マッサージで感じちゃった体験談

はじめまして。マッサージの事は判りませんが、恐らく緊縛の世界と似ている部分があるかと思います。

緊縛の世界も「緊縛のみで始まる男女関係」が多くあります。飽くまでも、性的接触ではなく緊縛の耽美的世界を共有する事を目的や条件にして関係が始まるのですが、男女の密室の行為ですので発展する事も稀にあります。

緊縛の時は着衣といってもブラジャーは外しますし、ミニ着物のような半裸に近い格好ですが、緊縛する側は極力相手の性感部には触れないように縄をかけていきます。

しかし、関係が続くと、その気のある女性からは「あるサイン」を出される事があります。

緊縛は自由を奪う行為を前提にしている為、女性との信頼関係がありますから、なかなか縛り手側からアプローチがしにくい部分があります。女性にその気があると解っても「緊縛のみ」という形で始まった関係を自由を奪う側が一方的に崩す事は憚られるのです。

ビジネスとして行われるマッサージも同じように判っていても躊躇する部分は大きいと思います。

まず、緊縛のみの時は、なるべく目線を合わせないようにしているのに、ずっと此方を見つめながら縛られるようになったりしてきます。そして開脚しても股間部をガッチリとガードする面積が非常に大きな下着から少し開脚しただけでハミ出てしまうような挑発的な下着を着けたり、顔の前に身体が近付いた時に軽く肌に唇を這わせてきたりして「緊縛以外の接触を欲している事」を匂わせてくるのです。

こちらも縛った胸の位置を調整するフリをして多めに刺激したり、縄の強さが大丈夫か尋ねる時にわざと耳元で囁いて、軽く首筋に唇を這わせたりしながらムードを高めながら応えていきます。

正直、この「暗黙の了解の上での押し引き」が、男女の関係の中で最も楽しい時間のひとつだと思います。

マッサージの場合、下着は用意された物かもしれませんが、目は口以上に物を言います。
顔のすぐ近くに腕がある時に、軽く頬擦りするように動くだけでも意思は伝わります。

行為そのものでなく、素敵なアバンチュールの演出を楽しまれると良いですよ。

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