続きです。
彼女『家ですか?
うちは、古い家ですよ。
昔の家に一人暮らしだから。』
予想外に食いついて来ました。
これには流石にビックリ。
すかさず返信します。
畳み掛けるように。
私「よくないですか?
ベッドで寝ていてください。
こっそり、忍び込みますから。。
ドキドキしますよ?」
彼女『今日ですか?本気ですか?』
私「本気ですよ!」
凄い展開になってきました。
彼女『家にいれば良いんですね。
家の場所はどうやって?わかります?
片付いてないけど、お許しください。』
彼女の中で、性欲が恐怖心を打ち負かした瞬間でした。
私「場所教えてくれたら行きますよ」
こちらも慌てていたので、今思うとすごくぶっきらぼうな言い草ですね。
彼女『槌槌駅から▲▲行きバスにのり、××でおりて、
そこから徒歩2分くらい。』
彼女も慌てているのか、説明が雑過ぎます。
私「住所は?目印とか」
彼女『さすがにバス停までは迎えにいきますよ、、、
うちはわかりにくいから。
こんな風なことをするのは初めて』
そりゃあそうでしょうよ。
私「私もですよ!
何プレイだろう。
▲▲駅行きのバスですね!」
此の期に及んで、プレイの定義まで導きだそうとする自分にウットリです。
彼女『バス停までは迎えにいきます。
槌槌駅からは10分ちょっとです。』
待ち合わせしてしまっては、折角のムードが台無しになってしまう!
ここは一つ、ワンクッション置くことに。
私「バス停で待ち合わせして、
何も言わずに歩いて行ってください。
私は少し離れて着いていきます。
家に入って、五分ほどしたら私がそっと
忍び込みます。
寝室で寝ていてください。」
彼女『わかりました。』
極度の緊張からか、彼女の言葉も少な目です。
気持ちが手に取るように分かりました。
そこで、
私「鍵は閉めないでくださいね( 槌° 槌槌 槌°)」
そうしないと、唯の不審者ですから!
緊張をほぐせたかな??
彼女『わかりました。』
・・・非常に真面目な方の様でした。
私は7のダメージを受けた。
私はメールを打ちつつ、横浜から電車に乗り込みます。
目的の槌槌駅に着くまで、途中の駅を過ぎる度に、彼女にメールを送ります。
私「いま、◎◎駅です。」
彼女『わかりました。』
そして、遂に槌槌駅に到着です。
私「いま、槌槌駅に着きました。」
彼女『お迎えにいきますから、バスに乗られたら教えてください。
遠くまですみません。』
なんて優しいんだ。。。
思わず勃起してしまったことは、言うまでもありません。
▲▲駅行きのバス停を見つけ、いそいそと時間を確認。
私「52分のバスに乗りますね」
彼女『はい。
暑いのにごめんなさい。
12時10分頃にはバス停、××につくと思います。
なので、早目に行ってます。
私はポニーテール、ボーダーの長袖Tシャツ、です。
おしゃれもする時間なかったです。すみません!』
おしゃれなんて良いんですよ♪
どうせ直ぐに脱がしてしまうんですから、
と鬼畜の私。我慢汁が出てしまったことは、
言うまでもありません。
私「わかりました。
私はグレーのシャツに、薄いベージュのパンツ
茶色カバンです。
目配せします。」
バス停がどんな所かも、どの位降車客がいるのかも分からなかったので、念には念を入れておきます。抜かりない鬼畜。
彼女『私着きました』
私「つきますよ!」
つく
を
着く
に変換できない程興奮している鬼畜。
メールのやり取りを始めて1時間程で、
これまで何の接点もなかった男女が
こんな形で出逢いを果たしたのです。
続く
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