それから他愛ない話をするうち
緊張がほぐれていきました。
先生の声は低くも柔らかで安心できました。
マッサージはうつ伏せの状態で足先
脚の付け根からお尻にまで至り
紙ブラのマジックテープを外す旨を伝えられると
背中、肩、腕と
大きな男性の手に揉みほぐされていきますが
妄想していた様な卑猥なタッチはそこに無く
しっかりとした圧が加わる心地良さに夢中になっていました。
先生の手が丁寧に
私の身体を滑べり
私の手のひらに重なった時
何故だか愛おしくて
ギュッと握りたくなるほどに
心も揉みほぐされているのでした。
背面が終わり
両側面を向いたマッサージへ移行すると告げられました。
紙ブラが外れた胸元を腕で覆い
体勢を変えようとしたところ
先生はさり気なくタオルをかけてくださいましたが
紳士的対応と丁寧な施しを受けたことで
恋をした時のような感覚に私は陥りました。
男性から好意を寄せられたとしても
ときめくことが無く疲弊した私が
身も心もほぐされ癒やされて
女の自分をアピールしたくなっていました。
側面を向いた時にできた谷間さえも
実は先生に見てもらいたいと思っていました。
少し肉付きのよいムッチリとした私の身体に
もっと触れていてほしい。見られたい。
側面が終わると
仰向けでのマッサージに移行すると告げられました。
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