その日は疲れが溜まっていたので背中のマッサージを受けたいと昨晩から考えていた。
何度か通ったマッサージ店のなかで一番マッサージの上手なゆうちゃんを指名する。丁寧なマッサージと愛らしい顔のゆうちゃんは少し方言混ざりであどけなさが魅力的。そんなゆうちゃんにはこれまで何度もマッサージをお願いしている。
首元まで詰まった半袖の清楚な印象の制服から細くて白い二の腕には薄く血管が浮かんでいる。
すこし丸顔のゆうちゃんだが初めてマッサージをお願いした日のことだ。
荷物カゴを前屈みにしゃがんで僕の目の前で持ち上げた瞬間に、制服と細い首元のあいだにわずかに素晴らしい桃源郷が現れたことが忘れられずにいる。推定87センチほどの白いゆうちゃんの乳房が、長く深い谷間を作っていた。通常では胸ちらが拝めるはずのないような首元の詰まった制服からそれが見れた興奮と脳汁がゆうちゃんのもとへと足を運ぶ理由なのかもしれない。訪れるたびに胸ちらを期待してしまう下卑た自分がいる。
そんな俺のいやらしい欲望が伝わっているのかゆうちゃんの胸もとのガードは堅くなかなか桃源郷はお目にかかれない。
その日はいつもとは違うコースを頼んだ。それは座った状態で肩のマッサージを受けるものである。いつもであればすぐにうつ伏せにベッドに横になってしまうのでゆうちゃんの声だけが聞こえている状態だがリクライニングに座っている状態は初めてだった。そして僕の荷物カゴを座っている僕の足元へ丁寧に置いたときあの待ち望んでいた桃源郷が現れ、僕は生唾をのんだ。
少しその距離は離れていたがメガネを外す前なのでしっかりとゆうちゃんの真っ白なおぱいを見逃さず僕の記憶領域に、大切に納めた。
斜め横の角度から覗くゆうちゃんの胸のかたちは紺色のシンプルなブラジャーに下からゆっくりと包み込まれて、初めてみたときよりもその乳房のサイズが小さく感じたのは何度も何度もあの光景をリフレインするたびに僕の欲望と願望がゆうちゃんのカラダと混じり合った結果なのかもしれないと思った。