昔の事だけど、今みたいに監視カメラが普及してなかった時代の話です。
友達と温泉旅行に行ったんだけど、そいつが悪い奴で、ゲームコーナー
に行くと千円を両替して、誰も居ない隙を見て両替機のコンセントを抜き
ブラブラとしているんです。すると女の子の二人連れがやって来てゲーム
始めたんだけど、小銭が無くなり両替をしようとします。だけど、両替機
はコンセントを抜いてあるので使えません。女の子がフロントに行こうと
した時に声を掛けるのです。「お姉ちゃんどうしたの?」ってね。
すると「両替機が壊れてるみたいで…」って困った様子を見せます。
「じゃ、コレ使いなよ。」って100円玉を出すと「そんなの悪いですよ。」
「大丈夫だよ。」なんて所から始まり、「コイツにフロント行かせるから」
って、俺に「オイ、フロント行って誰か呼んで来てくれよ。」って言う。
俺はコンセント挿せばいいだけなのにって思いながらフロントへ向かう。
そして従業員を呼びに行ってるウチにソイツが女の子と仲良くなって
俺は優しい人って事で、気を許してくれて仲良くなり、ゲームしながら
飲みに誘い、カラオケがあるって言うので一旦はラウンジで飲んで、
そこから部屋飲みに連れ込んで、女の子を頂くなんて事をしました。
ま、お互いに旅の恥は搔き捨てって訳でも無いけど、アバンチュール
ってやつだったんだろうね。でも今考えると、不思議に思うんだけど
何であの時ゲームコーナーに居たの俺達だけだったんだろう?(笑)