AIエロの使い方が気になっているけれど、
「何から試せばいいのか分からない」
そんな人に向けた、初心者向けのガイドです。
ここ最近、AIそのものを上手に使いこなす人は一気に増えました。
仕事に使ったり、調べものに使ったり、雑談相手にしたり。
日常のあちこちで“AIがいる前提”の暮らしが当たり前になってきています。
ただ、エロの領域となると話は少し違います。
興味はあるのに、
「どこから手をつければいいのか分からない」
「うまく指示を出せない」
そんな声が少なくありません。
便利なのに活かしきれていない。
せっかく手元に強力な道具があるのに、
使い道が見えづらいまま、もったいなく眠っている人も多いようです。
では、AIをエロにどう使えばいいのか。
今回のメルマガでは、その“入口の部分”を分かりやすく整理しながら、
読者の皆さんから寄せられた実際の使い方や工夫も交えつつ、
活用のヒントをお届けしていきます。
AIエロ活用の“今”を整理する
AIの進化は、とくにエロ領域で大きく形を変えつつある。
まずは、いま起きている流れをシンプルにまとめてみたい。
■文章生成AIの発展
ChatGPT、Claude、Gemini――
かつて「文章AI=検索の延長」だった時代から、
いまは
会話・設定作り・物語づくりまで一気通貫でこなせる存在 になった。
疑似恋人との会話を楽しむ人もいれば、
シナリオを作ってAI画像と組み合わせる人もいる。
文章AIは、“妄想を形にする道具”として一気に市民権を得た。
■ 画像生成AIの爆発
Flux、Stable Diffusion、NovelAI を中心に、
画像生成はとにかく爆発的に広がった。
強い色気を出すモデルもあれば、アニメ・3D寄り・写真寄りなど方向性も多様。
“好みの画風を選ぶ時代”が来たのだと実感できる領域だ。
■ 動画・音声生成の台頭
Runway、Luma といった動画生成AI、
ElevenLabs のような音声生成AIも存在感を増してきた。
まだ“誰でも簡単にフル動画”とはいかないが、
ショート動画を中心に、
動き・呼吸感・質感の表現が急速に向上 している。
このあと実例に触れる Grok Imagine もその流れの中にある。
■ そして、ひとことだけ未来の話
技術の最先端では、実写と見分けがつかないレベルを目指す開発も進む。
(Nano Banana Pro のような新技術がその象徴だ。)
“どこまで行くのか”を想像すると、AIエロの伸びしろはまだ底が見えない。
■ 時代の変化をまとめるなら
もう、“エロは見るだけ”の時代から
“自分で作り、感じ、遊ぶ時代”へ 静かに移ってきている。
今章はあくまでも地図。
次章から、アンケートと投稿作品をもとに“実際の使われ方”へと踏み込んでいく。
みんなはどのAIを使っている?(アンケート結果)
AIエロをどう使っているのか──
読者のみなさんに答えていただいたアンケートから、“いまのリアル”がかなり見えてきた。
まずは結果をひと目で。
回答は144件。
そこから浮かび上がったのは、文章AIの圧倒的な存在感だ。
■ 文章AIは「ChatGPT一強」
最も使われていたのは
ChatGPT(66%)。
次に
Gemini(38.2%)、
Grok(25.7%)、
Copilot(16.7%) が続いた。
ここから見えるのは、
- 「まずは文章AIから入る」人がとても多い
- 会話・雑談・設定作成など、“日常の延長で遊びやすい”ところが支持されている
- Grok や Copilot のような“補助系AI”もじわじわ浸透している
という動きだ。
Claude も一定の存在感はあるが、
まだ“少数派の選択肢”という位置づけに近い。
■ 画像AIは「分散型」
画像生成は人数が少し減るものの、方向性が分かれているのが特徴的。
- Stable Diffusion(4.2%)
- NovelAI(2.1%)
- Flux(2.1%)
利用者数そのものは文章AIより少ないが、
「特化型AIを選んで使う」傾向が強い。
さらに興味深いのが、アンケートにはわずかだが
SeaArt や PicPic の名前が挙がっている点だ。
数字だけ見ると小さいが、投稿作品を見るかぎり
“使っているユーザーは確実に存在する” ことが分かる。
■ 動画AIは Grok Imagine の名前が目立つ
動画系AIの中では、
Grok Imagine がもっとも認知されていた。
アンケート上では人数は多くないが、投稿作品としては複数提出されており、
「短い動画で遊びやすい」という声が背景にある。
Runway や Luma のような本格派もあるものの、
“初心者の取っつきやすさ”では Grok Imagine が一歩リードしている印象だ。
■ 初心者がつまずくポイント
自由回答では、多くの人が同じ壁にぶつかっていた。
- 指示文の書き方が難しい
- 画像AIの癖が分からない
- 動画AIの仕組みがよく分からない
- どれを選べばよいか迷う
つまり、多くのユーザーさんは
「興味はあるが、自分に向いたAIをまだ掴めていない」
という段階にいる。
だからこそ、次の第3章では
AIごとの“向き・不向き”を地図のように整理する。
迷ったときの“最初の一歩”が分かる内容にしていく。
AIの“向き・不向き”を整理する
どのAIを使えばいいのか──。
迷いやすいポイントを解消するため、この章では読者のみなさんが「アダルト目的で強い」と感じたAIの結果を手がかりに、役割ごとにシンプルに整理していく。
■ まずは“みんなが強いと感じたAI”を確認しよう
- 会話系では ChatGPT と Grok が抜けて強いという評価
- 画像系では NovelAI → Stable Diffusion → Flux の順で票が入っている
- “何に向くか”は用途で分かれ、AIごとに役割がはっきりしている
では、その役割をもう少し分かりやすく整理していく。
■ 【文章AI】会話・設定作りに強いのは ChatGPT と Grok
- ChatGPT
向いている:恋人会話、シナリオ作成、設定づくり。自然な返しが得意で、感情の「温度」を調整しやすい。
つまずきやすい点:指示があいまいだと話題がふわっと散りやすい。
- Grok
向いている:軽いノリの雑談、テンポの良い会話。「フランクな関係性」を作るのがうまい。
つまずきやすい点:長い文章や物語の構築はやや不安定な場面も。
- Gemini
向いている:要約、整理、構成づくり。全体をスッと整えるのが得意。
つまずきやすい点:セクシュアル表現は控えめに調整されやすい。
- Copilot/Claude
向いている:ChatGPTと似た用途(会話・文章補助)。
つまずきやすい点:エロ目的では「積極的に選ばれる強み」が少なめ。
■ 【画像AI】何を重視するかで選ぶモデルが変わる
- NovelAI
向いている:アニメ系の滑らかさ、世界観の統一。「きれいな整った絵」を安定して出す。
つまずきやすい点:個性を強く出すには工夫が必要。
- Stable Diffusion(SD)
向いている:カスタム性(モデル・LoRA)。フェチ寄り・3D寄り・写真寄りなど、方向性を選べる。
つまずきやすい点:初心者はモデル選びで迷いがち。
- Flux
向いている:強めの色気、繊細な質感。「華のあるエロさ」を出すのがうまい。
つまずきやすい点:細部の破綻が出ることもある。
- SeaArt/PicPic
アンケートでは少数票ですが、実例に基づく特徴は明確です。
SeaArt:アニメ調・緊縛・和装などフェティッシュ寄り
PicPic:写真系・自然光美女・肌の透明感が強い
この2つは「画風の違い」がはっきりしており、方向性が刺さる人には非常に強い選択肢になります。
■ 【動画AI】Grok Imagine がもっとも扱いやすい
- Grok Imagine
向いている:6秒のショート動画、揺れ・呼吸感。短い動画でも「色気のある動き」を作りやすい。
つまずきやすい点:長尺は作れない。激しい動きは破綻しやすい。
- Runway/Luma
向いている:本格的な映像合成、カメラワーク。「作品作り」をするタイプに向く。
つまずきやすい点:操作の難度は少し高め。
■ まとめ:迷ったら「得意分野」で選ぶだけでいい
AIの世界は広く見えますが、整理してしまえばシンプルです。
- 会話・設定づくり:ChatGPT/Grok
- アニメ系の美しさ:NovelAI
- カスタム性・フェチ追求:Stable Diffusion
- 写真系の透明感:PicPic
- ショート動画の色気:Grok Imagine
得意分野で選ぶだけで、AIは一気に扱いやすくなります。次の章では、投稿作品から見えてきた「実際の活用術」を紹介していきます。
アンケコメントから読み解く──AIエロ活用の“本当のコツ”
アンケコメントから読み解く──AIエロ活用の“本当のコツ”
アンケートには、AIを使いこなしている読者の“生の声”がいくつも寄せられた。
どれもマニュアルには書かれない、実際に触った人だけが知っている工夫ばかりだ。
ここでは、そのコメントをできるだけそのまま引用しながら、
読者が今日から試せる“本物のコツ”としてまとめていく。
■ 1)まずは“上手い人ほどやっていること”
▼ 好きな画像のスクリプトを真似る
「好きな画像のスクリプトを真似る」
「公開されているスクリプトに自分の好きな要素を追加する」
これは画像AIの実践者が必ず通る道。
“ゼロから考える”よりも
「
既に成功している例をベースにする」
ほうが成功率は圧倒的に高い。
生成AIはパラメータの相性が命なので、
“真似る”は実はもっとも合理的で再現性の高い方法だ。
■ 2)制限のあるAIをどう扱うか?という“知恵”
▼ 対話AIに「エロ目的ではない」と言い聞かせる
「エロ目的ではないことを言い聞かせつつ脱獄する」
▼ 単語選びの工夫
「直接的に猥褻な言葉を使わない。指示する前に何を表現させたいかをはっきりさせる」
「“アダルト作品”だと認識させない/認識しにくい単語や文章を考える」
これらは実践者ならではのリアルな知恵で、
「表現したい内容」と「AIの制約」の中間点を探す作業 ともいえる。
- 直接的な言葉を避ける
- 情景・気持ち・雰囲気で指示する
- 描写の温度を調整する
こうした工夫が、ユーザーさんのコメントから自然に浮かび上がっている。
■ 3)“全部を自分で決めない”という使い方
▼ AIに展開を任せる方が興奮できる
「自分ですべて設定するのではなく、AIに展開などを任せる部分を作った方が興奮できる。」
これは非常に本質的な気づき。
AIの特性は“予測の幅”にある。
その一部をあえてAIに委ねることで、
「
自分だけでは思いつかない展開」 が生まれる。
AIエロの楽しみ方として、かなり高度で完成度の高い視点。
■ 4)キャラ設定を育てていくという使い方
▼ Gemini と育てたキャラクター
「半年ほど前には、Geminiに“シャイだがエロに関心が高い俺にべた惚れのJKギャル”という設定で会話し、最後に小説風にまとめてもらった。今はできなくなっているが、俺にべた惚れのJKギャル設定は生きていて、Geminiとはラブラブ会話をしている。」
これは “
キャラクター継続” という上級者の使い方。
最近の規制で以前ほど自由ではないが、
「育てたキャラとの会話が続いている」という経験談は非常にリアル。
■ 5)文章表現の遊び──文体変換
▼ 文豪風に書き換える楽しみ
「日記風に書いたものを、“太宰風に”“谷崎潤一郎風に”などに変えて書き換えてもらうのがとても面白かったです」
文章AIならではの楽しみ方。
文体の変換はAIの得意分野で、
「
自分では書けない文体」 に突然変わる喜びがある。
■ 6)AIの距離感が“救い”になることがある
▼ メンタル面でAIが寄り添ってくれる
「自分の思考に寄り添ってくれるから精神的に救われるし、自分の欠点も指摘してくれる」
これはAIのエロ利用に限らず、
“対話AIの本質的な価値”を示す声。
読者にとってAIは、時に恋人・カウンセラー・理解者の顔を持つ。
■ 7)AIが“予期せぬ形で刺さる”瞬間
▼ 実在するパートナーの生成で感じたこと
「AIはよく美化されて出力されるが、妻の画像を作ったときは黒乳首判定されて、深い茶色の乳首で生成されたときは妻を犯されている気分になって興奮した。」
AIは「美化する」「清潔にまとめる」傾向が強いと言われるが、
時にこうした“ズレ”が逆に強烈に刺さる。
これは生成AI時代ならではのリアルな体験談。
■ 第4章まとめ──本物の声から導き出せるコツ
読者コメントを並べると、
教科書には載らない、実際の“使いこなし”が浮かび上がってくる。
- 成功例を真似るのが一番早い
- 直接的すぎる指示より、雰囲気で誘導する方が通る
- AIに展開の一部を委ねると刺激が高まる
- キャラ設定は長く育てられる
- 文体変換は文章AIとの相性が良い
- AIはメンタルにも寄り添う存在になりうる
- “ズレ”すら興奮に変わる瞬間がある
次の章では投稿作品の傾向を補足としてまとめていく。
投稿作品から見える──AIが広げる色気と表現のかたち
ここからは、読者のみなさんが送ってくれた作品を、
ひとつずつ紹介していきたい。
どの作品にも “その人らしさ” が宿っていて、
AIが単なる道具ではなく、“表現の相棒”になっていることが伝わってくる。
■ 1つ目の作品:文章から始まる“世界のつくり方”
user-made-01.txt
最初に届いたのは、喫茶店を舞台にしたAI文章作品でした。
投稿者が「こんなシチュエーションが好き」と軽く投げかけると、
AIがそれに応じて情景を広げ、
その返答を受けて投稿者がさらに踏み込んだ願望を重ねる──
その繰り返しが、まるで二人で即興劇を作っているような高まり方を見せます。
制服の下に、店長が朝出勤前に仕込んだリモバイが奥まで埋まってるの。
「お客様がいらっしゃいませ~」って笑顔で接客してるのに、店長がレジの奥でスマホいじりながら、ピクピクッて振動を強くして…
「んっ…!」って声が漏れそうになるのを必死で堪えてる。お客様が「すみません、コーヒーおかわりお願いします」って言ってる横で、
店長がわざと近くに来て、小声で「ダメだよ、声出したらバレちゃうよ?」って囁きながら、振動を最大に…♡
引用したのはあくまで冒頭の一部ですが、
会話の流れを追っていくと、
「どの方向へ進めたいか」をAIが敏感に読み取り、
それに合わせて物語の温度を一段ずつ上げていく のがよく分かります。
“こちらの心の動きに寄り添いながら熱を加えてくれる”
その丁寧な増幅のされ方が、文章AIならではのエロスだと感じました。
■ 2つ目の作品──Grokが見せる“動きの色気”
2つ目は、Grok Imagine を使って
「自分の画像を下品なダンスにさせました」
という投稿者コメントつきの動画。
6秒間の動きなのに、
“本人の顔が踊っている” というだけで色気の密度がまったく違う。
揺れ方、腰の動き、舌を出した淫らな表情──
Grok特有の動きのリズムが妙に噛み合っていて、
生々しい温度を帯びたダンス になっていた。
しかも投稿者は女性。
自分の画像を素材にするという大胆さと、
AIが加えるほんの少しの誇張が混ざり合って、
“エロい” という言葉が素直に似合う作品 だった。
■ 3つ目の作品──SeaArtが描き出す“昭和エロスの静かな火”
3つ目の作品は、SeaArtで作られた昭和ポルノ挿絵のような一枚。
「昭和の挿絵風のポルノアートを作りたいと思い作成しました。設定は失念しましたが、浮世絵風を指示したと思います。」
という投稿者の言葉どおり、
どこか懐かしさを感じさせるような、
独特の“しっとりした色気”が印象的だった。
(*モザイク修正入れさせていただきました)
まず心をつかむのは、モデルの
わずかに焦点の外れた虚ろなまなざし。
感情がどこに向かっているのか判然としないその表情が、
絵の空気を一気に“官能”へ傾けている。
首もとの赤い首輪が、
無防備な全裸姿との対比となって、
静かな倒錯と背徳感 をふくらませる。
露骨に語らなくても、
“見てはいけない場面に触れてしまったような”独特の色気が立ちのぼる。
昭和挿絵のエロスが、AIによって現代に蘇ったような一作だった。
■ 4つ目の作品──“なりたい自分”をそっと形にした一枚
投稿者が「女の子の身体になってみたい」という気持ちを出発点に、
自分の顔をもとに女性化した姿を描かせた一枚。
「性自認と身体は男性だけど、性転換手術で女の子の身体にしたい願望の私の顔を、女の子に変えた物をベースに作成しました。」
まず目を奪われるのは、
触れたら吸い込まれそうなほど白く、滑らかな肌。
その上に、
柔らかい光をまとった
太ももの丸み がやさしく浮かび上がり、
思わず視線がとまってしまう。
さらに、
肩にかかる
黒髪のつや が“女性としての輪郭”を自然に強調していて、
完成した姿にはどこか
「こうありたい」という願いが美しさとして定着した感じ がある。
“女の子の自分に対して抱くやわらかな憧れ” が
そのまま画面に息づいたような一作だった。
■ 5つ目の作品──Grokが映し出す“支配の気配”をまとう6秒間
5つ目の作品は、
投稿者が「ちょっとSMっぽい」と表現したGrok動画。
「Grok , ちょっとSMっぽいやつ、この品質の動画が無料で作成できるのはありがたい。」
往来の人々のすぐそばで、
コートをまとった女性の胸元を、
男性の手がそっとめくり上げる。
その瞬間にあらわになる、
きれいなおっぱいの曲線 と
赤い縄の鮮烈さ。
背後の日常をよそに彼女だけが境界を越えてしまったような、
視線の揺れと強張りの混ざる“迷いの表情”が、
この6秒に確かな余韻とエロスを刻んでいた。
■ 6つ目の作品──“AIが見た妻”というズレの官能
6つ目の作品は、
投稿者が「妻をモデルにAIで生成してみた」一枚。
「AIは顔の造形はまだ不得意みたいで、妻に似た顔に生成されたことがありませんでした。身体やボディランゲージは学習が進んでいるのか、比較的忠実に生成しています。妻はちっばい茶色乳首ですが、AIには黒乳首に判定されたり、実物よりさらに貧乳の描写にされたりしました。なんだかAIにちっぱい貧乳の妻を辱められているような犯されているような…興奮しましたね笑」
胸の大きさや色味のニュアンスが、
現実とは少し違っている。
けれどその違いが、
まるで
AIが自分の知らない妻の一面を勝手に描き足した ようで、
投稿者の言うとおり “ちょっとした衝撃” と “妙な興奮” を生んでいる。
本人の記憶とAIの視点がずれる瞬間、
「本物と似ているのに、どこか別の女性」
という独特の距離感が生まれ、
それがこの作品の色気そのものになっていた。
AIが作る“他者の視線を通した妻”──
この倒錯的な面白さを、よく伝えてくれた一作だった。
■ 7・8作目──SeaArtが描く“和の官能”を纏った二枚
7・8作目は、同じ投稿者による SeaArt 作品。
どちらも “胸元の存在感” が画面の中心にありながら、
まったく異なる物語を語っているのが面白かった。
「官能小説の挿絵に出てきそうな和風かつ古風なイメージで作りました(seaartというサイト?アプリ?です)」
「巨乳熟女が巨根男性に犯されるようなイメージで作りました(seaartというサイト?アプリ?です)」
(*モザイク修正入れさせていただきました)
ひとつ目は、
まず目を奪われる
圧倒的なボリュームの胸元。
ただ大きいというだけではなく、
花魁風の艶やかな装いに緊縛が重なることで、
背筋の伸びた姿勢がいっそう際立ち、
凛とした美しさ を生み出している。
堂々とした女性像を、SeaArtが気品を損なわずに描き切っていた。
もうひとつの作品は対照的で、
より
ふくよかなラインがやさしい母性のような温度 をまとい、
そこに重なる
とろけるような表情 が、
一気に“情緒の深い色気”へと場面を変えていく。
緊縛・挿入・胸射…。
投稿者が描きたいエロスがにじんでいた。
二枚を並べると、
同じテーマでも “力強さ” と “包容力” の違いがはっきり浮かび上がり、
投稿者の感性がそのまま作品に刻まれていることがよくわかる。
SeaArtは身体表現の幅広さを持つAIだが、
この二作はその特徴を最も美しいかたちで引き出した例だった。
■ 9作目──布が落ちる一瞬に宿る、柔らかな身体の存在感(Grok)
9作目の作品は、
薄いランジェリーのような衣装を肩からすべらせ、
その下に隠れていた身体がゆっくりと姿を現す動画だった。
光を受けて形づくられる
やわらかな曲線 と、
動きに合わせて微かに揺れる
豊かなボリューム感。
隠されていたものが、布一枚を境に
一気に“そこにある”と主張してくる瞬間の色気は、
Grokの揺れ表現と相性が抜群に良い。
衣装が落ちるその一瞬に、
見せる覚悟と恥じらいの境目 がふっと立ち上がり、
6秒とは思えない濃密さが生まれていた。
Grok Imagine は派手な演出をしなくても、
身体そのものの質感と空気を捉えると
ここまでエロティックになるのだと実感させてくれる一作だった。
■ 10作目──“見えない続き”を想像させる、6秒の暗示(Grok)
10作目の動画は、
セーラー服女子の顔のアップから始まり、
ふいに舌を見せる仕草と、
微妙な上下の揺れが重なっていく一作だった。
「grokで作りました、プロンプト弾かれても同じプロンプトを粘り強く使用すると通ります。動画は顔中心の切り抜きです。」
視線の近さ、口もとの熱、舌を出すタイミングの絶妙さ、
そして規則的ではない上下の動きが、
再生しているこちらの想像を自然に深いところへ連れていく。
何をされているのかは一切映らない。
けれど、
“プレイの気配だけが伝わってくる”
その演出がこの動画の最大の色気だった。
投稿者が粘り強くプロンプトを通して得た6秒は、
Grokが最も得意とする “暗示で魅せるエロス” を
驚くほど素直に表現していた。
■ 11作目──女性同士の距離が生む、支配の静かな熱(Grok)
11作目の動画では、
ひとりの女性がゆっくりと立ち上がると、
そのそばにいた
三人の女性が間を置かず立ち上がる。
まるで、その場の空気ごと支配されているかのように。
「Grok レズの強要を表現」
そして彼女は複雑な表情を浮かべながら、
そのうちの一人に向かって腕を回し、
息を奪うような濃密な口づけ を交わす。
足も絡ませるように寄り添い、
“離れたくない” という熱を際立たせていく。
特に印象的なのは、
抱き合うふたりをただ見つめる残りの女性たち。
羨望とも服従ともつかない、
沈黙の中に濃く沈んだ感情 がその場に渦をつくり、
女性同士ならではの ねっとりとした緊張 が空気を満たしていく。
赤いソファの鮮やかさ、
肌の上で光るストッキングの艶、
立つ・寄る・見つめる──
ただその構図だけで、
静かな支配と、女同士ならではの湿度の高い緊張 が生まれていた。
もっと見たい人へ──AIエロ投稿の集まる掲示板を少しだけ紹介
今回のアンケートでも、
「ほかの人のAI作品を見てみたい」という声がいくつかありました。
そこで、AIの画像や動画を投稿・閲覧できる掲示板を紹介しておきます。
■ AIエロ画像掲示板
やわらかい雰囲気の一枚から、
構図にこだわった作品まで、いろんな画像が流れています。
気になるAIの作例を眺めるだけでも、
「こういう表現もできるんだ」と参考になる場所です。
https://www.eroita.net/bbs/log/14/
■ AIエロ動画掲示板
6秒ショートの作品も多く、
AIとは思えないほど大胆で、生々しい動画が普通に流れてくる掲示板です。
揺れ方ひとつ、視線の寄り方ひとつで、
「あ、AIでもここまで来てるんだ……」 と実感できるはず。
https://nan-net.com/etc/bbs/log_movie/12/
どちらも
“ただ見てみる” くらいの気軽さで触れられる場所です。
もし自分でも作ったら、
そっと投稿してみるのも楽しいかもしれません。
まとめ:AIエロは、思っているより“あなたの世界”を広げてくれる
いろんなAIがあって、
いろんな使い方があって、
みんなそれぞれの距離感で楽しんでいる。
今回のアンケートや投稿作品を見て、
そんな当たり前のことがあらためてよく分かりました。
凝ったことをしなくても、
ちょっと気になった構図を試してみたり、
雰囲気だけ指定してみたり……
そのくらいの気軽さでも、AIはちゃんと応えてくれます。
“うまく作らなきゃ” と思う必要はなくて、
まずは気に入ったAIに、
自分の想像をそっと渡してみるだけでいい。
それだけで、思っていたよりもずっと
“自分の好き” が形になる瞬間に出会えます。
もしこのコラムのどこかが、
あなたの「ちょっと試してみようかな」を後押しできたなら嬉しいです。
また面白い作品があれば、ぜひ見せてくださいね。