昨日『約束』を投稿した佳織です。その続きを書きたいと思います。
今度は短めに書こうとおもってるので、最後まで我慢して読んで下さい。
Tさんのマッサージがお尻に移りました。
ヒップアップするように下から上へとお尻を持ち上げて、一瞬左右に開くように放り出す。そして、同じ繰り返し。
Tさんの意図はお尻のマッサージかもしれませんが、される側にとってはもっと敏感な入り口がパクパクと開いたり閉じたりしてしまうのです。これは堪りません。
きっと開いた時には粘りっ気のある液体が糸を引いているでしょう。
それを想像してまた羞恥に身体が熱くなってしまうのです。
それをしばらく繰り返されると、余りの心地良さに声が洩れる回数が増えてきました。
すると、Tさんが耳元で「もっと気持ちよくしてあげようか?」って囁きました。
それを「イヤ」と言うだけの理性はもう既になく、Tさんなら最後の一線を越えないという約束だけは守ってくれると信じてました。即座にか細い声で「はい」と答えました。
軽がると、私の身体をひっくり返すと同時にこれもすばやく服を脱がしてしまいました。
止める間もなく、私は水色のパンツ一枚でベットに寝かされていました。
それは恥ずかしい事なのでしょうが、Tさんの目に晒されても不思議と恥ずかしさがピンと来ないのです。
まるでそれが始まりの合図のように、私の少し固くなった乳首に軽くキスをしたのです。
そして、そのまま唇が私の無防備な胸を這い回ります。
それはマッサージとは言えませんが、相変わらずTさんの指は今まで以上に私の身体をまさぐるのでした。
胸やお腹の側面を爪の背で撫でるように、乳首を摘んだりオッパイを揉んだり…。
ある時は強く、そしてある時はソフトに…。
すぐに、私はTさんの行為の虜になってしまいました。
そして、いよいよ私の核芯へと指が這って行きます。パンツの上から筋の方向にスゥ~っとひと撫で…。
そのとたん、私は電気に打たれたように「ビクッ」と身体を震わせていました。
その反応を楽しむようにツンツンと突ついたり、いろいろ指を代えていろんなタッチで触れたりするのです。
余りの気持ちよさに私はTさんの腕にしがみ付いてしまいました。
それが行為を止めさせるための動きでない事はTさんにも分かったようでした。
お尻の下に手を入れ、最後の砦である薄い布きれを脱がしてしまいました。
気が付くと、私も腰を浮かして協力をしていたのです。
Tさんの指が股を割って侵入して来ると、私の想像どおり、そこはこれ以上にないぐらい濡れているのが分かります。
Tさんも意識しているのか、「ピチャピチャ」とわざと音をさして触るのです。
それが私の耳に届くって事は当然Tさんにも聞こえているのでしょう。
「ピチャピチャ」っと…、そのリズムに応じるように強烈な快感が私を襲います。
指の愛撫はこのまま続き、気が付いた時にはTさんの舌がクリトリスを突ついていたり、1本だと思ってた指が2本になり3本になって割れ目に押し入っていたりするのです。
小さな葉っぱが大きな波に翻弄されるように、私の意識も快感の渦へと引き込まれているのでした。
何回も小さなアクメを経験しながら、とうとう大きな波に呑み込まれてしまいました。
「あああ~~~あ~~~…」とうとう他人の手によってイカされてしまったのです。
これは彼氏も出来なかった事だったので、自分自身が一番びっくりしてしまいました。
荒い息の中からTさんを見上げると、一瞬でしたが、悪魔のような微笑を浮かべた表情が垣間見えたのでした。
でも、次に見たTさんは相変わらず温厚そうな微笑を浮かべ、変わった所と言えば、頭から水を浴びたように汗びっしょりになっていたのでした。
その後もいろいろあったのですが、Tさんの初めの約束どおり最後の一線はおろか、結局、Tさん自身は少しも気持ちいい思いはしなかったのです。
まっ、間接的にはどうか分かりませんが…。