───あの・・・さっきの人・・・神村っていう人で・・本田さんの奥さんの───
『・・・アイツがそうだったのか・・。』
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───携帯の鳴る音がする。
机の上に置いていた白い携帯は青いランプを点滅させている。
また・・あの男だ・・。
アイツからのメールだ・・・。
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香奈は認めない。
好きでもない男に無理矢理犯されて、感じるわけがない。
感じてはいけない。
それではただの淫乱だ。
頭では解っていた。
しかし、既に香奈は、全身を襲うこの感覚に・・・性器の奥を突き上げるペニスの感触に耐えきれず身をゆだねていた
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「何?そんな顔して?せっかく持ってきたのに。」
神村は、香奈の目の前まで来ると右の手の平にのせた香奈の携帯を差し出した。
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