普通の、というよりグレー店を利用したことがあります。
そっち系とうたってはいないけれど、男性セラピストでアロマという時点でお察し、みたいなところ。
ちなみに、そういうお店でも本当に健全なところは多いです。
そっちの展開になっても大体のお店には一度か二度しか行かないのですが、唯一たまにリピートしているところのセラピストは、正直言ってイケメンではありません。
どちらかというと気持ち悪い感じ。
でも技術の相性が良いのか、そこが一番気持ちがゆったりして、つい受け入れてしまうのです。
付き合う相手としてはあり得ない、と言ったら本当に失礼なのですが、見た目じゃわからないところもあります。
最初の時はさすがにほぼ健全、でも時々際どいところをするっと指が抜ける感じ。向こうも警戒すると思います。
こちらが嫌がらず、ついピクッと反応してしまったりしていると、段々大胆になって、でももちろん、肝心なところには決して触りません。
でもわたしはお尻周りとかすごく弱くて、その辺を普通にマッサージされているだけでも、すぐ身体をヒクつかせてしまうのです。
じっくりと時間をかけて焦らされるみたいにほぐされているうちに、想像も手伝ってどんどん身体がそっちのモードに入ってしまいます。
紙ショーツなので、後ろから見ればそこがどうなっているのかはっきりわかったと思います。
それが恥ずかしくて余計に変になってしまいます。
薄い紙一枚の中はもうどろどろに熱くなって、一番敏感なところが膨らんで充血しているのが自分でもわかりましたl
うつ伏せが終わって仰向けになると、顔にタオルをかけられた状態でデコルテまわりをマッサージされました。
もちろん、胸にはタオルがかけてあって、その上あたりの筋肉をほぐすだけです。
でもちょっとだけ柔らかいところも指が抜けて、もう十分に変なモードに入れられてしまっているわたしは、そのたびに頭の中でイメージしてしまいます。
その指があと数センチ下に伸びて、もうかちかちに固く大きくなったところに触れられたら。
想像と実際の指の動きで、どんどんおかしくなっていきます。
ぎりぎりを通るたびに声が漏れそうで、ぐっと我慢していました。
二時間のコースが終了して、最後に「無料で三十分延長できますが、どうしますか」と聞かれました。
恥ずかしいけど「お願いします」としか言えませんでした。
「デコルテコースでよろしいですか」と聞かれて、え、デコルテなら今やったけど、と思いつつ「お願いします」と返事しました。
すると今まで触れていたところから指が数センチだけ奥に入り、つんと固くなって待っていたところを通り抜けたのです。
その瞬間、今まで堪えていた声が「ああっ」と漏れてしまいました。
それからはもう、胸周りを集中してほぐされていきます。
一度出てしまった声も止まりません。
二時間のマッサージで焦らされていたせいでしょうか。信じられないくらい感じてしまいます。
施術台の上で身体をくねらせて、もう胸だけで最後までイッてしまうのではないか、と思ったところで、彼の指が一番敏感なところに紙ショーツ越しに触れました。
二三秒で頭が真っ白になりました。
そこからはもう遠慮もなく、オイルと別の液体でぐちゃぐちゃになったところを指が這い回ります。
両方の乳首とあそこを一度に触られて、どうされているのかと思うと、オイルでぬるぬるになった前腕で両方の乳首を巧みに転がしながら、もう片方の手で充血したところを弄んでいるのです。
三十分の延長ですし、その時間も使い切っていないと思いますが、経験したことのないほど続けざまにおかしくされました。
いつの間にか紙ショーツも脱がせられて、一番敏感なところを擦り上げられ、気がつくと自分から「中も、中もお願い」と叫んでいました。
顔を見た時は「ありえない」とか思っていた相手に。
中をかき回されて、そうしながら外も胸も刺激されて、溜まっていたものを全部吐き出すみたいに狂わされて、終わった時には抜け殻みたいになっていました。
ずっと礼儀正しかった彼が、最後の方で「何回イッてんだよ」と吐き捨てるように言ったのが忘れられません。