ナンパ体験告白

先日、生まれて初めて１人で飲んでた見知らぬ女性に声をかけて飲みに行きました。
話が長くなるので結果から先に言うと、連絡先も交換することもなく肌も触れることもなくお別れしましたので、いわゆる失敗ってやつです。

失敗の原因は僕がまあまあ酔っていたことと、入ったお店が立ち飲み居酒屋で隣合わせとなった男性二人組にその女性の同級生がいたことと、そうじゃないほうの男性の趣味が僕とまる被りだったので女性そっちのけで盛り上がっちゃった事などなど、反省点がいっぱいです。

お相手は４０代のスレンダーな女性で、初訪問したラーメン屋さんで餃子食べながら１人飲みされていました。
女性の前に置かれていた芸能人のサイン色紙を写メしようと近くに寄った際に少し避けてもらったのがきっかけでお顔を拝見したのですが、なかなか好みのお綺麗な方だったので、食事中にずっとチラチラ見て様子を伺っていました。
どうやらお店の常連さんで会話の内容からしてバツイチで子供は自立済みの１人暮らし。明日から東京出張らしく、まだ荷造りもしていないとラーメン屋さんと会話しているところに割り込んでお会計をお願いしながら荷造りなんて下着の数さえ間違わなければ大丈夫ですよって適当なこと言うと、もし間違っても買えば良いしねって返してきたので、いよいよの時はコンビニの紙パンツがあるから大丈夫！ だから今から一緒に飲みに行きましょう！ と、会話の勢いに乗って調子よく誘ってみたんです。
女性はまだ餃子が二個とコップにビールが残ってましたので軽く断られましたが、ラーメン屋の向かいのお店で待ってますと言い残して店を出ると、１０分後くらいに来てくれました！
しかしまぁ、前述に反省した内容のようにうまくはゆかず玉砕した訳です。
でも初見男性二人を含む四人で盛り上がって楽しかったのでホテルに誘い出すチャンスはあったのかも知れませんが、出張準備もあることだろうし僕も酔ってたのでリリースしちゃいました。

ちなみにそれは僕の出張先での出来事で、もうしばらくその県を訪問する予定がないので再会を果たすのも難しいでしょう。

まじめに生きてきて５８歳にして初めてのナンパ。
人を見る目と洞察力を立証できた事。
とっさに行った会話のノリで軽く誘い出す技を会得した事。
そしてオレって意外とやれるかもっていう謎の自信がついた事。
この３つを得たことで大満足でした。