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魔法使い体験告白 RSS icon
※私は魔法使い、そんな私の空想H体験告白

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2011/09/02 23:09:43 (caVsGYy7)
奥さんがぜんぜん動かないことをいいことに奥さんの着ている物を全部はぎとって素っ裸にした。


(綺麗な身体だなぁ)

と思いながらも俺はどうもアソコの毛が多いのが気になった。


(こんな清楚な奥さんなのにアソコがジャングルだとイメージが崩れるな)


俺は急いで洗面台に向かって剃刀とたぶん旦那の物と思われる髭剃り用のジェルを持って奥さんのアソコを剃り始めた。


自分の性癖の為パイパンが大好きだから全部剃ることしか頭になかった。


………しかし…
なかなか上手く剃れない。


奥さんの毛がビラビラの回りにまで生えていたため綺麗に剃れなかった。

俺は吹っと思った。

(ん………魔法で剃れるんじゃない?)




右手を奥さんの土手の上に置き、ゆっくりと下にスライドさせながら

(毛よなくなれ)

すると、ところどころに残っていた剃り残しも綺麗になり少女のようなアソコになった。
しかしビラビラは使い込んでいたみたいで少し大きくどす黒かった為そのギャップがとてもエロかった。


俺は夢中でアソコを舐めまくった。

奥さんのアソコは女性特有の匂いがしたがぜんぜん臭くなく、それに何故か自分の唾液以外の液体が出て徐々に濡れて来ていた。

(時間を止めても濡れるんだな。これはラッキーだ。
もう、これぐらい濡れていたら余裕で入るだろう。)

そんなことを思いながら俺は自分の物を奥さんのアソコに入れた。

奥さんの中は締まりこそはそれで強くないが中の方で俺の物を包み込むように絡んでくる。

ずっと我慢してきたのもあってか、俺はすぐ奥さんの中に大量の精子を吐き出した。

それでも、俺は興奮が収まらず入れたまま奥さんを抱えて夫婦の営みがある大事な寝室に連れて行き今度はバックから付きまくった。

二回目ということもあってか、さっきより長く持ったがそれでも2、3分でまた奥さんの中に出した。

やっと興奮も収まり俺の物を抜くと、奥さんの中から大量の精子がドロっと出てきた。

(うわぁ
これは明らかに妊娠する量だな。でも、人妻やし妊娠した方が面白いし興奮するなあ。)
俺は右手を奥さんの子宮の上の当たりに置き、

(妊娠しろ)

と念じた。
76
2011/08/24 00:38:36 (eUnWwXt4)
ひとまず時間を戻したのは時間を止めている時の記憶がちゃんとないか確かめるためだ。


「奥さん今日の一番のオススメはですね、これなんですよ。」

俺が普通にさっきの話の続きをすると、

「まぁ、すごい」


奥さんも普通に話を返してきた。

(よし。記憶はぜんぜん大丈夫だぞ。)


心の中でガッツポーズをしながら、

俺は性欲が爆発しそうなくらい増してたので、またすぐ時間を止めてみた。

(時間よ止まれ)


今度は容赦なく胸をわしづかみにして奥さんの軟らかいおっぱいを揉んだ。

洋服とブラジャーは胸を揉みながら段々と脱がせていたので気づいたら奥さんは上半身裸だった。


面倒くさくなったてきたのと性欲が爆発しそうなので下はパンツだけ脱がして乳首を片手はアソコをいじりながら乳首を吸いまくった。


77
削除依頼
2011/06/05 10:44:14 (8qA2r25k)
なんとか遅刻せずに会社についた。

俺は一刻も早く指輪を使ってエロいことをしたかったけど会社には女性は三人しかいない。

それも、三人とも性的対象外だった。

(そうだ!お客さんに以前から狙っているとてもキレイな人妻がいた。あの奥さんでちょっと力を試してみよう。)

「外回りに行って来ます。」

俺は元気よく会社をあとにした。


奥さんの家は会社から車で30分ぐらいのところにある。

いつものように近くのコインパーキングに車を止め、奥さんの家に着いた。


ピンポ~ン






「はぁい。」

奥さんのキレイな声が聞こえてきた。

奥さんは、人妻だけどまだ26、7ぐらいで色白のちょっとマダム感のある、とても上品な奥さんだ。


軽くあいさつを交わして、いつものように商品の説明をしている中、今日の服装が白のスカートに上はちょっと胸元が空いた洋服だった。胸はCぐらいはあると思う 。


(今日の下着は何色なんだろぉ。)

奥さんの下着を見てたくなり。さっそく力を使ってみた。

(時間よ止まれ!)

心の中で叫ぶと、奥さんの手の動きが止まった。
時計を見ると時計の針も止まっている。

(へぇ~時間も止められるんだ)

そんなことを思いながらホントに時間が止まっているのか確認することにした。

「奥さん、奥さん」

俺は声をかけながら奥さんの肩を揺すってみたが返事がない。

「奥さ~ん、大丈夫ですかぁ」

心にもないことを言いながら、肩を揺すっていた手を段々と胸の方に下ろして行く。

(なんて柔らかいおっぱいなんだ!)

俺は今までに経験したこともないぐらい、アソコが固くなっていた。

段々と手を胸元からブラジャーにやり生乳を触りながら揉んでいると乳首も見えて来た。

奥さんの乳首はまだ子供を産んでないためかとてもピンク色でとてもキレイな乳首だった。

今すぐにでも、なめ回したかったけど、ここはちょっと落ち着いてブラと洋服を元に戻して、今度はスカートをめくってみた。

パンツはブラジャーとお揃いの白のシルクだ。

よく見ると毛がちょっとはみ出ている。

(上品な奥さんにしてはちょっとがっかりだなぁ)

(あとでそってあげるよ)

俺はそんなことを思いながら洋服を直して

(時間よもどれ!)

さっきまでピクリともしなかった奥さんが動き始めた。


78
2011/03/24 04:53:01 (ucbegD6i)
「お客様に、お知らせいたします、まもなく、こ
の電車は、次の停車駅で、あの、車両点検を行
い、その、お急ぎの方は反対ホームで待機中の快
速にお乗り換えください。まことにご迷惑をおか
けいたします」
自分の目の前で起こっている状況に混乱している
のか興奮しているのか、列車無線で中央司令室と
話し終えたと思われた車掌の噛み噛みの放送が列
車内に響いた。
振り向くと俺の乗っている車両に関して言えば、
立っている乗客の半数ほどが最後尾の車両との連
結面に集中し、座っている乗客も心配そうな顔で
こちらを見ているヤツがほとんどだった。
続けて3人の女性がこちらの車両から好奇の目で
見ている男性たちと交わろうと、淫乱の極みと化
した表情で連結部を渡って来たのだが、先に渡っ
て来た女性同様、車両を移動して来た瞬間に魔法
が解けるらしく、自制心を取り戻した彼女たちは
今まで自ら演じていた痴態を恥じ、ある者は放心
状態に、また他の2人は先の女性同様床にしゃが
み込んで泣きじゃくるばかりだった。
「ちょっとあんたたち、どうやら命に別状は無い
ようだから見ているだけじゃなくて助けに行こう
と思う男の人は1人も居ないの!?」
最初に転がり込んで来た女の子を介抱していた女
性がヒステリックな声を上げて立ち上がると、取
り巻いて好奇の目線を投げかけていた乗客の何人
かは我関せずといった様子でその場を離れたが、
ガタイの立派なサラリーマン風の若い男と大学生
と思われる2人組の男がそれに呼応するように言
葉を発した。
「こっちに連れて来れば正気を取り戻すみたいだ
から、何人かでも助けられるのならやってみよ
う。」
「僕たちも行きますよ、な。」
「う、うん。」
その言葉を合図に、言い出しっぺの女性が先頭と
なり、連結面の扉を開けて次々に最後尾の車両へ
と飛び込んで行ったのだが、4人目の学生が乗り
移って最後尾側の扉が自らの力でしまった瞬間、
先頭を歩いていた女性が後ろに着いて来たサラ
リーマン風の男に向かって振り向いた。
その顔は既に出来上がっていた女性の顔そのもの
だった。
自らの両腕でその男を引き寄せ、熱いキスの雨を
浴びせて男をたじろがせたその女は、次の瞬間に
は身を屈めて男の一物を取り出そうと、手は既に
チャックを開け放とうとしていた。
「おい、いったいどうしたんだ、うおっ...」
心配して声を掛けた男性の言葉は、先ほどから献
身的に介護を続け、乗客を救助に向かわせるリー
ダーシップそのものを持ち合わせている活発な性
格であろうその女性が浴びせる強烈なフェラに、
なす術も無く遮られてしまう。
大学生とおぼしき2人も、すでに他の女性数人に
床に引きずり倒され、1人は顔面騎乗まで強要さ
れてしまうという有様だった。
(いつもスマしてやがるくせに、女だって本性を
現せば只の淫乱じゃねえかよ...まあ、この場合は
気持ちいいと言うより地獄かも知れないけどな...)
顔面騎乗されていた男は、別の女性に既に射精さ
せられたにも関わらず、さらに強制的にフェラを
浴びせられ強烈に身をよじらせようとするのだ
が、その胸元は既に開けだされて、別々な女たち
が乳首を舐めながらオナニーを続けていた。
そんな状態なら逃げられるはずも無い。
先頭で入って行った男も、既に立って居る事も出
来ずに、団子状態に女性に囲まれて指先から顔ま
であらゆる所を舐められて抵抗力を失っていた。
俺を含めてその様子を見ていた客の1人が思わず
「羨ましいような...怖いような。有る意味地獄だ
な...」
そうはなった言葉が妙に印象に残った。
そんな快楽の地獄と化した車両を最後尾に連結し
たまま、列車は最初の停車駅に滑り込んで停止し
た。
車掌から連絡があったのか、ホームの女性専用車
両の停車位置には既に虎ロープが張られ、数人の
駅員が待機している状態だった。
その後ろには、何が有ったのかと好奇心に目を輝
かせている野次馬も散見される状態だった。
列車は既に停止しているのだが、中々ドアが開か
ない。
見ると、最後尾のドアから青い顔をした車掌が飛
び出し、帽子に線の入った少し偉そうな駅員に何
かを報告している様子だった。
その間にも、他の駅員や野次馬たちの目は、女性
専用車両の中で起こっていることに釘付けになっ
ている。
何しろ、いつもは凛としている女性たちが一目も
はばからず、大きな声を上げながら快楽をむさぼ
り続けているのだから。
そうしているうちに、車掌が列車画と戻り、車内
放送が流された。
「お待たせ致しました、これよりドアを開放致し
ます。最後尾の車両を点検致しますので、全ての
お客様はこの駅でお降りください。」
終了と同時に、間髪を入れずホーム側のドアが開
いたのだが、時を同じくして待機していた駅員た
ちが駆け寄る。
その様子に触発されるように、ドア付近でオナ
ニーをしていた数人の女性が男を求めるかの様に
駅員に向かってアラレも無い姿で飛び出して来た
のだが、
全ての女性がホームに降りた途端に上気した顔に
理性が宿り、次に自分のおかれている境遇に恥ず
かしさをおぼえるのか、次々に「見ないで」など
と口走っては
痴態を直し、人ごみに消えて行く者、その場に泣
き崩れる者と異様な光景が繰り広げられていた。
何人かの駅員が車内に飛び込み、絡み付いて来る
女性を力ずくでホームに連れ出しても、同じ状態
になって落ち着く者、泣き叫ぶ者と千差万別だ。
しばらくすると、連絡を受けたのか数人の警察官
も現場に到着し、駅員から事情を聞いた後に、ま
だ車内で痴態をさらしている女性を助け出す事と
なったようだ。
警官は全部で5人ほどやって来たのだが、そのう
ちの2人が女性警察官だったので、魔法を使った
本人である俺は淡い期待を抱いて車内から虎ロー
プで封鎖されたホームへと場所を移した。
どうやら女性警察官2人は、車内に残っている数
人のうちの、男と絡んでない女性を介護するよう
命じられたようだった。
意を決して車内に別々のドアから助けに入った2
人だったが、俺の想像通り、ドアをクグって2、
3歩したところでモジモジしだしたと思ったら1
人はおもむろにズボンと下着をいっきに脱ぎ、
持っていた警棒を抜いてひと舐めしたと思うと自
身の股間に挿入しようとよがり始め、もう1人は
先に救助に入ったのであろう女性駅員とお互いの
制服を開けさせ合いながら愛撫合戦を始める事と
なった。
俺は改めてマジカルビーズの魔力の凄さに感心す
ると同時に、まだ救助されてない女性の中にあの
言葉を投げかけた女が快楽でよだれを垂らしなが
らマスカラでぐしゃぐしゃになった顔を上気させ
て潮を噴きながらオナニーを続けている姿を見つ
けてニヤケていたと思う。
気がつくとホームには駆けつけた救急隊やら、テ
レビ局のクルーらが集まり始めていて、さらに日
常とは違う光景になってはいたが、次々に男性駅
員、警察官、救急隊員にホームへ連れ出された女
性たちが理性を取り戻して行き、事態は収束へと
向かってはいた。
全員が降車した電車は、車内の電気を消し、ドア
を閉めて恐らく車庫へと向かったのであろうが、
調べたところで何もでない事は判っていた。
ホームでは相変わらず泣きじゃくる女をなだめた
り、理性を取り戻した女性が警察官から事情聴取
を受けたりはしていたが、その傍らでテレビ局の
レポーターが必死に状況を解説している姿が妙に
おかしかった。
なんせ事が事なので、放送出来ない言葉を使わず
に四苦八苦しているのが見え見えだったから。
聴取を受けずに帰ってしまった女性も多いだろう
し、淫乱化した女性駅員や警察官は既に姿を消し
ていて、駅のホームは次々到着する電車の利用客
が行き交う事もてつだって、少しずつ普段の顔に
なって来ていたので、俺もこれ以上の長居は無用
と次の急行に乗ろうとした時、突然マイクを向け
られた。
「東京テレビですが、ちょっとよろしいです
か?」
「はい」
別段これ以上急ぐ事も無い俺は、無意識に即答し
ていた。
「電車が着いた時から、現場にいらしたのです
か?」
「あー、隣の車両に乗っていて、ずっと見てまし
たけど...」
レポーターの人の顔が変わったのが俺には判った
が、適当にあしらおうとその時は思った。
「じゃあ、すいません、ちょっとこちらに、は
い、そこで結構です。カメラさん、廻して!」
場所を移され、細かく聞きたい様子がアリアリ
だった。
「始発駅からお隣の車両に乗っていらしたそうで
すが、最初はどんな状況でした?」
「まあ、発車するまでは普通でしたけど、走り出
した途端にみんなおかしくなって、AVの撮影かと
思いましたよ」
「それは、この駅まで続いていたのですか?」
「もう、ずーっとですね。みんな、何かに取り憑
かれたんじゃないかなと思いましたよ」
してやったりの爽快感も有って、いつもより饒舌
な俺がそこには居た。
「原因は何だと思われますか?」
この質問には、原因を作った俺としては多少戸
惑ったが、どうせ使われなくてもいいやと思い、
言いたい事を言う事にした。
「そうですね、ストレスかなんかじゃないです
か? それが集団で現れて...それにしても、女性
も澄ましているけど本当は結構淫乱だと言うのが
よくわかりましたねえ」
この答えに、リポーターは少し眉をひそめたかと
思ったら、その後のインタビューを打ち切った。
「どうもありがとうございました」
そう一言残して、カメラマンに「次、探すぞ!」
とかけ声をかけて行ってしまったテレビ局のク
ルーの後ろ姿を眺めながら、今日は早く帰ってこ
のマジカルビーズの事をネットでクグリながら久
しぶりにニュースでも見てやろうかと言う気分に
なった。

79
2010/12/03 00:11:06 (/q6g.5.W)
・・・・・・。

 インターネットは便利なもんだ。
 その日、その時の一番新しいニュースがすぐに掲載されるし、携帯からでも
簡単にアクセスできる。
 桃川美月の事件も、水橋サヤカの事件も、新宮寺マリ子の事件も、二条沙希
の事件も、その他の無数の事件も、すでにトップニュースとして、匿名掲示板
などで大騒ぎになっていた。
 動画投稿サイトには、録画映像が大量に投稿され、閲覧者数も爆発的に増加
している。それぞれの痴態の映像は、世界中にデータとして広まり、半永久的
に不特定多数のパソコンの中に残り続けるのだろう。
「やっぱりだ! いろんな生放送番組で、魔法が使われたとしか思えない奇妙
な放送事故が起きまくってる!
 水橋サヤカとか、二条沙希の放送事故は、今も続いてるみたいで、しかもな
ぜか、テレビ局は放送を打ち切ることもできないらしい!
 雪菜、これは早く何とかしないと! お前の魔法で、今起きてる事件だけで
も解決して……」
「無理よ」
 雪菜は、俺の言葉をあっさりと切って捨てた。
「ど、どうしてだよ! こんなの酷すぎるだろ! 早くやめさせないと……」
「おちついて。私だって、こんなバカな犯罪は許しておけないわ。必ず解決し
てみせる。
 でも、今起きている事件をどうにかするのは無理よ。外の人間が放送を邪魔
できないということは、【矢と稲妻の書】はエントロピー中和を使って、時間
の停止したフィールドを作り上げているはず。
 時間が止まった状態にあるものを『どうにかする』ことはできないの。少な
くとも、自分の肉体を変化させることしかできない、私の【墓場と地下牢の
書】じゃ不可能よ」
 相性が悪い、ということだろうか。
 しかし、だったらこの事件を起こしている魔法使いの暴走を、指を咥えて見
ていろと言うのか?
「もちろん、そんなことはないわ。今起きている事件を止められないなら、こ
れから起きる事件を阻止すればいいの。
 その携帯で、番組表って見られる? 悪いんだけど、今以降の時間に、生放
送の番組があるかどうか、調べてもらえる? あれば、きっと犯人はその番組
に出演する芸能人も、獲物にしようとするはずよ」
「あ、ああ」
 そんなに難しい注文でもなかったので、俺はすぐさまその作業に取り掛かっ
た。
 雪菜も雪菜で、自分の携帯を取り出して、どこかに電話をかけ始めた……ど
こにかけているのだろう? 気にはなったが、まずは彼女に求められたことを
果たさねば。
「……あったよ、雪菜。二時から○○衛星放送で、KBA48000のライブ
中継がある」
「KBA48000? ライブやるたびにメンバーが舞台に収まり切らなく
て、観客席まであふれ出すっていう、あの大集団アイドルグループ?」
「そのKBA48000だけど。今回はドラマの主演が決まった人気メンバー
の、舞田夏子のソロライブみたいだな」
「なるほど? たったひとりなら、何とか守れるかしら。……で、コンサート
会場は?」
「そ、それが……沖縄なんだ!」
 俺は、携帯の時計で現在時刻を確認した。
「もう一時半を回ろうとしてる……舞田夏子を守ろうにも、今から沖縄まで三
十分で移動するなんて無理だ! いったい、どうすれば……」
「なんだ。三十分も余裕があるのね」
 慌てる俺に対し、雪菜は余裕に満ちた表情をしていた。
「三十分あるなら、充分に作戦を練ることができるし、必要なものも準備でき
るわね。あなたも、そんなに慌てることはないんだから、そこのコンビニで缶
コーヒーでも買ってきたら? 温かいものを飲んで心を落ち着けた方が、難し
い仕事もうまくいきやすいものよ」
「ゆ、雪菜? お前は何でそんな落ち着いてるんだ? 三十分もあるって……
間に合うわけないじゃないか!」
「そうね……私とあなただけじゃ、無理よね。
 でも私、さっき電話をしたのよ。……やっぱり、難しい仕事なら、人の手を
借りたってどこからも文句は出ないわよね?」
 そう言って、雪菜がわざとらしく肩をすくめた時、それはやってきた。
 ババババババという、空気を激しく打ち鳴らす音と共に。真上から真下へ叩
きつける、凄まじい暴風と共に。
 俺たちのいる場所に、影が差す。見上げると……上空から、何か大きなもの
が、ゆっくりと下降してきていた……。
「《連盟》に協力を要請したの。あれに乗って沖縄に行くわ」
 何の問題もない、とばかりに、雪菜は……降りてくるヘリコプターに、手を
振ってみせた。

まだ続くんだよ!
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