今から15、6年前のお話。
私は現役のラガーマン(今日の早稲田!!実に・・・。残念だった)であり
ました。
四六時中運動をしていたのでビジホマッサージはとは無用の生活でありまし
た。
無論、チームには専属のトレーナーがいたけど、お世話にはならなかった。
っうか・・・。痛み、疲れは寝れば回復していました。
ある日、上司(その当時は部長で後に常務になり退職された)に別室に呼ば
れた。
『〇〇君!!飲みたいんだが・・。』
はぁーーーっ!!そんなこと別室に呼ぶな!!紛らわしい!!
その後上司と飲みに行った。
上司の趣味っうのが『女』なのであり、マッサージに特に執着しているみた
いだった。
その時に色々と教わった。
①浴衣の下はフルチン!!
②会話を怠るな!!
③適度にタッチせよ!!
④ケチらずにダブルにせよ!!
⑤焦ってはいけない!!
⑥嬢のことを『おばさん』なんて言っちゃいけないよ!!
等々等・・・・・・。
上司は私に同じ匂いを感じたのかもしれませんね。
早速実行しました。
デビューは大阪。
会議→懇親会→二次会→ホテルに帰還→マッサージ依頼→風呂に入る→嬢を
待つ。(よく考えたらパターンがずっと一緒!)
コンコン!っとノックの音。(凄い緊張で心臓がバクバク!!)
50がらみの嬢が来た。
『どこが痛みます?』
『いゃ・・・・・。別に・・・。』
嬢は笑いながら『はーい!!あっち向きでよこになって!』
マッサージが始まりました。
『筋肉がカチカチだねーーっ!!お客さん何か運動してるの??』
『は、は、は、はい!!ボディビルを・・・。』(とほほ。緊張で何を言っ
てるんだか)
マッサージは気持ち良かったのだが・・・・。
『マッサージ嬢は誰でも・・・。出来ますよ。うはうは!』
っう先輩(上司)の言葉が頭にこびり付き・・・。気持ちに余裕が全く無か
った。
『お客さーん!!時間無くなったゃったから延長する??』
『は、は、は、はい!!宜しく!!おばちゃん!!』(オメーはバカか
よ??)
何を緊張していたんでしょうね・・・。自分自身がコントロール出来ない状
態でありました。
『お客さん、下着着けてないの??』
『オネーサンに食べて貰いたくってね!!』
『・・・・・・・????』
ありゃりゃ!またやってしまいました。
長ーーーい沈黙の後、ポンポンと腰を叩かれマッサージが終了!!
嬢は心なしか憤慨している様子でした。(当たりめーだよ!)
嬢のドアを閉める音が凄かった!!
あはは。デリカシーっうものが何も無かったのですね。
後日、先輩と飲みに出かけ事の詳細を話した。
『〇〇君!!道険しって奴だね。うはうは!!!!』
『授業料を払って上達するもんだよ。うはうは!!!』
散々であった。先輩4人に酒の肴にされた。
それから15年!私はいっぱしに後輩に語っている。
『マッサージはイイヨ!!楽しいね!!あははは。頑張りたまえ!!』
ってね。
こうして歴史は繰り返えされるのでありますね。