2012/01/06 14:09:18
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深夜の町中を一人の少年が歩いている。少年は目的地があるらしく真っ暗な住宅街の中の路地を早足でくねくねと突き進んでいく。そして公園の隣のとある家の前に立つと、しばし中を伺っている様子であった。二階建てのその家は生け垣を挟んでこじんまりとした庭が広がっているが、少年は生け垣の隙間を見つけると、庭の中に侵入し、そろそろと庭を横断して建物側にたどり着いた。そこは一階のリビングの大きなサッシに面した上がり台で、地面より一段高くコンクリートが敷かれて作られており、恰好の物干し場になっていた。そしてそこには多くの洗濯物が干されていた。少年はその物干しから、女性物の下着類を音も立てずに次々と抜き取っていった。そして少年はゆっくりと後ずさりすると家の敷地を出て、隣の公園の公衆トイレの中に入っていった。
トイレの中で少年は、トイレの明かりの下で、今、取ってきたばかりの獲物をしげしげと眺めると、次いで鼻先をこすりつけるように匂いをかぎながら、更にパンティーやブラジャーの裏側に舌を這わせた。既に洗濯済みの下着であり、洗剤の香りはしても持ち主の匂いなどする筈もないのだが、少年は恐らく知り合いの少女が日中に身につけていたであろう下着を舐めるという倒錯的な行為に自ら興奮している様子だった。そして、少年は着ているものをすべて脱ぐとその下着を身につけ始めた。
ます、パンティーに足を通すとゆっくりとそれを引き上げる。しかし、男の子である彼の身体には、パンティーという女性用の下着と機能的に相容れないものが備わっている。少年は勃起するおのがモノをパンティーのクロッチの方に押し込んだ。巾広いクロッチの少女の綿パンティーは優しく少年のそれを包み込み拘束した。そして次にブラジャーに両手を通す。少女用らしい控え目な飾りレースのついた白いブラジャーだ。ホックは2段2列だが少年はこれが初めてとは思えないような慣れた手つきで、後ろ手になりながら背中のホックを上手に留めた。肩のストラップやブラのサイドなどに指を差し込んでパチンパチンと伸縮する部分のブラジャーの形を整える。そして再び下半身に移り、黒のスクールストッキングを穿く。手慣れた手つきでストッキングの片足部分を両手でかたぐりこみ、ストッキングの先端に足の爪先をあてがい、するすると上へと引き上げる。足全体を暖かく優しく包む軽い拘束感に少年の喜びは増幅する。更にブルマを穿いた少年の股間はパンティー、ストッキングと三重にしっかりと押さえつけられ、少女の股間と見分けられない程になった。ピッタリとパンティーとブルマを穿き終えた少年は股間の疼きの余韻を楽しんでいる。
次に少年は白い清楚なスリップを広げる。胸元には控え目なレースがついている。裾にはレースではなく別の白い生地をタック気味に切り替えて絞って縫い付け、可愛らしくヒラヒラさせている。そのスリップを頭からしゅるしゅると被りストラップを両肩に掛けるとストンと生地が落ちる。スリップのひんやりする感覚が、そしてつるつるすべすべする心地好い感触が少年の全てを包み込む…その自らの姿をトイレの鏡に写し眺めて少年はうっとりとしていた。
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下着を身につけた少年は、最後に角型ソフト衿の白ブラウスに袖を通した。丸衿ではなくシャツのようにカドをつけているがソフト衿が、シャツとは違う少女らしい柔らかみのあるブラウスにしている。袖も少女用らしくカフスを短くソフトに仕上げている。そんなフェチな嗜好をさりげなくくすぐるブラウスにスリップの姿をトイレの鏡に映して、少年はうっとりとしながらスリップの上から股間をさすり始めた…
「何してるの!新井君!」
驚いて振り返った少年の目の前には、少年の中学の同級生多田奈津美がいた。ストレートのショートカットの髪型に大きな瞳、鼻は小さいが鼻梁は美しく整い、唇は薄目で小さい、なかなかの美少女だ。少年が身につけている下着は、恐らくはこの美少女のものである筈であった。そして下着泥棒を犯したこの少年の名前は新井宏、二人は15歳の中学三年生、同じ中学のクラスメートである。
不意打ちのように突然、言い逃れようのない女性下着姿を見咎められた新井宏は、こんな深夜に奈津美が制服姿でいる不自然さに疑問を覚える余裕もなく、ただただうろたえてしまっていた。しかも、いくら興奮の波に溺れていたとはいえ、深閑とした真夜中の住宅街において足音にも気配にも気付かず近づけられてしまうとは…。
「私の下着を盗んで着るなんて、この変態!」
少年はただ顔を真っ赤にしてうなだれるしかなかった。主導権は完全に少女の側にあった。少女は紺のジャンパースカートの制服姿で勝ち誇るようにトイレの入口に仁王立ちしていた。
「とにかく、私の家にいらっしゃい。こんなトコじゃ話もできない。」
少女の促しにもなかなか少年は動こうとしなかった。しかし、学校ではおとなしいくらいに控え目な奈津美の、人が変わったような強い剣幕に押され、再び促されると観念したように下着にブラウスの姿のまま、丸めた自分の服を胸に抱えて、少年は少女の後に続いて動き出した。
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家の中に入ると少女は少年をリビングルームに通し、床の上に正座をさせた。ソファに座り腕組みしながら少女は少年を汚いものを見るかのように冷然と見下ろした。少年はブラウスに下着姿のまま少女の前で正座でかしこまっている。
「新井君、今日の事は明日、学校で先生に言い付けるからね。なんなら今、お父さんとお母さんを起こしてもいいけど、そしたら間違いなく警察に連れて行かれるね。」
学校、そして警察という言葉に少年はただただ恐怖した。
「た、多田さん、ごめんなさい…もう、しませんから…学校や警察には…」
弱々しく途切れ途切れに話す少年の声にかぶせるように、少女は話を続ける。
「それは随分とムシのいい話よね。…それに私の下着にイタズラするの、今日が初めてじゃないでしょう。」
少女は足先を伸ばした。そして、白いソックスを履いた足先でスリップの上から少年の股間をぐりぐりとした。
「女の子の恰好をするのが好きなんて…私の下着で興奮したの…フンッ、ここをおっきくしてるんでしよ。ほらやっぱりカチカチじゃない。」
「い、いえ…そ、その…。」
もう少年に反論の余地はなかった。しかし、羞恥の汚辱にまみれながらも、少年は少女の足先から受けている屈辱的な行為に今までにない興奮に包まれていた。黙りこんだ少年に少女は勝ち誇ったように宣言をした。
「じゃあ、新井君は今から私の言う事をきくのよ。どんな事でも。」
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「せっかくそこまで着てるんだから、ついでにこれも着てもらうわ。」
少女は濃紺の服らしきものを少年の前に差し出した。少年がそれを受け取り広げてみると、それは制服のジャンパースカートであった。
「さっさと着るのよ。」
有無を言わさぬ少女の強制的な命令に少年は唯々諾々と従うしかなかった。ワンピースのように上半身を拡げたところに少年は足を入れる。次いで右肩に制服を掛けると左肩のボタンを三つ留める。そして左脇のサイドボタンもパチパチと留めていく。最後に共布のウエストベルトを絞って余ったベルトの先をベルト止めに通した。
「ほら、それも忘れてるわよ。」
少女は少年の足元に転がるエンジの紐リボンを指差した。少年はよろよろとリボンを拾い上げるとブラウスの衿に通した。しかし、結び方がよくわからない。その様子を見た少女は少年に近寄りリボンを丁寧に形よく結び、制服の細かな乱れを整えてあげた。
少年の心臓はドキドキと早鐘を乱打していた。それは同級生に下着泥棒を見つかり下着姿のまま辱めを受けている羞恥によるものだけではなかった。明らかに少年は性的興奮を感じていた。憧れながら毎日見つめていた女生徒達の制服、毎夜狂おしく自慰に耽りながら手の届かぬ悲しさにくれた…その制服を完全な状態で今、身につけている、しかも、密かに思いを募らせている奈津美の制服と下着で…この屈折した彼の欲情が完璧に満たされている。しかも、奈津美が自分のリボンを整えている時、いまだかつてこれほど女子に近付いた事のない少年の動悸はまさに高まった。奈津美自身の甘ったるい少女の香りや髪の香りに少年は太ももをモジモジとさせた。パンティーの中のペニスはこれだけでもう爆発しそうだった。
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「これで、よしっと…あら、結構、似合うじゃない。知らなかったら女の子で通るくらいに可愛いわ。どお?本当は嬉しくてたまらないんじゃない?可愛いよ、ヒ・ロ・コ。」
そこにはどう見ても女子中学生としか見えない女の子が二人いた。本当は生物学的には紛れもない男しかこの場にはいないのだが…既にお分かりだろうが、この少女・多田奈津美は、実は女装変身をした私なのです。少女の制服の中では、女装少年ヒロコの股間と同じものがヒクヒクと興奮にうづいているのだ。そうとは知らぬ新井宏こと女装少年ヒロコは、男である私に欲情しているのだ。困った少年ではある。
「どお?本当は女子の制服を着てみたかったんでしょ…、そして、女子の恰好でこうされたかったんでしょ?」
私は右手でスカートの上から少年の股間をむんずと掴むとぐりぐりともみもみと激しく揉みしだいた。
「い、いえ…そ、そんな…あっ、ああっああっ…や、やめて…」
身体をよじらせた少年は顔をしかめ、女の子のように声をあげた。その表情が本当に苦悶によるものなのか、実は喜びの悶えによるものなのか、その答えはすぐに判明した。少年は体をびくんっと震わせるとへなへなと床に崩れ落ちた。精液の独特の生臭い匂いがかすかに部屋の中に漂う。
「やっぱりね。可愛い、いっちゃった?…でも、これくらいで終わらせないわよ。」
羞恥と興奮の極みにあった少年はあっという間に果ててしまったらしい。私は右目を軽くウインクする。これで少年は何度射精を繰り返しても終わる事ない無限の快楽地獄に落とし込まれた。
「パーティーはこれからよ。今日はあなたを完全な女の子として可愛いがってあげる。…達也、入ってきなさい。」
リビングのドアが開く。そこには小学生くらいの男の子がパジャマ姿で無表情に立っていた。そしてゆっくりとリビングに入ってきた。既にその男の子は私の魔法で私の命令に従順な肉人形になっていたのだ。
「紹介するわ、弟の達也よ、小学五年生の11歳。達也、こっちはヒロコお姉ちゃんよ。今日はこのお姉ちゃんが達也と遊んでくれるからね。」
達也と呼ばれたその男の子はこくりと頷くと無表情のままパジャマのズボンとパンツを脱ぎ始めた。小学生らしい皮を被った可愛いシシトウがついている。
「さあ、ヒロコ。私の可愛い弟を立派な大人にしてあげて、ヒロコの可愛いその唇で…」
女装少年は意味が分からずに戸惑っている。
「フェラチオよ、フェラチオ!達也のオチンチンをあなたが舐めるのよ!いいこと、あなたは今、女の子なのよ!」
語気を荒げた私の言葉に、ようやく意味を理解した女装少年は驚いて私の顔を見返した。しかし、私のひと睨みで冗談でない事が分かるとおずおずと男の子のいる方へ向かった。
女装少年は男の子の前に膝立ちになると、哀れみを求めるようにもう一度私を見た。膝立ちで戸惑いながら哀れみを乞う制服の女装少年の姿はゾクゾクする程に美しく可憐だった。しかし、私は冷然と顎をしゃくり先を促すと、女装少年は観念したように男の子のオチンチンを唇に含んだ。かすかにおしっこ臭い匂いが少年の口腔に広がった。
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