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出会い系やマッチングアプリの体験談・失敗談 RSS icon
※マッチングアプリやソシャゲ、SNSなどネットナンパも

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2025/05/12 09:07:55 (//xCp597)
浅草の駅に降り立ったとき、私は少しだけ所在なさを感じていた

この街にはまったく土地勘がない
観光地として名前はよく聞くが、実際に歩くのはこれが3度目
駅の構造も、通りの並びも、私にとっては迷路のようなものだった

最初に「浅草に来てください」と言ったのは、彼女の方だった

駅で待ち合わせましょう、という提案にもどこか主導権を握ったような雰囲気があって、私は自然とそれに従っていた
待ち合わせ場所は東武浅草駅前
週末の午前中で、人は多かったが、彼女はすぐに見つけられた
黒いワンピースに白いカーディガン
駅前の人混みの中でも、不思議とよく目立った
いや、正確に言えば「目を引いた」のかもしれない

「駅、混んでますね。迷いませんでした?」

「いや…正直、ついてくのが精一杯だと思う」

そう言うと、彼女は少しだけ笑った
「じゃあ、ちゃんと案内しますね」

その笑顔の奥に、どこか柔らかな影があった
私はその背中を数歩後ろから追いながら、自然と歩調を合わせた

彼女の足取りには迷いがない
さすが地元民、信号のタイミングも心得ているようだった
私は黙ってその後ろをついていく
彼女の足首からふくらはぎへと伸びるライン、その柔らかな動き
けれど、私の頭の中では別の映像が再生されていた

この背中が、間もなく私の手で、目隠しをされる
視界を奪われ、両手を後ろに回され、カーボン鋼製の手錠をかけられる
自分で望んだその境遇に、彼女は全身を投げ出すように没入していく

土地に詳しい彼女が導いた先で、今度は私が彼女を導く
――そのコントラストが、たまらなく興奮を誘っていた

ホテルに着いたとき、彼女は何も言わなかった
ただ、自動ドアの前で振り向き、小さくうなずいた
それだけで十分だった

部屋に入ると、浅草の喧騒は扉の外に置いてきたようだった
ベッドの白さと部屋の薄暗さ
それがやけに静謐で、儀式のような空気すら漂っていた

私はゆっくりとバッグを開け、シルクのアイマスクと、ASP社製の本格的な手錠を取り出す
彼女の希望を叶えるために持参した道具
アメリカの警察が使用している手錠
これは遊びじゃない
演技じゃない
彼女は、自分の中にある暗い渇きと真剣に向き合おうとしている

私もそれに応えなくてはならない
中途半端な優しさや演出めいた仕草では、彼女の「欲望」に失礼だ
彼女が自分の弱さも、欲望も、ぜんぶを晒してまで望んでいるなら——
私も、本気にならなければいけない
演技ではなく、私自身の本性をぶつける
男として

「動くなよ、お前」

言葉に意識して硬さを込めた
彼女は驚かない
ただ静かにこちらに向き直る
乱暴にワンピースの背中に手をかけ、ファスナーを下ろす
その間、彼女は目を閉じ、呼吸を整えている
ワンピースが肩から落ちると、肌が空気に触れ、微かに震えた

「腕を後ろに回せ」

彼女はためらいなく従った
私は手錠を彼女の手首にかける
カチリ
乾いた音が部屋に響く
拘束された彼女の身体に、緊張と快感が同時に走るのがわかる
初めて感じるであろう、本物の手錠の重み

そして、アイマスクを被せる
彼女の視界が消えた瞬間、身体の重心がほんのわずかに揺れた
けれど倒れはしない
むしろ、彼女はしっかりと立っていた
自ら進んで、その場所に立っていた

私はその姿に、強く、惹かれた
脳にドーパミンが放出され、クラクラした

「もう戻れないよ」

そう言うと、彼女はゆっくりとうなずいた
その頬には恍惚とも、覚悟ともつかない紅が差していた

私は自分の手のひらに熱が宿っていくのを感じた
その熱を、これから、彼女の全身に注ぎ込む
彼女がそれを望んでいる限り、私は止まらない
本気で応える
ただそれだけだ

手錠をかけ、目隠しをした彼女は、部屋に立たされたまま、呼吸だけで存在を主張していた

音を立てずに、私はその周囲をゆっくりと一周する
まるで品定めをするように、あるいは神前の供物を観察するように
視線の代わりに、私の沈黙が彼女の肌を撫でていく

「怖くなったか?」

返事はない
けれど、その肩がほんのわずかに強張った

「今さら逃げられると思うなよ」

言葉は冷たく、突き放すように
彼女は動かない
ただ、その閉じられた瞼の奥で、神経が何かを探ろうとしているのが伝わってくる
自分がどこまでされるのか、自分がどこまで望んでいたのか——
その境界を、いま確かめようとしている

私は指先で、彼女の首筋に触れた
その瞬間、びくんと肩が跳ねる
反射的な拒絶反応
けれど、それは即座に快楽の受容へと転じる

「身体は正直だな。まだ、何もしてないのに」

耳元に、わざと低く息を吹きかけながら囁く
彼女の唇がわずかに開いた
その湿った息づかいが、どこか乱れはじめている

私は手を滑らせ、肩から鎖骨、そして胸元へとゆっくり指を這わせていく
荒々しく乱暴に、という彼女の願望
けれど、最初の段階では、わざとゆっくりとした動きで、期待と焦燥を煽る

「どうした。もっと乱暴にされたいんだろ?」

声だけが強く響く
彼女の唇がきゅっと引き結ばれる
その反応は、内側の葛藤の表れだった

──理性では拒もうとしている
だが、身体はもう応えている
胸に指を這わせたとき、乳首が硬くなっていくのがわかった

「……ここは、正直だな」

あえて強くつまむ
彼女の脚がわずかに揺れる
手錠で支えられているからこそ、全身の反応が鮮明に浮かび上がる

「違う…そんなはずじゃ…」
口にはしない
だが、その呼吸、その微かな首振りが、そう訴えているように見える

私は彼女の太腿に手を伸ばし、内側へと指先を滑らせる
下着の上から、その温度を確かめる
熱い
すでに濡れていた

「もう…こんなに?」

耳元で冷たくささやくと、彼女の喉がかすかに鳴った
目隠しの下で、きっと彼女は自分自身に驚いているのだ
どうして、こんなに感じているのか
なぜ、抗えないのか
どうして、こんなに嬉しそうな自分がいるのか——

私はその葛藤ごと、彼女を抱きしめたくなった
愛おしく思った

けれど、それは違う
これは抱擁ではない
彼女が望んだのは、支配だった
そして私はそれに応える
演技ではなく、私の本気で

「忘れんなよ。これはお前が望んだことだ。俺はただ、応えてるだけだ」

彼女は震えていた
声も出さず、ただ身体全体で揺れていた
快楽が理性を侵しはじめ、判断が曖昧になる
けれど——それでも、身体は私を受け入れていた

私は、そんな彼女がたまらなく美しいと思った
強がりと、脆さと、欲望のすべてを抱えて、なお立っている
目隠しの奥で、彼女がいま見ている世界に、私は確かに存在している

彼女の熱は確実に高まっていた
目隠しの奥の目は見えないはずなのに、私の動きを逐一感じ取ろうとしているように、頬をわずかに傾けていた
耳で、皮膚で、空気の動きさえ敏感に拾っている

私はベッドに腰を下ろし、言った

「こっちに来い」

手錠で拘束されたままの彼女が、わずかに困惑するように身体を揺らす
だが、戸惑いは一瞬
すぐにゆっくりと、慎重に足を進めはじめた
視界が閉ざされたままのその姿は、まるで導きを待つ儀式の最中のようだった

「もう少し前だ。そう、あと一歩」

彼女が膝を床についたのは、私の脚の間だった
無防備に、そして正面から私を受け止める体勢
その状況を、彼女自身が自覚していた
肩が小さく震えている
でも、それは怯えではなかった
未知の扉を前にしたとき、人が感じるあの高揚と同質のものだった

私は指で彼女の顎をそっと持ち上げた
目隠しの下の頬が紅潮している
呼吸は浅く、唇は乾きかけていた

「口を開けろ」

低い声で命じる
その一言で彼女は何かを察した

彼女の唇が、わずかに、震えながらも開いた
喉の奥まで見えるほど大きくはない
けれど、彼女の中で大きな決意をともなった小さな開口だった

「素直だな。……それでいい」

言葉とともに、私は自身を彼女の前に差し出した
そのとき彼女の身体に走った小さな緊張は、まるでピアノ線のように張りつめていた
だが彼女は逃げなかった
いや、逃げられないのではなく——逃げなかったのだ

静かに、受け入れる
羞恥と期待と、理性の境界をひとつずつ越えて
彼女はその唇で、私の熱を迎え入れた

「……そうだ。いい子だ」

私の言葉に、彼女はわずかに反応する
眉がぴくりと動き、頬がさらに赤らむ
きっと心の奥では、羞恥と誇らしさがせめぎ合っている
どちらが勝るでもなく、ただ全身がその火照りに包まれていく

ゆっくりと、確かめるように
自らの意思で、彼女は口を開き、受け入れる
命じられたからではない
望んだからだ

私はそれに気づいた瞬間、思わず彼女の髪をそっと撫でた
支配しながらも、どこかで敬意を抱かずにはいられなかった

「もう、戻れないな」

そう囁いたとき、彼女はわずかに頷いた
口は塞がれていても、彼女の意思はそこにあった


「もっと、奥まで連れていってやるよ」

囁きとともに、私はさらに深く、彼女の中へと沈んでいく
彼女の戸惑いも、熱も、ぜんぶ引き受ける覚悟で

彼女は悦んだ

目隠しで視界を奪われ、辱めを受け、無慈悲に犯された
男には太刀打ちできない
その覚悟を持って、とうとう理性を捨てた
26
2025/05/12 09:06:02 (//xCp597)
それは二〇一八年五月二日の午後のことでございました
世間は黄金週間とやらで浮かれ立ち、道ゆく人々の顔には心なしか弛みが見え申した

その日、我は東海道を上り、横浜駅の構内を抜けて、西口なる場所へと参りました
駅近くの交番、全身油按摩用の道具一式を携えて、少々早めに着いたことでございます

時刻は十四時を少し回った頃、電子的通信機器に『着きました』との連絡有

現れしは、愛媛は松山の地よりはるばる訪ねて来たという、二十一歳の女子にて候

小柄なり――されど只者ではござらぬ
身の丈は三尺八寸八部と申しておりましたが、ただちいさき人、というにはあまりに存在が艶やか
胸元など、目を奪われるふくらみを有し、腰のあたりも実に肉感的、絵に描いたような「出るとこ出とる」体つきと申せましょう
肌は白く、きめ細かく、初夏の陽射しのもとでもなお、翳りのような色香を漂わせておりました

面差しは、どこかしら有村架純のごとく、清楚の中にもどこか艶めきがある
これには我も、内心で小さく手を合わせたくなるような心持ちでございました

彼女は、"全身油按摩"なるものは初めてとのこと
されど、身を委ねることに恐れはなく、むしろ軽やかに靴を脱ぎ、そっと風呂場へと姿を消し申した

その間に我は、有線で静かな背景音楽を流し、温度をやや高めに設定し、按摩用油を湯煎にかけ、照明を落とし、施術の場を整え候
まるで茶の湯の準備のような心構えでございます

やがて風呂より現れし彼女は、布を巻いただけの軽装にて、頬をほんのり染めておりました

『ちょっと恥ずかしいけど、、、よろしくお願いします』

声はやや高く、しかし芯があり、目を逸らさぬ強さを湛えておりました

うつ伏せになった彼女の背に、まずは指圧
慣れぬ体にそっと圧をかけると、彼女は『んっ……』と小さく声をもらし、すぐに口を押さえました

『声、出ちゃうかも……』

これを聞いて、我は確信を持ちました
――この姫は、ただの清楚ではない
本性は、きっと奔放にして快楽に素直な娘と見受けました

按摩用油を温め、彼女の背中に滴らせ、掌で静かに広げていく
肩、腰、太腿へと、おいるは彼女の肌を伝い、部屋にはわずかに甘い香りが漂います

『気持ちいい……です こんなの初めて……すごく……』

そう言いながら、彼女の吐息はだんだんと熱を帯び、やがて布の下の肌も火照ってまいりました

「痛くない? 力、強すぎないかな?」

『ううん……気持ちいい……なんか、じんわりしてきました』

我は指圧よりゆるやかに、肩、背、腰を押しほぐし、
次第に太腿の内側、脚の付け根に近づくにつれ、彼女の呼吸が変わりはじめたり

『……んっ……あ、そこ……くすぐったいかも……』

ときおり身をよじり、声を漏らす様は、ただ愛らしく、また艶めかしく
我が指が滑らかに、そして熱を帯びて流れるたびに、
彼女の身体もまた、何かを受け容れるように、少しずつ緩み始めていた

そして、彼女が我に背を向けたまま、そっと言った

『……こっち、も……いいですか……?』

その声は、まこと儚く、されど明確なる意思を伴いており、我はただ一言、静かに頷いたなり

彼女は、その身を横たえるまま、我の手と舌とに身を委ね、欲望の波に飲まれ申した

『もう、ほしい…です ……挿れて、ほしい…です』

よきかなよきかな
私は彼女の両脚を拡げ、最初はゆっくりと、音を立てぬように差し入れたり

「痛くない?」

『ん……平気……』

やがて奥がとろけ、**ぬぷっ、ずちゅ……**と音が漏れるのであった
少しずつリズムを速めれば、肌が打ち合う音が混ざってゆく

ぱちゅっ、ぐちゅっ、ぱんっ――

彼女の声が震え出すたび、腰がさらに深く沈んだ
そのたび、彼女の声が高くなり、脚が震え、背が反り返った

最初は恥じらいと戸惑いに満ちていた彼女も、次第にその瞳は潤み、脚は絡まり、声は遠慮を失い、己の欲を隠さぬ様となってまいりました

『だめ……もうだめって言ってるのに……また……』

ゆるり、ぬぷっ……と腰を沈めれば、彼女の奥がぴくんと啼いた

『……っ、奥、すごい……』
『んっ……もっと、して……』

押し込むたびに、

ぐちゅっ、ずちゅっ、ぱちゅんっと、
湿った音が部屋に満ちる

一拍ずつ間を取ると、奥がきゅうと吸いついてきた
やがて熱が上がり、律動が変わり申した

ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ――ずちゅっ、ずちゅずちゅっ

濡れた接合部が火照り、揺れ、彼女の肌に汗が浮かぶ

『あっ……そんなにしたら、声、出ちゃ……っ』

私の腰が激しさを増すたび、音もまた淫らに増幅し、

とぷんっ、ぱちゅっ、ぱんっ……

息も、音も、二人の体温も、すべてが溶け合うようであった

『やだ、またイッちゃう……なんで……?』
『あっ……もう……すご……だめ、かも……』

「まだ、終わりじゃないよ」

『んっ……んんっ、そんな、また……!』

ぱんっ、ぱんっ、ずちゅっ、ずちゅっ!

「……どうした、中が震えてるよ」

『やっ……激し、すぎ……!』

背中に汗が滲むほど、突き上げるたび、音はいやらしさを増した

彼女はただ受け入れ、そして我が律動に応え、
その度にその肌は汗ばんで、香り立ち、
小さな指先が敷き布団を掴んで離さぬさまは、
まこと、この世の何よりも美しく、また淫靡であった

四たび目を重ねた時には、すでに陽は暮れ、夜の帳が下りていました

「……マッサージしたのに、逆に疲れさせちゃったみたいだね」

『……うん。でも、気持ちよかったです。……あ、マッサージも、あっちも』

その言葉に、我が心は震え、
ああ、我はこの娘を、ただ抱いたのではなく、
交わりの先にある、何か深い部分に触れたのだと――
そう、思わずにはおれなんだ

この日を、我は忘れぬ
松山よりやってきた、うら若き佳人との、春のひと刻
その温もりと香りは、今なお、我が手のひらに残りておる

その若さ、柔らかさ、火照り、汗ばみ、すべてが生々しく、目の前にあるのに夢のよう

されど、これ以上を記せば、夢と現の境界があまりに曖昧になり申す
よって、このあたりで筆を控えさせていただき候
27
2025/05/12 09:02:15 (//xCp597)
町田で出会った、スレンダー美女インストラクター・早苗との目合

その日、私は少しだけ浮ついた気持ちでスマホを開いた
目的は、ただひとつ
触れたくなるような、理性と欲望の狭間に揺れる女性との出会い

彼女の名は早苗
メッセージのきっかけは、私が投稿していた“オイルマッサージで癒されませんか?”という控えめな募集への反応だった

『中イキって、どうやったらできるんですか?』
やりとりの中で、そんな赤裸々な質問が返ってきたとき、私は画面の向こうの彼女の息遣いすら想像してしまった

ショートカットで、スレンダー体型
スポーツインストラクターという職業柄、鍛えられた肉体を想像する一方で、女性特有の柔らかさや匂いにも私は惹かれていた

そして迎えた4月10日の夕方
あまり時間が取れない、という彼女の要望を受け決まった待ち合わせ場所、町田

改札を出てスマホを見ると、『どっちの町田ですか?』というLINEが届いていた

まさか、そんなことがあるとは思ってもみなかった
小田急線と横浜線
駅名は同じでも、出口はまるで違う
土地勘のない場所での待ち合わせは、こういうリスクがあるのだと、改めて痛感させられた

「小田急の南口にいます」と報告すると、意外なほどスムーズに彼女は現れた

タイトなスキニーデニムに、黒のタンクトップ
上には薄手のスポーティなジャケット

無駄な脂肪のない二の腕、絞り込まれたウエストライン
しなやかさの中に芯の強さを感じさせる身体は、まさに“機能的な美しさ”そのものだった
ただ細いだけじゃない
ジムで鍛え抜かれた締まりと、女性らしい柔らかさが共存している

思わず見惚れそうになったが、彼女の方が照れたように目を逸らした

『写真より…優しそうですね』
「いや、早苗さんも想像以上に…素敵です」
そんな挨拶を交わしつつ、歩を進める

世間話のなかで彼女はぽつりと話す
『中イキできないっていうの、なんか損してる気がして』
『私、ずっと一人よがりだったのかな、って思うと……恥ずかしいです』
そんな表情が、またそそる
自分を律してきた女性が、性に対して素直になろうとしている
それは、とても美しい瞬間だった

そのまま自然な流れで、ホテルへ

部屋に入ると、彼女はそっとバッグを下ろして、シャワーの準備をしようとする
「待って。少しだけ、服のまま抱きしめさせて」

後ろから抱きしめると、彼女はぴくりと肩を震わせた
腰に手を這わせると、スキニーデニム越しでもはっきりと伝わってくるヒップの張りと温もり

『……やだ、なんか、恥ずかしい』
彼女のその声が、すでに熱を帯びていた

シャワーを浴びたあと、私はベッドにオイルを準備した
「うつ伏せになって。じっくり、ほぐしてあげる」

彼女の滑らかな背中にオイルを垂らし、ゆっくりと指を滑らせていく
肩、肩甲骨、背骨沿い――徐々に腰へ
タオル越しに太腿をなぞると、彼女は思わず声を漏らした

『ふっ…ん、そこ、すごく……感じちゃう』

手を内腿に移しながら、唇でうなじを軽く吸うと、彼女はびくりと跳ねる
『ダメ、そこ、くすぐったい……でも、気持ちいい』

マッサージから愛撫へと、自然に移行する
仰向けにさせて、柔らかく立ち始めた乳首を指先で転がす
そのまま、唇で吸い、舌先で転がすと、彼女の腰が浮いた

『だめ、そんな風にされたら……おかしくなっちゃう』
私の手が、お腹から太腿へ、そしてゆっくりと秘部へ滑ると、もうすでに彼女は濡れていた

「気持ちいいの、どこ?」
『……奥の、上のほう。そんな風に触られたこと……ないかも』

私は彼女の言葉を頼りに、指の角度を変え、焦らすようにリズムをつけて動かす
入口付近で止まり、カウパーに塗れた亀頭で乳首をなぞるように擦りつけると、彼女は熱い吐息を漏らす

『ん……それ、感じちゃう。やだ……もっとして欲しい」

指と舌で乳首とクリを交互に責めながら、子宮の位置を確かめ、挿入のタイミングを見計らう
緩やかに、しかし深く――
膣奥が締まり、角度がぴたりと合った瞬間、彼女は明らかに異なる声を上げた

『今の、なに……中が、震えてる……っ』

数分後、彼女の背筋が反り返り、私の肩をぎゅっと掴んだ
『出ちゃう、なにこれ……っ、イクっ……!』
中イキ、達成
そのあとの放心した表情が、何よりも報酬だった

その後、二人でシャワーを浴び、チェックアウトの準備を始めていた
しかし、タンクトップ姿で髪を乾かす彼女の姿に、私は理性を失った

後ろから近づき、抱きしめる
『……え? 帰るんじゃ……』
「……その格好、反則ですよ」

デニムを膝下まで下ろし、上はタンクトップのまま、私は彼女を後ろから押し倒した
『だめ、やだ、そんな……でも……』
甘く震える声
私の欲望は止められなかった

彼女の秘部に、自分を擦りつけながら挿入
着衣越しに感じる熱が、たまらなく興奮を煽る

『はぁっ、んっ……見ないで……恥ずかしい……っ』
「いや、ちゃんと見たい。こんなに綺麗に感じてる顔……」

パンパンと音を立てながら、私は腰を打ち付けた
再び彼女の奥が締まり、彼女は背中を反らして絶頂を迎えた



この日は、記憶に残すにはもったいないほど濃密だった
でも、私にとっては「記録」ではない

これは、次の出会いの「予告編」

もし、貴女がその続きを望むなら――
勇気を持って、一歩を踏み出してください
28
2025/05/12 08:59:28 (//xCp597)
2016年3月14日

朝から空は薄曇りで、肌寒さの残る春の川崎駅に、私は少し早めに到着していた
ホワイトデーということもあり、駅前の花屋やスイーツ店には人が集まり、どこか街全体が甘い雰囲気に包まれているようだった

淡い期待を抱きながら、その日もまた、いつものように募集スレをひとつ上げた
「どうせ、誰も見てないよな」
そんなふうに卑下することで自分を納得させる
まるで悲劇のヒーロー気取りだ
諦めるための投稿──そう思おうとしながらも、
心のどこかでは、誰かが見つけてくれることを、やっぱり祈っている

出会いなんて、宝くじのようなものだ
買わなければ当たらない
だが、買ったところで当たるとも限らない
それでも、人は買う
愚かだと思いながらも希望を捨てきれない
──哀しいかな、それが男の性というものだ

投稿しては、音沙汰もないまま沈んでいくスレ
期待しなければ失望もしないと分かっていても、心は勝手に動いてしまう
そうして、投稿閲覧がゼロで終わることもある
結局、投稿そのものが、モヤモヤの原因であることに気づいていながら

それでも、懲りずにまた投稿するのだろう
もしかしたら、万が一にも、奇跡的に、あるいは偶然にでも何かが起きるかもしれない、などという、根拠のない期待を抱えて






だが──その日は違った。

投稿して間もなく、ひとつの通知が届いた
まるで歯車が噛み合ったように
あるいは、神様の気まぐれか、いたずらか
画面に表示されたメッセージの送り主は、都内在住の看護師さん

文面は短く、けれど丁寧で、どこか落ち着いた気配を感じさせた
飾り気のないやりとりの中に、真っ直ぐな誠実さが滲んでいた

「この方なら、きっと安心してお会いできる」

そう思わせるような、何かがあった
何かが違った
偶然か、奇跡か、それとも──運命か

だから、出会い系はやめられないのだ
期待を裏切られる日々の中に、
こんな風に、たった一度でも、
当たることのある宝くじ

──

そして15時
改札前で出会った彼女は、想像を遥かに超えていた

『……こんにちは。待たせちゃいましたか?』

白いロングコートに身を包み、やや伏し目がちに微笑むその姿は、まさに“清楚”という言葉がぴたりと当てはまる
知花くららを思わせる涼やかな顔立ちと、細く通った首筋。声は少し掠れていて、それが妙に耳に残る

『すごく……緊張しちゃってて、お酒の力借りないと』
彼女はそう言って小さく笑いながら、コンビニで缶チューハイを一本手にした
私はお茶を選び、二人でホテルまでの道を並んで歩く
すぐ横にいるというだけで、手のひらがじんわりと汗ばんでくる

チェックインを済ませ、部屋に入ると彼女はコートを静かに脱ぎ、荷物をソファに置いた

『先、シャワー……お借りしてもいいですか?』
遠慮がちにそう言い、バスルームへと消えていく後ろ姿は、自然と視線を惹きつけた

数分後、湯気とともに戻ってきた彼女は、バスローブをふわりと纏っていた
前は緩く結ばれ、胸元がわずかに開いている
柔らかいボディソープの香りが漂い、肌は白磁のように滑らかで、ところどころに蒸気の熱が残ってうっすらと桃色に染まっていた

『なんか……恥ずかしいですね、こうして会ったばかりなのに』
彼女はそう言いながら、照れ笑いを浮かべる
私はオイルを手に取り、彼女をベッドにうつ伏せにさせた

まずは首筋から肩にかけて、優しく指を滑らせていく

『……んっ……くすぐったい、けど……気持ちいい……』
最初はくすぐったそうに肩をすくめていた彼女も、やがて緩やかに呼吸を整え、声を漏らしはじめる

肩甲骨の内側、背骨に沿って下へ。肋骨の際をなぞるようにオイルを広げていくと、彼女の身体が少しずつ熱を帯びてゆく

『そこ……あ……すごく……、効く……」

吐息は湿り気を帯び、やがて腰のあたりを撫でると、小さな呻きが漏れた

『ふぁ……あ、ああ……そこ、だめ……いやらしい感じ、する……』

バスローブの裾がずり上がり、下着の端が覗く
私はあえてその上から指先でなぞる。微細な震えが腰に伝わる

『っ……んん……お願い、そんなふうにされたら……ぅ……』

彼女が仰向けになった瞬間、バスローブの前がはらりと開いた
白い肌が露わになり、胸元の膨らみと、締まったウエストの曲線が目を引く
私は静かに、胸元から下腹部へと手を滑らせた

『ん……あ、だめ……だんだん……おかしくなっちゃう……』

指が下着の上から柔らかな膨らみに触れた瞬間――
『や……そこ……もう、濡れて……恥ずかしい……』
すでに彼女の身体は、明確に応えていた
下着越しに熱と潤いが指先に伝わる

私はそっと下着をずらし、素肌に触れた
濡れた音が指の動きに合わせて響く

ぴちゃ……くちゅ……

あっ……んっ、すごい音……っ、いや……聞こえちゃう……』
彼女は恥じらいながらも、身体を私に預けていく

十分に濡れたその奥へ、私はゆっくりと指を入れた

『んっ、ふあぁ……っ、だめ……そんな……っ、ゆっくり……んぅぅ……っ』
濡れた音と、彼女の艶やかな吐息が交じり、部屋の空気が粘度を帯びていく

やがて私は身体を重ね、目を合わせる
「大丈夫?」
『……はい。来て、ください……ちゃんと……入れて、ください……っ』

そして、結び目を解くように、私はゆっくりと彼女の中へ――

『んっ、あっ……ぁああ……っ、すごい……っ、奥まで入ってくるの……わかる……っ』

ぬぷっ、ずぷっ、じゅぷ……

濡れた粘膜が絡み合うような音が、規則正しく、そしてだんだんと熱を増して響く

くちゅっ……ずちゅっ……

『んんっ、ふあっ、もっと……奥まで……来て……っ』
彼女の脚が私の腰に絡みつき、身体はとろけるように柔らかくなっていった

リズムが早まるたび、彼女の声は甘く高まり、
『ああっ……あっ……すごい、こんなの……初めて……っ、わたし……っ』
やがて、震える声とともに、彼女の身体が大きく弓なりに跳ねる

『イっ……ちゃう……あっ、ダメ、止まらな……いっ……!』
最後に一際大きな濡れた音が響き、彼女は小さく何度も震えながら、私の腕の中で息を荒げた

しばらくして――
『……ホワイトデーなのに、もらいすぎちゃったかも』
と、私の白いモノをたくさん受け止めてくれた彼女は、恥ずかしそうに笑った

私たちは並んで横になり、静かに指を絡めながら、しばし言葉もなく、肌の温もりだけを確かめ合っていた

別れ際、彼女がふと囁く
『……今度は、プロフィールにあったパウダーで、お願い……してみたいです』
そう言って、もう一度笑ったその顔が、今も脳裏に焼きついている
そう、その場の空気が言わせた言葉であることを、私は知っている
29
2025/05/12 08:56:17 (//xCp597)
2015年7月31日 金曜日

なんだかその日は朝から落ち着かなかった

ただ、金曜日だから、という理由ではない
その女性に会うからだ

待ち合わせは、新横浜駅の改札口
夏の18時
夕暮れの気配が漂い始めた明るさの中、人々が絶え間なく行き交っている
その喧騒の中に、彼女の姿を見つけた

涼しげな膝下ワンピースに、薄手のカーディガンを羽織り、肩までのまっすぐな髪が微かに揺れている
どこか控えめで、清楚な雰囲気

優香さん——私の気持ちを掻き乱した、その人

その顔には、少し緊張の色を浮かべた笑顔
どことなく儚げでありながらも、瞳には芯の強さが感じられる

外見的には——そう、シンクロナイズドスイミングの青木愛さんに似ていた

「お待たせしました」

『こちらこそ…早めに着いちゃって…』

少し照れたように笑う彼女
その表情に、自然とこちらも笑みがこぼれる

「緊張、しちゃいますよね?」

『うん…ちょっと…』

「大丈夫、ゆっくりしましょう」

駅近くを少し歩きながら、雰囲気の良さそうな和食居酒屋を見つけた
店先には「本日空席あり」の札
暖簾をくぐり、店員に確認すると、すぐに案内してもらえた

半個室の座敷、ローテーブルを挟んで向かい合う形
仕切りがあるおかげで、周囲の視線は気にならない

まずはビールで乾杯

「一週間お疲れ様でした」

『乾杯…』

グラスが軽く触れ合い、ひんやりとしたビールが喉を潤す

「お仕事、大変ですか?」

『うん…家事もあるし…自分の時間なんて、ほとんどなくて』

「でも今日は、自分のための時間ですよ」

『はい…本当に…なんだか贅沢』

ふと彼女がグラスを傾け、視線を伏せる
その仕草が、どこか照れくさそうで、けれど期待を秘めたように見えた


私たちがこうして向き合っているのは、あの“投稿”がきっかけだった

——『大人の秘密基地で、ただのんびりしませんか?』——

実を言うと、あの投稿は少し挑戦だった

いつもはもっとストレートな表現を使っていた
オイルマッサージでの密着感や、映画館でのこっそりとした触れ合い
そんな分かりやすい誘惑が、女性の想像を掻き立てやすいことはわかっていた

だが今回は、あえて違う道を選んだ

ミステリアスで、どこか引っかかる言葉
一目で意味を理解させるのではなく、少し考えさせる

『大人の秘密基地』——このフレーズには、曖昧でありながらも甘い響きがあった

『…最初、どういう意味なんだろうって…』

「やっぱり気になった?」

『ええ…ちょっと…』

彼女は笑いながらグラスを口元に運ぶ。
その瞳には、最初の戸惑いと、それを乗り越えた興味が混ざっている

私は最近、マンネリを感じていた

出会いは増えても、どこか同じような流れ
刺激はあれど、どれも似たような展開

だからこそ、今回は“挑戦”だった
私自身も、新たな扉を開けたかったのだ

「…私も、少し違うことがしたかったんです」

『違うこと…?』

「うん。無理に何かをしようとしなくても…ただ一緒にいられる、そんな時間を」

『…それが…大人の秘密基地…?』

「そう。外では見せられない自分を、静かにさらけ出せる場所」

彼女の頬がかすかに赤らむ

『…私も…そんな場所、欲しかったのかもしれない…』

照れながらも、その言葉はどこか本音を滲ませている

そして、彼女はもう一度グラスを口に運び、ゆっくりと飲み干す
その喉がかすかに動く様子に、私はつい見入ってしまう

彼女の髪は肩までまっすぐに伸び、その顔立ちは清潔感があり、どことなく儚げ
けれどその瞳には、確かな意志が宿り、私の言葉に応えようとしている

私の挑戦は、成功したのかもしれない



料理は刺身盛り合わせ、焼き鳥、冷ややっこ…どれも素朴だが味わい深く、話は自然と弾んだ
最初こそ少し緊張していた彼女も、グラスを重ねるごとに頬がほんのり赤みを帯び、瞳が潤んでいく

『…こういうの…慣れてるんですか?』

「どうだろう…でも、優香さんみたいな素敵な人は…久しぶりかも」

『…ほんとに?』

その視線は不安と期待が入り混じり、私の言葉を試すような色を帯びている

アルコールが入り、少し大胆な気持ちになっていた私は、ローテーブルの下でそっと足を伸ばし、彼女の足に触れた

『…え…?』

「どうかしました?」

『…だめ…』

そう言いながらも、彼女は脚を閉じるどころか、逆に僅かに開いてしまっている

その反応が愛おしく、私はさらに足先で彼女の太ももをゆっくりと撫でた

『…ん…』

頬はさらに赤く染まり、視線はテーブルの上で泳ぐ

そんな彼女の手を取ると、彼女は戸惑いながらも、その手を優しく握り返してきた

指先を絡ませ、ゆっくりと撫でると、彼女の指先がかすかに震えている

『…だめ…』

「誰も見てないですよ…」

ローテーブルの下、私の足はゆっくりと彼女の膝下を撫で、さらに奥へと進んでいく
薄いワンピース越しに感じる彼女の肌の温もり

『…やだ…でも…』

「やだ…?本当に?」

『…そんな…聞かないで…』

彼女の手を握ったまま、親指で手のひらを軽く撫でる。テーブルの下では、足先が彼女の太ももをなぞり、時折優しく押し付ける

『…もう…本当に…』

息遣いがわずかに荒くなり、グラスを口に運ぶ手が震えているのが分かる

『…祐一さん…意地悪…』

「でも…優香さんも…嫌じゃなさそうだ」

『…それは…』

言葉を探す彼女
その瞳には期待と戸惑いが入り混じっていた

顔を赤らめ、視線を伏せる彼女
その可愛らしい反応が、さらに欲望を煽った

女はいくつも顔を使い分ける

駅で初めて会ったときの恥じらいを浮かべた笑顔

居酒屋で少しずつ解放され、視線を絡ませる挑発的な笑み

そして今、テーブルの下で悪戯されながら、抗うこともできずに感じてしまう、その甘い表情

彼女はその効果を熟知しているのだろうか

それとも、無意識のうちに男を翻弄しているのか

どちらにせよ、その変貌に目が離せない

そして期待はさらに高まる

ホテルに向かったとき、この彼女はどんな顔を見せるのだろうか
そして、ベッドの上では、甘く喘ぎ、恥じらいを浮かべながらも、欲望に溺れていくのだろうか

想像するたび、心臓が高鳴り、身体が熱を帯びていく

彼女も同じ気持ちなのか、手を握る力が少し強くなり、潤んだ瞳がこちらを見つめる

「そろそろ…次、行く?」

『…うん…』

会計を済ませ、彼女と並んで外に出る
まだ少し熱の残る夜風が心地よい
彼女の肩にそっと手を回し、互いの体温を感じながらホテルへと向かう

エレベーターの中、二人きりの空間で彼女がそっと寄り添ってくる

『…ねぇ…シャワー…一緒に浴びても…いい?』

もちろん、と笑顔で応じると、彼女は少し恥ずかしそうにうつむきながらバスルームへ

湯気に包まれたバスルーム
カーディガンを脱ぎ、ワンピースを丁寧にハンガーにかける彼女
肩までのまっすぐな黒髪が、しっとりと汗ばんで肌に張り付いている

『…あの…お願いが…あるの…』

「なんでも言って?」

『…髪…洗ってくれる…?』

一瞬、驚いた

こういった出会いで、髪を洗うことなど、ほとんどない
ましてや女性
濡らせば乾かすのに時間がかかるし、メイクだって落ちやすくなる

それでも彼女は、躊躇うことなくその頼みを口にした

「…いいですよ、うまく洗えるかな」

バスルームに移動し、彼女はシャワーの下で髪をほどいた
肩までのストレートな髪がしっとりと濡れ、肌に貼り付く

シャワーの水音が心地よく響く中、彼女は目を閉じたまま、穏やかに微笑んでいた

「なんで、髪を洗ってほしいと思ったの?」

『…なんだか…汗かいちゃって…』

夏の夜
蒸し暑い空気
一日仕事をして、ここに着くまでの間に、汗ばんでしまったのだろう

『…それに…小さい頃から…髪を洗ってもらうの…好きで…』

その言葉に、自然と優しさが込み上げる

シャンプーを手に取り、優しく泡立てながら、彼女の髪を撫でる
白く細かな泡がしっとりと絡みつき、指が髪を滑るたび、柔らかな感触が伝わる

『…ん…気持ちいい…』

彼女は目を閉じたまま、小さく声を漏らす

ただの行為
けれど、それは彼女にとって、信頼の証なのかもしれない

女性にとって髪は大切
それを濡らし、すっぴんに近い姿を見られることも、普通は避けたがる

なのに、彼女はそんなことを気にしなかった

素顔を見られることも構わず、ただこの時間を楽しむ
私の手の中で髪を委ね、優しさに包まれることを望んでいる

その心の広さ、というより、細かいことに囚われず“今”を大切にする心意気

そして、それはきっと私に対する安心感の表れでもある
初めて会った私に、無意識のうちに心を預け、許してくれている

そんなことを考えながら、私はさらに優しく指を動かす

「…痛くない?」

『…ううん…すごく…気持ちいい…』

彼女の吐息が、湯気に混ざり、バスルームの静けさに溶け込む

私は髪の泡をしっかりと洗い流し、指先で地肌を軽くマッサージする
彼女の肩越しに見える頬は、うっすらと赤く染まり、瞼はゆったりと閉じられている

髪を優しく絞り、水滴が彼女の白い肩を滑り落ちた

こんなにも素直で、無防備な姿
それを見せてくれる彼女が、愛おしかった

「さっきの続き…しようか?」

『うん…お願い…』

ベッドに腰掛けた彼女は、バスローブの胸元を軽く握り、視線を伏せている
髪はまだ少し湿り、ほのかにシャンプーの香りが漂う

『…恥ずかしい…』

「本当に?さっきは、あんなに…」

優しく彼女の顎を持ち上げ、その潤んだ瞳と視線を重ねる

『…だって…こんなに…』

彼女の指がバスローブの胸元をゆっくりと開き、しっとりとした素肌が露わになる
ゆるく結ばれた布が滑り落ち、ふくよかな胸元があらわに

「綺麗…」

そう呟きながら、彼女の肩に唇を落とす

『…ん…』

震える吐息が耳にかかり、さらに熱が高まる
指先で彼女の鎖骨をなぞり、そのまま胸元へと滑らせると、指先にふくらみの柔らかさが伝わる

「気持ちいい?」

『…うん…』

彼女の声は甘く震え、その両腕が私の首に絡みつく

キスが重なり、舌先が触れ合うたびに、唾液が絡み合う音が小さく響く
ちゅ…ちゅぷ…

私の手は彼女の背中をなぞり、ゆっくりと腰へと滑らせる
バスローブの隙間から素肌に触れ、柔らかな感触が指先に広がる

『…もっと…して…』

その甘えた声に応え、彼女の胸元を優しく揉みしだく

ぷに…むに…

『ん…あ…』

彼女の吐息が高まり、体がかすかに震えている

バスローブを肩から滑り落とし、全身がしっとりとした白い肌を露わにする

「綺麗だ…本当に…」

『…そんな…』

言葉とは裏腹に、彼女は嬉しそうに身を寄せ、私の胸に頬をすり寄せてくる

「もっと感じて欲しい…」

唇を首筋に這わせ、指は彼女の胸の先端を優しく摘む

『…あっ…ん…だめ…』

彼女の体がわずかに反り返り、その声は甘く艶やかに響く

そのままベッドに彼女を押し倒し、唇を胸元へと移動させる

ちゅ…ちゅぷ…れろ…

柔らかな肌にキスを重ね、舌先で円を描きながら、甘く吸い上げる
彼女の指が私の髪をぎゅっと掴む

『…や…だめ…そんな…』

だが、その声とは裏腹に、彼女の腰はわずかに揺れ、足が私の背中に絡みついてくる

「感じてるね…?」

『…だって…祐一さんが…意地悪するから…』

優しく彼女の足を開き、太ももをゆっくりと撫でる。指先が素肌を這い、内腿へと進んでいく

「ここは…?」

『…あ…だめ…そこ…』

ぷに…ぬる…

濡れた感触が指先に伝わり、彼女の身体が小さく震える

「すごく濡れてる…」

『そんなこと…言わないで…』

「可愛くて…我慢できない」

そのまま指を優しく押し広げ、ゆっくりと滑り込ませる

『あ…は…ん…!』

彼女の声が甘く跳ね、腰が反射的に突き上がる

くちゅ…くちゅ…ぬちゃ…

指を優しく動かすたびに、湿った音が耳に響き、彼女の息遣いが次第に荒くなる

『…もう…だめ…』

「ダメじゃない…もっと…」

彼女の身体が反応し、しっとりと汗ばんだ肌が触れ合う感触に、私自身も熱が高まる

彼女の瞳は潤み、必死にこちらを見つめている。

『…お願い…祐一さんも…』

「もちろん…優香さんの中で感じたい…」

そっと彼女の足を抱え、体を重ね合わせる

『あ…は…ん…』

熱が重なり、ぬるりと彼女の中へと入り込む

ぐちゅ…じゅぷ…

身体が一つになり、ぴったりと肌が重なり合う
彼女の胸がこちらに押し付けられ、柔らかさを感じながら、腰をゆっくりと動かす

『…ん…あ…祐一さん…』

互いの熱が絡み合い、動きは次第に激しさを増していく

ぱん…ぱん…ぱん…

彼女の声も次第に高まり、肩にしがみつく指が力を込めている

『…だめ…もう…!』

「もっと…君の声を…」

『あ…ああ…!』

身体が硬直し、彼女は高く声を上げた

その余韻に包まれながら、互いの汗ばんだ肌を感じる

しばらく抱きしめ合い、優しく額にキスを落とす。

『…幸せ…』

「僕も…」

もう一度唇を重ね、まだ熱を帯びた身体をそっと抱きしめた

私の腕の中で甘く喘いでいた彼女が、ゆっくりと身体を起こし、潤んだ瞳でこちらを見上げた

『…ねぇ…次は…私が…』

その言葉に、期待と興奮が一気に高まる

彼女は優しく私の肩を押し、ゆっくりとベッドの上に私を仰向けにさせた
そして、シーツの上を這うように私の腰元へと移動し、膝立ちになりながら、その視線を絡ませる

ほのかな照明に照らされた彼女の顔
濡れた瞳、赤く染まった頬、そしてわずかに開いた唇
その姿は淫靡でありながらも、美しさが際立っていた

『…すごく…おっきい』

囁くように言いながら、彼女の細い指が私の熱く反り返った自身を優しく包み込む

「…っ…」

じんわりと指先が動き、その滑らかな感触に思わず息を飲む
彼女はゆっくりと顔を近づけ、唇をそっと先端に触れさせた

ちゅ…

『…ん…』

唇を軽く吸い、舌先でそっと舐め上げる
その動きは初めはゆっくりで、優しさと好奇心が入り混じっていた

ぺろ…ちゅぷ…

「…は…ゅ…優香さん…」

『…可愛い…こんなに…大きくて…』

再び舌を這わせながら、彼女の手は優しく根元を包み、指がやんわりと絡みつく

れろ…ぬちゅ…

彼女の吐息が先端にかかり、その温かさと湿り気がたまらなく心地よい

『…ん…もっと…舐めて…いい?』

「もちろん…」

彼女はゆっくりと口を開き、そのまま私の先端を唇で覆い、じゅる…と音を立てながら含み込んだ

『ん…ん…』

頬がわずかに膨らみ、彼女の頬張る姿がなんとも愛おしい

「綺麗……」

彼女はその言葉に照れたように目を伏せながらも、口内で舌を優しく動かし始める

じゅぷ…ちゅぷ…ぴちゃ…

唾液が混ざり合い、唇の端から透明な糸が垂れる
その光景があまりに淫靡で、たまらなく愛おしい

『…ん…はむ…ん…』

彼女の手はしっかりと根元を支え、上下に優しくしごきながら、口内で舌を絡ませる

ぺろ…ぬちゅ…じゅぷ…

時折、視線がこちらをうかがい、潤んだ瞳が射抜くように見つめてくる

「すごく…上手だよ…」

『…美味しい…』

その言葉に思わず身体が震えた
甘く囁くように、そして再び口内で吸い上げる

じゅる…じゅぽ…じゅぽ…

彼女は徐々にその動きを深め、唇の奥までゆっくりと飲み込んでいく

「…く…」

喉奥で窮屈そうにしながらも、彼女は無理せず、優しく吸い上げる

『…ん…ちゅ…んん…』

ぴちゃ…じゅる…

舌先が敏感な先端をなぞり、そのたびに身体が小さく震える

『…もっと…して…?』

彼女は一度唇を離し、手で優しくしごきながら、唾液で濡れた舌を這わせ続ける

ぺろ…れろ…じゅぷ…

「す…すごくいい…」

『ふふ…嬉しい…』

再び口に含み、今度は少し強めに吸い上げながら、リズミカルに動き始める

じゅぽ…じゅぽ…ちゅぷ…

その温かさとぬめりが絶え間なく刺激を与え、思わず腰がわずかに揺れる

彼女の口内で熱が限界に近づいていく
彼女の潤んだ瞳、頬張る唇、そして舌先が私の敏感な先端をくすぐり、甘く吸い上げる感触に、全身が震える

じゅぷ…じゅぽ…ぴちゃ…

『ん…美味しい…祐一さん…可愛い…』

その囁きに、理性がかき消されそうになる

「…く…もう…だめだ…!」

次の瞬間、衝動に突き動かされ、私は彼女の肩を掴み、ベッドに押し倒していた

『きゃっ…!』

驚いたように目を見開く彼女
しかし、すぐにその瞳は期待に潤み、唇は僅かに開かれる

「…もう…我慢…できない…」

彼女の唾液で濡れた自身は、硬く反り返り、我慢を嘲笑うかのように脈打っている

『…あん…嬉しい…こんなに…』

そんな彼女の言葉も聞き流し、私は彼女の脚を掴んで大きく開かせる
その間から溢れる熱が、彼女の期待を物語っていた

「…入れるよ…」

『…うん…来て……』

ゆっくりと彼女に腰を寄せ、その濡れた先端を彼女の入り口に押し当てた

ぬちゅ…ぬる…

唾液で潤滑された自身は、何の抵抗もなく彼女の中へと沈み込んでいく

『…ん…あ…!』

彼女は甘く声を漏らし、背中が小さく反り返る

「優香さんの…中…熱い…」

『祐一さんのが…熱いの…ん…奥まで…感じる…』

ぐちゅ…じゅぷ…

腰を押し進めるたびに、湿った音が耳に響き、彼女の中は私をしっかりと包み込んでいる

「気持ちいい…優香さんの…おまんこ」

『…ん…祐一さんも…私で…気持ちよく…なって…』

その言葉に背中を突き動かされ、腰をゆっくりと引き、そして再び深く押し込む

ぬぷ…じゅぷ…

『は…ん…すごい…』

彼女の声が甘く震え、潤んだ瞳がこちらを見つめる

「もっと…優香さんの中で…感じたい…」

『…嬉しい…ん…もっと…』

互いの熱が絡み合い、動きは次第に速さを増していく
彼女の柔らかい太ももが腰に絡みつき、さらに奥へと引き寄せられる

ぱん…ぱん…

『…はぁ…ん…だめ…気持ち良すぎて…』

「優香さんの感じている顔…可愛すぎるから…止まらない…」

彼女の胸を愛撫し、唇を重ねる
舌が絡み合い、互いの吐息が混ざり合う

『…ん…んん…ん…!』

彼女の中はさらに熱を帯び、しっかりと私を締め付けてくる

「すごい…たまらない…」

『…だって…祐一さんが…ん…大好きだから…』

その言葉に一層の衝動が沸き上がり、動きはさらに激しさを増していく

ぱん…ぱん…ぱん…

互いの身体がぶつかり合い、ベッドがわずかに軋む音

『…あ…あ…もっと…』

「優香さんも…もっと…」

彼女の声も熱も高まり、汗ばむ肌がぬめりながら触れ合う感触がたまらない

『…はぁ…ん…あ…だめ…』

「まだ…もっと…中を感じたい…」

彼女の中は絶え間なく私を求め、その奥で熱が絡みつく

ぬぷ…じゅぷ…ぬちゅ…

『…あ…だめ…ん…もう…』

「僕も…」

腰を深く押し込んだまま、しっかりと彼女を抱きしめた
彼女は私の背中にしがみつき、甘い声を上げながら体を震わせる

『…はぁ…ん……』

「…本当に…最高だ…」

密着したまま、互いの吐息が絡み合い、再び熱が高まっていく

彼女の柔らかな肌が、汗でしっとりと滑り、胸の鼓動が重なり合う
その胸元に顔を埋めると、ほんのりとした香りが鼻腔をくすぐり、さらに欲望が煽られた

腰をわずかに引き、再びゆっくりと押し入れる
熱い肉壁が私を締め付け、彼女の声が耐えきれず漏れた

『…あ…あぁ…だめ…そんなに…』

「まだ…終わりたくない…」

彼女の髪をかき上げ、額に優しく口づける
その仕草に彼女は微笑み、潤んだ瞳で見つめ返してきた

『…うれしい…もっと…欲しいっ…』

ゆっくりとした動きから次第に強く、深く
彼女の腰を抱え、再び奥まで貫くたびに、彼女の声は甘く震える

『…あぁん…もう…だめ…また…』

「まだ…感じて…」

快感の波が二人を飲み込み、彼女の内側が強く私を締めつけた
限界が近づく

「…うぅ…もぅ…いくっ」

『…いい…きて…』

腰を強く押し込み、彼女の中で爆発する熱
同時に彼女も体を震わせ、声を詰まらせた

『…あっ…ん…』

しばらくそのまま抱き合い、余韻に浸る
彼女の温もり、鼓動、甘い吐息
ゆっくりと彼女の頬に口づけると、彼女は微笑みながら私の胸に頬を寄せた

『…幸せ…』

「僕も…本当に…」

そんな甘い余韻に浸りながら、私はふと思う

“秘密基地”という言葉で誘いをかけたはずだった
けれど今、この瞬間、気づかされる
私にとっての“大人の秘密基地”は、優香さんの中だったのだ

彼女の優しさ、柔らかさ、そしてその深い温もり
他の何にも代え難い、安心と興奮が同居する場所

思わず笑みが漏れ、彼女の頬に触れる

「優香さんの秘密基地…締め付けがすごかった」

『やだ!恥ずかしいから、そんなこと言わないで』

顔を赤らめ、優しく私の肩を叩く彼女
私は彼女の手を取り、その指に軽くキスした

「でも…また、招待してくれる?」

『考えておきます』
そう言いながらも、彼女の瞳には甘く、そしてどこかイタズラっぽい光が宿っていた

まだあったんだ
彼女の新たな顔を見て、そう思った
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