今まで2回ほど、書き込みをしました。最初のカキコでマッサおばさんにはまったいきさつを書いたのですが、その出会いは衝撃的であったため、忘れかけていたことなのですが、それに前後して起きた一つの出来事があります。
前にも書いたのですが、14年ほど前は大陸にあるお隣の○国との貿易の仕事をするために福岡を拠点にしていました。そして○国との貿易を行うため、数回ほど私も実際にあちらへ行き、向こうの商社と打ち合わせたり現場というか商品を見に行ったりをしていました。なんか商社と打ち合わせとかいうと「かっこいい」ですが、ほとんどやることはなく飯を食べるさせられるか、ものすごく度数の高い酒を飲まされて「カンペイ!」して酔って寝るの繰り返しでした。向こうでの拠点は○連のホテルの1室なのですが、漁場というか現場は今話題の国、北○鮮との国境の町、丹○というところで、○連から車で8時間ぐらいかかるところでした。そこに滞在したのは冬真っ盛りで滅茶苦茶寒かったのですが、国境に流れる「鴨○江」という川のほとりに立つ「鴨○江飯店」というホテルでした。やっぱりそこのホテルに居た1週間も鬼のように暇で、床ずれするぐらい寝る時間があったのですが、ふとしたある日の昼間、同行した日本人コーディネーターの氏が「ホテルの1階の床屋行ってみてよ!按摩頼んでみて。面白いから」と突然怪しげな笑顔で教えてくれました。早速、暇こいていた私はポケットにシワシワの外貨元を少しねじ込み、ホテル内の1階にある床屋を訪ねました。○国語で按摩のことを「アンモー」と言うらしく、店に入るなりそこの親方らしい男に「アンモー」と告げると、カーテンで仕切られた奥の部屋へ通されました。10畳ほどのその部屋は真ん中に細いベッドが置いてあるだけでした。しばらく何も言われず一人で立ちすくんで待っていると、親方(社長?)は出て行き、5分ほどするとなんとホテル1階の売店でみたことのある、いつも無愛想だった40歳ぐらいのおばさんがニコニコしながら入ってきました。カーテンの向こうの散髪スペースに客はだれもいません。ジェスチャーで服を脱げという感じの指示があったので、着ていたシャツとズボンだけを脱いでベッドに上向きに寝ました。私は寒さ対策のためももひき(ラクダ)を上下着ていました(汗)。横になった私にその売店のおばさんは毛布をかけてくれました。(え~この人が揉むのかな~?)と思っていると、なんとそのおばさんは毛布の中に手を入れて、私のお腹付近からマッサージを始めました。散髪の方から人の気配はありません。その頃、マッサージ慣れしていなかった私は、目をつぶって毛布の中でモゾモゾお腹中心に動く手の動きをだまって受けていましたが、(○国の按摩ってこうやるのかな~?)と少し不思議に思っていました。ちょうどそのホテルの隣が小学校で、その校庭で真冬の氷点下なのに、その校庭に据付られた卓球台(30台ぐらいある)で大勢の子供が卓球をやる音が聞こえていました。(あ~これじゃオリンピック勝てないなぁ~)などと思って目をつぶっていたのですが、あまりにもお腹ばっかり揉んでくるのと、いつの間にか少しずつ下にズレてきていることに気付き、(ん?なんだ?)(この国のやり方なのかなぁ~?それにしてもやばいぞ)と思いはじめていました。やばいと思う理由は2つあって、①勃ちそう②変な展開になるとどこのホテルにもウロウロしている公安局(コウアンチー)に捕まるを考えたからです。公安局は外国人に厳しいらしいと聞いていました。でも素直な私(ムスコは?)はすっかり完全勃○してしまい、恐る恐る薄目を開けておばさんの顔を見てみました。すると売店では見たこともないような素敵な笑顔を造りながら、指3本を擦るようなマネをしています。しばらく何の意味かわからなかったのですが、少し考えると(チップ次第よ!っていう意味かな?)とわかりました。まさか○国でこんなことしてくれる人がいるなんて・・・と驚きましたが、(○国人だって同じ人類だ!)と開き直り、お願いすることにしました。公安局のことはすごく気になりましたが、勇気をしぼって(何の?)脱いだズボンを持って来させて、ポケットから適当に1枚適当(外貨元100元)に札を取っておばさんに渡しました。後でわかったことなのですが、ものすごい額だったようです。おばさんお札を渡すといきなり服を脱ごうとするので、私はこれから何をされるのかわかりませんでしたが、「ストップ!ストップ!」と言い、おばさんを落ち着かせました。じゃあ・・・とばかりにおばさんは毛布をどけて口でしようとするので、私はそれもやり過ぎとばかりにアピールすると、片手で丸を作って上下して、手でいいからとアピールしました。なんかややこしいです(汗)。それからガラスの向こうから聞こえてくるピンポンの音を聞きながら、私はおばさんに手でしていただきました。ものすごいスリルを味わいました。部屋へ戻って教えてくれた氏にびっくりしたと告げ、こんなことしてくれようとしたと言うと、「チップ渡しすぎだよ~、俺なんかその30分の1だよ」と教えてくれました。私が渡したチップで冷蔵庫ぐらいは買えるそうです。ホテルに滞在中、暇でもう1回、「アンモー」へ行きましたが、その時はチップを削ったので、いつもの無愛想おばさんに戻っていました(汗)。でも、そこのホテルでの経験は貴重なことばかりでした。国境を見れたこと、北○鮮のテレビ放送を見れたこと、こんな地の果てにも当然ながらサービスがあったこと、そしてチップ次第でおばさんのサービス内容が天と地になることです。皆さんぜひ行ってみてください(滝汗)。