り、同時に自分にとってどんな魔法が一番
良いのかを考えながら電車に乗っていると、すぐにいつも自分が少し郊外の家へと帰る私鉄が乗り入れているターミナル駅へと
着いた。
ちょうど帰宅時間の始まり時だったので、いつも帰りなれている時間よりは早かったが、家路へと急ぐ人々がホームに列を作っ
て並び、次の電車が入って来るのを待つ間に一斉に携帯をいじっているというある種異様な光景を尻目に、恐らく座れないだろ
うがすぐに発車しそうな特急電車の待つホームに駆け下りた俺は、発車ベルが鳴り終わるタイミングとほぼ同時に車内に滑り込
んだ。
間に合ったと言う安堵感が訪れたのは一瞬で、すぐに車内のいつもと違う雰囲気に気がついた。
廻りに居るのは女性たちばかりで、そのうちの大勢と目が合ってしまったのである。
どうやら慌てていて、この時間から下り方面に設定されている女性専用車両に駆け込んでしまった事を悟るのと同時に、すぐ隣
で携帯をいじっていたいかにもエリート然とした女が少し強い口調で話しかけて来た。
「この車両、女性専用車なんですよ!」
「すいません、慌てていたもので」
解ってるよと言い返したい所だったが、廻りの雰囲気に負けて素直に謝り、隣の車両に移動を始めたのと同時に滑るように電車
が発車した。
イイ女である事は間違いない。
女優の松内結子さん似の顔立ち、すらりとした体型、立ち姿の凛々しさなど、自分の好みで言えば理想の女性なのだが、あの物
の言い様では上司になったらストレスがたまりそうなプライドの高い女である事もほぼ間違いない。
見回してみると、この時間それほど込んでない車両に居る女性たちはほぼ同じ様な印象を受けた。
移動している途中にも何度も訝しげな目線を投げかけられたし、吾関せずと言った様子で席に座って難しそうな本を読んでいる
子も多い。
でも、俺に言わせれば私は気安く話しかけてもらっても困ります的な、自意識過剰系の女が集まっているようにしか見えない。
態度もそうだし、ファッションでも自己主張しまくりの女性の集合体と言った所なのだが、この時間帯の女性専用車両の乗客
は、下世話な言い方をすればどの女性とでも一度は体を合わせてみたいと思えるほど外見的には魅力的な女が多い事には少々驚
いたが、そいつらの発する雰囲気と俺の様な男に対する無言の敵対心は、正直俺の趣味ではない。
極めつけは、俺が隣の車両への扉を開けた時に、最初に口をきいて来た松内結子似の女が放った一言だった。
「わざとらしいし、キモイし、全く何考えてるのだか」
それがはっきり聞こえるほど空いていた女性車両に比べ、隣の車両は立錐の余地もない。
連結面の扉を閉めて振り向いた俺の目に、あの女が薄ら笑いを浮かべてこっちを見ているだけでは無く、他にも何人かの女が見
下した様な目線を俺に合わせていた。
自分の中の血中アドレナリンが上昇するのが解ったが、悪態をつく事も無く、俺はポケットの中のマジカルビーズを握りしめて
心の中で叫んでいた。
(お前らだって好きな人には甘い顔して股を開いたり、1人でオナニーぐらいする時はあるだろ!)
とひと通り怒ったあと、最後の文句を周りの人に聞こえないぐらいの小声に出してみた。
「隣の女性専用車に乗っている様な女は、みんな自分の淫乱部分が我慢出来なくなってしまえ!」
そして俺はすぐにマジカルビーズをポケットからだして中を覗き込んでみた。
すると、8という数字が銀色に輝きだして形を崩すと、ボヤーッとした感じで7と言う数字が浮き出した。
俺はあわてて目線を隣の車両に移す。
すると、さっきまで立っていて片手でつり革を持ち、もう一方の手で携帯を操作していたあの女がゆらりと床に沈んでしまった
ではないか。
彼女だけではない、立っていた女のほとんどが次々と床に崩れ落ち始め、席に座っていた女でスカート系を身につけていた者は
既にその中に自分の利き腕を滑り込ませて顔を上気させている者もいる。
中には服を脱ぎ出す者や、パンツを下まで降ろしてまでうつろな顔でオナニーを始めてしまう者まで現れた。
多少年齢の行っているであろうお局様系の女性は、最初は服こそ脱がなかったものの、自分の局部を手すりに押し付けてよがっ
ている。
女性専用車両は、最初の通過駅を迎える頃には既に女性だけのオルギー会場と化していた。
「毎度、当鉄道をご利用頂き、ありがとうございます、この電車はー」
そこまで車内放送を始めていた最後尾の車掌が、目の前で起きている異常な光景に放送を中断し、状況を確認する為に客室との
仕切りドアを開けて入った途端、2、3人の女性に絡まれ、ズボンのチャックを降ろされたかと思うと、激しいフェラの洗礼を
受けてしまう。
「み、みなさん、どうしたのですか、ああっ」
使命感と快楽の板挟みに会った車掌だったが、余りの出来事に付いて行けず必死に振り払おうと抵抗はしていた様子だったが、
その一物は既に強制的に勃起させられていた。
ざっと見て100人もの秀麗な女性が一斉にオナニーや相互愛撫を始め、ヨガリ声が電車の走行音より大きくなって来て、それに
気づいた他の乗客が俺の居る車両の連結部に集まってきていた。
「なんかの毒ガスじゃないのか?」
「もしかしてAVのゲリラ撮影か?」
だが、目の前であまりにも理解出来ない出来事が展開されている為か、誰1人として女性専用車両に行こうとする人は居なかっ
た。
ここでも俺は妙に客観的になっていて、都会の人間の繋がりってなんと浅い物なのだろうと思うばかり。
2つ目の通過駅を超える頃には、既に絶頂を迎える者も何人かいた。
「ああーん、ああっ」
「いくぅー、止めないで!」
「あーっ、感じるーっ」
阿鼻叫喚とも思える快楽地獄と化した客室から、やっとの思いで車掌室に復帰した車掌が、仕切りドアの鍵をかけて急いで身支
度を整えた後、収まりきれない様子で息を荒げながら放送を再会する。
「はあはあ、お客様に申し上げます、はぁはぁ、この電車は、次の停車駅で車両点検を行います、はぁ、お急ぎの所、申し訳あ
りません」
必死の思いで車内放送を終わらせた車掌は、次に列車無線で現状を中央司令室に伝えているようだった。
その車掌室のガラス窓をチンコが欲しくてたまらない様子の女が2人がはげしく叩きながら悶える様子は、ほとんどゾンビ映画
の1シーンみたいな事になっている。
3つ目の通過駅を超えてすぐ、俺の居る車両にも男を求めてなのか1人の女が上気した顔で胸元を開けたじょうたいのまま転が
り込んで来た。
だが、こちらの車両に移ったとたんに、その女は冷静さを取り戻し、自らのあられもない姿に「キャー、イヤー」と一声上げる
と、その場にしゃがみ込んで泣き出してしまった。
「隣では、何があったの?」
こちらの車両に乗り合わせていた女性が優しく女の肩を抱いて訪ねるが、女は泣きながら「わからない」を連発するだけだっ
た。
俺の念じたとおり、魔法は隣の女性専用車のみにかかっているようだ。
凄まじい光景を乗せたまま次の駅へ快走し続ける特急列車だったが、自分のかけた魔法の効果に驚きつつも、俺は今の所この魔
法を解く気にはならなかった。
最初の女に対する怒りが収まっていなかったのも有るが、この後どうなるかも見て見てみたかったし、何よりっこの魔法を解く
為にはマジカルビーズの数字がまた一つ減ってしまうのがイヤだったからだ。
ジョディちゃん曰く、人間は魔法使いにはなれないということだったが、確かに人間が魔法を自由に使えるようになったら、世
の中もっと秩序が無くなってしまうだろう。
魔法の使える人間と言う存在は、どちらかと言うと悪魔に近いのではないかと実感していた俺だった。
87
2010/07/02 23:32:53 (ZiuHaeXC)
※注意ー。注意ー。スカトロ描写がありますよー。

・・・・・・。

「これから撃ち込むのは、物体じゃない。『正のエントロピー』だ」
 画面の中で悶え、淫靡な表情を晒す美月から、男は銃口を外さない。
「【矢と稲妻の書】は、負のエントロピーによって物体を過去に撃ち出す。
『負』で過去へ行くなら、『正』のエントロピーを受けたものはどうなるか?
 とくとご覧あれ……!」
 最後の一撃が、過去に向かって放たれる。
 一日前の世界で時の逆流をやめた弾丸、『正のエントロピー』は……美月の
着ている服に直撃した。
 時を逆行させる『負』の、逆の性質を持つエントロピー……それはもちろ
ん、過去から未来への正しい時間の流れを起こす。ただし、通常よりも過剰に
増大させられたエントロピーは、物体を未来方向へ向けて急加速させる。
 その結果……。

・・・・・・。

 パッ……と、まるで手品のように……一瞬でそれは起こった。
 ディレクターもADも、カメラマンも、全てのスタッフがその瞬間を見た。
 テレビカメラを通じて、番組を生で見ていた数百万の視聴者たちも見てい
た。
 マッサージチェアに座る桃川美月の服が、パッと消え失せて……彼女が、裸
になる瞬間を。
「はあはあ……え?」
 悶えていた美月も、急に体が涼しくなったことに正気を取り戻し、自分の体
を見下ろした。
 何も着ていない。白いブラウスも、黒のタイトスカートも。その下につけて
いた、ブラもパンティも……何もかも。
 皮を剥きたての白桃のような、Gカップの乳房が露わになる。贅肉のない腹
部、その下の濃い陰毛も露わになる。むっちりと肉のついたフトモモも、スカ
ートが失われ、そのつけ根まで露わになる。西洋絵画のラフを思わせる、美し
い裸体が、惜しげもなく晒される。
 ただし、消え失せていない物もあった。まず、美月の両乳首にテープで貼り
つけられた、卵形のピンクローター。そして、マンコにずっぷりと突き刺さっ
た、極太バイブだ。
 美月の意識は漂白された。きょとんとした表情で、テレビカメラのレンズを
見返す。撮影中を意味する、赤いランプが灯ったテレビカメラを。
 誰も何も言わない。沈黙が一分以上続いた。その間、空気を震わせていた音
といえば、ピンクローターとバイブの、ヴヴ~ヴヴ~ッという振動音だけだ。
プルプルとしたオッパイが小刻みに揺れ、股間に生えたバイブは、さらに奥に
潜り込もうとしているかのように、ウネウネとのた打ち回っていた。
「あ…………あ…………」
 美月の肩がわなわなと震え、半開きになった口から、かすれたうめき声が洩
れる。
「い、いや……ひぐっ、うあああああぁぁぁぁぁっ!」
 蠢くバイブの下から、ぶばっ、と茶色い何かがあふれ出した。
 ゆるい泥状のそれは、ブリュッ、ブチュッという品のない音を立てながら噴
出し、美月の脚やマッサージチェアを汚していく。その場にいた人たちは、臭
いで、それが大便だとすぐにわかった……テレビの前の人たちも、大便以外あ
り得ないとすぐに確信した。
 マッサージチェアは、脚のふくらはぎもマッサージできる仕様であったた
め、美月はやや脚を開いた状態でそれに座らねばならなかった。そのため、カ
メラが美月を正面から撮影すると、バイブの突き刺さったマンコも、ウンチを
ひり出す肛門も、鮮明に見ることができるのだ……そして今、ちょうどカメラ
は、美月の真正面にいた。
「みな、いで……見ないで、見ないでええぇぇーっ!」
 いくら叫んでも、カメラマンは呆然としてカメラを動かそうとしない……。
 グラビアアイドル桃川美月が、全裸でバイブを咥え込みながら脱糞するとい
う、衝撃的な放送事故は……実に三分にも及んだ。
(も……もう、駄目……私……アイドルとして……女として、人として……終
わったわ……もう、生きていけない……)
 最後の正気の糸がぷつんと切れ、哀れな桃川美月は、マッサージチェアに座
ったまま失神した。

・・・・・・。

 テレビ画面が、「もうしばらくお待ち下さい」の表示に変わった。
 自分の望むものを見ることができて、【矢と稲妻の書】を操る男は、口の端
を邪悪に吊り上げた。
「やった、やったぞ! ざまぁみろだ! あんな大恥を晒せば、もう二度と人
前に出れないだろう!
 色気だけ過剰な馬鹿女を、ひとり社会から追い出すことができた……なんて
達成感だ! なんて興奮だ! ああ、ペニスがいきり立つ……はあは
あ……!」
 そんな彼の目の前に、突然ぱっと現れたものがある……服だ。白いブラウス
に、黒いタイトスカート、下着に靴……『正のエントロピー』を受けて、過去
から未来にタイムワープさせられた美月の服たちである。
 男は、その中から紫色のパンティをつかみ、自分のチンポにかぶせた。脱ぎ
たての三月のパンティを使って、オナニーを始めようというのだ。
「はあはあ、芸能人だけあって、いい生地使ってるじゃないか……これをオカ
ズにまた射精して、その精液をまた別の馬鹿女にぶっかけてやる……。
 誰にも邪魔はできないぞ、たとえ、他の魔法使いが俺の野望を阻止しようと
しても……未来に住む敵に、攻撃できる魔法なんて存在しないさ!」
 自信たっぷりに叫んで、男は……パンティがぐしょぐしょになるくらいの、
大量の精液を放った。

・・・・・・。

「あー、いきてーなー駅前商店街ー。美月ちゃんをナマで見れるなんて、そう
そうない機会なのになー」
 七月一日。午前中の授業も終わって、昼休み。弁当をさっさと食べ終えた岸
野は、今にも死にそうな表情で机に突っ伏していた。
「諦めろ、岸野。ロケを見に行く奴がいるかも知れんという噂が立って、学校
の出入り口を先生たちが固めちまったんだ。大人しく、帰ってから録画した美
月ちゃんでも見ようぜ」
「録画なんかしてねーっつーのー……ちくしょー、噂流したの、ぜってー生徒
かいちょだー。くそ―、恨んでやる、呪ってやるー」
 岸野が呪術師になりかけた時、ちょうど話題に上っていた生徒会長、雪菜様
がつかつかとこちらに歩み寄ってきた。
 さては話を聞かれてて、鉄拳制裁でもされるのかとヒヤヒヤしていたが、彼
女は岸野には目もくれず、俺の腕をつかんで、ムリヤリ教室の外に引っ張り出
した。
「ちょっと付き合って欲しいの」
「な、なんだ? 言っとくが、俺は岸野の話に付き合っただけで、別に駅前に
行きたいとは一言も」
「行くな、とは言わないわ。むしろ、行くの。
 一緒にサボって、駅前にロケを見に行かない? 返事はいらないわ、強制連
行するから」
「……何が、あった?」
 ジョークにしては、雪菜の表情は真剣すぎた。嫌な予感がしていたが……次
の雪菜の言葉が、それを裏付けた。
「魔力反応よ。それも、連続して何度も……時空の壁を突破するような、強力
な魔法が狭い範囲で撃ちまくられてる。
 また、どっかのろくでなし魔法使いが、よくない魔法の使い方をしてるみた
いなの。変な被害が出る前に、そいつを捕まえるか、やっつけるかして無力化
しないといけないわ。
 というわけで、手伝って♪」
 飛びきりのスマイルで、死地への同行を強制された。
 はっきり言って怖い上、自分みたいな非魔法使いが役に立つとは思えない
が……それでも、雪菜に求められたなら、それに応じずにはいられないのが、
惚れた者の弱み。
 その代わり、無事帰れたら、今夜は巨乳になってもらってパイズリ三昧をリ
クエストしてやる。
「……あなた、やっぱりグラドル好き……ううん、な、なんでもないわ。
 とにかく行くわよ! 裏の通用門の鍵は、開けてあるから!」
 雪菜が、長い髪を翻して走り出す。俺も、それを追って走り出した。

続く……かも。
88
2010/10/16 00:06:39 (FGQYPuEY)
俺の名前は、向井 大輝。46歳 一流企業をリストラにあい、家族にも逃げられ一人身となった俺は、知人の紹介で近所の介護施設に就職できたのだが、そこは女が仕切る職場。娘と歳が変わらない女からバカにされる毎日だった。
俺は主任の、鳥丸明子呼びだされ、今日中に、倉庫のかたずけを命じられた。
倉庫の中に入ると古びた家具や、いつのものか分からない缶詰まで出てきた。
倉庫の奥に進むと、厳重に封をされた小さな箱が出てきた。俺は箱の封をハサミで切って中を見てると、コウモリのような装飾で気味の悪い黒色の指輪が出てきた。 俺は気味の悪さに箱のフタを閉じようとすると、指輪から声が聴こえる。
「汝。我と契約せよ我と契約すれば、お前はあらゆる魔法が使え、世の中を見返すことができるぞ。」
俺は、指輪からの出る声に恐怖を感じていたが、世の中に復讐できる。その言葉に押され、俺は指輪をはめた。
すると指輪から、「お前との契約は完了した。さぁ~我の魔法を思う存分使うといい。 お前が念じたり、言葉を発しればそれが魔法になる。」そう言い終えると指輪から黒い光が消えた。
しばらくすると、主任の鳥丸 明子が倉庫にやって来た。
「向井さん、まだ全然片付けてないじゃない!こをな仕事もできないの!やる気はあるの?』いつものように俺に罵声を浴びせた。
そうだ指輪の力をこの女で試してみよう。
『明子!ここでオナニーをしろ!』と指輪に念ずると指輪のコウモリの目が赤く光がる。すると俺を見下すように見ていた明子が、モジモジと体をくねらせ倉庫内の畳の上に座り込み、右手で胸を左手は、ズボンの中に入れオナニーをはじめた。
明子は俺に見られてるのが分かってるにも関わらず、『あん…あっ~…うん』
俺は指輪の魔法が本物であることに、気付き。次の命令を出す。『明子俺に服従しろと』念ずると。
明子がオナニーを止めて、俺に土下座んし『明子は大輝様の 奴隷です。私の体を自由にしてください。』そう言うと明子は俺のズボンとパンツを降ろし、俺のチンポを加えてフェラチオをする。
俺の人生はこの指輪わ得て変わった。
今まで俺をバカにしてきた女達全員に復讐すること誓った。
89
2000/11/23 16:20:43 (r4IlaaCI)
限りなく速く動く。それが俺の能力だった。他に何の取り柄のない俺には唯一の長
所だった。そして、同時にそれは短所だった。

その日俺は朝からイライラしていた。目に付くモノ全てがうざったくて、街で目に
付く気に入らない奴を見つけては片っ端から殴り倒していった。もちろん俺の顔は
見られないように。そんな時だ。加藤あいに出会ったのは。

赤いコートに黒いタートルネックのセーター。茶色のブーツ。黒いミニスカートに
はセンスのかけらも感じられなかったが、それは完全に芸能人の格好だった。何故
か。首から上は綿の帽子に茶色のサングラス。典型的な芸能人。目立たない訳がな
い。注目の的。俺が気付いたのも半分はそのせいだ。

不幸な女。俺のイライラする心の捌け口は決まった。今から思えば、随分野性的
だ。

連れ出すのは簡単だ。何せあいは一人なのだ。雑踏の中、一人の人間が消えたから
といって、誰が怪しがるわけでもない。あいを気絶させ、俺が泊まっているホテル
のスウィートルームに連れていく。あいをベッドに放り投げ、その頬を軽く叩く。
眠っているマグロ女を犯したってつまらない。時間はいくらでもあるのだ。

「うぅ」
「よう」
俺は声をかけた、が、あいは現実を理解しきれていない。何故こんな所に居るの
か。
目の前にいる男は誰なのか。謎はいくつもあるはずだ。俺はあいが何か言うまで待
った。
「君は誰?何で私はここにいるの?」あいが言った。
「俺は誘拐犯。だが、金が目的じゃない。意味はわかるよな。大丈夫。用が済めば
返してやるよ。おとなしくしてな」
俺がその言葉を言い終わるか終わらないかの時だった。股間に激痛が走る。あいに
蹴られた。
「ふざけないで。誰がだまって犯されるもんですか」
そう言うと、あいはドアの方へ向かう。しかし・・・。
「どうやって。お前をここまで連れてきたと思う」高速移動。あいの前に立ちふさ
がる。股間の痛みは回復していないが・・・。
「俺は普通の人間と違うんだ。おとなしく従っていた方がいい。俺は、あまり気分
が良くない」

あいの顔つきが変わった。どうやら随分と現実許容性があるようだ。冷静な判断。
あいは答えた。
「返してくれるのよね」
「ああ。おとなしくしていればな」
「それしかないか。・・・じゃあ、私も楽しませて貰うわ」
そう言ってあさっての方向へ歩き出す。
「どこへ行くんだ?」
「決まっているじゃない。シャワーを浴びるのよ。心配しないで。逃げられないん
でしょ。ちゃんとあなたが浴びている時もおとなしくしてるから」
目は嘘をついていない。正直、あっけにとられた。だが、面白い。
「くっくっく。いいな。お前。いっその事、俺の女にならないか」
「いやよ。それじゃ約束が違うわ」
「そうだった。じゃあこちらも紳士的に振る舞って約束を守ろう」
「誘拐犯が何を言っているの」
そう言って、あいはバスルームへ向かった。
あいが出てくるまでに十分もかからなかった。俺はたっぷり二十分は入っていた。
気分が良かった。さっきまでのイライラはどこかに飛んでいた。別に逃げられた
ら、
それでも構わなかった。だがあいは逃げずにベッドの上で座っていた。

バスローブを脱がせようとする俺の手を止めてあいが言った。
「いきなりいれるのはやめてよ」
「わかってる」本当はそう思っていたがやはりやめた。俺はあいの口を唇で塞い
た。
厚くてやわらかな輪郭を舌のさきでゆっくりとなぞる。あいは硬くした舌をおれに
突きだす。出来るだけ深く吸ってみた。甘い唾液。飲ませて欲しいとあいもいう。
唇の裏、歯茎の裏、前歯の緩やかなアーチ。舌のさきにとどくかぎり深く、互いの
口の中を探検する。自分でさえ忘れているくぼみ、古傷、ひだ、すきま。したは小
魚みたいに泳ぎ反転する。あいの口の中のなめらかなところとざらざらしたところ
を地図をつくるように確かめ、むきだしの歯と歯をこすり合わせる。
「やばいよ。君のキス、最高」
あいは目をとろんとさせて言った。
「やっぱり俺の女になるか?」
「それはやだよ」
言うと思った。

俺達は互いにバスローブを脱がせ合い、キスの時口でしたのと同じように、全身の
肌と粘膜を探った。息のような声は、二人のどちらからともなく。出てきていた。
「んっんんんっ。はぁ」色っぽい。
「ねぇ。じらさないで」股を俺の太股にに擦りつけなが愛おしそうにらあいが言っ
た。俺はわざと避けるように胸と秘所への愛撫を避けていたのだ。
「わかったか」
「わかる・・んっ。ああああぁぁぁぁぁぁ」
俺はあいの乳首への攻撃を始めた。
「やばいよ、君。あぁ。こんなに感じたの初めて。もっと。もっと」
やばいのはあいの方だ。こんな感度の良い女は初めてだ。
「っくぅ。はっはっはぁぁ」
「これでこっち側を攻めたらどうなるのかな」
「もういいよ。入れてったら」
「だめだ。もっとお前を味わってからだ」
「あぁっ。あぁ。あぁあっっっ。凄い、凄いよ」
それからたっぷり三十分は経ったと思う。あいは俺がわかっているだけで五回はい
ったし、その内二回は潮を吹いた。
もう完全にあいの腰は立たなくなっていた。
「入れるぞ」
「来て」

みえを張るわけじゃないが、いつもならもうちょっと長くもつんだ。だけど、その
時の俺の忍耐力はもう限界だった。二度三度腰を合わせるだけで、体中の熱が先端
に集まってくる。名器、まさにそれだった。俺は言った。
「やばい。もういきそうだ」
あいが潤んだ目で俺を見つめる。その目を見ているだけでヒューズが飛びそうだ。
「だめ。私もいきそうなの」
そう言うとあいは俺の腰に手を回し、股間を擦りつけてきた。
「やばいって。そんなことしたら」
「私の中でイって。大丈夫」
何が大丈夫なのかわからなかった。こちらは子供を産む気などまったくないという
のに。
あいは悲鳴にも似た声をあげた。
その絶叫の中、俺もたえた。俺の熱があいの中にそそぎ込まれる。震えがしばらく
とまらなかった。
陶酔の中、俺とあいは気を失った。
90
1 ... 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 ... 134
スレッド投稿フォーム
名前
トリップ()
E-mail
 ※任意
タイトル
本文

投稿文に自動改行は行われません、適宜改行を行ってください。 # タグ使用不可
画像認証

上に表示されている文字を半角英数字で入力してください。
◇掲示板利用規定 〔必ずお読み下さい〕
動画掲示板
画像で見せたい女
その他の新着投稿
人気の話題・ネタ
ナンネット人気カテゴリ
information

ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられております。