上司と中京地方のある小都市へ出張に行ったときのこと。ビジネスホテルにチェッ
クインしたが夕食には少し早い。
「マッサージでもしてから行くか」
と上司が言うので、フロントに依頼し、それぞれの部屋で待つことになった。私は
それまでもホテルや旅館でマッサージを受けたことは何度もあった。前にテレビで
○村けんが新米の女マッサージ師にエッチなことをしまくるコントを見て以来、い
つかそんなことがないだろうかと、いつも期待していた。
「キミ、下手だなあ。マッサージはこうやるんだよ」
志村けんはそう言って若くて綺麗な無名タレントからだを触っていた。触られたと
きの彼女の驚いたような反応で、お乳やお股を触るのが台本にないらしいことが想
像された。コントが何のオチも無く終わったのは、もしかしたら○村けんのエッチ
攻撃が暴走して放送に耐えなくなったのではないかとも思ったりした。私もああい
う風に……だが、若い女マッサージ師にあたったことは一度もなかった。
ところが、その日やってきたのは○田菜穂か○田真由かという美人。
しかも
「まだ不慣れなもので……」
と消え入りそうにはにかんでいる。本当に新米らしい。年を聞いたらまだ20歳ら
しい。マッサージをうけながら、スキをみすかしてアチコチ触ったが、彼女は最初
から舞い上がっていて、ガードするどころではない。それどころか小刻みにカラダ
を震わせている。
「緊張してるのか?」
「ハイ」
「もう少しリラックスしろよ」
「ハイ」
「私が逆にマッサージしてやろうか。そうすればリラックスできるよ」
「でもぉ……」
「いいから、いいから」
とうとうやりました。夢に見ていた○村けん攻撃。白いスラックスの腿をもみなが
ら、だんだんと揉む箇所を付け根に近づけて行く。彼女は体を硬直させている。
「くすぐったいの?」
「はい……あっ」
股間のふくらみを擽るように揉みまわす。
「あ、あ、あのぉ」
「わかった、わかった。大丈夫だよ」
彼女のあせりと混乱に乗って、白衣を脱がせ、スラックスを脱がせ……。桃色乳
首、桜色姫貝……。指と舌で……。最後は裸で抱き合ったが、バージンらしいの
で、スマタに全部放出した。(いいわけかな?余りにいい女なので、出てしまった
と言う方が正直か)意外なことに彼女はそのよごれの始末を手伝ってくれた。怒っ
ていない。
「ごめんね、彼氏に怒られるかな?」
「彼氏いません」
「でも、ごめんね。ずるいよね」
「あのぉ……練習してもいいですか?」
なんと、彼女が拙い舌できれいにしてくれたのだ。女性誌の記事で、そのくらいで
きなければ好きな男にも嫌われるようなことが書いてあったらしい。ありがたい。
ロビーで上司と落ち合ったとき、もしかしてあっちにもイイコが……と思って探り
を入れたが逆に超不機嫌。なんでも、マッチョマンにボキボキやられて体中が痛い
そうだ。
「そっちは?」
と聞かれ、とっさに
「よぼよぼのジジイでしたよ」
と答えておいた。亀頭はまだ残る舌の感触に疼いていた。