はじめまして、私…佳織っていいます。去年、短大を卒業して某機械メーカーに勤めるOLです。
いつも、ここのコーナーを楽しく拝見してましたが、きょうは私の体験談をお話します。
余り国語力がないので、読みづらいかもしれませんが、我慢強く最後まで読んでやって下さい(ペコリ)。
このサイトをある偶然から見付けたのですが、それぞれのコーナーはそれなりに興味深く読んでいました。
でも、中でもこの『マッサージで感じちゃった私達』の投稿に強い関心を覚えてしまいました。
ひとつは、私がひどい肩こりと腰痛の持ち主だという理由と、(中にはモロに男性の投稿と思われる文章もありましたが)同じ女性の赤裸々な体験談にいつの間にか感情移入してしまった事も大きな理由でしょう。
そして、ある投稿に興味を持ってしまいました。
中には読んだ方もいらっしゃるかもしれませんが、投稿者は《チー坊》と呼ばれている、私と同じOLの方でした。
文章も上手で表現もとても豊富でしたが、特に気に入ったのはそこに登場するユニークな人々でした。
そして、その登場人物のひとりが私がこれからお話するTさんって方です。
《チー坊》さんの投稿の内容はここでは書きませんが、興味があったら探してみて下さい。
その投稿を読み終えて何故か心に深く残り、それでも、見も知らない人にメールするのは気が引けていました。
それでも1週間もすると、いてもたっても居られずに《チー坊》さんにメールしてしまいました。
「あなたの投稿を楽しく拝見しました。よければ、メル友になってくれませんか?」って内容だったと思います。
まぁ~、返事はアテにはしてなかったのですが、翌日には「こちらこそ、よろしくネ。」という嬉しいメールが届いてました。
その後、《チー坊》さんとは気のいいおねぇーさんのような感じでメールが続いてました。
ある日のメール「Tさんに興味があったら紹介してあげようか?最初はメールから始めて、自分で納得したら会ってみたらいいんじゃない。」って言ってくれました。
その頃の私は慣れない仕事のためか、肩こり・腰痛がとてもひどくなっていて、《チー坊》さんの好意がとても嬉しかったです。
もっと後に書くと思いますが、ほんの少し違った興味があったのも事実です。
メールはTさんの方から送ってくれました。
年齢(30代後半)の割りにはとても少年っぽい文章を書く人だなぁ~って思いが第一印象でした。っと言っても、悪い意味ではないのです。
親しみ易くって、ユーモアたっぷりの文章に私は自分の部屋でひとりで笑い転げてしまう事も度々でした。
Tさんから来るメールが私の毎日の楽しみになってしまい、何かの理由でメールが来ない時にはとても寂しい思いまでするようになってしまいました。
そのメールが始まって1ヶ月ぐらい過ぎた頃でしょうか、私の体調(肩こり・腰痛)も悪く、その頃付き合ってた彼氏と些細なケンカもした事もあって、無性にTさんと会いたくなってしまいました。
その時はただ会って話すだけ、自分の話を直接に話したら少しは気が軽くなるかもしれないっていう思いからでした。
そして、私の方から「逢いたい。」事を伝えました。
Tさんは快く応じてくれて、ある場所で待ち合わせをしました。
そして、現れたTさんは身長は180ぐらいでしょうか、スーツに包まれた身は本人が気にするような、ダイエットが必要なふうには見えませんでした。寧ろ、ほっそりとしているように見えました。
私は身長が160あるのですが、並んで話しをする時には身体を少し屈んで顔を近付けてくれました。
周りの人は私たちを見てどう思ったでしょう。親子ではTさんは若々し過ぎ、会社の上司と部下では親し過ぎ、兄妹ではお互いに気を使い過ぎてたように思います。
っと言って、恋人どうしと言うにはふたりの世界が違い過ぎるでしょう。
まっ、そんな不思議なカップルは喫茶店で話をする事になりました。
会うまでは少し暗かった私ですが、Tさんの巧みな話術に翻弄され、ある時はお腹を抱えて笑い転げ、またある時は真剣な眼差しで私の話を聞いてくれるTさんの瞳に吸い込まれる思いでした。
初対面にも拘わらず、話上手・聞き上手のTさんに私の心内を話しても少しも違和感がありませんでした。
途中、トイレに立ったのですが、戻って来て座る時に一瞬腰痛に顔をしかめたのをTさんは見逃さなかったのです。
それから、私の体調の話になり、「簡単なマッサージをしてあげよう。」って事で喫茶店を出ました。
Tさんが何処を目指すのかは分かっていましたが、私は何の不審感も持ってません。
私には彼氏が、Tさんには奥さんが居る事を打ち明け合ってあり、私が望まない限り最後の一線は絶対に越えないって約束を信じたからでした。
唯一、昼日中にホテルに入る事に抵抗を感じましたが、Tさんの何気ない気遣いにそれ程恥ずかしい思いもしないで部屋に入る事が出来ました。
途中コンビニで買ったチューハイで乾杯をし、早速マッサージの開始です。
上着を脱ぐと下はピンクのタンクトップになります。
実は、これは私の勝負服なのです。っと言っても、Tさんと深い関係になろうって思いじゃなく、少しでもTさんに可愛く見えたらいいなって気持ちからでした。
部屋には大きな円形ベットと簡易なダイニングセットがありました。
私たちは長椅子のソファーに並んで座り、私が少し背中をTさんに向けるようにしました。
素肌の肩にTさんの指の感触は少しこそばゆく、それでいて、何とも言えない安らぎを与えてくれます。
Tさんは特に按摩などを習った事はなく、大学時代に体育会系の部活で散々先輩にマッサージをさせられただけだと言ってました。
私は15分ぐらいのショートマッサージの経験はありましたが、あの機械的な慌しいだけのものとは全然違っているように感じました。
指圧と揉む行為を交互にって感じでしてくれるのですが、時間を気にする事もないし、そして何よりその時の私はTさんに全幅の信頼を寄せていました。
肩から二の腕へと場所が移動する頃には、ずっと私を悩ましていた首の付け根に重く圧し掛かる鈍痛も嘘のように無くなっていました。
その間もTさんとの会話はずっと続いているのですが、それがまるで催眠術か寝物語りのように私を夢の世界へと導くのでした。
どのぐらい夢と現実とを行き来したでしょうか、Tさんに促されるまま、私はベットにうつ伏せで横たわりました。
その日は少し短かめのスカートでしたが、まるで夢遊病患者の私には何の警戒心も羞恥心もありません。
もう一度肩を簡単に揉みほぐすと、今度は背中の筋を指圧を中心に施してくれます。
親指と人差し指をコリ具合に応じて交互にしてくれると、ベットがまるでドロ沼になったように身体が沈み込むようにまた夢の世界へと誘われます。
抵抗すればするほど、Tさんの指の感触だけが現実との掛け橋として残っているようです。
現実とは違う夢の中で、Tさんの私の身体にあたる指だけが際立って感じられるのです。
腰の辺りは入念にやってくれます。
タンクトップの裾を意図してめくったのでしょうか、腰にもTさんの指が直接あたっています。
腰の辺りを別に暖めたように少し熱を帯びたように感じられ、刺すような痛みから間遠くなった気がします。
Tさんの声が遠い所から聞こえて来ます。
「同じ場所を長時間やってはいけない。」って内容の事を言っているようでした。
腰から指の感触がなくなると、意識の何処かに次は何処をマッサージするのだろうって半ば期待してましたが、案に反して、次に触れられたのは足の甲と裏でした。
そう言えば、Tさんとのメールで足には数多くのツボが存在しているのだと書いてあったような…。
今回も今までのように、心地よいマッサージだと思っていたのですが、これも案に反して、強烈な刺激が私を襲うのです。
Tさんが言うには痛く感じるツボは内臓とか何処か具合の悪い所、ここは胃、ここは腎臓…なんて説明してくれるのですが、私はそこから与えられる強烈な刺激に身を捩ってました。
恐らく、スカートはめくれてとてもヒドい格好になっていたでしょう。
後から考えると、Tさんも結構面白がってやっていたきらいがあるようでした。
私が「もうダメ。」って訴えると、「佳織は悪い所が沢山あるんだなぁ~。」って笑いながら止めてくれました。
ぐったりしている私を無視するようにマッサージは続きます。
アキレス腱から始まってふくらはぎやら太股を…。
スカートを直す気力がなかったのと、一度見られたものはしょうがないって気持ちが一種の開き直りのような感覚になっていたようです。
確かに肩や腰のマッサージのように心地よいのですが、脚へのマッサージはそれに加わるものがあるのです。
それは性的な気持ち良さだったのです。
顔を伏せているので、Tさんには私の表情の変化が分からないでしょうが、きっと顔は赤くなっていたでしょう。
それに気付いたのかどうかは分かりませんが、Tさん自身のマッサージにも少し変化があるのです。
揉む・指圧するよりも擦る動きが多くなったように思えます。
私の脚をなめらかに滑る指の表面が何とも言えない気持ち良さを私の身体の奥へと伝えて来ます。
繰り返される行為に動悸があらくなり、私の恥ずかしい所は体温とは違った熱を帯びたようです。
鼻だけで呼吸出来ずに口を半開きにして息をしていたのですが、脚の付け根に偶然(?)触った瞬間、「ああ…っ」って声を出してしまいました。
Tさんに聞かれたかどうか気になりましたが、そこに一回だけ触れただけで、何事もなかったように再び脚全体へのマッサージが続きます。
その時の私は気になってしょうがなかった事がありました。
きょうのパンツは水色の薄手のものだったので、心ならず、私の奥から溢れ出たものがパンツを濡らしてはないだろうか…って。
それを考えると、いけないと思ってるのに、ますます気持ち良さが増すのです。
身体全体が性感帯になったように、Tさんのマッサージが意図的な愛撫のように感じられるのです。
こうなると、必死で耐えていた声が数多く洩れてしまいます。
発した声が新たな快感を呼び起こし、快感がまた新たな喘ぎ声になるように…。