俺「じゃあ付き合おうよ笑」
俺の中ではだんだん駆け引きすらめんどくさくなってきていた。早くもっていきたい。それだけだった。
聡美「無理~♪笑」
俺「なんで?」
聡美「やっぱホストとかのほーがカッコイイし」
俺「でも営業じゃん」
聡美「じゃあ朔はちゃんと付きあってくれんの?」
俺「あたりまえじゃん」
聡美「じゃあ証拠は~?」
俺はすぐ近くにあった聡美の顔にさらに近づきキスをした。
聡美「はぁ~?なんでキスすんの~?」
俺「証拠みせた笑」
聡美「そんなん証拠にならないし笑」
そんな嫌がってない!イケる!俺は思った。しかしだ。
俺「この後どーする?」
聡美「友達と遊ぶ約束してんだ」!!俺は愕然とした。
聡美「そろそろでよっか」
そう言って支払を呼んだ。
支払がきて愕然としている俺を尻目に「はいっ」と二万をだす、聡美。 「いや俺がだすから!」 「学生でしょーいいよ」
そして外にでた。時間は十二時をまわっている。終電で家まで帰れるか微妙だ。「はいっタクシー代。一万あれば足りるよね?」 「はっ?」「帰れないでしょ?タクシーのって帰りなよ。今日は楽しかったよ。また連絡するね♪」 俺はソープ嬢の金まわりを改めて知らされながら一人タクシーで帰ったのだった。